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語源が身につくラジオheldio。 英語史をお茶の間にをもとに、英語の歴史の面白さを伝え、 裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は5月18日木曜日です。 いかがお過ごしでしょうか。
東京もですね、暑い日々が続いています。 季節外れの30度越えということなんですけれども、皆さんの地域ではいかがでしょうか。
だいぶ夏が近づいてきました。 さてお届けする話題は、
比較言語学と対照言語学は何がどう違うの? 藤原くんとの対談です。
何度目かになりますけれども、藤原文也さんとの対談ということになります。 本編聞いていただければわかると思うんですが、最初はですね、景気よく乾杯から始まっています。
おはようではあるんですけれども、実際に収録しているのは夜でして、実はですね、YouTube、井上ホッタのYouTubeチャンネルに藤原くんをゲストとして招いての飲み会の回ですね。
これを撮り終わった直後に、実はこのボイシーも撮っているという、まあそんな流れということでお許しいただければと思うんですけれども、
なかなかに正当な話題で2人で語っています。 比較言語学と対照言語学、これ本当によく勘違いされやすいので、私も断るごとにですね、これ説明するんですが、
一度このボイシーで撮っておこうということになった次第です。 ぜひですね、合わせてYouTubeチャンネルの方も見ていただければと思うんですね。
昨日の夜アップされました、そちらですね、エンディングチャプターの方にリンクを貼っております。 そちらもご覧いただければと思います。
では今日もどうぞよろしくお願いいたします。
おーいい音ですね。乾杯!
はい、おはようございます。飲んどいてね。
はい、今日ですね、ゲストとしてお迎えしたのは、もう何度目かになりますね、藤原文也さんです。よろしくお願いします。
藤原くん、こないだもですね、何回か出ていただきまして、いろいろにぎやかな回とか、あと1対1での対談ではコンサンプションの話で、あれ結構皆さんに好評で受けていただきまして、
確かにね、P、疑問に思ったこともなかった、みたいな声もありましたし、
その後、まさにあのと一緒の語源バトルとか、あの回も皆さんに楽しんでいただいて、ルールをたくさん出していただきまして、これから整備して、
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これまた第2回?
ゲームとして確認しております。
一番ね、ドボンに近かったのは藤原くん。
次回は頑張りたいと思います。
ダウトみたいなね、叫び声とかいろいろ出て、なんですが、今日はカシャって乾杯はしたんですけど、割と真面目な話をちゃんとしようかと思っていまして、
まずですね、昨日の夜なんですけれども、井上ホッタのYouTubeに藤原くんに出演いただいてるんですよね。
そうですね、出させていただきました。
これから数週間にわたって出ていただくということで、昨日の話は本当に4回ぐらい続くものの第1回なので、
イントロ的に藤原くんがどういう関心を持って研究しているのかということで、このVOICEでも発音の話、コンサンプションやりましたし、
あと比較言語学というような分野で研究しているということなんですが、これ、そもそもこれからリスナーの皆さんにも藤原くんの応援というか、
たくさんこれから出てくれると思いますので、あれなんですけど、その分野、比較言語学って何っていうところを、昨日のYouTubeでもちらっと話してるんですけれども、もう少し丁寧に聞きたいなということで、
これ私も経験上、いろんな方に、学生も含めて、比較対象って言葉が日本語にあるので、比較して対象の性は照らすですよね。反対の対に照らすで、比較対象って言葉あるんですが、実は言語学の解文文として2つ似て非なる学問分野があって、比較言語学っていうのと対象言語学。
何かの2つの言語、あるいは2つ以上の言語をどっちにしろ比べるんだろうなっていうことは、皆さんもこの用語から分かると思うんですが、これ実は似て非なるものなんですよね。
そうですね。用語もややこしいですよね。
これは勘違いされやすくて、英語で言いますと比較の方は、comparisonっていうのが比較なんで、comparative linguisticsと言ってますよね。対象の方は何でしたっけ?
contrastive linguistics
コントラストですかね。コントラスティブ・リングイスティックスということで、このまず、用語でどういうイメージを持たれるかわからないんですけど、コンパラティブってやっぱり似てるものを比較するというか、類似点を探そうとするみたいな色彩が強いですかね。
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それに対して対象はどっちかというと違うところっていう大まかなニュアンスがあると思うんですけれども、これなかなか何がどう違うかっていうのが一般に知られてない。だいぶ違うんですよ。だいぶ違うんですが、今日は対談を通じてこの辺は明らかにしたいと思うんですけれども、
まず多分多くの方が思うのは英語学習している日本語母語話者が多いと思うので、日英の比較対象ってすごくよくある話じゃないですか。文法でも語彙でも文化論でもそうですけれども、これは比較言語学対象言語学で言うとどっちなんですか?
この場合は対象言語学の方の分野にある。日英を比較するという言い方をしても、これは対象言語学の分野になるわけですか。そうなんですよ。なるほど。例えばどういうことを扱うんですか。日英対象言語学ですか。
例えばだと、英語と日本語の発音の違い。LとRとかああいうのも。なるほどね。あとは文法の違いみたいなところもありますよね。ありますね。語彙の違いとか、いわゆる日本語母語話者が英語を学習するときに気をつけなければいけないポイントとか、母語の日本語の発想で考えてはいけませんよみたいな、
指摘って結構いろんな英語学習の信頼書にあるじゃないですか。あれなんかは割と対象言語学的って感じですか。そっちの方面の研究になりますよね。なるほどね。その対象言語学の中でも、ある種応用というか学習のためのというような色彩が割と強いですか。教育の方に触れているというか。実用的な側面をフィッシャーシングなものですね。
ただ対象言語学っていうのも、言語学の中では結構順前たる分野としてもあるわけですよね。ありますね。それってその日英の今の学習用、教育用とか実用とは違う方向性もあるってことですか。
そうですね。やっぱりその、まあ皆さん英語を勉強されている日本語和尚の方が多いと思うんですけど、やっぱり日本語と英語って全然違う言語の特徴が。なのでやっぱりそういう違う言語、全然特徴が異なった言語を比べていくことによって、言語一般の性質であったりとか、言語の本質みたいなところに迫りたいっていうのがやっぱり対象言語学の本来のやりたいこと。
ああ、なるほど。
むしろなんか日本語と英語ぐらい違う言語を比べることで、比較対象することで、人間の言語ってここまであり得るのか、生き得るのかとか、むしろ違う反対方向を向いたような言語の方が人間言語の幅みたいの、限界みたいのを知るには役に立ったりしますよね。
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その中から、違いにももちろん注目するんですけれども、違うように見えて同じところがあったりとか、そういうところも含めて、いわゆるユニバーサルっていうんですか、言語普遍性的な特徴をつかまえたり、どこまで違いうるのかとか、結局言語全体の特徴、性質を明らかにするのに、
かえって一見すると違いそうな2つの言語とか3つ以上の言語を比べるって意味があるのかもしれないですよね。
そうですね。
なるほど。その中で、例えば日英語を比較した場合に、こういうところが違うんだよみたいな点が出ると、ここは同じだよとかあると、教育上というか実用上も便利に使える知識になると。
そうですね。我々も知っておくと結構使いやすいので。
応用的な使い方もできるっていうことが、この辺が対象言語学っていうことですかね。
そうですね。
問題は、藤原くんが先行している比較言語学って、これ何がどう違うんですか、今の対象言語学と。
じゃあ、言葉だけ見ると同じなんじゃないのかっていうふうに。
比較と対象ね。
違われるかもしれないけど、やっぱりその対象言語学っていうのは先ほども言ったように全然違う言語っていうのを比べるんですけど、比較言語学っていうのは、例えば英語とフランス語、ラテン語、ギリシャ語とか、そういうふうな同じ、この言語だとインドヨーロッパ語族っていう、
語族っていう一つの同じ祖先の言語から派生していった、言ってしまえば家族のようなものですよね。
その言語たちを比べていくことで、その共通の特徴っていうのを見つけ出して、その元をあった祖先の言語、祖語っていう言い方をするんですが、その祖語にたどり着きたいっていうのが。
そうすると、じゃあある意味もともと似てる言語というか、言ってしまえば方言、方言みたいな、もともと近いよってはっきりと分かっているものを比べて、その祖先の形を復元するとか、そんな感じなんですかね。
そうですね。そういう感じ。
だいぶ確かに方向性は違いますね。日英語は絶対違うってはもう明らかに、語族も関与するわけがないっていうのはあえて比べるっていうところにポイントがあると。比較言語学はむしろ逆。
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似たもの同士を比べてみるっていうところですね。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
藤原くん、今日非常に有益な話だったと思う。ありがとうございました。
比較言語学と対象言語学、本当にこれ間違えられやすくて、なので皆さんが思う日英比較ってすごくよくあると思うんですが、これは対象の方だっていうことですね。
そうですね。分野で言うと対象言語学。
こっちの方が多分短いというか、何らかの関係が皆さんにあるんだとしたらこっちの方が関係あることが多いですからね。
多分そうですよね。短いですよね。
一方で比較言語学はドイツ語と英語の関係とか、ラテン語とギリシャ語とロシア語の関係とか、そういうことなので、リスナーの皆さんには比較的遠同意かなという方は多いかなと。
大変ですよね。
こっちの方が言語学っぽいというか、アカデミックっぽい感じは確かにしますかね。
そうですね。
先ほど、もともと似ている、親縁関係とか類縁関係にある、いわば方言と言っていいものを比べて、その祖語を再建するというか、どういう形だったかっていうのを想定するみたいな話だったんですが、
インドヨーロッパ語族みたいな。実は順番的には逆ですよね。いろいろ似てるから多分関係あるだろうなというのを持ってきて調べて、したら本当に関係があったんだみたいなことがあって、インドヨーロッパ語族みたいなラベルを貼ってっていう、一応そういう順番なんですかね。
どっちかというとそうですね。やっぱりインドの方のサンスクリットっていう言葉がヨーロッパの言語と似てるので、じゃあこれは同じものなんじゃないのかみたいな発見があり、そこからいろいろ調べていって、一つの家族、グループだっていう。
最初から同じだったと分かっているわけでは、特にそのサンスクリット語なんかはね。ヨーロッパの言語同士は言ってもね、やっぱり似てるから関係あるでしょっていう感覚は昔からあったんですけどね。
そういったものと、あと一見すると絶対違うでしょっていうものを持ってきて、比べていったら祖先一緒だったみたいなのが分かるっていう、この辺のダイナミックなところが比較言語学ですかね。最終的に同じ仲間になるっていうことを目指してというか、そういうものを相手にするのが比較言語学で、対照言語学はそういう祖先云々っていうのは全く度外視ですかね。
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そうね。
全く。比べてみる。比べてみた結果、こういう同じところがあったり違うところがあって、これ人間の言語っていろいろバリエーションありますねとか、あれは異なっているのに、やっぱりユニバーサルと同じところがあるんですねみたいな関心が対照のほうが、対照言語。
対照だとやっぱりその同じ時代の言語の比べる。
競技的なという感じですかね。比較言語学は祖先とか言ってるわけですから、どうしても通じ的というか歴史的な関心になる。ここは角度が違うってことですね。はっきりとね。
見方が。
見方が違うってことですね。名前がいかんせん似てるんで、似てるっていうか、比較と対照って何がどう違うのかって分かんないじゃないですか。比較対照って普通言うんだよ、我々。
日本人だと同じものに見えますよね。
見えるんですよね。ここははっきりさせておきたいなと思いまして、今日、ジャラ君とお話できて。だから良かったですね。まあまあ10分でスパッといけたんじゃないですかね。
意外にちゃんと説明ができました。
YouTubeも昨日オープンということで、水曜日の回は向こう数週間続くということで、これも記念してということで、最後に乾杯で。また。乾杯!