【再】#660. 「法言語学」 (forensic linguistics) と
2026-05-11 17:41

【再】#660. 「法言語学」 (forensic linguistics) と

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に
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本日は3月22日、水曜日です。 いかがお過ごしでしょうか。
本日お届けする話題は、【法言語学】とは、です。 どうぞよろしくお願いいたします。
本題に入る前に、今日は雑談っぽいことをですね、 何点かお話ししたいと思うんですね。
お忙しい方はですね、ぜひスキップしていただければと思うんですけれども、 まず1点目ですね。
昨日初めて、Voicyの有料放送ということでですね、試してみました。 昨日の通常の配信会ですね、6時にお届けしている毎日の放送会ですけれども、
そこで659回として、伝えたいことを聞き手に伝えるための語句位4点としてお話ししました。 そしてそのいわば続編という形でですね、
昨日のお昼に有料放送をお届けしました。 伝えたいことのある話し手が習得すべき語句位4点ということで、
前者は聞き手が誰かの話を聞くときに何が重要だと思って聞いているかという順位づけ、ランキングみたいなものをお話しして、
後者では、ではそれを受けて話し手は何をどういう順序で訓練していくべきかみたいなものを、 私自身の経験と理屈からですね、
お話ししたということで、ぜひですね関心がある方は、 合わせて聞いていただければと思います。という新しい試みをした一方でですね、
WBCやってくれましたということで、もう昨日の午前中はですね、 ドキドキしながら、もうハラハラしながら試合を見て最後にはもう痺れるという感じで、
その午後も使い物にならない感じになっていたんですが、そんなことでですね、今日も同じ感じになるのかなと期待しています。
3点目、そんな痺れた状態で昨日ですね、ヒソプラという研究会がオンラインだったんですけれども、午後からありました。
この学会はまだ新しい学会でですね、ヒソプラのところがヒストリカルですね、ソがですね、ソーシャリングウィスティックス、社会言語学ということなんですね、そしてプラっていうのがプラグマティックス、
語用論ということで、全体として歴史社会言語学であるとか、歴史語用論に関心を持つ人々が集まってくる研究会ということで、この手のものとしては日本で唯一のものですね。
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扱う言語はそれぞれです。私は英語ですけれども、昨日の発表では日本語のものが多かったですし、ドイツ語ともありました。他の言語もあったんですが、
そこで最後のシンポジウムでは私もチラッと参加させていただいたんですが、AIと言語学というようなですね、非常にタイムリーな話題で盛り上がりかけたところで、いいところで時間が終わったんですけれども、この問題、これから考えていかなければいけないだろうなという気がしています。
このVoicyでもおそらくですね、取り上げる機会が多くなるのではないかと思います。AI、人工知能と言葉はもちろん言葉の学である言語学のようなところもですね、そしてもちろん英語史というズバリの話もですね、これからすることになるだろうなという予感がします。
最後に4点目です。今日の本題、方言語学と関連するんですけれども、今日水曜日なので午後6時に稲上一平先生と私とで運営しています。稲上一平、堀田隆一の英語学、言語学チャンネル、YouTubeの新作動画が公開されることになります。
水曜日は飲み会会ということですね。飲み好きが集まってガヤガヤと話しているそんなYouTubeですので飲み会の会というのがありまして、今回はですね、からあの無効数週間にわたって水曜日はですね、稲上一平先生の文科生ということでですね、目次郎大学外国語学部英米語学科の先生ですけれども、五所麻美さんに登場いただいているんですけれども、
私も五所さんはですね、学生時代から知っているんですけれども、ご専門が今日取り上げる方言語学なんです。逆に言いますと、この収録をして、方言語学についてご意思示でまだ喋っていない、喋ろうといったそんな順番なんですけれどもね。
ですので、今日のこれからの本編、方言語学についての入門の入門という形のお話をしますので、それを聞いた上でですね、今晩、そして無効数週間続きます。だんだんとですね、2、3週後の方が方言語学の本丸に入っていきます。
多分、今日の夕方の回はですね、そんなディープに入り込んでいないと思うんですけれども、この法律の法です、方言語学というのを今日はですね、知っておいていただきたいという趣旨で、これから本編に入りたいと思います。
ということで、雑談タイムでした。今日の本題は、方言語学、Forensic Linguisticsとは、ということで、言語学の一つのブランチですね、一つの分野ですけれども、とりわけ応用言語学と呼ばれている領域のその中の一つの領域ということになりますけれども、
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法律の法、言語学、方言語学という分野があるんですね。これ、皆さん聞いたことありますでしょうかね。英語ではForensicとかForensicと濁ることもあるんですが、Linguisticsということになります。このForensicっていうのがわかりにくいんではないかなと思うんですね。
日本語でも、方言語学というのがいい役かどうかは、ちょっと微妙なところがありますね。犯罪言語学とか法廷言語学とか、あるいは法と言語みたいにゆるく捉えた方がいいのかなと思ったりもするんですけれども、今日はこの方言語学という分野がどういう話題を扱うのか紹介したいと思うんですね。
私自身はこれの専門家でも全くなくてですね、本当にその存在を過労死で知っているくらいのものですので、紹介以上のことはできないんですけれども、なかなか魅力的なと言いますか、面白い領域なんですよ。このForensicっていうのがちょっとわかりにくいので、この番組の趣旨に沿ってですね、語源から考えてみたいと思います。
Forensic、英和辞典を引きますと、犯罪学のとか法廷のとか弁論のといった、そんな意味合いですよね。
Forensic evidenceというと、法科学的証拠みたいな意味になりますし、Forensicabilityというと、弁護士としての法廷弁論の才能、能力みたいな意味にもなります。
Forensic termsといえば法廷用語ということになりますね。このような流れを受けてForensic linguistics、これが一応のところ法言語学と訳されることがあるわけなんですけれども、これはですね、言語学の知見を利用して法廷での弁論であるとか犯罪の科学捜査に貢献するといった、
そういった言語学の応用的な使い方と考えていただいていいと思うんですね。今なお問題となっていますが、例えば袴田事件ではですね、シャツの結婚がですね、どういうふうに色が味噌漬けにするとですね、変色するのかみたいな話がありますよね。
あれはForensic chemistry、いわゆる法廷に関する化学、化学のほうですね、法科学というエリアにおそらくなるんだと思うんですよ。そんな感じで各分野がですね、法廷での証拠の評価に関していろんな学問が貢献し得るわけですよ。
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その一つに言語学というのもあまり頻繁ではありませんが関係することがある。そんな場合にこの応用科学としてのForensic linguistics、言語学が持ち出されることがあるということなんですね。
例えばですね、事例としては、ある犯罪の犯人が電話に声を残している。ある容疑者が浮上し、その人の声や発音とそのテープレコーダーに残されている声、発音というものがこれ一致するかどうかというときに音声学の知見が役に立つわけですよ。
方言学なんかもその点では役に立ちますね。ある方言特徴と容疑者の話している方言とが一致するかしないかみたいなところですね。語彙に関する統計であるとか文体に関する統計というのも容疑者が本当にその犯人なのかどうかという判定にですね、使われるということがあり得るということです。
というのは、人が普段使う語彙っていうのはある程度決まっているんですね。よく使う語彙とあまり使わない語彙みたいなものを軽量的に調べると、ある程度その人の指紋ならぬ声紋ならぬ語彙というんですかね、語彙の特徴っていうのが浮き彫りになる。
それと証拠として残されている文章であるとか、やはり音声でもいいんですけれども、そこに表されている語彙の統計値というものが似通っているのか離れすぎているのかというような判定ですね。
これによって断定するっていうことはできないんですけれども、一つの言語的証拠を提供することになるといった、そのような言語学の使い方ですね。これはフォレンシックリングウィスティックスと言っているわけです。
語源から始まると言っておきながら、語源まだでしたね。これ実はですね、フォーラムと関係しているんです。
KO英語誌フォーラム、KERFというのもフォーラム入ってますが、あるいは公開討論の場というのが本来の意味ですね。
ラテン語のフォルムに由来します。これはさらに遡ると、どうもですね、定かではないんですが、英語語根のドアを意味するドゥフェルに遡るのではないかとも言われています。
ドアです。扉です。家の扉から出た外側ぐらいの意味なんですね。家の外にある公共の場ぐらいの意味で使われたのがフォーラムなんです。ですので、公共の場とかそこから発展して裁判、法廷ということになるわけですね。パブリックプレイスですから。
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他に関連語としてはフォーリン、フォーリンっていうのは外国のっていうことですが、つまり家の外側、扉の向こう側ぐらいなものが原理なんですね。それからフォレスト、森です。これも当然家の外にある屋外にある敷地というぐらいの意味でフォレスト、森が始まったというふうに語源的には説明できるんですけれども、このフォーラムなんですね。
ですので法廷のという意味になっていくっていうことはこれでわかるかと思うんですね。直接犯罪とか法というよりは、いわば法廷という場がベースになっている単語、形容詞というふうに考えると法廷の場でいかに言語学が応用できるか、貢献できるかということでフォレンシックリングイスティックスということになりますね。
英語の世界でこの法延語学が利用されて一つの社会的な事件とか問題となった有名な事例ですね。これをご紹介したいんですが、10ラリントンプレイスと呼ばれている場所というか事件名なんですけれども、
1950年にロンドンでティモシー・エヴァンスという人はですね、自分の妻と子供を殺したという過度で死刑になっているんですね。公主権になっています。
ところが、その後の捜査で別の容疑者がですね、現れ、ジョン・クリスティという人ですが、この人が真犯人だということになり、この人も公主権になったんですが、先に公主権となったティモシー・エヴァンスは、つまり真犯人ではないってことになったので、死後ではありますが、
無罪確定が1966年になされたっていうことなんですね。これは冤罪ということで、社会問題になったわけですね。その決め手ですね、これは法言語学が関わっているんです。
エヴァンスは警察に対して自主した、自白したっていうことになっていて、その自白内容の文章が残されてるんですね。ただ、この自白っていうのは口で、口頭で行った自白で、エヴァンスは字が書けなかったので、警察側が筆記するわけですよ。口頭を筆記するわけですね。その文章が残っているっていうことなんです。
ところが、この文章にですね、エヴァンスはおそらく使わないだろうという単語ですね、普段使ったわけはないというような単語が一定の頻度で使われていたりするっていうことです。つまりこれは正確な口述筆記ではないということになるわけですね。
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エヴァンス自身も後にこんなことは言っていないというふうにですね、この箇所は間違いだということを主張するわけなんですが、エヴァンスがこれは言ったという部分とこれは言っていないという部分をきれいに仕分けして、そこでエヴァンスの語彙と照らし合わせるという語彙統計に基づいた調査を行ったんですね。
その結果、エヴァンスの自白とされるものの一部は本物ではないと。そんな結論になったという事件です。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
方言語学、フォレンシックリングイスティックス。なかなか馴染みの少ない単語、用語ではないかと思いますが、言語学というのも広いものでですね、このような応用的な分野があるということを押さえておいていただければと思います。
改めまして、今日水曜日ですので午後6時にアップされます井上一平先生と私がやっているYouTubeチャンネルで、この方言語学を専門として研究している五松麻美さんが現れます。
今日のこのヘルディオ放送を聞いた後でYouTubeチャンネルの方も見ていただければ、少なくとも向こう2、3週間ぐらいはより楽しめることになるのではないかと思います。
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それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように。
ほったりうちがお届けしました。また明日。
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