【再】#661. book と beech --- 本とブナの関係は?
2026-05-12 21:58

【再】#661. book と beech --- 本とブナの関係は?

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に
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の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。 本日は、3月23日木曜日です。いかがお過ごしでしょうか?
本日お届けする話題は、【bookと beech- 本とブナの関係は?】です。 どうぞよろしくお願いいたします。
本編に入る前に、雑談コーナーということで、直接本題とは関係ないかもしれないという話をしたいと思うんですけれども、3点ほどあります。
1点目はですね、まずWBC日本、おめでとうございます!
これはですね、一昨日の準決勝、これ痺れましたね。そして昨日決勝、もう最後までハラハラドキドキっていうことで痺れました。
なのでこの2日間ですね、痺れすぎて、ほとんど使い物になりませんでした、私は。仕事にならないという感じでですね。
今日からまたシャキッといきたいと思うんですが、とにかく気持ち良い勝ち方で優勝したということで、サムライジャパンおめでとうございます!ということですね。
2点目はですね、昨日の放送なんですけれども、
この話題をお届けしました。
昨日のタイミングでこの放送をお話をしたというのはですね、
同じく昨日の夜なんですけれども、6時に公開されました。
井上一平、堀田隆一の英語学、言語学チャンネルにて、方言語学の分野で研究されている五所マミさんがですね、登場しています。
その前振りとして、このボイシーのヘルディオでもですね、方言語学とは何かということをお話ししたんですけれども、
このYouTubeチャンネルへのリンクもですね、このチャプターに貼り付けておきますので、
リスナーの皆さんにおかれましては、ぜひ視聴していただければと思います。
昨日のこのアップされた最新回では、まだですね、方言語学の本丸にたどり着いてないということなんですが、
無効数週間かけてYouTubeチャンネルにて、だんだん話が深まって、方言語学の話題になってきます。
特にですね、五所さんは商標、ブランド、あるいはトレードマークと言った方がわかりやすいかもしれませんけれども、これのご専門なんですね。
この商標っていうのはかなり面白い話題で、言語の体系の一部なのか、それとも外部の存在なのかという、固有名にも似てるんですけれどもね、固有名詞ですね。
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これと似た、なかなか言語学的に扱いが難しいと言いますか、中途半端な存在なんですよ。
で、あるがだけに面白い話題ということで、この分野のですね、専門家とか研究者あまりいませんので、なかなか貴重な機会になると思うんですね。
私も話をしていまして、この分野はなかなか面白いなっていうふうに改めて思いまして、
これからですね、このヘルディオでも取り上げたりしていきたいなというような根担もありますので、ぜひですね、
昨日のこのヘルディオの放送で紹介した、方言語学フォレンシックリングイスティックスと合わせて、YouTube チャンネルのほうも注目していただければと思います。
3点目、最後なんですけれども、一昨日に659回として伝えたいことを聞き手に伝えるための極意4点ということでお話ししました。
そしてその一昨日のお昼にですね、初めての有料放送ということで、その続編というか応用編ということで、伝えたいことのある話し手が習得すべき極意4点という有料放送を初めて配信してみました。
これは本当にテスト的ということでですね、そもそもこの3月半ばにボイシーがこの有料放送のサービスというのを開始したということで、一回試してみようというつもりだったんですね。
ですので、今後どういうふうにですね、この有料放送みたいなものをこのヘルディオとして活用していくかいかないかというところも含めてですね、いろいろ私としても考えておりますし、それからリスナーさんからもですね、ご意見いただければというそんなつもりで試してみたという趣旨です。
もし関心がありましたら、そちらの方もですね、聞いてみていただき、そしてその上でコメント、期待なき意見いただければと思います。
この初めての有料放送はですね、最初ということもありますし、最低の設定金額ということで100円を指定してあるんですね。
どうやらですね、このアプリ、ボイシーのアプリで聞いている方はですね、この購入も手数料がかかってしまうようで、100円ではなくなるようなんです。
ただ、ウェブからの購入だとおそらく100円。パーソナリティとしてちょっとよくわかってないんですけども、初めてということもあり、いずれにせよアプリではなくてウェブから入っていただく方がお得ということは間違いなく言われていますので、ご関心のある方は是非ですね、ウェブから購入いただければと思います。
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ということで、雑談3点でした。今日の本題ですけれども、BookとBeach、本とブナの関係は?というお題でお話しします。
Book、これ本ですよね。Beachっていうのは浜辺の方のビーチではなくて、つまりB-E-A-C-Hのあっちのビーチではなくて、もう一つ同じ発音なんですけれども、B-E-E-C-H、B-E-E-C-Hと綴る単語があるんですね。
これはブナという植物の木の名前です。ブナカの植物ということでビーチっていうものがあるんですね。Bookとビーチの関係ということでお話ししたいと思うんですけれども、まずなぜこの話題を取り上げるのかということなんですけれども、
私のヘログ英語誌ブログの方で、昨日おとといの記事ですね、2日連続である本を紹介させていただきました。それはですね、高宮俊幸先生の書かれた本で、西洋書物史への扉という岩波新書がこの2月に出ました。先月ですよね。
高宮先生はですね、私の今所属しています慶応義塾大学文学部、英米文学専攻の教授でいらして、今は名誉教授ということなんですけれども、書物史がご専門なんですね。
さまざまな本をこれまでもお書きになられているんですけれども、岩波新書というですね、非常に手に取りやすい形で入門書としてまとめられたということで、それがですね、この2月に出ました。改めて西洋書物史への扉という本です。
それほど厚い本ではなくて、本当にですね、手軽に手に取って読める本ということでお勧めなんですけれども、ヘログの方ではおとといの記事ではですね、その本から話題をですね、取ってきましてお話ししました。
キリスト教の普及と冊子本という形態の発達、この相関関係についてお話ししました。冊子本というのは今の普通の本ですけれども、昔は関数本といっていわゆる巻物ですよね。
ロー、スクロール、ボリュームなどといろいろに言われますけれども、巻物だったわけです。それが今風の冊子体の本になっていく過程ということと、実はキリスト教の普及が関わっていると、そんな話題でブログの記事を書きました。
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そして昨日はですね、本に関係するPublishという動詞ですね、出版するこの語源についてもブログで書いていますので、そちらご覧いただければと思います。このチャプターにそのブログ記事へのURLを貼り付けておきますので、そちらから飛んでいただければと思います。
そして今日のこのVoicy Heldioでは、その第3弾ということになるんですけれども、高宮先生著、西洋書物誌への扉でも議論がなされています。
まずブックですね、書物誌ですからとにかくブックが大事なキーワードなんですけれども、このブックの語源は何というようなですね、議論が展開されています。それをこの今日の放送で引き取る形でですね、その本に書かれていること、プラスアルファということで関連する話題をお届けしたいと思います。
前置きが長くなったんですけれども、今日取り上げる単語はブックとビーチ、ブナなんですね。そもそもこれはどういう関係なのかということです。携帯的にどういう関係なのかっていうのが一方でありますね。もう一つは意味的にどう関係するのかということがあります。この順序で分けて解説したいと思います。
まずですね、携帯です。つまり発音であるとか、つづりということも関係ありますし、ブックとビーチ、これ今聞いてですね、ビーしか重なってないじゃないかというふうに思われるかもしれません。
ですが、これはですね、語源的に基本的に同一なんです。同じいいところに由来する単語なんですね。形から見てみますと、古英語では本を意味するこのブックの原型ですね、素形というものはボークという発音だったんです。
そのままアルファベット通りに読めば、今のBOOKですから、その通りに読めばいいわけですね。当時はBOCと書くことが一般的だったんですが、ボークと読みました。これはですね、古英語においては女性名詞に属していたんです。
古英語には文法性というものがありまして、男性名詞、女性名詞、中性名詞とあったんですが、ボーク、本を意味するこの単語は女性名詞だったんですね。そしてですね、これはなかなか変わった名詞で複数形を作るときに母音を変化させるというタイプの名詞だったんです。
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今で言うMAN、MANとかFOOT、FEETなんかと同じタイプです。母音を変化させて、つまりSをつけるんではなくて、母音を変化させることで複数形なり、あるいは他の形態もそうなんですけれども、作るという一風変わった、古英語でも少数派のマイノリティのタイプの名詞だったんですね。
ボークだったわけですけれども、このOという母音が前寄りになってAになるんですね。つまりそのままだとベークとなりそうなんですが、このクの音がですね、前にAみたいな前寄り母音って言うんですけれども、これが来るとですね、クがチュっていう音に化ける。
これが一般的に古英語であるとか、その前の段階で一般的に起こったんですね。なので、ボークに対して複数形はベーチだったんです。ボーク、ベーチというような単数、複数という関係だったんですね。
参考までに、現在のドイツ語、英語と同じゲルマン系の言語ですね。ドイツ語では古い形をよく残していますので、本のことをブーフと言いますね。それに対して複数形はビューヒャーっていう風に母音が変わるんですね。語尾もついていますけれども、これと同じことです。古英語でもボーク、ベーチという関係で単数、複数という風に区別されていたんです。
ところが、次の中英語期になると、Sで複数形を作るんだという発想が一般化しまして、ボーク、ベーチという本来の単数、複数というペアだったんですが、複数形の方はですね、Sを採用するようになってしまうんです。
つまり、元の単数形にそのままSをつければ複数形になるんだよというルールが一般化してきたために、ボークに対してボーケスみたいな感じですね。今のつまりブックに対するブックスとなったっていうことなんです。
こうして複数形のベーチですね。これ、今の今まで残っていたら、母音をさらに変化させて、ビーチにやっぱりなってたはずなんですよ。ですが、ブックの複数形としてのビーチっていうのは当然、今はもうないわけでですね。
語彙語末期、そして中英語初期ぐらいまではギリギリ残っていたんですが、その後廃れていきます。そして、ブックスに完全にですね、取って変わられるということで、今では規則的なブック、ブックスという関係になっていますけれどもね。複数形の本の複数形のビーチは存在しなくなったということです。
ここまでで、ブック、本を意味する単語の周辺については理解できたと思います。
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次に注目するのは、ブナという木の種類を指すビーチという単語についてなんですけれども、これ大元は引用速語レベルでは、やはりこのブックとですね、語源が一緒なんです。
そして、複数形によって母音を変えるというのとはまた別原理ではあるんですけれども、やはりですね、母音が変わって結局のところ、語彙語までにベーチという単語ですね。今のビーチです。
ブナの意味が語彙語にすでにあるんですね。このベーチ、厳密に言うとベーチェという風に母音が加わってベーチェという風になるんですけれども、これがブナの意味であったということなんです。
さあ、本とブナ、だいぶ違うもののように思えますが、語源的には一緒だということなんです。
何が関係するかというとですね、どうも初期の本あるいは本らしきものというのはブナの樹皮にこう文字を書いたり、あるいはブナの樹皮でカバーを作ったり、本の製本カバーですよね。
という関係らしいということがわかってきました。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
意外な語源的つながりではないかと思うんですね。
ブックっていうのはもう誰でも知っている単語です。
しかし、ビーチ、これがブナを表す植物の名前だということはですね、もしかしたら知らなかった方もいるかと思うんですが、こういう関係なんですね。
まず、語源的には同一の語根に遡ります。
非常に古くて究極的には引用をそごにまで遡るとされているので古い単語です。
一方、意味的には型や本、型やブナですから関係なさそうに思われますが、ブナの樹皮、これが本作りということとどうやら関係していたという事実があるわけですね。
そしてもう一つ面白いのはですね、ビーチ、今ではブナということなんですが、これはですね、順当に古英語の変化が現代まで伝わっていれば、ブックの複数形はビーチとなっていたはずなんですね。
つまり、ビーチ1、ブナのこと、ビーチ2、ブックの複数形といったような辞書の記述があったに違いないんです。
ところが、中英語のかなり早い段階で複数形はSにしましょうねということで、イレギュラーだったブック、ビーチ、古英語の発音で言えばボーク、ベーチというものはですね、捨て去られてブック、ブックスという非常に予想できる透明感のある単数複数のペアの形に、
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いわば取って変わられたということになります。一方で、より古いブナを表す単語はビーチとして未だに残っているという話ですね。
ちなみにビーチ、ブナの意味での複数形は予想される通りビーチーズとなるんですが、辞書の記載によると単複動形もあってつまりビーチでもokという、なんだか混乱するような面白いような話も最後に付け加えておきます。
さて、このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、あなたからのご質問、ご意見、ご感想をお待ちしています。Voicのコメント機能を通じてお寄せいただければ幸いです。
TwitterとSNSでのシェアもお願いいたします。
特に今年に入りましてから、リスナーの皆さんに私からも積極的にコメントくださいというふうに呼びかけさせていただいています。
そしてそれにお答えいただきまして、非常に多くのコメントが寄せられるようになってきております。
いつも寄せていただいているリスナーの皆さん、この場を借りて本当に日々感謝しています。ありがとうございます。
コメント欄で議論が盛り上がっているのを見ているのも私自身もとても楽しいですし、私自身も参入しています。
さらにそこから、次の日の配信、放送の内容を考えたりする機会も本当に増えてきているということで、継続する上での励みになっているという側面もあるんですね。
さらにもう一つは、リスナーの皆さん、過去の回ずっと聞いておられるという方も多いと思うんですが、
今日の回ですね、例えば今日ブックとかビーチという話、複数形とかいう話をしたんですけれども、これに関係して過去の放送で何らかの点で似ている放送があった、内容があったという場合には、私も全部自分自身で追っかけきれていませんので、
むしろ皆さんの力を借りて、こんな回がかつてあったんですけどということをコメント欄で一言、放送の番号のみ投げていただくということでも全く構いません。これが関連回ですよという趣旨で投げていただくと、それを私も含めましてですけれども、リスナーの皆さんと共有できるということで、
関連過去回リンク共有プロジェクトと勝手に呼んでいますが、こちらに気づいた範囲内でもちろん結構です。ぜひ関連回がありましたら、その番号をコメントのほうに一言投げていただくということもお願いできればと思います。
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日々このヘルディを聞いていただく方、それからフォローしていただく方が増えておりまして、本当に嬉しい限りです。英語誌をお茶の間にということで、一人でも多くの方にこの英語誌の魅力を伝えたいという、そういう趣旨でこの放送をしておりますので励みになっております。
ぜひ継続的に聞いていただき、そしてできましたらコメントを寄せていただくという形で積極的に参加していただければ本当にありがたいです。
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように。ほったりうちがお届けしました。また明日。
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