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英語の管理者、そして英語のなぜに答える初めての英語史の著者の堀田隆一です。
英語の語源が身につくラジオheldio、英語史をお茶の間におもっとうに、英語の歴史の面白さを伝え、
裾野を広げるべく日々配信しています。 新たな年の元旦です。
いかがお過ごしでしょうか。 本日お届けする話題は、
パーソナリティである私堀田隆一の、ある意味、新年の抱負、このvoicyheldioにかける新年の抱負となります。
2023年は、英語史をお茶の間に、に向けて本格的に動き出します、です。 どうぞよろしくお願い致します。
このvoicyheldio、私が始めたのが、2021年の6月2日ということで、1年7ヶ月ほどが経ったことになります。
その間、毎朝6時に欠かすことなく、日々放送をお届けしてきました。 おかげさまで非常に多くのリスナーの方に聞いていただきまして、
昨年末時点ではフォロワーの数も3000を超えるということで、この比較的地味な、比較的といいますか、かなり地味な領域である英語史、これを中心とした放送をお届けしているわけなんですけれども、
この分野に少しでもですね、スポットライトが当たるようになり、初めてきた兆しというのが、昨年中に感じることができました。
そこでですね、ずっと心の中では、温めてきたんですけれども、口にするにも恥ずかしいというぐらいですね、認知度が低い領域でしたので隠しておいたんですけれども、
年末になってですね、英語史をお茶の間にという、秘めていたメッセージ、モットーをですね、明らかにいたしました。
これにつきまして、リスナーの皆さんからもですね、温かい言葉をいただいていまして、
今年はぜひ、このモットー、英語史をお茶の間にの実現に向けて本格的に動き出したい、そのように思っています。
もちろんですね、これから長い時間がかかるだろうと思いますが、その第一歩を踏み出すということですね。
1年後にこの英語史をお茶の間にの輪が、今よりももう少し広がっていると良いなと思いますし、そして3年後、5年後、10年後はもっともっと大きく育っているといいなという、
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夢と希望を持って2023年元旦のニューイヤーレゾルーションと言いますかね、新年の抱負宣言させていただきました。
なぜ英語史をお茶の間に広めたいと私は思っているのか。
これはこれまでの放送であるとかヘログ英語史ブログ等でもですね、なぜ英語史を学ぶのかという問いへの回答として幾度となく取り上げてきました。
今日はですね、改めまして、なぜ私が英語史をお茶の間にというモットーを掲げているのかという観点から、3点ほど英語史を学ぶポイントをですね、お伝えしたいと思います。
まず一つ目はですね、日本人にとって英語というのは義務教育の中に取り込まれていて、ほとんどの方がまず最初に出会う外国語、多言語ということになるわけですね。
ですが英語の言語の特徴として、最初に触れる外国語として英語はですね、あまりふさわしくないくらいに難しいと言いますか例外事項が多いんですね。
そしてとりわけ基本的な事項に例外的なことがあるので、これは英語に限らないと言えば限らないんですけれども、とりわけと言っておきます。
英語は基本的な事項にこそ不規則なことがですね、よく起こるので、初学者にとって大変なんです。
ですが義務教育の中でですね、世界語ということで組み込まれていてですね、避けようがないという状況にあります。
これを少しでもですね、緩和するために英語史の知識が有用です。
もちろんこれ、学び始める子供が英語史を直接勉強しても、これはあまり効果は高くありませんね。むしろやめたほうがいいと思いますね。
そうではなく先生であるとか、すでに英語を学んだ経験のある先輩とか大人ですよね。
ちらっとでも英語史の知識を持っているだけで、子供たちにアドバイスを、学習上のアドバイスを与えることができるということもあります。
そして一旦ですね、ある程度初級レベルを超えた英語学習者にとってもですね、後からでも遅くはありません。
英語史によってなぜこの不規則性が英語に存在するのかということが、歴史的な観点からスルスルと気持ちよく溶けていくんですね。
そうすると後からではありますが、そういうことで英語はこんな言語なのかという、腑に落ちる感覚があります。
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これ自身は非常に精神衛生上も良いものだと思うんですね。
ほとんどの日本人はですね、英語を何年か学んできたという経験があります。
そして中には苦手だったり、あるいは不規則なものにヘキヘキしたりという人も多かったのではないかと思いますけれども、
今になってですね、それが解決されれば、それはそれでですね、スッキリするのではないかということです。
英語史はこの種の不規則性であるとか、英語に関してずっと抱いてきた素朴な疑問、こういったものに答えることをとにかく得意としています。
これが英語史を学ぶべき第一点目ですね。
次、第二点目なんですけれども、英語は世界的な言語です。
だからこそ義務教育にも含められているし、なかなか逃げようがないというのも現実です。
ですので日本人は常にですね、英語学習というプレッシャーにさらされていて、そこから逃れることができない。
常につかまれているという感じがあるんですね。
学生を終えて社会人になっても常に英語を勉強しなければならないというような、いわば脅迫観念みたいなものにとらわれているんですね。
これは仕方ないことのように見えますが、なぜそうなのかであるとか、やはりですね、脅迫観念みたいなものは取り除いた方が楽ですよね、自分として。
ですのでぜひ取り除いてあげたいわけなんですが、それをするにはですね、なぜ英語がここまで大きな言語になったのか、そして世界語、国際語として最も偉い言語になっているのかということを理解しておくとですね、
もう少しその脅迫観念から自らを解放してあげることができるようになるのではないかというふうに思うんですね。
遠回りのようですけれども、英語というプレッシャーをかけてくる、いわば対象ですよね。
この対象についての正しい知識、もっと言いますと、いわば敵みたいなものですが、その敵の追い立ちですよね。
追い立ち性格、これを知っておくと適切に対象できるようになります。
英語に対してどのような態度で臨めばいいのか、これからも付き合っていけばよいのかという問題について、一見遠回りのようですけれども、英語の歴史を学んでおくということは非常に有効です。
そして、なぜ私が英語史をお茶の間に、つまり広く伝えていきたいかという3点目。
これはですね、ほとんど今までしゃべってきませんでしたので、初めて出すことになるんですけれども、一言で言いますと、言語感が安定するということです。
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そして、それによって言語生活が豊かになる、大らかになるという利点があります。
この利点は、ぜひですね、このチャンネルを聞いている皆さんに獲得してもらいたい、そのように思うんですね。
どういうことかと言いますと、リスナーのほとんどの方が日本語を母語とする人々だと思うんですね。
日本語は使いこなせます。そして日本語話者として、日本語そのものに一定の関心があります。
人間というのは言語を使えるばかりか、言語をメタ的に用いるあるいは楽しめるという存在なんですね。
言葉についてのことを言葉でしゃべって楽しめてしまうということです。そういう意味でのメタなんですけれども、日本語の話題、大変関心があります。
そして日本語のかつての姿、古文について多少はかじったという人はほとんどだと思うんですね。深くはなくとも。
そうしますと、例えば日本語の単語の語源というものにも一定の関心がある。こういうケースが多いと思うんですね。
次に、良かれ悪かれ英語という日本語とは全く言語体系の異なる言語が義務教育の中に含まれているということで、義務教育を終えていれば、
好む好まざるに関わらず何年かすでに英語という言語に触れているということになります。
その点では英語に関して何らかの知識がある。そして多くの場合、関心もあるということになります。
英語から逃れられないわけですからね、当然ですね。
さてここまでで3つのプレイヤーが出てきました。
まずはですね、母語である日本語そのものですね。現在の私たちが使っている日本語。
そしてかつての日本語、これを英語の歴史と呼んでおきましょうかね。英語の歴史に対する関心というのも一定程度ある。
次に言語を変えて英語です。当然現在の英語、世界語として現在必死にみなが学んでいるあの英語ですね。
これに対してもある程度の関心を持たざるを得ない。
好む好まざるとに関わらずですね。英語に対する関心というのがあります。
さあマトリックスを書いてみますとね。2×2のマトリックス表を想像してください。
右上に現在の日本語、私たちが使っている日本語がありますね。
その下つまり右下のマスにですね、日本語の歴史というものがある。
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そして左上のマスに現在の英語というのが入っているんですね。
この3つには現代の日本人であれば何らかの関心を持っているあるいは持たざるを得ない状況に置かれているということになるんです。
ほとんどの人がこの3つで止まっています。
ですがもうお気づきの通り、左下2×2のマトリックスの左下このマスがですね、空っぽになっています。
ここに英語の歴史が入るわけですね。
ここに関心を寄せる人であるとかましては学んでいる人、研究している人っていうのは少なくとも日本人で考えるとですね、ほとんどいないっていうことです。
当然といえば当然です。私たちが最も関心を寄せているのは右上の現在の日本語だからです。
そこに隣り合う日本語の歴史については多少わかる、少なくとも関心がある。
そして左上の英語、現在の英語についても付き合わざるを得ないことが多いということで手が伸びるんですけれども、
左下はですね、あまりに距離がありすぎるということで普通手が届かないというか届こうと考えたことすらないと思うんですね。
極めて少数の人しかこの左下のマス目にですねアクセスできない。
できないというよりも正確に言うとアクセスすると考えたことすらない。つまり存在を知らないに近いですよね。
これが英語史なんです。ただしこの左下のマス目の住人と言いますかここにアクセスできる人極めて限られていますけれどもこの立場に立つと全てが見通せるんですね。
残りの3つのマス、左上の現在の英語、これが面白く見えてくる。
英語と英語の歴史というものがつながってくる感覚があるんですね。
そうすると必ずですねそこから波及して日本語と日本語の歴史という右の列ですよね。
こちらにも関心が映ってくるんですね。
そうすると英語の歴史と日本語の歴史これ比べると面白そうだなということになり最終的には右上の私たちの母語ですよ。
日本語そのものに対する理解も深まるということでいいことだらけなんですね。
しかも視野が明らかに広がっているんです。
左下のマス目を埋めるだけで一気にマトリックスが完成するんですね。
言語生活とか言語感というものが一変します。
いわば今まで平面的だった言語感がですね一気に立体感を持ち出すということなんです。
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そしてここまでたどり着いたらですね。
あとは1を聞いて10を知るということでですね。
リスナーの皆さんであれば必ずさらに展開することができます。
つまり自分は中国語を勉強しているとかあるいはフランス語を勉強しているといった場合にマスがですね2かける2だったものが3かける2になったり4かける2になったりっていう風にどんどん広がっていくんですね。
そして得られた新しいマス目範囲全体があなたの言語感というものです。
広ければ広いほど当然それぞれの言語を相対的に見ることができるようになりますし言語感が安定するということになります。
そのとっかかりとしてやはり母語でない初めての外国語である英語この英語の歴史的側面つまりどう頑張ってもですねその中に身を置くことはできないと現役でただ学ぶことはできるっていうのが歴史です。
この次元に関心を持つだけでですね2かける2のあのマトリックスがしっかり埋まるっていうことなんです。
そしてそこからスタートしてですねどんどん横に展開していく他の言語等ですね展開してますます言語ライフが楽しくなってくる言語への関心が増してくるっていうことになります。
ですのでこのマトリックスの左下の部分つまり英語史ですここを広める必要が私があると思っているのは今言ったようにですね言語感を安定させるという効果があるからです。
自分の言語である日本語の見方も変わります。そして英語の見方も変わります。そしてさらに学ぶことになるかもしれない他の言語これに対しても関心が広がります。
この左下の英語史のマスを埋めるそこから始める必要がやはりどうしてもあるんですね。
ですので私自身が研究している英語の歴史という極めてマイナーな分野を無意味に広げたいと思っているわけではないということです。
明らかに言う意味だから広げたいそしてお茶の間に運びたいというふうに考えているんです。
言語生活を豊かにするための一つの知恵であり道具として好ましいとか望ましいという以上にですね必須だと思うんです。
言葉に歴史的次元通知的次元があるんだということこれを知るにはもちろん日本語の歴史古文を学ぶという方法もあるかと思いますがやはりですね
いかんせん母語なんですよ完全に客観的になるっていうことはなかなか難しいんですねそれに引き換え英語っていうのはほとんどのリスナーの方にとって外国語であり母語ではないので
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意図的に意識的に眺めることが必要になってくるつまり客観視することができるわけです。
外国語学習の一つの大きなポイントは言葉というものに客観的に立ち向かうということなんですね。
日本語母語ではそれができないからです。そこに外国語学習の意義の大きなポイントがあると思います。
そしてその外国語は本当は何でもいいんですけれども実態上現実的に義務教育に組み込まれている英語というのが第一の候補になるという状況は良かれ悪かれですね。
現代の日本にはあるということです。これを最大限に利用するためにはもう一踏ん張りリーチを伸ばしてですねマトリックスの左下英語詞こちらにアクセスするということが重要なんです。
まずは左下のマス目に英語詞というものがある存在しているということを認めるということそしてそれに対してではどうアクセスすればいいのかその手助けをするのがこのチャンネルの役割だろうというふうに思って毎日お届けしています。
英語詞をお茶の間に2023年はこの目標に向けて本格的に動き出していきたいと思います。ぜひ皆さんにもお付き合いいただければと思います。
新著のお知らせです。ついに年が明けまして今年今月の12日1月12日に発売となりますが開拓者より文献学と英語詞研究と題する本が出されます。
京都大学の家入洋子先生と私堀田隆一の教授となります。英語詞研究のガイドブックという内容の本です。英語詞を研究している方あるいはこれから英語詞を研究してみたいなと思っている方に最適な本となっています。
1980年代以降の英語詞研究の動向について解説し、そして今後の英語詞研究の展望を示す。そういった趣旨の本です。
音韻論、形態論、つづり字、統合論等の区分けで、研究テーマごとにつまり英語詞上の問題ごとに詳しく研究誌をまとめ参考文献も提示していますので、
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研究テーマ探しであるとか、あるいは研究テーマがもう定まっている場合に、その参考文献探しに大変有用なのではないかと思います。こちらのチャプターに本書を紹介するヘログ記事へのリンクを貼り付けておきますので、そちらをご参照ください。
以上、新著のお知らせでした。エンディングです。今年最初の放送会でしたけれども、少し厚く語らせていただきました。最後まで聞いていただきましてありがとうございます。
今年もこのヘルディオで様々な企画を考えて、英語詞の魅力を発信し続けたいと思いますので、ぜひ毎日いいお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
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それでは、本年も皆さんにとって良い1年になりますように。ほったりういちがお届けしました。
I wish you a happy new year! また明日!