2026-03-01 14:27

#1736. この春は英語史を始めよう! --- 「英語史の塔」の登り方

【今日のひとこと】

「英語史の塔」が建ったので英語史の学びを開始しましょう!

【ハッシュタグ】

#heldio #hel活 #本紹介 #英語史の塔 #研究社

【参照URL】

https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10155519.html


▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.

- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491

▼2026年2月25日に,一押しの伝説的な教科書が新装復刊されます

📕市河 三喜,松浪 有 『古英語・中英語初歩〈新装復刊〉』 研究社,2026年.

- 本書の公式HPよりどうぞ:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10155519.html

▼heldio 入口プレイリスト 最新版(上位10本)

1. 「#1171. 自己紹介 --- 英語史研究者の堀田隆一です」 https://voicy.jp/channel/1950/nsefrco7tl
2. 「#444. 英語史を学ぶとこんなに良いことがある!」 https://voicy.jp/channel/1950/xh5nkkivxg
3. 「#729. なぜ英語を学ばなければならないの? --- 中学生のための英語史」 https://voicy.jp/channel/1950/hzowkzzoaq
4. 「#1. なぜ A pen なのに AN apple なの?」 https://voicy.jp/channel/1950/eg1ffa2pn2
5. 「#705. ゆる言語学ラジオにお招きいただき初めて出演することに!」 https://voicy.jp/channel/1950/fmstk5sb6g
6. 「#1474. ゆる言語学ラジオの『カタルシス英文法』で関係詞の制限用法と非制限用法が話題になり…」 https://voicy.jp/channel/1950/4w2kl8zgfl
7. 「#1607. 英語帝国主義から世界英語へ」 https://voicy.jp/channel/1950/j8ktxr4px3
8. 「#1576. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック with 小河舜さん」 https://voicy.jp/channel/1950/xg195k9qdq
9. 「#1581. 歯科医学×英語史 with 無職さん --- 『英語史ライヴ2025』より」 https://voicy.jp/channel/1950/4th1404k03
10. 「#406. 常識は非常識,非常識は常識 --- 私の海外体験の最大の成果」 https://voicy.jp/channel/1950/8q0i86tmgp

▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています

- https://voicy.jp/channel/1950/premium

▼heldio 2025年第4四半期のベスト回を決めるリスナー投票の結果が出ました

- hellog 「#6109. リスナー投票による heldio 2025年第4四半期のランキング」 http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2026-01-17-1.html

▼hel活のハブ The HEL Hub のホームページが2025年10月18日よりオープンしています

- https://user.keio.ac.jp/~rhotta/helhub/
- heldio, helwa はもちろん hellog や YouTube 「いのほた言語学チャンネル」などの様々な媒体での英語史コンテンツの新着が日々集まってくるページです.毎日複数回更新されています.

▼拙著『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』の第10刷が出ています(12月19日)

📙堀田 隆一 『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』 研究社,2016年.

- コンパニオン・サイトはこちら:https://www.kenkyusha.co.jp/modules/history_of_english/
- Amazon での予約注文はこちら:https://amzn.to/3EOWDWD

▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の第14号が公開されています

- 第14号(2025年11月28日):https://note.com/helwa/n/n128c1a0253e2?magazine_key=m82eb39986f24

▼2025年6月18日に新刊書が出ました

📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.

- Amazon 新着ランキングの英語部門で第1位を記録
- 発売3ヶ月で早くも3刷が決定
- 「本格的な語源本」としてご好評いただいています
- Amazon での購入はこちら:https://amzn.to/4mlxdnQ
- 本書を紹介するランディングページはこちら:http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/lp/hee.html
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stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜの著者の堀田隆一です。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間におもっとうに英語の歴史の面白さを伝え、 裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は2026年3月1日日曜日。みなさんいかがお過ごしでしょうか。 ついに3月に入りましたね。
卒業や新級あるいは新年度に向けて何か新しいことを始めたくなり出す春の到来です。 みなさんの新しい挑戦を応援したい。そんな気持ちでいっぱいです。
さて本日の話題は、この春は英語史を始めよう。 英語史の塔の登り方です。どうぞよろしくお願いいたします。
昨日の配信会聞いていただけましたでしょうか。 研究者より出版されております英語史関連の4冊。
新刊書もあれば、もう刊行されてしばらく経ったものもありますけれども、こちら4冊を合わせて英語史の塔、The Tower of Hellを建築したと言いますか、建築していただいたということについて、昨日はお話しいたしました。
写真見ていただければわかる通りですね。 かなりこみ入った大人の積み木という感じなんですが、いやあれは塔ですね。もう完全に建築物、建造物と言っていいと思うんですが、単に本を積み重ねただけでもないんですね。
昨日の配信会の後半でもお話ししましたが、英語史という広大な分野を攻略するための一つの方法を提示してくれているものなんですね。
非常に合理的な構造があそこには隠されているんです。 あの塔を読み解きたいと思います。
4冊のお互いの関係、総合的な位置取り、これをですね、今日は皆さんにお知らせしたいと思います。
つまりですね、この春から英語史、ちらっと学んでみたいなという方がいらっしゃることを期待してですね、
特にこのヘルディをお聞きの皆さん、あの塔の具体的な登り方、学習ルートをご紹介したいということなんですね。
英語史への入り口は大きく分けて2つのルートがあります。 あの4冊、英語史の塔の4冊を念頭に置いた場合ということではありますが、2つルートがあるんですね。
03:08
まず1つ目は全体から入るというアプローチ。 2つ目は単語から入るというアプローチ。
お好きな方からどうぞというつもりなんですけれども、まずはですね、1つ目のアプローチ、全体から入るアプローチ。
これはどういう手順を踏んでいけば良いかと言いますと、まずはですね、 節長、英語のなぜに答える初めての英語史からスタートするのが良いと思います。
この本は細かい知識の暗記というよりも、英語を歴史的に捉えるための思考のレンズを手に入れることを目的としているんですね。
英語の見方を変える、歴史的に見るということはどういうことなのか、このヘルディオでも毎日お届けしているような視点なんですが、
本の形でまとまっていますので、その意味がですね、もっと体系的に分かりやすく整理されて並べられていますのでね、様々な話題が。
英語を歴史的に捉えるための思考のレンズ、英語史的思考法、これを獲得することを目的としているんですね。
なので全体から入って、英語史をですね、これから長く付き合っていきたいという方は、ぜひこの英語のなぜに答える初めての英語史、こちらから入っていただければと思うんですね。
話題は基本的にはトピックバイトピックです。第一章こそ通史として英語の歴史を外観していますが、
第二章以降は発音と通り字の問題とか文法の問題とか語彙の問題、それから英語と社会という問題、このように分野、トピック別に謎を解くという、そういう作りになっていますので、
英語っていうのはこういうふうに変化してきたんだという事例をですね、様々な角度から見ることができる。
英語史的なものの見方、これを得ることによって目の前の英語を見る目がガラッと変わります。
英語のみならずですね、日本語含め、とにかく言語を見る目がガラッと変わること、これはですね、お約束できます。
まずこの全体から入るアプローチ、こちらがですね、好みという方はぜひ英語のなぜに答える初めての英語史から入っていただければと思います。
そして2つ目のルートなんですけれども、単語から入るアプローチ、単語が好きであるとか、単語の語源がやはり好きなんだという場合はですね、
ぜひ英語語源ハンドブック、昨年6月に刊行されました。こちらから入るというのが最適だと思います。
06:02
身近な単語の裏にあるドラマチックなエピソードを本書のどこからでもですね、パラパラと読み進められるのが魅力です。
もちろんAから順に読み進めていただいて通読するということが十分に可能な本となっています。
実際に通読者、あるいは通読にトライしている方はですね、たくさんおりますし、このヘルディオでもですね、先日お伝えした通り、通読しながら
そこからクイズを作ってみたり、そして面白かったという話題をブログであるとかSNSに投げてみたりというような形で楽しみながらですね、通読することができます。
一つ一つの単語の背景を知るうちに、英語ってなんて多様な歴史を背負っているんだろうというふうに肌身で実感できるルートですね。
単語から入りたいという方は、ぜひ英語語源ハンドブックよりお入りください。
さてここからが英語史の塔の面白いところなんですが、入り口を抜けました。先ほどの英語の謎に答える初めての英語史なり、英語語源ハンドブックなり、入り口に入ってそこは抜けかけましたという方はですね、
さらに深く潜っていく進化のプロセスがですね、待ち構えています。
全体像をつかんだ人がまず次に進むべきはですね、やはり古英語中英語初歩というテキスト、原文なんですね。
生のリアルの昔の文、これをしっかり読み解いていくということが次の進化させる一歩となるんですね。
英語の謎に答える初めての英語史で、全体的な英語の捉え方、英語史の見方をつかんだ人はですね、
外説で得た知識を実際の1000年前とか600年ぐらい前のですね、英語原文、古英語や中英語にぶつけてみるといいと思うんですね。
自分の目で古い英語の形を確かめることで、単なる頭だけだった知識が身体的な経験、肌触りがわかる身体的な経験とか感覚というものに変わっていきます。
そうするとこれも強いです。理論に実践が組み合わさるという感じですね。骨格に肉付けしていくという形になりますので、これはですね、強いです。
さあ一方で単語から入るアプローチを取った方、英語語源ハンドブックを通読されたとかですね、
十分にそこで学んだという方が次に進むべきは、今度は英語語源辞典なんです。
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これかなり専門的な辞典であるとはいえ、英語語源ハンドブックを一冊読んで収めたのであれば、もう十分に英語語源辞典に入っていく準備ができている状態です。
これをある意味、狙って余れたという側面もあります。ハンドブックですね。ハンドブック、これを卒業すると英語語源辞典というバリバリの研究者も使いこなしている、あの辞典に皆さんも入っていくことができるということなんですね。
ハンドブックで得た興味であるとか知識、これを釈用経路や形態変化の分析といった、精緻な研究とか学問の世界へとつなげていくことができます。
一つの単語の背景にある数百年の時間を徹底的に掘り下げていくというのがまさに学問の醍醐味なんですね。語源学の面白さです。
さあ、今お話しした2つのルート、かける2つの本、2冊の本ということで計4冊の本、例の英語詞の等になっていくんですが、改めて整理してみます。
英語詞に入っていくアプローチには2つのルートがあります。全体ルートと単語ルートです。
まず全体ルートの方からおさらいします。全体ルートは、まず最初に初めての英語詞で、英語詞のレンズを得てください。
そしてその後、それに肉付けしていく作業が、小英語・中英語処方で原文を読んで身体化していく、肉付けしていくということですね。
これが全体ルートです。一方、単語から入りたいという方は単語ルートから入るのがおすすめです。
まず語源ハンドブックで語彙、語源の面白さを知ってください。
十分にそこで学んだようであれば、次に英語語源辞典で徹底的に深掘りしていく、その準備ができているということになりますので、このように
現実的な問題として、4冊1ペンに始めることはできないので、どの1冊から始めるかという、いわば指南として、今全体ルート、単語ルートのようなお話をしましたが、
面白いのは、どちらのルートから入っても、結局は学びを深めていくと、もう一方のルートと必ず交差するんです。
単語を深掘りしていけば、必ず歴史的背景に行き着きますし、全体を学べば、具体的な語の変化に立ち返ることになるんですね。
なので学びは、交差しながらと言いますかね、あるいは螺旋状に上昇していくというような構造、まさに英語詞の塔ですよ。
The Tower of Hell、これに繋がっていくんですね。
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さあ皆さん、この春、どの入り口から登り始めますか。そしてすでに登り始めている方はですね、ぜひ次の1冊、あるいは違うルートからも英語を、そして英語詞を
学び直して、学び続けていただければと思うんですね。 私は毎朝このチャンネルでも、英語詞をお茶の間にとコールしています。
このモットーの下、皆さんが新しい英語の景色、英語詞の景色を見られるよう、これからもですね、
ヘルディオその他で、全力でサポートして応援していきたいと思っています。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
今回の配信をまとめますと、この春は英語詞を始めましょうということなんですね。 その際にどの本から入るか、これを英語詞の塔の比喩、そして全体ルート、単語ルートという2つのルート、アプローチを示すことですね。
少しでも皆さんが最初の1冊を手に取って始められやすいような、そんな配信会ということでお話しさせていただきました。
全体を俯瞰してから学びたい方、あるいは好きな単語から攻めるという方法、ご自身に合ったルートで英語詞の新しい景色、楽しんでいただければと思います。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、あなたからのご意見ご感想をお待ちしています。
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数時間に一度更新されるヘルカツ最前線の場所となっております。 英語詞の塔を構成する4冊へのリンク、
こちらは研究者さんのホームページにまとまっているところがありますので、そちらが便利かと思います。
ぜひですね、気になる1冊手に取っていただければと思います。 それでは3月のスタート、
本日も皆さんにとって良い1日になりますように。 英語詞研究者のほったりうちがお届けしました。
また明日!
14:27

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