2025-06-01 10:01

heldio #316. 井上逸兵先生対談 YouTubeを始めて1月半

#英語史 #英語教育 #英語学習 #いのほた言語学チャンネル
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サマリー

井上逸兵先生と堀田隆一がYouTubeチャンネルの活動について語り、言語学の新しいトピックやテクノロジーの進歩が与える影響について話し合っています。また、2008年を転機として言語学の進展にも触れています。

YouTubeチャンネルの開始
おはようございます。英語の歴史を研究しています堀田隆一です。今回は、井上逸兵先生にお越しいただいて、もう何度目かになりますけれども、今2人で行っているYouTubeチャンネル、井上逸兵堀田隆一英語学言語学チャンネルについて語りたいと思います。
井上さん、おはようございます。
おはようございます。
いつもありがとうございます。13回ぐらいですかね。
14回撮りましたね。
14回撮りましたところですかね。
2月後半あたりから始めて1ヶ月半ぐらいということですけれども。
このチャンネルそのものについて語るという、ちょっと裏番組的な話なんですけど。
いろいろ13回ですけど話してきましたけれども、我々のこの狙いはそもそも何だというところですかね。なんとなく始めたというところもありますけど。
みなさんご存知の方、リスナーの方がご存知の方が多いのかもしれませんが、実は我々同じ職場なんです。同じ専攻で。
同じ英語学看板で、言ってみれば私と堀田さんはコンビなんですね。
やっていることが昔と今という感じでもあるし、方向論も違っているところもあって、なかなか接点がないかったんですけど。
せっかくだからね、ご功名な堀田さんの活用させていただいて、できたら面白いかなと。
純粋に受けるといいなと思ったんですけど。
今この言語学系YouTubeというと、いろいろ英語学習とか様々あると思うんですけれども、言語学寄りということでいうと、とてつもない人気のが一つありますよね。
言っちゃっていいですか。
言っちゃってください。
ゆる言語学ラジオ。
ゆる言語学ラジオというもので、ものすごい人気なんですよね。
言語学の新しい流れ
12万人とか。
12万人とかそれくらいのアレで、見るとやっぱりゆるってついてますけれども、スッと入っていける感じの構えずにっていう面白さですね。
あれはご覧になった方いらっしゃると思うんですけど、言語学大好きな、でも専門家ってわけじゃないんですけど言語学勉強した方と、それから言語学素人のゆる言語言っていう堀本さんっていう方。
この人がうまいですね。
ぬるっとなんかうまいことを突っ込み入れながら。
ネットゲームって自称されてますけど。
そういう自称なんですね。
いろんなメディアに紹介されて、それでその数っていうのもあるんですけれども、この間も新聞に載ってましたよね。
プロデュース力すごいですよ。
我々も目指すところというか、大先輩に想像するわけですけど。
だから一致的に、どうしても我々それなりに一応専門家なんで。
一応って言うとはい。
お母さんは一応じゃないけど、私も一応専門家なんで、なんかやっぱりちょっと知識出したくなっちゃうんですけど。
そういう職業だしね。
ユーディングワークラジオの堀本さんみたいに、ぬるっとなんか素朴な疑問を起こして投げるって言いながら展開するっていう。
あれがね、やっぱり見てる人から見ると面白いんですよね。
そうでしょうね。確かに私も全部ではないですけれども、見るとこれは人気が出そうっていうか、本当にお茶の間の話題っていう感じがしますよね。
そういうトピック結構硬いのは硬いですよ。なんかすごい硬いトピックの。
そうですね。
僕は堀本さん寄りのネタの時は、なるべく堀本さんみたいになろうとしてたんですけど。
英語をしなくてしないし、こっちは。
こっちはないから、本当に素朴な一日本人ってことで、素朴な一英語学習者的な感じで、堀本さんにぬるっとしてる感じなんですけど。
それもそういう役割というか、逆に井上さんがコミュニケーションを飾る時には、そんな役回りになれればいいんですけども、なかなかこうね。
本当にね、お茶さんのネタの方は平感が出やすいじゃないですか。
語源とかですからね。
そうなんだみたいな感じだと、どっちかというと僕の方はやっぱり理論の方が重きがあるんで、なんかへーまでたどり着くのがもうなんか20倍くらい時間かかっちゃう。
なるほど。へーというよりは、普段何気なく使っている言葉とかコミュニケーションを分析すると、実はこういうことを我々はやってるんだよ、的な。
確かに時間はかかるかもしれないですね。深い。
それはやっぱり素人さん的に見ると、言語学という学問が、特に私の方の言語学の方がマイナーな理由は、分かったところでどんな役に立つのみたいなね。何の知識なのか。やっぱりちょっとなりやすいって。
なるほど。
だからお茶さんと私のYouTubeも、ちょっとお茶さんの知識の方により頼んでるところがある。
僕自体は非常に面白いというか楽しくて、普段立ち話は大学なんかでもしても、なかなかそれぞれの専門持ち合って、接点を探ろうみたいな、逆にYouTubeを利用して、収録を利用して接点を探り合ってるっていうようなところで、これはとても面白いっていうことですね。
同窓で何かやるって言ったら、立ち話か本格かみたいな。
そうなりますね。
あんまりない感じになりますね。
飲み会もできなくなりましたしね。また再開したいところですけどもね。
本当に。だから私とお茶さんだと交通の学会もないしね。
あんまりは入ってないですね。
入ってない。全然ない。全くないですね。
ないに近いですね。
そうすると、ただいろいろ話をさせてもらって、社会系というところの広いつながりっていうのは、これからもせめて生きがいがあるし、最近この例えば直近数年の最も関心のあるところっていうのは井上さん、どういう話題がありますかね。
いくつかキーワードとか項目で挙げていただきます。
キーワードはやはり、これYouTubeでもちょっとしゃべったんですけど、創発文法っていうような流れで。
もうちょっと僕は正直めんどくさいから、実際の分析とかやらないんですけど、流れとしてはやっぱり、一つはコンピューターテクノロジーの進歩だと思うんですよ。
今までだったら、紙とか理論とか考えていたレベルのことが、もう大量の言語データで、そこから生まれてくるもの何かみたいなものを、コンピューター的に、いわゆるシミュレーション的にできたりする。
そういうようなテクノロジーの進化で出てきたところの、新しい言語像みたいなのが、どうなっているのかみたいな。
ちょっともう、私自分で分析あんまりやらなくなっちゃったけど、見てるとすごい面白い。
テクノロジーの進化によって、言語をどう見るかみたいなところですかね。
僕はYouTubeでも喋ったんですけど、ホッタさんと一緒で言語学史的な、言語学の流れ自体もすごいものを持ってて、それをホッタさんもお話ししました。
これちょっと学会誌に書いたりしたんですけど、2008年問題というのがあって、2008年は言語学の我々の方のリニューシスティックの方でいうと、
質的な分析からコーパスとかを使って、ここに閲覧する論文数が学会の論文学会誌で、逆転したのが2008年。
言語学史の転機
言語学会におけるシンギュラリティみたいな。
非常に象徴的に2008年って何の年かというとリーマンショックなんですね。
リーマンショックってどう関係あるかというと、リーマンショックの前の金融業界って、もう時間きちゃったねこれ。
頭のいいコンピューターテクノロジスとか全部YouTubeがあっちに流れちゃう。
本当に経済界にいた頭のいい人たちがデータサイエンスに移ったのも2008年くらい。
これ言語学史マターじゃないですかね、思いっきり。
これYouTube今度やれますかね。
面白そうですけどね。言語学史も確かに接点ですね、今まで。
これもYouTubeの収録を通じて分かったということで、この辺ちょっとこれから押していきますかね、考えて。
ちょっと不評な面もありますけど。
リスナーの皆さんもぜひ第13回、14回というところまで来てますので、皆さん聞いていただければと思います。
それではまた!
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