1. 志賀十五の壺【10分言語学】
  2. #248 創作言語の話、解釈の話 ..
2021-01-07 10:14

#248 創作言語の話、解釈の話 from Radiotalk

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#落ち着きある #ひとり語り #豆知識 #雑学 #教育
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始まりました、志賀十五の壺。みなさんいかがお過ごしでしょうか。志賀十五です。
今回のトークは、お便り回答会ということで、やっていこうと思います。
2通お便りいただいてますんで、それぞれ順番にお答えしようと思います。
まずは1通目、ゆうげんさんからいただきました。
ギフトと一緒にいただきました。ありがとうございます。
いつも楽しく聞かせていただいています。
人工言語の話が好きで、何回も聞いています。
人工言語では、JRアルトールキンが作ったアルダの言語も有名ですが、
志賀様の目から見たこの言語群についてのお話を聞いてみたいです。
勝手な希望ですが、他の人工言語についても定期的にお話しいただけると嬉しいです。ということで、ゆうげんさんどうもありがとうございます。
僕は趣味で人工言語を作っていて、その話もちょいちょい過去のトークでやってるんですよね。
ただね、僕は他の人工言語は全く興味がないというか、知らないんですよね。
アルダの言語っていうのは知ってます。
これは指輪物語っていうか、ロード・オブ・ザ・リングっていうかの中に出てくる創作言語ですよね。
人工言語というか創作言語ってなった時によく上がるのがこのアルダの言語とか、スタートレックに出てくるクリンゴン語とか、
あとはね、アバターにも人工言語って出てきていて、あれはナビ語っていうのがあるんですよね。
そういうのが人工言語の話になると話題に昇るんですが、
僕自身はあんまりその辺は興味が湧いてないんですよね、今のところ。
これから先、なんか興味が湧いて、もっと詳しく知りたいと思うことがあるかもしれないんですけど、
今のところそんなね、アルダの言語を含め、そういう創作物に出てくる人工言語はあまり深く知らない、名前ぐらいしか知らないって感じなんですよね。
自分が言語を作るのは好きなんですよ、っていうか趣味なので。
ただその時に他の人工言語を参考にしたっていうのは全くなくて、現実世界の自然言語を参考にしているところは多々あります。
日本語も含め、いろんな言語を参考にして僕は人工言語を作ってますけど、
その時にね、その創作物に出てくる人工言語含め、他の人が作っているものを参考にしたことがないんですよね。
なのでちょっとね、現段階では自分の作っているもの以外の人工言語についてはね、あんまりしゃべれないんですよね。
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今後もしかしたらそういうことも調べたりすることがあるかもしれないので、その時はその時でまたお話ししようと思います。
というわけでゆうげんさんどうもお便りありがとうございました。
続きましてのお便りははるはるさんからいただきました。
4月3日明けましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願いいたします。
シガさんのラジオで最初に流れる音楽はシガさんのテーマソングのように感じています。
とてもかっこいいテーマソングだと思います。
これはこの間番組作りっていうところで話したことですね、BGMの話です。
続けます。毎回言語学のためになる配信ありがとうございます。
私は以前日本語教師の資格を取るために日本語学校にて日本語教育について学びました。
そこで学んだ時のことを思い出しながらシガさんのお話を拝聴しております。
もし前の回で配信されていたら申し訳ないのですが、シガさんはなぜこのような有益な配信を始めようと思われたのでしょうか。
もしきっかけがありましたら教えていただけると幸いです。
ではまたということで、はるはるさんどうもありがとうございます。
はるはるさんみたいに日本語教育を勉強したことがある方だったら割と楽しめる内容にはなっていると思いますね、確かに。
この番組を始めたきっかけってことなんですが、最初は全然言語学について話すつもりはなくて、結果として言語学の番組になっているという感じですね。
最初は全然本当に言語学の話はしてなかったと思います。
だんだん配信しているうちに自分が言わなくても誰かが言っているんじゃないかなというのを感じ始めて、話していてそう感じるんですよね。
自分で喋っていることって別に俺が言わなくてもどうせ誰かが言っているなというふうに思い始めて、実際そういう番組もラジオトークって多いと思うんですよね。
そういったことで割と葛藤しているトーカーの方もいると思うんですけど、そういうことを考えているうちに、誰かが言うことだったら自分は言わなくていいので、
だったらせめて自分にしかできないようなことというか得意なことで話そうと思ったんですよね。
言語学以外にも得意なことというか話せるなと思うことは結構あるんですけど、阪神タイガースのこととかバドミントンのこととかね。
阪神タイガースはずっとファンだし、バドミントンも中学から始めて、今はさすがにできていないけどずっと続けているスポーツなんですよね。
そういったことを考えていると、阪神タイガースも喋れなくはないでしょうけど、シーズン中は毎試合見たりとかそういうことになっていくかなと考えるとちょっとしんどいなと思ったのと、
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バドミントンの方は話すようなことでもないなと思ったんですよ。あれ感覚のスポーツなんで、言葉で言ったって仕方がないところがあるので、これも却下ということで、
言語学が結果として残ったって感じですかね。なので、言語学の番組をやろうと思って始めたわけではなくて、
自分しか言えないようなことというか、番組の特徴を出すために言語学の番組になったといった方が正しいというかね、そういうことなんですね。
ほいで、はるはるさんのお便りの中に有益な配信というふうに書いていただいていて、すごいありがたいんですけど、
僕としてはあんまり有益だと思って話しているわけでもないんですよ。結果としてはるはるさんとか、あるいは他の方に有益なことになっているかもしれませんけど、
その辺はどうでもいいというか、僕の知ったことではないんですよね。こういうとすごい冷たい言い方に聞こえるかもしれませんけど、むしろリスナーさんをリスペクトしているということなんですね。
僕はこの番組内でトークを配信して、いろいろ思うところはあるというか伝えたいことはありますけど、それはもう僕の口から出たらというか、配信してしまったらそれはそれ。
受け取った側がどう感じるかというのはリスナーさんの権利というか、そちら次第なので、それが役に立つと思ってくださるのはすごい嬉しいですけど、それを特に意図しているわけでもないんですよ。
聞いてたらよく眠れるようになりましたとか、流してたら小映えが出なくなりましたとか、極論そういう使われ方をしてもらっていても別に僕はもうどうでもいいんですよね。
配信してしまったらそれはそれまで。
その配信したトークを解釈するというのがリスナーさんの権利なので、その解釈までを僕が与えてしまうのは良くないというか気持ち悪いんですよね。
言ってみればですね、僕はラジオトークに限らず役に立つみたいなスタンスであんまり配信はしたくないんですよ。
そういうふうに受け取ってもらうのはいいんですけど、実用性でも何でもそうですけど、日常に役立つみたいな歌い文句があったりしますけど、
そういうのは解釈の権利をある意味で投下側が奪っているということになるので、それは良くないと思うんですよね。
深いこと言うと、これは何も発信する側が曖昧な言い方をした方がいいとかそういうわけではなくて、
もちろん僕は僕で伝えたいことはありますけど、それをどういうふうに受け取ってどういうふうに解釈するかっていうのは、
繰り返し同じこと言ってますけど、リスナーさん側のやることなので、ある意味で全く理解できなくてもいいし、
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勘違いしてもらっても別にいいんですよね。むしろ勘違いこそが人間のコミュニケーションの本質みたいなところあると思うんですよ。
なんというかな、その解釈に幅があるということが逆に新たな局面に展開していくっていうかな、すごい抽象的ですけど、
だから僕の発信したものをそのまま受け取っていただくも良し、反論していただくも良し、全然違う視点から話を展開してくれても良し、話が分からなくても良しということで、
そこはリスナーさんの解釈の権利を尊重したいと思います。
というわけで、はるはるさんお便りありがとうございました。
さっきも言ったように結果的に言語学の番組になっているだけであって、時々言語学と関係ない話もすることも今後あると思いますので、
今年もどうぞよろしくお願いいたします。ということで、今回はここまで。
ではまた次回お会いしましょう。ごきげんよう。
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