#1850. 「3単現の s はQWERTY配列のキーボードである」 --- 内
2026-06-23 15:34

#1850. 「3単現の s はQWERTY配列のキーボードである」 --- 内

【今日のひとこと】

『英単語「1万語」習得法』(PHP新書)が大爆発中の内田諭さん(九州大学)より拙著への書評をいただきました!

【ハッシュタグ】

#heldio #hel活 #なぜさんたんげん #なぜさんたんげん目撃マップ #内田諭 #英単語1万語習得法

【参照URL】

https://x.com/pragmasemantics/status/2068607741749592095


▼パーソナリティ、堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ。

- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491

▼2026年6月10日に本が出ました。発売前増刷決定。Amazon 新着ランキング「語学・辞事典・年鑑」「英語」「新書」3部門で第1位を獲得しています。

📕堀田 隆一 『英語史で解く 英文法の謎 --- なぜ「3単現の s」をつけるのか』 NHK出版〈NHK出版新書〉、2026年。

関連情報はワンストップで著者公式特設HPからどうぞ👇

https://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/lp/nazesantangen/index.html

▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の第20号が公開されています

- 第20号(2026年5月28日):https://note.com/helwa/n/nbcb5d662f7c3

▼2026年2月25日に、一押しの伝説的な教科書が新装復刊されます

📕市河 三喜、松浪 有 『古英語・中英語初歩〈新装復刊〉』 研究社、2026年。

- 本書の公式HPよりどうぞ:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10155519.html

▼heldio 入口プレイリスト 最新版(上位10本)

1. 「#1171. 自己紹介 --- 英語史研究者の堀田隆一です」 https://voicy.jp/channel/1950/nsefrco7tl
2. 「#444. 英語史を学ぶとこんなに良いことがある!」 https://voicy.jp/channel/1950/xh5nkkivxg
3. 「#729. なぜ英語を学ばなければならないの? --- 中学生のための英語史」 https://voicy.jp/channel/1950/hzowkzzoaq
4. 「#1. なぜ A pen なのに AN apple なの?」 https://voicy.jp/channel/1950/eg1ffa2pn2
5. 「#705. ゆる言語学ラジオにお招きいただき初めて出演することに!」 https://voicy.jp/channel/1950/fmstk5sb6g
6. 「#1474. ゆる言語学ラジオの『カタルシス英文法』で関係詞の制限用法と非制限用法が話題になり…」 https://voicy.jp/channel/1950/4w2kl8zgfl
7. 「#1607. 英語帝国主義から世界英語へ」 https://voicy.jp/channel/1950/j8ktxr4px3
8. 「#1576. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック with 小河舜さん」 https://voicy.jp/channel/1950/xg195k9qdq
9. 「#1581. 歯科医学×英語史 with 無職さん --- 『英語史ライヴ2025』より」 https://voicy.jp/channel/1950/4th1404k03
10. 「#406. 常識は非常識、非常識は常識 --- 私の海外体験の最大の成果」 https://voicy.jp/channel/1950/8q0i86tmgp

▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています

- https://voicy.jp/channel/1950/premium

▼hel活のハブ The HEL Hub のホームページが2025年10月18日よりオープンしています

- https://user.keio.ac.jp/~rhotta/helhub/
- heldio, helwa はもちろん hellog や YouTube 「いのほた言語学チャンネル」などの様々な媒体での英語史コンテンツの新着が日々集まってくるページです。毎日複数回更新されています。
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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜの著者の堀田隆一です。
去る6月10日、NHK出版新書、英語史で説く英文法の謎、なぜ3単現のsをつけるのかが発売されました。
発売前増殺がかかり、全国つつ裏裏にてご好評いただいています。
もっか、アマゾンでは売り切れとなっておりまして、発送待ち状態が続いております。 ぜひお近くのリアル書店の店頭に足をお運びいただければと思います。
英語の語源が身につくラジオヘルディオ、英語史をお茶の間にをモットーに英語の歴史の面白さを伝え、世相のを広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は2026年6月23日火曜日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
冒頭でお知らせしました、なぜ3単現なんですけれども、少しずつレビュー、書評がいろいろなところで上がり始めてきております。
読者の皆さんより寄せられたご意見ご感想、本当にありがたく受け取っております。
いろいろなプラットフォームで書評をお寄せいただいているんですね。
amazon レビューも上がってきておりますし、ノート上で公開されている記事、書評も非常に多くなってまいりました。
特にノート上のものにつきましては、発売前よりノートマガジンを私の方で作っております。
なぜ3単現応援記事集と題するマガジンで、ノート上での関連する記事を私の方で収集してですね、
まとめて公開していると、そういうものなんですけれども、こちらですね、昨晩の時点で61本の記事、60本を超えたということで勢いがあります。
ぜひノートクリエイターの皆さん、このなぜ3単現を題材としていろいろな形でですね、コンテンツを作って公開していただければと思います。
書評そのものではなくてもですね、実際これまでのところですね、関連する漫画であるとか、なんと人情話もありますね。
それから替え歌なども何でもありという形です。ぜひハッシュタグなぜ3単現ひらがな8文字、いいですね、ハッシュタグを添えてご投稿いただければと思います。
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さて、XQ Twitter上でもレビューが次々と上がってきておりまして、
今日のヘルディオでは、おととい投稿されました、なぜ3単現へのレビューをご紹介したいと思います。
3単現のSはクワーティハイレツのキーボードである、内田さとるさんのなぜ3単現表です。
どうぞよろしくお願いいたします。本日はおととい、九州大学の内田さとる先生、辞書博士よりご投稿いただきましたレビューをご紹介したいと思います。
内田先生といえばですね、 5月にPHP新書より英単語1万5集特報
という本、新書を出されておりまして、こちらが大爆発中ということなんですよね。 この今をときめく辞書学者内田先生より
設置への書評をいただいたということで、 本当にありがとうございます。感謝しております。
今日はそちらの書評をご紹介させていただきまして、 その中で触れられている
匠な比喩についてですね、 私も一言二言お話ししたいと思います。
まずは内田先生からいただいた書評なんですけれども、こちら。
x 上で投稿されたものなんですけれども、 フルバージョンで読み上げさせていただければと思います。
書評、英語詞で解く英文法の謎。 3単元のs、存在を表すthere、child、childrenのような不規則複数。
つづりと発音のずれ。 英語を学んだ誰もが一度はなぜと思い、やがてそういうものだと飲み込んできた疑問に本書は英語詞の側から正面から答えていく。
鍵は今の不規則がかつては規則だったという視点だ。 歴史をたどればちゃんと理由がある。
特につづりと発音の不一致の解説についての解説は見事で専門的な詳細さを保ちつつも、 平明な解説がなされている。
歴史を知ることの有用性は英語に限った話ではない。 例えばキーボードのQWERTY配列も活字式タイプライターでよく続けて打たれる文字を離して配置し、
06:12
アームの絡まりを防ぐという当時の事情から生まれた。 やがてその制約が消えても配列だけは標準として生き残った。
本来の役目を終えた後も形だけが残る。 3単元のSがまさにこれで、なぜ今こうなのかは、かつて何が起きたかを知って初めて腑に落ちる。
英語詞を学ぶ醍醐味はまさにそこにある。 歴史を知れば理由がわかる。
英語を学ぶすべての人にこの詩的興奮を味わってほしい。 高度な専門性に裏打ちされながらも明快で読みやすい本書は、これまで研究と発信を地道に続けてきた、この著者にしか書けない一冊だ。
という、読み終えてもう感激で胸がいっぱいになるような投稿、あえてフルバージョンで読み上げさせていただきました。 本当にもう今も読み上げて胸が熱くなってまいりました。
ありがとうございます。 この後、X状で内田先生と
メッセージを往復させてコミュニケーションを取らせていただきましたが、本当にですね、ありがたく嬉しい書評、ご感想をいただきました。
こちら、説聴の特設ホームページの方にもレビューをですね、上げさせていただいているんですけれども、全て上げるわけにはいかないということで、
切り取ってですね、部分を抜粋して内田先生からの今回レビューが出ました、みたいな形なんですが、どこを切り取ってよいかというのはですね、大いに今回悩んだんですね。
それくらいですね、今読み上げた文章の中にですね、引用したい部分がですね、たくさんあるという、
そういう文章になっているんですね。 いくつか、
熱くなるポイントがあるんですけれども、とりわけですね、一つ今回はピックアップしてお話ししたいのがですね、キーボードのQWERTY配列になぞらえてですね、
3単元のSを
捉えられた、この比喩、メタファーがですね、実にうまくそしてきれいですよね。
過去に何らかの理由があって、QWERTY配列になっている。 理由、自由があったということですね。
09:00
その自由が時とともに解消されてなくなってしまうんだけれども、 それによって出来上がった形だけはスタンダードとして残って、いわば境外化した形で、
後の世代にも受け継がれる、その一つの典型的なものがQWERTY配列ということで、
極めて 優れた比喩になっていると思うんですよね。
私たちが現代で日々触れているQWERTY配列のキーボードという日常性もありますね。
なぜこの配列になっているのかというのを知らなかった人にとってはですね、 そういうことだったかという気づきももたらしてくれるという点ですぐれた比喩だと思いますし、
何よりもきれいなんですよね。 実を言いますと、
今回内田先生が挙げてくださったQWERTY配列の比喩ですね。 このような議論というのは、私もですね、うまく表現できないか、伝える方法はないかというふうに探してきまして、
いくつか実は関連する比喩を私の方でもですね、収集していると言いますかね、持っているんですよ。
QWERTY配列はその私のコレクションの中に入っていなかったんですが、
これきれいなので、今後使わせていただきたいなと本当に思っているんですね。 私がこれまで持っていた比喩はですね、いくつか披露しますと、
人間の社会にも、それから自然界にもこれあったりするんですけれども、一つはですね、盲腸です。
あの病気の盲腸、中水炎ですよね。
私は生物学、医学に詳しくはありませんが、盲腸ですね、人間にとって特に役に立たない器官というふうに言われてるんですね。
ただ、器官としては残ってしまっている。役に立たないということはゆっくりと退化していくわけなんですが、
これですね、数千年数万年というぐらいでは完全には退化しきらない、時間かかるわけですよ。
なので役目は、かつては何らかの役目があった。
ところがそれがなくなって、今なくなりかけている途中なんだけれども、とても時間がかかるので、退化するには。
今中途半端な形で残っている。役割はないんですけれども、ただ炎症にかかりうるという点ではむしろですね、マイナスでしかない。
なので手術で取り除いても生命には問題ないわけなんですが、役割がない割には病相になりうるということで、
何のためにあるの?ということなんですけれども、残ってしまっているということなんですよね。
なので私はこの3単元のSであるとか、このように形外化して残ってしまっているものについては、これまではですね、
12:07
メタファーとして盲腸を使ってきたんですね。
ただこれは病気の話にもなりますし、盲腸で苦しんだことのある方も少なくないということになるとですね、
もっといいきれいな例はないかなということで、今回のクワーティ配列ですよ。
素晴らしいと思いましたね。
もう一つはですね、これも生物学、医学、生理学なんですけれども、議論のあるところかと思うんですが、
これはですね、男性の乳首という議論もあるんですね。
逆に立っているのか、退化の最中なんではないか。
だけれども退化しきっていないので残っていますね、みたいな話ですね。
今挙げた3つの比喩の中ではクワーティ配列が最も美しくスマートということで、
その点でもですね、内田先生には感謝申し上げます。
社会の中、自然界の中にですね、このような例、他にもあるかと思うんですよね。
これはちょっとしたノートレになるかもしれません。
リスナーお聞きの皆さんですね、似たような事例が身の回りにないか、
このあたり面白い例があったら是非ですね、コメント欄にお寄せいただければと思います。
今回はですね、内田先生に書評を寄せていただいたという、それだけで嬉しいありがたいことなんですが、
その中にですね、また光るメタファーを一ついただいたということで、
ダブルで嬉しい、ダブルで感謝という投稿でした。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
3単元のSはクワーティ配列のキーボードである。
これは名言ですね。
本を書いてよかったというふうに思います。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、
あなたからのご意見ご感想をお待ちしています。
Voicyのコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです。
SNSでのシェアもよろしくお願いいたします。
絶賛発売中の新刊書に関しまして、
なぜ3単元目撃マップ企画を展開中です。
全国のリアル書店で本書を見つけましたら、
なぜ3単元が置いてありましたよと私にお知らせください。
町と書店の名前を添えていただきますと、
私がGoogleマップにピンを立てていきます。
日本地図をなぜ3単元で埋めていき、
英語史をお茶の間に広めていきたいというのが企画の趣旨です。
15:01
毎日コメント欄より皆さんのご報告をお待ちしています。
また、独領された方はAmazonレビューなどですね、
いろいろな各種プラットフォームで結構です。
本書のレビューご感想をお寄せいただければと思います。
その際にはぜひハッシュタグ
ひらがなでなぜ3単元でお願いいたします。
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように、
英語史研究者のほったり打ちがお届けしました。
また明日。
15:34

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