#1851. 『古英語・中英語初歩』より古英語 Early Britain の1
2026-06-24 19:18

#1851. 『古英語・中英語初歩』より古英語 Early Britain の1

【今日のひとこと】

『古英語・中英語初歩〈新装復刊〉』の pp. 86--87 を参照しながらどうぞ📕

【ハッシュタグ】

#helwa #hel活 #古中初歩 #古英語音読 #アングロサクソン年代記

【参照URL】

http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2017-04-14-1.html


▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.

- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491

▼2026年6月10日に本が出ました.発売前増刷決定.Amazon 新着ランキング「語学・辞事典・年鑑」「英語」「新書」3部門で第1位を獲得しています.

📕堀田 隆一 『英語史で解く 英文法の謎 --- なぜ「3単現の s」をつけるのか』 NHK出版〈NHK出版新書〉,2026年.

関連情報はワンストップで著者公式特設HPからどうぞ👇

https://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/lp/nazesantangen/index.html

▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の第20号が公開されています

- 第20号(2026年5月28日):https://note.com/helwa/n/nbcb5d662f7c3

▼2026年2月25日に,一押しの伝説的な教科書が新装復刊されます

📕市河 三喜,松浪 有 『古英語・中英語初歩〈新装復刊〉』 研究社,2026年.

- 本書の公式HPよりどうぞ:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10155519.html

▼heldio 入口プレイリスト 最新版(上位10本)

1. 「#1171. 自己紹介 --- 英語史研究者の堀田隆一です」 https://voicy.jp/channel/1950/nsefrco7tl
2. 「#444. 英語史を学ぶとこんなに良いことがある!」 https://voicy.jp/channel/1950/xh5nkkivxg
3. 「#729. なぜ英語を学ばなければならないの? --- 中学生のための英語史」 https://voicy.jp/channel/1950/hzowkzzoaq
4. 「#1. なぜ A pen なのに AN apple なの?」 https://voicy.jp/channel/1950/eg1ffa2pn2
5. 「#705. ゆる言語学ラジオにお招きいただき初めて出演することに!」 https://voicy.jp/channel/1950/fmstk5sb6g
6. 「#1474. ゆる言語学ラジオの『カタルシス英文法』で関係詞の制限用法と非制限用法が話題になり…」 https://voicy.jp/channel/1950/4w2kl8zgfl
7. 「#1607. 英語帝国主義から世界英語へ」 https://voicy.jp/channel/1950/j8ktxr4px3
8. 「#1576. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック with 小河舜さん」 https://voicy.jp/channel/1950/xg195k9qdq
9. 「#1581. 歯科医学×英語史 with 無職さん --- 『英語史ライヴ2025』より」 https://voicy.jp/channel/1950/4th1404k03
10. 「#406. 常識は非常識,非常識は常識 --- 私の海外体験の最大の成果」 https://voicy.jp/channel/1950/8q0i86tmgp

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- https://user.keio.ac.jp/~rhotta/helhub/
- heldio, helwa はもちろん hellog や YouTube 「いのほた言語学チャンネル」などの様々な媒体での英語史コンテンツの新着が日々集まってくるページです.毎日複数回更新されています.
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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜ?の著者の堀田隆一です。
去る6月10日、NHK出版新書、英語史で解く英文法の謎、なぜ三単元のSをつけるのか?が発売されました。
発売前増殺となり、全国つつ裏裏にてご好評いただいています。
英語の語源が身につくラジオヘルディオ、英語史を茶の間におもっとに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は2026年6月24日水曜日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さあ本日は、久しぶりのことになりますが、このシリーズ忘れていたわけではありません。
実はですね、最後1回を残してですね、しばらく時間が空いてしまっていたんですが、
古英語中英語書法より古英語アーリーブリテンの一節を誠読する第12回となります。
今年2月に研究者よりこの伝説の古英語中英語の入門書が真相復環されました。
こちらの真相復環を記念して、この中から古英語のある一節アーリーブリテンというタイトルが付されておりますが、
この一節12文からなる古英語の文なんですが、
古英語初心者初めてという方にも読み進めていただけるように、この誠読シリーズをヘルディオ城で始めておりました。
毎回1文を読み進めて、12文ありますので第12回まで続くというシリーズだったんですけれども、
11回の時点でしばらくですね止まってしまっていたんですが、忘れてはいません。
この第12回シリーズとしては最終回となりますけれども、今日はこれをお届けしたいと思います。
本書をお持ちの方は86ページ、87ページをお開きください。
お持ちでない方もですね、こちらリンクを貼っております。そちらにですねテキストがございますので眺めながら
古英語を原文でじっくりと味わっていただければと思います。
最後の文となります。 それでは行ってみましょう。どうぞよろしくお願いいたします。
03:07
最終文となります。これまでの経緯につきましてはここでまとめることはいたしませんけれども、ぜひですね
第1回から第11回ヘルディオで公開されておりますので、たどってお聞きいただければと思いますね。
それでは今回扱う最後の文ですが、まず 古英語の発音で読み上げてみたいと思います。
となります。この直前の文ではですね、スコット人、これはですね、もともとはアイルランドに勢力を持っていた民族なんですが、
海を渡って今のスコットランドの地にやってくる下りなんですね。 このスコット人がアイルランドから
イギリス、ブリテン東北部に移住してきて、そこに王国を作ったということで、今ですね スコットランドと呼ばれているわけなんですね。
ですが本来はアイルランドにいた民族なんだということですね。 この人々が
今話題になっているところなんですね。 さあ最初の単語&これは繋ぎ言葉として現代の接続詞&ということなので、特に大きな問題ありませんね。
そして次はわす、わすというふうに読みます。 過去形B動詞
単数ということになりますね。 現代の発音はわずというふうに語末のシーンが濁っています。優勢化していますが、
小英語ではですね、読んで字のごとくSは基本的にですね、スという詰んだ音、無声音ですね。 これに気をつけてください。わすというふうに読みます。
そしてヒエラヘレトガとありますが、ヒエラ、これが現代で言うところの
複数三人称代名詞の所有格、小英語の文法では続格というふうに言いますが、つまり
thereにあたるわけですね。スコット人たちが今話題なので、このスコット人たちのという意味になりますね。
そしてヘレトガ、これが
リーダー、指導者の意味ですね。 この単語は小英語お得意の複合語なんですね。ヘレとトガの二つの部分から
なります。ヘレはですね、軍隊っていうことなんですね。 そしてトガ
06:03
は引っ張る人。 軍隊の指導者ということなんですね。
ドイツ語やられている方はHerzog、 これと同じ語源ということなんですね。軍隊を引っ張るものということで
指導者。 将軍と訳してもいいかもしれませんけれども
スコット人たちのリーダーですね。
わ、レアダイエハーテン
というふうに続きます。これはレオダと呼ばれていたレオダという名前だったということなんですね。
b 動詞がわすとして最初に出てきていますね。 主語と b 動詞のここトーチが起こっていますが特にですね
疑問文というわけではないんですね。このようなトーチは語彙語では一般的です。 この b 動詞と組むようにですね、イエハーテンという動詞の過去分詞があります。
つまり受け身なんですね。 イエは接頭字です。ハーテンの部分、ハートの部分が
意味の本体を担っています。これは呼ぶ、現代で言えば call に相当するぐらいの単語で
was called っていうことですね。何々と呼ばれていた、つまりこの場合は名前なんですけれどもね。
彼らのリーダーはレオダと呼ばれていたレオダという名前だったということになります。
このハーテンのハーツですね。これが呼ぶという意味でしたが、これはドイツ語ではイヒハイセ
ホニャララという時の自分の名前を言う時ですね。私は何々です。 これですね、ドイツ語も becalled 何々と呼ばれているというのが本来で
語源的につながっているんですね。 さあここまではいいですね。
そしてこの小英語中英語初歩、深層復環のエディションでは後ろにカンマが来てますね。
1回切れる形になっていて、そして from same とあります。 from は何々からという前置で現代と意味も変わっ
形も変わっていませんね。次の same というのがちょっと解釈が難しい癖ものなんですが、
この単語は 漢詩の座なんですね。これの単数
余格 男性単数余格
の形なんですね。他にも実は 中性単数余格でもあるし
複数余格でもあったりするのでこの same という形はこれ自体多義的
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いくつかの読みがあり得るんですが、ここは文脈から考えてですね。
same は男性単数余格。余格というのは from という前置の後ろに来ているからということなんですね。
そしてこの座に相当する定幹子に相当する単語なんですけれども 小英語ではですね
定幹子つまり現代の座と同じような役割を果たす他にですね いろいろ他の使い道がありまして一つは独立して
認証代名詞としても使える。つまり he, she, it, they と事実上同じ働きをする座の使い方単独でですよ
座一語で。もちろん形はですね書く数 性などによって変わるわけなんですけれどもこの座一語だけでそのまま
認証代名詞としても使えてしまうということなんですね さらに
関係代名詞としても使われるんですよ つまり今の座はですね定幹子の用法一つということに基本的にはなりますけれども
小英語のこの座のご先祖様ですねは定幹子でもあり 認証代名詞でもあり関係代名詞でもあるという
ものすごく多義的と言いますかいろんな形で使われるんですね 機能が豊富ということになりますがではこの文脈でどの使い方がなされているのか
というのは考えなければいけないので読み解かなければいけないのでなかなか厄介 なんですよね
ここでサムはですね 認証代名詞と考えるのであれば
何を受けているかというとこれはヒエラヘレトガですねつまりレオダという名前の あの将軍指導者リーダーのことを指しているというのは文脈上間違いありませんね
関係代名詞として読む場合も同じです つまりですね認証代名詞として読む場合すっきりしますがこのカンマをですね
ピリオドとまぁ事実上同じと読み 変えてですねそうするとフラム品ということになります
認証代名詞と同じということは認証代名詞で置き換えても通じるような用法ということで フラム品
この後先に読んでみますがヒエシンドイエネムノデデルレオディということで 彼らはつまりスコット人たちですね
この民族ですが彼らはシンドはすでに出てきていますね 現代であればアーに相当する複数主語に対する現在形の
ビー同士ということになります つまりここはゼイアーと訳すべきところですね
ヒーエスインドですが 彼らは家ネムのでこれも家という接頭字がついております
12:04
これは受け身同士が 過去分子になっている場合につくということで先ほどの家ハーテンの家と同じような役割
なんですが本体はネームのでの部分ですね もっと言いますとネームのというここが意味を担う本体部分でこれはネームなんですよ
名付けるということですねこれが 現代で言うところの ed に相当する小英語版
od みたいな形になっていますがこれ全体でネームと言うことになります 何々と名付けられている何々という名前だということですね
they are named デールレオディ
指導者の名前レオダの地域とかレオダの 国ぐらいの意味なんですけれども
つまり from him they are named デールレオディ
というふうに解釈するということですね あるいはここでは実際にはピリオドではなくカンマが打たれていますのでこのサームを関係代名詞
として取ることもできます その場合先行詞指すものは先ほどと同じヒエラヘレトガですね
ですので現代風に言えばfrom whom となりますかね whom がヒエラヘレトガを受けてその
彼に指導者にちなんでから その名前から
彼ら民族自体の名前も合いあがってですね レオダの土地レオダの地域
と 名付けられた
こんな解釈になります 歴史上これはダルリアダ王国と言われていますね
ダールレオディですがちょっと名前ってダルリアダ王国として知られることになりました 5世紀から9世紀あたりに
スコットランドの北西部ですね このあたり一帯を支配した民族ということでせいにこの王国の名前が出てきて
この一節は小英語中英語諸法のこの本の中ではですね 閉じられているということなんですね
これで 12分すべて
クリアしたことになります 本日扱ったこの最後の文改めて
読み上げてみたいと思います皆さんもぜひ一緒に 読み上げください
15:20
第12文をお届けしました エンディングです今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました
時間がかかりましたがこの一節をじっくりと精読していくシリーズ 小英語の初学者にもわかるように丁寧に説明してきました
この本の前半にはですね 文法のセクションがしっかりとついております
そして一語一語にですねグロッサリー小辞典で記述が与えられております この小辞典というのは本書の最後についているものなんですね
ですのでこのようにですね 自習することは可能です
ただとはいってもですね最初の本当の入り口の入り口のところはですね 今回のヘルディオのシリーズのような形で講義のような形で導入
があるとこれからの自学自習にもですね スムーズに入っていけるのではないかという思いを込めまして
この12回シリーズをお届けしてきました 別の文章ですねこの本には小英語中英語のいくつかのテキストが収められているわけなんですが
他のテキストでもですねこのような 講義を続けるかどうかというのはちょっと今決めておりません
ですがまずはですねこの12回シリーズ改めて 過去回も含めてじっくりと聞き直していただきましてね
小英語の味わい 生の
原文で読むことの喜び楽しさ これが
伝わったのであれば良いなというふうに思っております ぜひ英語史の話題広く
関心を持っていただくとともにこのように 一つ一つの文をですね丁寧に読んでいくことの喜び
これもですね皆さんとシェアできたようであれば本当に嬉しいです これにてこのシリーズにつきましては完結とさせていただきます
ありがとうございました さあ
もうか絶賛発売中の新幹総なぜ3単元と関連しまして比較のお知らせです なぜ3単元目撃マップこちら進展していますね少しずつなんですが
18:00
地図上にですねなぜ3単元目撃情報がピン立ての形でですね表現されています 皆さん全国のリアル書店にて本書を見つけましたらぜひですね
この店に何々町の何々書店になぜ3単元が置いてありましたよというふうに日々の ヘルディを配信会のコメント欄にてお伝えください
私がその情報をもとに google マップ上にピンを立てていくということなんですね 狙いは日本地図をですね
なぜ3単元で埋め尽くすということです これによって英語紙をお茶の間にこれがですね本当に実現しているんだということが
資格化されるということになるわけですよね ぜひ皆さんのご協力応援
よろしくお願い致します このチャンネル英語の語源が身につくラジオヘルディオではあなたからのご意見ご感想をお待ちして
ますおいしいのコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです sns でのシェアもよろしくお願い致します
それでは今日も皆さんにとって良い1日になりますように 英語子研究者のほったりうちがお届けしました
また明日
19:18

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