#1758. 『古英語・中英語初歩』より古英語 Early Britain の1
2026-03-23 20:28

#1758. 『古英語・中英語初歩』より古英語 Early Britain の1

【今日のひとこと】

『古英語・中英語初歩〈新装復刊〉』の pp. 86--87 を参照しながらどうぞ📕

【ハッシュタグ】

#helwa #hel活 #古中初歩 #古英語音読 #アングロサクソン年代記

【参照URL】

http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2017-04-14-1.html


▼パーソナリティ,堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ.

- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491

▼2026年2月25日に,一押しの伝説的な教科書が新装復刊されます

📕市河 三喜,松浪 有 『古英語・中英語初歩〈新装復刊〉』 研究社,2026年.

- 本書の公式HPよりどうぞ:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10155519.html

▼heldio 入口プレイリスト 最新版(上位10本)

1. 「#1171. 自己紹介 --- 英語史研究者の堀田隆一です」 https://voicy.jp/channel/1950/nsefrco7tl
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7. 「#1607. 英語帝国主義から世界英語へ」 https://voicy.jp/channel/1950/j8ktxr4px3
8. 「#1576. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック with 小河舜さん」 https://voicy.jp/channel/1950/xg195k9qdq
9. 「#1581. 歯科医学×英語史 with 無職さん --- 『英語史ライヴ2025』より」 https://voicy.jp/channel/1950/4th1404k03
10. 「#406. 常識は非常識,非常識は常識 --- 私の海外体験の最大の成果」 https://voicy.jp/channel/1950/8q0i86tmgp

▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています

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▼heldio 2025年第4四半期のベスト回を決めるリスナー投票の結果が出ました

- hellog 「#6109. リスナー投票による heldio 2025年第4四半期のランキング」 http://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2026-01-17-1.html

▼hel活のハブ The HEL Hub のホームページが2025年10月18日よりオープンしています

- https://user.keio.ac.jp/~rhotta/helhub/
- heldio, helwa はもちろん hellog や YouTube 「いのほた言語学チャンネル」などの様々な媒体での英語史コンテンツの新着が日々集まってくるページです.毎日複数回更新されています.

▼拙著『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』の第10刷が出ています(12月19日)

📙堀田 隆一 『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』 研究社,2016年.

- コンパニオン・サイトはこちら:https://www.kenkyusha.co.jp/modules/history_of_english/
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▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の第14号が公開されています

- 第14号(2025年11月28日):https://note.com/helwa/n/n128c1a0253e2?magazine_key=m82eb39986f24

▼2025年6月18日に新刊書が出ました

📙唐澤 一友・小塚 良孝・堀田 隆一(著),福田 一貴・小河 舜(校閲協力) 『英語語源ハンドブック』 研究社,2025年.

- Amazon 新着ランキングの英語部門で第1位を記録
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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに応える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜの著者の堀田隆一です。
英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間におもっとに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。
本日は2026年3月23日月曜日。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。
本日はシリーズ化してきております。 2月25日に真相を復環された
小英語・中英語書法、こちらのテキストをじっくりと聖読、超聖読していこうという企画ですね。
前回は1755回でしたね。 小英語・中英語書法より小英語・アーリーブリテンの一節を聖読するパート1ということでお届けしましたが、
今回はパート2です。 小英語・中英語書法、真相復環の86ページに掲載されております
アーリーブリテンというアングロサクソン年代記からの一節、こちらをじっくり読んでいこうということで、前回はですね
1回かけて1文だけ、ワンセンテンスだけ進みました。 このぐらいのゆっくりさですが、その分ですね、聖読を心がけて何回かに分けて、この20行ぐらいですかね
の小英語の文をですね、読んでいこうということで、入門としては最適な講義シリーズとなると思うんですよね。
ぜひ、この小英語・中英語書法の本をですね、入手してお聞きいただければと思います。
取り急ぎですね、まだ手元にないという方はですね、チャプターの方に画像や関連リンク貼っておりますので、そちらから小英語の原文ですね、見ることができます。
さあ、それでは行ってみましょう。本日は小英語・中英語書法より小英語、Early Britainの一節を聖読するパート2です。
どうぞよろしくお願いいたします。 では第2文となりますが、こちら読んでいきたいと思います。
というこの一文になりますね。
03:03
まず、andはそのままですね、そしてhereという、これが副詞hereに当たります。ここ、ここで、ここにっていうことですね。
その後のsindなんですけれども、これがですね、なんとbe動詞なんですね。
be動詞で、現代であればareに相当する、つまり直接法、現在で複数主語の場合ですね、に用いられるbe動詞ということで、現代であればareに相当するものですね。
ドイツ語などを学んでいる方はsindという単語がありますので、それとそっくりということですね。
小英語ではsindとそのままローマ字のように読んでもらえば結構です。
and here areということですね、現代語に訳せば。そして、on this island、これはon this islandそのままになります。
現代ですとこれはin this islandぐらいですかね。
onはonなんですけれども、これ小英語面白いのはですね、onとinの使い方が現代英語とですね、反対になることもままあるんですよ。
そもそもどちらでも通じるというぐらいの軽い意味なわけなんですけれどもね。
現代英語では、これon this islandと言ってもいいんですが、通常in thisislandぐらいかなと思うんですよね。
このあたりは現代英語に訳すということをですね、考えるとですね、食い違いが生じたりするところなんですよね。
これ小英語の一つの特徴と言いますか、あるあるなんですよね。
そしてthis island、これがthis islandということはだいたいわかるかと思うんですけれども、
このthisというのはthisですね。
これthisなんですけれども、当時の読みとしては無声音でthisとsと濁らないでthを発音してください。
これthornという文字ですけれどもね、thに相当するものです。
このthisという形は、これはですね、thisという単語の愚画の形なんですね。
中性単数愚画形ということですね。
これなぜ愚画が用いられているかと言いますと、onという前置の後だからなんです。
一般論としてですね、前置の後には余画が来ることが多いです。
それから退画が来ることもありますし、稀に俗画が来ることもあります。
06:06
ですが基本的にはですね、余画が来るものというふうにまず読んでおいて、中白句大丈夫です。
余画が来るべきなんですね。
実際にその後ろのislandですね、イエイランデというエ、これは余画語尾なんですよね。
ただですね、thisに関しては、このような支持詞とか代名詞はかなり古く、歴史も古いということもありますし、古くからの画形をよく残しているんですね。
おおむね小英語の時代までに、愚画というのは消えてですね、余画に吸収されていくということがあるんです。
しかしこのような支持詞であるとか代名詞などに関しては、まだギリギリ愚画というものが残っていて、余画に融合していないということなんですね。
このような恩の後のような環境で、さらに古い時代には愚画が使われていたということなんだと思われるんですが、
なのでここは恩の後に余画余画で揃っていれば、本来小英語的なルールになるんですが、
Theusに限ってはたまたま愚画が残っているということで、恩の後に愚画の支持詞プラス余画の名詞、こんな具合になっているわけですね。
現代ではこのような愚というのは、thisやこの名詞のislandにはありませんので、そのままonthis islandとかin this islandとなるわけですが、
小英語ではいちいちthisもislandも正しい形に屈折しているということなんですね。
恩の後は原則的に余画が来ると、今のところを覚えておけば良いと思います。
つまりここまでのところ、and here are on this islandですね。
そして最後に四語が来るんです。
five languagesということで、fiveは似ているのでわかるかと思いますね。
Yetheodは残念ながら現代の英語に残っていない四語になってしまった単語で、
このジーポチなのでyetという風に最初読みますけれども、これは小英語で最も多く頻繁に見かける窃盗字です。
この窃盗字はもともとはある種の意味があったんですが、この時代までに形外化して、そしてこれ自体が意味を持つわけではないお飾りみたいな感じでつくことが多いです。
09:03
この場合ですね、theodが意味の本体なんですが、別途ですね、theodという単語がありまして、これがpeople、民族、人々という意味なんですね。
これにうの語尾をつけて、人々と結びつきの強い言語をも表せるということで、家がついた形ですね。
これで言語、しかもfeesが前にあるのでわかると思うんですが、これが複数形なんですね。
このuの語尾ですね。これで複数形になるということで、five languages。
このtheodという、この形でpeople、家がない形ですね。
theodというのがpeopleの意味だと言いましたが、これはですね、ドイツ語ではドイチに相当します。
theodの部分が同じゲルマン系のドイツ語ではドイチ、これ人々という結局意味なんですよ。
つまりthe peopleと言っているようなものなんですね。
ドイツということですね。
この辺りに関連があるんだけれども、現代の英語でこのtheodを部品として持つような単語は残念ながらないんではないかと思われますね。
ということで、現代英語でもですね、このぐらいの統治であれば許されるかなと思いますね。
and here are on this island, in this island, fivelanguagesということですね。
頭にhereという副詞が来ていますので、これを文の第一要素と考えます。
andは感情に入れずにですね。hereが文を構成する第一要素。
そうすると第二要素に来るのはですね、語彙語では典型的に動詞なんです。
この場合b動詞ということですね。
そうするとですね、副詞が第一要素。
第二番目に動詞が来るとなると、こういった場合ですね、名詞であるとか主語ですね。
主語はその後ろに回ってくるということになります。
ちょうどthere is, there are構文というのが現代でもありますが、それと同じことなんですね。
there、形外化したthereではありますが、本来はそこにという意味があったわけですよね。
第一要素。第二要素は動詞なので、b動詞isとかareを付け加える。
そして第三要素に初めて主語が来るというような動詞第二の位置、verb secondというのが語彙語では一応の原則です。
ただこれもですね、もうすでに崩れかけているのが語彙語時代ということなので、100%の規則ではありません。
さあ、ここまでいいでしょうかね。
ここ、この島には5つの言語がある、話されているということですね。
12:05
そしてその5つの言語とはということで、具体的にenglish and british and skittish and pithitish and borkladdenとなります。
scというつづり字ですね、これが現代語でいうところのshにあたるということは、すでに奇襲事項なんですね。
このシリーズに先立つシリーズで、つづりと発音、語彙語のつづりと発音についてお話ししておりました。
scと見えたら、頭の中でshというふうに変換してみてください。
そして発音はローマ字通りですので、englishではなくenglishですね、英語。
そしてbritwillish、これはbrit、britainプラスwilish、これ現代でいうとこのwelshですね、ウェールズ語、ブリテン島のウェールズ語といいますかね、ということになります。
ケルト系の言語ですね。
それから次にskittish、skittishですね。
これは現代のスコッティッシュということで、頭はscで始まっていますが、これは現代のスコットランド、スコットという言葉の起源になっているということで、
skとこの場合には読むんだと思います。
ただ末尾のishという設備字ですね、これはやはりscでshと読むべきなんだと思いますね。
これ母音がですね、今のスコットとスキュットとだいぶ異なるように思われますが、
実はですね、このここの4つ並んでいる言語名、すべてishがかかっていますよね。
このishに含まれるiの音が前の音節の音をですね、変えてしまう力を持つんですね。
これiミューテーションとかiウムラウトと呼んでいる現象なんですけれども、
それによって本来スクッティッシュとかですね、スコッティッシュ、スコットに近いものが、
ishの影響でスキュッティッシュとウムラウトを起こしているということなんです。
ただ後にですね、このishがつかないスコットランドのスコットの部分からの類推で、
もちろん関連語でもありますので、その類推によって母音がスコット、スコッティッシュというふうに戻ったということなんですね。
音変化の都合で一回スキュッティッシュになったんだけれども、後に中英語以降にスコッティッシュというふうに
oの音が復活したと、そういうふうに考えるわけですね。
その意味ではですね、同じ類推がイングリッシュという単語にも起こったのであれば、今頃イングリッシュではなくアングリッシュと
15:04
言っていた可能性もあるわけなんですけれどもね。
イングリッシュには類推が起こらず、スコッティッシュには類推が起こった。
Every word has its own historyということですね。なかなかうまくいかないものです。
さあそして次がピクティッシュ。これがピクティッシュですね。ピクトジンという人々がいて、この一節の後半にまたですね、
関連する話がスコットジンとかピクトジンあたりが出てきますね。
ちなみにスコッティッシュというとですね、今スコットランド、つまりブリテン島の北部を思い浮かべますが、
この頃はですね、まだそこにスコット人がやってくる前のふるさと、これアイルランドなんですけれども、それを指しているんですね。
つまり差し詰めアイリッシュと言うべきものが、表現としてはスコッティッシュ、スキュッティッシュと表されているということですね。
この辺は歴史、地理、この辺に詳しくなければですね、勘違いしてしまうところなんですけれども。
そして5つ目の言語がボークラデン。これは複合語でボークがブックですね。
そして2つ目は濁っていますがラテンです。ラデンと言っていますかね。
ブックラテンということです。これはラテン語ですね。
この5つの言語が話されているという、そのような知識をこのべているところですね。
今回も一文のみで止めておきたいと思います。十分に情報量が多いと思うんですね。
今回だけでもB動詞、シンドが出ました。
それからこの文ですね、トーチが起こっているということで、ヴァーブセカンド。
頭に主語ではなく副詞のようなものが来る場合、2つ目の要素は動詞でなければならない。
原則としてですね。ということは主語はその後ろに回るということになりますね。
この統合的問題。それからオン・フィース・イー・エイ・ランデのオンの後には典型的に余格が続くんだということ。
それからイッシュですね。このイッシュという設備字、典型的に形容詞を作ったり言語名を作ったりしますけれども、
このイが含まれていることによって語幹母音、その前に来る部分の母音が本来のものから変わっている。
アングル人の言語だからアングリッシュとなるかと思えば、これがエングリッシュというふうにアイウムラウトを起こすということですね。
スキュッティッシュも同じように説明できるんですが、このスキュッティッシュに関しては後の時代に単純形といいますか、
18:04
元の形スコットとかスコットランドを参照してそれからの類推で母音が元に戻った。
つまりスキュッティッシュのまま、現代にはいたらずスコッティッシュとオの母音を持つように変化したということですね。
ただこれはイングリッシュには起こっていないというような、Every word has its ownhistory、この辺りもお話ししました。
さらに詳しくはですね、このアーリーブリテンの校87ページ、逆側のページにですね、一語一語語釈なり解釈、詳しい解説があります。
そしてもちろん緩末にはグロッサリーも完備してありますので、一つ一つの単語が何格で使われているのか、そして何名詞、男性名詞なのか女性名詞なのかということですね。
ここまではこの解説シリーズではですね、その意味での一語一語の分析まではしていきませんけれども、ぜひですね、この小英語・中英語書法テキストを手に入れて、さらに濃く皆さん読んでいただければと思います。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
小英語・中英語書法理、小英語アーリーブリテンの一節を説得するパート2ということで、第2文、今回もワンセンテンスのみですが、じっくりと説得していきました。
またこのシリーズ続けていきたいと思いますので、ぜひ小英語・中英語書法ご注目ください。
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20:28

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