1. COCOAトーク〜夫婦で語る、わかちあう暮らし〜
  2. #2-31【漫画感想シェア会 後編..
2025-11-24 35:56

#2-31【漫画感想シェア会 後編】『ヴィンランド・サガ』に学ぶ、コミュニティを育てる“文脈”

【今回のエピソードについて】前回に続き、漫画『ヴィンランド・サガ』の感想会・後編。今回は、物語後半の「ヴィンランド編」にフォーカスしながら、トルフィンの“争いのない国づくり”とコミュニティ運営について語り合いました。物語の村づくりを、COCOAのコミュニティづくりと重ねながら、「理想の場をつくるって、実際どうなの?」を真剣に掘り下げています。※軽いネタバレあり(核心は避けています)。【今回の本編ハイライト】・“剣は持ちこまない”と決めたリーダーの覚悟と、その背景にある価値観・目的はバラバラでもいい?価値観が揃わないときに起きること・コンテクストを紡ぐって、めちゃくちゃ手間。でもやらないと崩れるかもしれない話【COCOAトピックス】・COCOA主催アートワークショップのふりかえり・今週のイベント:11/27(木) 「振り返りのシェア活」※配信の中では24日とお話しておりますが、27日の開催となりますm(_ _)m🎙️ COCOAトークエピソード配信:毎週月曜 朝📅 COCOAコミュニティイベント:毎週木曜 夜-(第1〜4木曜に開催中)▼パーソナリティ・なーみん(⁠⁠https://my.prairie.cards/u/nami.oomoto)⁠⁠・ふくみん▼番組への感想や質問などお便りはこちら⁠⁠https://quartz-crawdad-56f.notion.site/1fffdeac9f43811d87c6d2be2fa4228c⁠⁠#COCOA#シェア活#わかちあい#相棒関係#ヴィンランドサガ#村づくり#コミュニティ

サマリー

このエピソードでは、『ヴィンランド・サガ』を通じて、トルフィンが目指す争いのない世界の実現やコミュニティの重要性について語られています。特に、彼の旅での成長やコミュニティ作りに関するさまざまな視点が紹介され、社会の中での協力の重要性が強調されています。また、リーダーシップの価値や共通の目標への理解がコミュニティの運営に与える影響についても議論されます。参加者は『ヴィンランド・サガ』を通じてコミュニティの形成やその意義について意見を交わし、作品のテーマが自身の生活にどのように影響するかを探求しています。さらに、アートワークショップの体験を通じて、参加者同士のつながりや創造的な対話の重要性を再認識しています。このエピソードでは、コミュニティを育てる文脈やワークショップの意義について考察されています。

『ヴィンランド・サガ』の旅の始まり
ココアトーク。シェア活で活力みなぎる人生と社会をつくろう。この番組では、人生・社会という畑を実り豊かにするために、理想の相棒関係を共に探求していきます。
こんにちは、パーソナリティを務めます、シェア活コミュニティCOCOAオーナーのナーミンです。
ナーミン 同じく、パーソナリティを務めます、旦那のふくみんです。
ココアトーク第31回目、始めていきます。はい、ちょっと噛んじゃったけど、31回目。31回目を始めていきます。はい、今回はですね、前回から引き続き、ヴィンランド・サガの感想シェア会ということで、ちょっと引き続き熱く語っていきたいなと思います。
ココアトーク後半戦やな。
ナーミン はい。さっきね、ふくみんがね、前回はちょっと泣きそうになっちゃって、ぐっときたシーンもありましたけども、今回もぐぐっと行っちゃいたいなと思います。
ココアトークはい。よろしくお願いします。
ナーミン はい。前回は、本の紹介、漫画の紹介でもあり、お互いの感想のシェアでもあってっていう感じなんですけど、
今回はもう少し、その作品の中の部分的なところというか、ちょっとクローズアップしつつ、ちょっとココアとも関連する部分をちょっと話していけたらなと思っています。
はい。早速じゃあ入っていく?
ココアトーク そうだね。
ナーミン うん。ヴィンランド・サガでは、大きくだいたい3パートぐらいかな。
信念と目的の探求
ココアトーク 4パート。3パート、4パートだよね。
ナーミン すっごい大きく分けるとね。まず最初の1パート目は、その少年トルフィンが、バイキング、海賊たちに揉まれながら、結構残酷な社会の中で強く生きていくというか、
ココアトーク そうね。
ナーミン その中でも、復讐を、復讐心をもとに生きているっていう時代がまず第一パート。
で、そこからね、いろんな転機があって、これネタバレなんですけど、トルフィン一旦奴隷になります。
ココアトーク えっ!?
ナーミン 呼んだやん。呼んだやん。
ナーミン はい。トルフィン奴隷記っていうのがあって、ここはね、アニメでもやってるんやけど、一見ね、ちょっとね、その絵的にはそこまで激しくないから、面白くないんだけど、でもすごくトルフィンにとって大事な時代が。
ココアトーク 確かにね。戦艦部だもんね。
ナーミン 本当に、なんかそのさっきの暴力を手放すっていうところの、なんか基礎となった期間として、トルフィンが奴隷として生きることに見つめ直すみたいな期間が第二パート。
ココアトーク 確かにね。
ナーミン で、ちょっとこれまたネタバレなんですけど、またちょっといろんなきっかけがあり、故郷にね、一旦帰りますと。
ココアトーク もう十何年とか離れた故郷に帰って、そこからまた新たな旅立ちとして、このタイトルにもなってるウィンランドサガ、サガっていうのはあれかな、ウィンランドっていうのは、まだ見ぬ地だったっけ?未開の地だったっけ?
ナーミン まあそうね。場所で言うと、アメリカ東海岸ら辺を指すらしいんだけど、要はまだ開拓されていない土地っていう感じのイメージだろうね。
なんかすごい肥沃な大地で。まあその、北欧が舞台だからさ、北欧ってやっぱ寒いし、ゴツゴツしてる場所も多いし。
ココアトーク 特にその、トルフィンのその故郷はアイスランドだったから、その牧場じゃないや、畑とかができなくて。
ナーミン 家畜とか。
ココアトーク あ、そうそう。家畜とかを飼ったり、なんか木の実とったりみたいな、たぶんそんな感じで過ごしてるんだけど、そうじゃない、まあ広大な土地とか。
で、そこで争いのない世界を作りたいっていうね、トルフィンのこうビジョンの下、いろんな人が一緒に行くよって言って集まって、みんなでこう旅立つというか。
ナーミン そうね。
ココアトーク そこに向かった旅と、そこでその土地で、新たな土地でこう新たな社会を作っていくっていうところのプロセスをね。
ナーミン 村作りみたいなところね。
ココアトーク そうそうそう。描いてるっていうのが、まあそれが3パート目で、まあ最後どうなったのかっていうのは、ぜひ本を読んでください、漫画を読んでくださいっていう感じなんですが、
まあ今回ちょっとこの感想シェア会パート2では、そのトルフィンがこんな社会を作りたいって言って、まあ3パート目ね、3パート目のこんな社会を作りたい、こんな世界争いのない世界を作りたいんだって言って、
ココアトーク こう仲間を集って、新たなね、旅路というか土地に行って、村を作っていくっていう、ここってすごくメタ的に見ると、やっぱコミュニティを作っているよねっていう。
ナーミン まあ確かにね。そもそもその村そのものがさ、コミュニティなわけじゃん。
ココアトーク まあね、コミュニティってまあ共同体だからね。
新たな社会の構築
ナーミン そうね。だからまああれは一種のコミュニティというふうに捉えられるとすると、やっぱりいろいろあるなって感じだよね。
コミュニティって。なんかさっき言った通り、その一人一人にめちゃくちゃ個性があるからさ、みんな目的が違うのよね。
そのトルフィンと一緒に旅をする、そうピンランドを目指す目的が結構やっぱみんな違うから、なんかそこでやっぱこう感じるものがすごいあって、ちょっとそういうのが話せたらなと思うんだけど。
ナーミン だからこのトルフィンが作ったコミュニティ、まあ引いていったコミュニティって、まあいろいろあったんだけど、これ結末を言っといたほうがいいのかな。
ココアトーク 結末は、まあ。
ナーミン でもなんかね、史実的にも出てるじゃん。
ココアトーク そうやね。
ナーミン だからすごく難しかったんだろうなっていう感想もあって、作者に対してこれは。
この物語を締めくくるのめちゃくちゃ難しかっただろうなっていう。
ココアトーク 確かにね。
ナーミン やっぱなんか幸せになってほしいじゃん。
ココアトーク そうね。
ナーミン 読者としては。
でもその史実としてもさ、アメリカってさ、スペインとかイギリスとかが先住民の人たちを追いやって、言ったら支配者というかさ、なんか住みついていったじゃん。
ココアトーク 植民地だからね。
ナーミン そうそうそう。
っていう史実を考えた時に、トルフィンが目指していたのは、実際その作中の中でも現住民みたいな人たちが、民族みたいな人たちが出てくるんだけど、その人たちと共に生きる道を探すの。
ココアトーク そうね。
ナーミン 強制する道を探すんだけど、やっぱそんな簡単にはいかないよねっていうような展開になってました。
ココアトーク っていう中で、いろんなトルフィンたちが船に乗ってきたメンバーたちもいるし、すでにそこに住んでいる、その土地に住んでいる先住民たちもいて、彼らがまず話し合いから始めようみたいな、最初の手段だみたいなことを言ったりとか、
ココアトーク じゃあその、この土地、新しい土地に来たメンバーたちでも、ここが俺の領土だっていう人がいたりとか、なんかいろんな思惑が混じってるよね、みたいなそういうことよね。
ココアトーク だから基本さ、やっぱりさ、世界観的なもう奪い合いの世界だからさ、そういう精神がやっぱ身についてるよね。要はその土地についてもさ、別のところに行って、奪うっていう観点はないかもしれないけど、例えば同じさ、ヨーロッパの地方だったらさ、もうすでに住んでる人がいて、そこに国があって、そこから奪わなきゃいけないみたいな。
でもそれは、当たり前のようにやってるっていう世界観だから、なんか新しくフィンランドに行ったときも、最初こう先住民の人たちは姿を表さないわけじゃない。でもやっぱりそこで自分たちがその開拓していったりして、村とかになって、じゃあここは俺たちのものだっていう風になると、じゃあそれを誰が所有するのかだったりとかさ、なんかそういうなんか所有欲求みたいなのが出てきたりとかね、新しい土地なのに。
誰の土地でもないはずなのにね、本来。でもここは俺たちの土地だってね、なってるもんね、その作の中でね。
だからやっぱ彼らは、やっぱココアで大切にしてる分かち合いができていないなっていうのは思うよね。
そう、上から目線の感じですね、いきなり。彼らは分かち合いができてませんね。
そもそも分かち合うって概念がないんだろうなと思って。
なんかそれで言うと、トルフィンはずっと分かち合おうとしてたなっていうのはね、すごく感じるよね。
トルフィンがさ、ずっとその兵だったかな、なんか壁、防衛をしないみたいな。
柵を作らないみたいな。
そうそうそうそう、柵、攻撃された時にさ、例えばお城とかでもさ、なんか堀があったりさ、兵があったりするけど、そういうのを作らないっていうポリシーでやってて、
でもそれに対して、いや、奪われたらどうするんだとか、してみられたらどうするんだ、自分たちはすっぱだかじゃないかっていう、
なんかそれじゃあやってられないよね、それお前はリーダーとして間違った判断をしている、みたいなこう批判とかもさ、されてたじゃん。
でもなんかそれってさ、その奪われてしまう可能性を考えて防衛として壁を立てることで、
言ったら、この壁の向こう側にいる人たちからすると、すごく拒絶されたみたいなさ、物理的に、っていうような状況にもなるしさ、なんかそれって、ちょっと今めちゃくちゃ話飛んじゃうけどさ、
そのベルリンの壁とかさ、なんか中国の長いやつ、万里の城、あれが何の目的かちょっとあまりわかんないけど、そういうさ、いろんなとこで物理的にさ、壁とか兵とかを作って境目を作る、
っていう、ここからここがうちらね、ここからここそちらね、みたいな感じにするけど、でもそれが結構なんか災いのもとになったりとか争いのもとになったりとか、
じゃあ本当にそれを取っ払ってみんなが安心に暮らせるのかっていうと、やっぱね、誰かが襲ってきたときに壁がないと襲われてしまう、
奪われてしまうっていう思いもやっぱ、みんなどこかに抱えながら生きるってなると、じゃあ本当にじゃあどうしたらいいんだろうねっていうことをさ、
なんか考えたときに答えは絶対一つじゃないじゃん、なんかそういうところもすごくこう、なんていうの、考えさせられるよねっていう。
たしかにね、それで言うとさ、なんかそもそもトルフィンのさ、目的はさ、争いのない平和な土地に行こう、みんなでそこで新しい国を作ろうみたいな感じなわけじゃない、
だからそこには要は暴力とかさ、争いとかないっていうものをトルフィンは言ってみんなで旅立つわけじゃない、だからこそ、ちょっとネタバレになっちゃうけど、そこの国には剣は持ち込まない、
っていう約束だったじゃない。
そうね、そうね。
コミュニティにおけるリーダーの価値
それがなんか一種のトルフィンがめちゃくちゃ大切にしてたものだと思うんだよね。
で、コミュニティの要はリーダーなわけじゃない、トルフィンが。
そのリーダーが大切にしていたものっていうのがやっぱりあって、基本それに共感してくださいねっていう形で人を集めるわけじゃない。
でも実際は持ち込んじゃうんだよね。
それが変な話で争いの元になったりするんだけど、だから大切にしてるものって一緒じゃないとコミュニティってすごい難しいんだなって改めて感じたんだよね。
玉石混合みたいな感じ。
そう、混合みたい。
なんか目的は違くてもいいと思うね。
例えばトルフィンみたいにそこで平和な国を作りたいっていう人もいれば、別に今と違うところに行きたいとか、新しい冒険をしたいとか、あとはそこでひと旗挙げたいとか。
目的は違くてもいいんだけど、やっぱ大切にしてるものは一緒じゃないと、そこでいざこざが起こっちゃう、意見が割れたりとか。
だってもし、例えばそこが本当にがっちり揃ってたとしたらさ、さっき言ってた兵衛なんかいらないよねみたいなところにみんな賛同してくれてもおかしくはないじゃん。
でもそうはならなかったっていうのは、やっぱりみんなの大切にしてるものが違かったんだろうなっていう、それは思ったかな。
文脈の共有
なんかさ、大切にしているものへの理解ができても、同じく大切にする、そのトルフィンと同じように大切にするっていうことはすごく難しいんだろうなって感じて、なんか今のその話を聞いてる中で未知な存在とか未知な土地、何が起こるかわからない、いつ自分の身が危険されるかわからないっていうこのわからない状態の中で武装をしない。
っていうことがどれだけ勇気がいることかっていうことを考えたときに、やっぱそこの同じく、大切にしたいことは理解はできる。そうなんだねって理解はできるけど、同じく大切にするっていうのにはすごく勇気がいるなって今聞いてて思った。
確かに。なんかトルフィンはさ、やっぱあれだけ壮絶な体験をした上でそれに行き着いてるわけじゃん。
やっぱ体験がない人はなかなかわからないよね。
わからないよね。で一番最後やっぱトルフィンと同じような体験をしてすごく苦しんでたやつもいたわけじゃない。お前はこんな辛い思いをしていたんだみたいなさ、体験した上でちゃんとそれを理解する、自分ごととして捉えるみたいな自己理解的なところだったりとかっていうのもなんかやっぱ必要なんだなって感じはするね。
そうね、なんかそれで言うとさ、いろんな体験のさ、濃度の違いとか種類の違いはあれどさ、みんないろんな体験をしてるはずじゃん。今トルフィンだけじゃなくてさ、みんながそれぞれいろんな体験をしていて、そこからいろんなことを学べてるはずじゃん。
学べてないとなんか繰り返してしまうっていうことがあるから、もちろん自己理解は大事だし、なんか私はこれでなんかこの話の話題においてなんかやっぱ大事だなと思ったのが、コンテクストの共有っていう、コンテクストメイキングっていうのがこれリクソーでね、また出ましたリクソーって感じ。
もう好きやねーみたいな。
つなげるねー。
なんかリクソーの中ではコンセンサスは取れないと。で、コンセンサスっていうのは合意。合意形成をしようって組織でよく言うけど、コンセンサスなんて取れないよ、今のこの時代。みんなが合意するものなんてそう簡単にないよっていう、相当わかりやすい答えが明確なものじゃない限りはやっぱ割れるよねっていう話がある中で、
でもコンテクストは紡いでいけるよね。で、コンテクスト何かって言うと文脈。文脈は紡いでいけるよね。で、その中で意思決定する人っていうのはその時その時、議題によって帰っていいよねって今前もした話なんだけど、なんかこれはそのコンテクストっていうのはそれぞれみんなが持っている文脈を開示することもそうだし、みんなで何かしかのことを、例えば畑をね、開墾していくみたいなこととか、先住民の人とコミュニケーションを取っていくみたいなこともあるんだけど、
みたいなことの中でも、その一つ一つを共有していくことで、みんなが体験していることがみんなの体験になっていくっていうことによって、なんだろうな、自分たちの大切にしているものみたいなものが、なんか自分の中だけにあるんじゃなくて、みんなの中にある状態っていうのが作れるのかなっていうふうに思って、でもこれってめちゃくちゃ手間かかんのよ。
なんかほんとノミニケーションみたいな感じ、とかタバコでのコミュニケーションとか、ああいうなんか生産的ではないところでコンテクストメイキングってされるなってめっちゃ思うから、めちゃくちゃめんどくさいのよ。
たしかにね。
で、今の、ちょっと今の時代に戻ってきちゃうけど、なんか今の時代、なんかコスパとかタイパとかさ、効率化みたいな話ってよくされるじゃん、それをすればするほどコンテクストはなんかね、紡げなくなっていくなっていう感覚もあって。
なるほどね。
そうそうそうそう。だからなんかこの時代は、この時代でやっぱその生きていくことへの大変さだったりとかさ、なんかその、別に生産性第一とかではないかもしれないけど、でもこの限界があったと思うのよね、その生きていかなきゃいけないから。
っていう意味でも、そのコンテクストを共有していくっていうのには、すごく時間的コストとかコミュニケーションとしてのコストはすごくかかるけど、でもそれをすることで、その内部崩壊って避けれる道なのかなっていうのをすごく私は感じる。
それによってさっきの自己理解にもつながるし、その相手の理解、相互理解みたいなところにもつながっていくから、結果その目的は違うんだけど、でもみんなで大切にしようねっていうものを大切にできる、なんかより絆じゃないけども、なんかこう、ものっていうのはなんか強く太くなっていくのかなみたいなことを私はこれを聞いて感じました。
コミュニケーションの重要性
おだしょー なるほど。トルフィーに足りなかったのは、コンテクストの共有だったってことね。
大平 いやー、わかんない。でもトルフィーは頑張ったよ。
おだしょー 頑張った。でもなんかさ、物語の最後の方でさ、なんでうまくいかなかったのかみたいなところで、やっぱり言語が違うってやっぱり大きかったなみたいな話があったじゃん。意志の疎通がなかなか取れないとか、まずはそこからだみたいなさ。
大平 はいはい。次に向けてね。
おだしょー そうそう、次に向けて話をしててさ、そういうことだよね、今日は。そのやっぱコンテクストの共有するためには、やっぱいろんなことを一緒にやったりとか時間を過ごしたりとか話したりとかコミュニケーションを取ったりとかをしないといけないわけじゃない。まずは話すみたいなところが大前提としてあるよね。
大平 あとはね、どう話すっていうところだなって思ってて、ここの話すのも技術だと思うのよね。そのトルフィーの話し方っていうのはすごくそのコンテクストを作るための話し方だったと思うんだけど、なんか逆にその他のちょっとこう、剣持ち込んじゃった人たちとかのなんか話し方はどっちかっていうと関係性を対立させるような話し方になってたりとか。
お前はどう責任を取るんだみたいな。
大平 そうそうそう。誰が責任を取るんだ、誰が悪いんだみたいな、こう悪者探しをするような話し方をすると、やっぱそれってコンテクストの共有というよりは対立環境を生んじゃうしとか、なんかそういうさ、すごく繊細なことの積み重ねがすごく大きな結果を作るんだなっていうのをなんかすごく感じるし、でもその些細な、繊細なことになんか注意を向けるのってすごく大変というか。
なんか気が遠くなる作業でもあるなって思うから、なんか繊細に生きるのが大事だなってなんか思いました。繊細さんの時代です。
おだしょー 特にやっぱ新しいことを始めるとかさ、今までと違うところに飛び込むみたいな時は、やっぱそういうのがすごく大切になりそうだよね。
大平 うーん。どういうこと?
おだしょー え?なんか結局さ、今まで既存のコミュニティなのであれば、そこってもうコンテクストの共有がされている場所だったりするわけじゃない。でもじゃあそこから飛び出してまた新しいとこに行こうって言ったら、位置から紡いでいかなきゃいけないわけじゃない。
ってなってくると、やっぱ繊細にそこをケアしてやっていかないと、なんか難しいんだろうなと思って。
だって別にさ、その剣持ち込んだやつもさ、もともといた村ではちゃんと暮らしてたわけじゃん、普通に。でも、なんか新しいとこ行ったら左になっちゃうわけじゃない。
ってことは、なんかやっぱりこう場所が変われば、そのコンテクストっていうのもまた新たに構築していかなきゃいけないんだろうなと思った。
なるほど、面白い。なんか、私はその同じ、何だろう、村というかさ、今までにいたそのコミュニティにおけるその自分自身を剥がしていくプロセスみたいなのも大事だなと思うから、なんか固着するというかさ、そのアイデンティティとかね。
で、それが確率、海になっていくみたいな感覚もあるわけよ、岩手洋みたいな感じで。だから、なんか新しいところに行くときのその繊細さも必要だし、でもこう、同じ環境で生きていく上での、なんか自分という存在のメタ認知みたいなものも、なんかすごく大事だなと思ったから、新しいところってどういうこと?ってなっちゃったよね。ごめんごめん。
ちょっと聞いちゃったけれども、確かにそうだなって思いましたっていうところで、かなりヒートアップしましたが、ちょっとこのあたりで終えていきたいかなと。
もっと喋れるけどね。
ね。ちょっとじゃあ、せっかくなので、ちょっとチェックアウトじゃないけど、話してみてどうだったかって感想を一言ずつ言って、閉じていきましょうか。
はい。
じゃあ、俺から言わせてもらうと、やっぱり俺は今結構熱量高めだからさ、ちょっとなんか話してて、いろんなシーンが思い起こされて、ちょっと泣きそうになるときとかもあったりする。
反重性豊かだね。
なんかすごい好きなキャラクターもいるし、すごい好きなシーンもあるし、それがちょっとここで語りきれないのが歯がゆい気持ちもあるけど、なんかぜひこう読んだらね、シェア会したいよね。
シェア会したいね。ココアの中で。
ココがよかったね。だって俺ナーミンにこのシーンがよかったってシェアしながら、ちょっとこううるうるしてた。
してたね。
今もちょっとこう思い出しながら読むのもあるけど、なんかすごい本当に語彙力失われてるけど、よかったです。
いやー、ありがとうございます。ちょっと私も重ねると、いや、いいものってさ、語彙力失うよね。
失う。
作品を通じたコミュニティの重要性
すごく思う、それは。私、手放す系ラボの推し活をしてるんだけど、でもあんまり推し活できなくてさ、なんでかなって思って、前もなんかね、なんかトークライブみたいなのやってて、いや、なんか辛うじてね、インスタでシェアはしてんけど、なんか私の中でうまく言えないの、この良さが。
なぜなら語彙力失ってるからっていう。
なるほどね。
やっぱ自分の中で本当に素敵だなとか、あーいいなーって思ったものをシェアするときって、なんかすごく繊細にそれこそ紡ぎたくなって、なんかちゃんと届けたい、ちゃんと伝えたいって思う気持ちが語彙力を喪失させるんだなって思っていて、だから語彙力がなくなるっていうのはそれだけよかったっていう、なんか感じているということでもあるんだろうなって思いましたってことと、
私はちょっと前に完結をしちゃっているので、温度差で言うとね、あの、福民ほどの熱量はないんですが、やっぱその、記憶に残るだったり問いが残る作品がすごく私は好き。
確かにね。
進撃の巨人も大好きなんだけど、あれもやっぱりハッピーエンドじゃないのよね。戦いは終わらないし争いは続いていくし、でもその中で自分はどう生きるのかっていうことをすごく問われる作品だったなって思うのが、ウィンランドサガも全く同じというか、その中でよりこのテーマっていうところが本当の強さって何なんだろうっていうことにすごくフォーカスを当てているなって思うから。
真の戦士ね。
そうそうそうそう。やっぱそのコミュニティっていう言葉が今回はたくさん出たけれども、自分自身もコミュニティをやっていて、それこそその命が奪われる時代とかでは今はない、これからは分かんないけどさ、今はない中ですごくありがたい環境下の中でどういうコミュニティを作っていくのかっていうのは、やっぱすごくこの一つ一つ繊細に向き合っていく必要があるなって。
トルフィンなんだから。
えー、トルフィンなの。
なーめん、トルフィン。
分かち合おうってね。
そうやな。
なので、なんかすごくそういう意味でもヒントがたくさん得られる漫画だなって思うと、タカガ漫画、サレド漫画。
そうね。
だなと思っております。
アートワークショップの体験
はい。
はい、以上です。
いや、なんか漫画のシェア回いいね。
うん。
なんかこれからもね、来る漫画があったらぜひシェアしていきたいと思います。
はい、その時私もオンタイムで読みたいなと思うので。
はい、水道高い状態でね。
はい、よろしくお願いします。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございます。
ここからはココアトピックスの時間です。
今週のトピックスは、ココア主催でアートワークショップをやりました。
です。
です。
はい、イエーイ。
イエーイ。
はい、11月の15日にリアルワークショップを開催しまして。
ね。
すごくいろんな気持ちがあると思うので、ちょっと振り返りをこのトピックスで話していけたらなと思ってます。
そうね、なんかトピックスでもちょっとこう話したいし、また違った場でもちょっとちゃんとシェアかつしたいよね。
あ、ほんとに?
うん、って思った。
ちょっともう少し聞かせて。
なんかさ、前提すごく良かったのよ。
うんうん。
なんか俺は運営側の立場で初めてさ、ココアのワークショップを携わらせてもらってさ、まあ1から10まで。
最初から最後までね、数で言ってもらって。
やらせてもらったんだけどさ、なんかすごく良かったなって思って。
え、だからその最初から最後までで言うとさ、なんか最初はさ、準備とかさ、段取りから始まるわけじゃん。
でも最後だったら、最後ね、写真を整理したりとか、カメラにね、シェアしたりとかするとこまであったと思うけど、なんかどこが良かったの?なんか当日に限らずで言うと。
なんかまず、そもそもこのワークショップを運営するっていう一連の流れが、もう全部俺好きだなって思った。
へー、すごい。
そう。まずさ、その準備とかさ、どういうものにしていくみたいな話だったりとか、あとは、じゃあこういう風にしようみたいな風になった時に、
じゃあ場所どこが良いか?だったりとか、で、場所探しをしたりとかするじゃん。で、場所が決まって、じゃあその場所のこういうレイアウトだったら、こういう風な形が良いよね、だったりとか。
そもそも当日こういう準備物が必要だからさ、こういうのちゃんと準備しなきゃいけないよね、だったりとか。
あとは当日の、なんかこう細やかな動き。
はいはい、細やかに動いてた。すごく動いてた。
あとはなんか終わった後も、なんかこうシェアみたいな形で写真整理してさ、で、意外と写真撮るの好きだなってことに気づいた。
へー、いいねいいね。
なんか全体通して、やっぱりなんかワークショップをやっていくっていうのは、結構俺やっぱ好きなんだなって改めて感じた。
いや、でも今回マジで、福民がおらんかったら成り立ってへんかったなってマジで思うわけよ。
ほんまですか。
ほんまです。
ありがとうございます。
あと、ちょっと私はワークショップを主催するのは初めてではないのね。でも、福民と一緒にやったのは初めてで、
そうだね。
で、マジでストレスがなかった。これは多分一緒にやってくれた、トモちゃんっていうね、アーティストの方と今回コラボでやったんだけど、
トモちゃんもなかったんじゃないかなって個人的に思う。めちゃくちゃ楽しそうだしね。
確かにね。
で、なんかそれはやっぱダンドリーとかを細やかにやってくれる福民がいて、だからこそ当日、なんか私は私のファシリテーションの準備だったり、当日どんな場にできたらいいのか、そもそもどういうテーマでやるのかとか、
なんかそういうのに集中できたし、他のことをやりながらでもそれがスムーズに進められたっていうのは、なんかすごくグッとチームワークというか。
そうだね。すごくいい役割分担というかフォーメーションだったなと思う。なんかそのワークショップの内容とかもさ、このナーミンとそのトモちゃんがいろいろアイディアを出すじゃん。
でも、俺はなんかそれを運営側の立場で、いやでもここはこういう流れにした方がいいんじゃないだとか、そういうこうなんていうの。
ツッコミね。
そうそうツッコミ。なんかこう視点がそれぞれ違ったりするっていうのもすごく良かったなと思うし。
みんなで作ってた感じだったよね。私まぁちょっと当日のこともちょっと振り返ると、まず場所がめちゃくちゃ良かった。
場所がめちゃくちゃ良かった。
マジでやばかった。
あれはやばかったね。
どれくらいやばいかで言うと、一等地のすごくいい景色が見える光が差し込むとても広い場所をですね、すごく破格で使わせていただいたっていうのがあって、
私の知り合いの人が、今はちょっとこう、いろいろ準備中みたいな場所で、そこを知り合いだしっていうので、もう今回限りぐらいの価格で使わせてもらったっていうのがあって、
みんなびっくりした。え、なんかここいいんですか?みたいな。入ってもいいんですか?みたいな感じでみんな戸惑ってて。
毎回あそこでやりたい。
ねー、なんかすごい良かったよね。っていうのを、まず印象、第一印象としてあったし、そのワークショップの内容も今回アートダイアログっていう、アート対話っていうのが趣旨だったので、
コラボしたトモちゃんのアートを活用して、作品を活用して、みんなでアートを囲いながら対話をしていくっていうのを2時間半ぐらいでやっていくっていう感じで、
時間的には、個人的にはそんな長くないかなっていう、割とサクッとできるイベントっていう感じだったかなと思うんだけど、それがすごく、何だろうな、いろんな気持ちになったね。
いやー、なんかね、すごく当日の場もさ、すごく温かい感じでさ、穏やかな時間が流れてるみたいな、中にやっぱアートっていうさ、結構特徴的なものを扱うことによって、場がピリッと閉まるじゃないけどさ、っていうのもあったし、
なんかやっぱ、結構みんなお気に入りの絵みたいなのもあったりしてさ、なんかいいよね。
そうね、なんかやっぱこう、私のこだわりとしては、やっぱこう、このトモちゃんのアートって、普段はトモちゃんは、その人の内面世界をアートで描くエンビジョンUプロジェクトっていうのをやっていて、だからその人とセッションをして、3時間ぐらいで即興で絵を描くっていう、それをお届けするっていうことをお仕事としてもされてるんだけど、
今回はそのトモちゃんが、誰かを描いたというよりはキーワードで描いたアートを30点以上持ってきてくれて、それを使って対話をしていくっていう形だった中で、なんかそのみんながこうね、そのお気に入りのやつを見つけていくっていうプロセスが、なんか個人的にはすごいなんかニヤニヤじゃないけど、
いや、そうね。
だからトモちゃんのアートを味わいながら、なんかそれが絵とのご縁結びにもつながった、みたいなのが個人的にはすごい嬉しくて、もともと営業マンっていうのもあるからさ、すごく良い出会いを作れたんじゃないかっていうさ、なんか気持ちいいなって、誇らしい気持ちになりました。
いや、なんかやっぱアートってさ、日常だとあんまりさ、直接的に触れ合うことって、あんまりないじゃない?なんか日常生きてると。
そうだね。
でもそのアーティストの方々ってさ、やっぱ結構なんかこう自分の世界を表現してるじゃない?なんかそこのマッチングってなかなか日常ではないから、なんかこういう機会でね、いろんなアーティストさんとコラボレーションとかね、できると面白いよね。
チームワークとフィードバック
そうね、なんかいろんな表現があるからさ、なんかそういうね、その今回は、えっとなんだろう、絵というか、絵の中でもどっちかというと抽象画に近いのかな?絵の具を使った抽象画みたいな、まあ抽象画のレベル感もね、いろいろあったんだけど、っていう手法が一つあって、でもなんかそのコラボしたトモちゃんはもともとだったかな?なんか立体が好きみたいな。
そうそう、空間デザインとかやってたりとかね。
だからね、今回やったやつ手法以外のね、表現とかもできるかもしれないし、また別のアーティストの方ともね、なんかこう、区民が、区民経由で何人か話を聞いてたりもするので、なんかそういう新しい方とのコラボレーションとかも含めて、やりたいなっていう気持ちもありつつ、私たちとしては、その夫婦でワークショップの企画運営、当日のファシリテーション、裏方サポートみたいなのを、なんかね、一緒にできる人。
掲示でお届けします。
ねー、なんか楽しくやれるよね。
しかもその、ここは主催としてやるっていうのもね、また一つ一興かなっていう気持ちもあるので、すごく長いこと語ってしまったんですけど。
いや、もっと語れるくらいに。止まらないから。
止まらないから、いったん今日はこんなところにしていきましょうか、というところで。
ちょっとトモちゃん、今回コラボをしたトモちゃんとは、またちょっと今回のやってみてを踏まえて、また同じものをちょっとまた違う形で届けるかもしれないし、同じ内容をね、違う方々に届けるかもしれないし、またバージョンアップして、ちょっとよりぐっと踏み込んだワークショップを作るかもしれなかったり、ちょっと次に向けた話もちょっと出てきているので、ぜひぜひまたこれは来年ですね。
楽しみにしていただければと思います。
はい、思います。ということで、トピックスとしてはこんな感じになります。
はい。
イベントのお知らせ
また、COCOAの今週のイベントのお知らせになります。
11月24日の21時からは、振り返りのシェア活を行います。
はい、恒例になりますが、振り返りのシェア活では、月末に開かれる心の突き締めを行う時間ですよとお伝えしています。
1ヶ月間を振り返って、来月の自分に向けて手紙を書いたり、ジャーナリングしたり、はたまた来年、来年じゃないね、来月のテーマを定めたり、ウィッシュリストを作ったりと。
自分にとってピタッとくる方法で、突き締めをして来月に向けた形を作っていく時間になります。
はい。
とにかく振り返りってね、大事なのはみんなわかってるんだけど、習慣化ができないんですと。
できませんね。
なので、ココアのイベントで、もうスケジュール入れちゃってっていう気持ちなんですね、私としては。
なので、一緒にシェア活をすることで、楽しく振り返れるような習慣を一緒に作っていけたらなと思っています。
はい。
はい、ということで、この番組は毎週月曜朝7時に配信しています。番組へのお便りどしどし募集中です。概要欄のお便りフォームから質問・感想を寄せください。
また、ココアがどんなコミュニティなのか知りたいという方は、ココアの公式LINEで友達になっていただき、そこからワンワン説明会エントリーいただけますので、私のアミンとお話しできればと思います。
はい。
一緒にシェア活を楽しんでいきましょう。それじゃあ、またねー。
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