マーケティングの重要性
はい、バーニング屋のアウトプット読書術、本日の一冊は
未来実現マーケティング、人生と社会の変革を加速する35の技術
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は神田雅則氏、2012年大手ネット書店の年間ビジネス書売り上げランキング第1位
ビジネス分野のみならず教育界でも精力的な活動を行っている
経営マーケティングコンサルタント、作家の方でございます。
今の日本において少子高齢化、変革に乗り遅れている
課題先進国とまで揶揄されている
そんな日本において足りないものって何なんでしょうか?
未来を悲観的に捉えてしまいがちなんですけれども
神田さんはおっしゃるんですよね
ビジョンなのか、人材なのか、技術なのか、資金なのか
どれが足りないのかな?
どれも違うんです
足りないと言えるものはたった一つ
それはマーケティングである
このように言い切られているんですね
ここの言葉の力がね、圧倒的なんですけども
マーケティングで日本を変える
足りないものっていうのはマーケティングだ
腑に落ちるような落ちないようなというか
ここはどういうことなんだろう?って疑問を感じちゃうんですけども
マーケティングっていうそもそもの定義が必要です
このマーケティングは必要な価値を必要な人に届け
必要な変化を起こす仕組み作りのことであるとおっしゃってるんですね
この世の中の大半のリーダーっていうのは
仕組みを良くしよう、会社の業績を上げよう
何かを変えよう、変えようって頑張りがちなんですけども
それでもなかなかその努力って実らなくて変わらないんですよね
そんな話があるんですが
マーケティング思考を持っているリーダーというのは
決して頑張らないという、そんな持論を持ちなんです
頑張らなくてどうやって世の中をその会社を変えていくんだって思うんですけども
ここにはもうたった一つのポイントがあるとおっしゃってるんですね
それは自ら進んで変化に協力しようとする人たちだけと
繋がろうとすることですよとおっしゃってるんですね
それはまたどういうことでしょう
100人いる組織だとして
変わろうというそんなリーダーの思いに賛同する人は6名はいるでしょう
その6名と一緒に組んで一つのプロジェクトを成していくと
自然にこのやり方はいいかもしれないと賛同する人たちが集まって広がっていくんだよ
だからもう一度言いますが
自ら進んで変化に協力しようとする人たちだけと
繋がっていこうとすることが非常に大事だというふうにおっしゃってるんですね
SDGsの具体例
この書籍を通して1ヶ月で言われていることは
このSDGsの17の達成目標があるんですけども
そのすべてはマーケティングで解決することができるとおっしゃってるんです
すべてについて触れられないんですが
少し実例をお話ししていこうと思っております
まず一つ目SDGsのNo.1
貧困をなくそう
世の中ねお金がない国
本当に貧困問題というのはずっとつきまとう問題
社会的な世界的な問題ではあるんですけども
そのためにどういった社会的課題を解決するべきなのかという風にね
捉えがちで稼ぐ方法とかね
そんなことに目が行きがちなんですけども
発想を転換する逆転ポジショニングという
マーケティング手法がここには生きてくるんだという風におっしゃってるんですね
中で実例で話されているのが
その貧困層の方々が
社会で働かれている
そんな施設をですね視察するという
そんなプロジェクトとある企業が組まれていて
その視察自体は無料で行われていたんですが
そこにあえて価値を見出していこうということで
100万円の視察料というのを設けたということなんですね
突拍子もない
ただここに至るまでのいろんな課題であったり
乗り越える壁のことも書かれているんですが
結果としてそれを達成し
予算を大きく回収して
その会社の業績をアップさせたというようなね
ストーリー書かれているんですけども
このやっぱり安い価値に対しては
安いものしか集まってこない
そして高い価値のところには
それに見合うだけの人たちが集まってくる
この法則についても話をされているんですね
今までは施される側だったものを
逆に施す側の上に立たせるということで
価値を創出するんだ
はいちょっとなんかフワッとしてるんですけど
赤ちゃんを育てるっていうところ
ありますよね皆さんね
子供は育てるものだ
そこを逆転させるんです
赤ちゃんから学ぶんですっていう風に捉えよう
ここの発想
だからお家がない人たちいらっしゃいますよね
そういう方は私たち
お金がある人のことを必要としてるんだ
っていう風に捉えるんですけども
一般的には逆です
私たちがそういったお金がない方々を
必要としてるんだと捉えましょう
これを見極める
見つめるということが
社会的課題の発見につながっていくんだよ
教える側じゃない
この人たちから教わることがたくさんあるんだ
というこの転換が非常に大事です
っていう風におっしゃってるんですね
ここの発想っていうのは
本当に貧困をなくそうの大きなテーマになってくるんじゃないかな
という風に捉えましたんで
教育システムの変革
気になる方はちょっと内容を読んでみていただけたらと思います
続いてどんどんいきますよ
SDGsの4つ目
質の高い教育をみんなに
ここのテーマなんですけども
これはまた
教育のカリキュラムを変えることではなくて
システム自体を変えていこうという風におっしゃってるんですね
その中で必要な
ロングテール戦略っていうのを書かれてるんですけども
ロングテール戦略これ何かというと
大体商品棚に並ぶ商品の中で
2割の商品が
その企業のその商品枠の8割
ここを支えているよっていう
法則が成り立っていると
売れ筋は2割しかないということなんです
で商品棚っていうのは限られているから
結局その押し出したい有力な商品を
どんと見えるところに置いていくということしかなくて
売れない商品はどんどん売れなくなっちゃう
っていうことが世の常だったんですが
ここが大きく変わってきていますよ
ということなんですよ
今はネットで商品も買える時代になってきますし
自分におすすめの商品ということで
普段見ないようなものがポンと上がってきて
これなんか面白そうということで
買うことがあるじゃないですか
だからその売れ筋だけに
執着しないっていうことなんです
売れない商品でも棚に並べることができる時代になっているんですよね
今のデジタルの時代だからこそ
これは教育においても同じだっておっしゃってるんですよ
カリキュラムを良くしていこうということではなくて
そのシステムを変えていこう
これつまり
その人たちにとって有益な教育を
組んでいこうということなんですよね
多数の顧客に売れる人気商品に頼るのではなくて
少数にしか売れないニッチな商品
これは教育でいえば本当に専門的な知識
ここを売り込んでいくことで
会社全体の売り上げを最大化していこう
そんな戦略なのですよね
これはだから多数の生徒に必要な標準的知識
これを与えることではなくて
本当に少ない関心を与える
そんな強化を幅広く提供していこうと
これによって社会全体の成果を最大化させることが大事なんですよ
っていう風にこれがロングテール戦略ですと
まちづくりと地域活性化
これは教育の進化を促す
そんな大きな一点になるのではないだろうか
という風にやっぱりこの戦略的に
マーケティング思考を持ち込むということがですね
梅から鱗の発想なんですよ
ということで次行きましょう
3つ目ですSDGsの11
住み続けられるまちづくりを
ここは加速化が進んでいる日本ですから
どういう風にまちづくりを行っていけばいいのか
これにおいて神田さんの
住み続けられるまちづくりというプロジェクトがありまして
全国20都市を10年間定点観測してみて
分かったことが一つあるんです
おっしゃったんですがそれは何かというと
祭りだと
この祭りが活性化している町は
本当に盛り上がっているっていうお話をされているんですよね
祭りが盛んだただ盛んではなくて
実はその後ろ盾にあるリーダー企業がいて
戦略的にその祭りによって集客を取り込んでいるっていう
ここがまたポイントなんです
それがなければただただ
週間これまでの文化を伝統を
つないでいくということだけで変化がないんですね
そうなるとだんだんだんだんと衰退していくんですが
ここをですね
ちゃんとプロモーションするということが
非常に重要なんですよ
公園と川辺を生かした町のリビングみたいなね
そういった戦略的広告を売っていったりして
で結局新しい方々の移り住みですね
ここを促進するっていうそんなプロジェクトにつなげていくとか
本当に人々が交流するデザインを高めるような施設を
作っていくであったりとか
この辺のですね
人を巻き込む力っていうのを
戦略的に企業が後ろ盾をして
作っている町というのは本当に盛り上がっていく
未来地図を作ろうというふうにもおっしゃってるんですけど
コミュニティを作り上げていくプロセスで
人を巻き込んでいくっていうのは
ワクワクする共通の未来を描くことで
非常に盛り上がっていくっていうふうにおっしゃってるんですよね
こうした活動っていうのを
ワイワイガヤガヤみんなで楽しくやろうぜって
だけで終わらせないように
しっかりとファシリテーション技術に引いてた人材
ここが担当することで大きく進化していきますよ
安全で暮らしやすい住環境の確保
っていうことも非常に大事ですし
この人々を巻き込んでいくというプロモーション戦略
これについても深く述べられているというような内容になってます
批判の受け入れと変革
最後ですね
SDGsの16に触れていきましょう
平和と公正を全ての人にというお話
はいこれはですね
皆さん批判されることもただあるかもしれないですけれども
そこに対して2つの対応をやってみましょう
まず1つはそんな批判なんて受け入れねえっていうことなんですが
こっちの対応を取ると
結局自分は変化していかないっていうふうになるんですよね
自分自身は守られるかもしれない
でもう一つのこの戦略として
全てその批判を受け入れてみようというふうにおっしゃってる
厳しいこと辛いことかもしれない
でもここで一旦主語を自分から
彼はとか彼女はなんて置き換えてみると
一旦その批判っていうのを客観にすることができるんですよ
例えば神田さん
神田は不正なことをしてくっているんだから
社会的に抹殺されるべきだ
こんな通列な批判があった時にそこを
彼はって書いてあると
彼は不公正なことをしてくっているんだから
社会的に抹殺されるべきだなんてね
言われたと捉えれば客観的に捉えられるんです
でそれを受け入れてみましょう
はいわかりました
批判者のあなたのおっしゃる通りです
だからもう表には出ませんごめんなさい
これやって何のメリットがあんねんって思うかもしれないですけども
こうやって一旦引くことによって実は思わぬメリットがある
それは自分が一線を引くことで
公認の人材を育成することができます
これによってより自分の理念を大きく発展させることができるじゃないか
実は自分がトップに立ち続けなければいけないという
そんな固定観念があったんだけども
一線を退くというこの批判を受け入れてみることによって
新しい未来が開く可能性があるんですよ
自分の影の部分を直視していこうぜ
批判の部分を受け入れていってみようぜ
それが変化にとって大きな第一歩になる可能性があるよ
そんな気づきを与えてくださるこんなコメントなんですよね
ここがねまたねいやまた深い
本当この17全てにおいても触れていきたいところなんですが
興味のある方はぜひこの一冊取ってみてください
あなたに足りないのはたった一つ
変化を起こす力だ
そのために必要なのはズバリ
マーケティングである
このように言い切られている
本日は未来実現マーケティング
人生と社会の変革を加速する35の技術
神田雅則氏による著書を紹介させていただきました
ということで本日もワクワクと楽しく元気にいきましょう
それではまた明日