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はい、バーニング応援のアウトプット読書術
本日の一冊は、いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は松井剛さん、1972年生まれ
消費者行動論を専門としたマーケティングを伝える傍ら
著者として言葉とマーケティング、欲望する言葉
一からの消費者行動などを出版されている方でございます。
はい、いまさら聞けないっていうあたりが
絶妙にツボついてくるなって思うんですけどね
僕もそのマーケティングなんて習ったことないですし
もともと公務員消防士やってまして
今もね不動産ですから
物を売る仕事っていうのはないわけですよ
その中でね、マーケティングっていうことについて
一度深振りをしてみたいなと思って手に取った一冊なんですが
まず読みやすいですね
松井剛さんがすごいほがらかな人柄っていうのは現れてるんですよ
どうも松竹ですってね
松竹は松井剛の松竹、木村拓也の木村拓とかね
浜甲みたいなこのノリで松竹って呼ばれてました
みたいなもうお酒片手に気軽に聞いてください
そんな一冊ですってね
最初に言ってくださってるのがね
フランクはいそんな感じなんですよ
この松井剛さんっていうのは
学校で大学でね消費者行動論というのを学生に教えているということなんですか
まずそれどんな学問なのかと言いますと
人はなぜそれを買ってしまったのか
もしくはなぜ買わなかったのか
これを追求する学問
これが消費者行動論なんですよね
最初にまずマーケティングとは何ぞや整理をしましょう
マーケティングというのは
ありがとうとお金の両方をもらうことっていうふうにおっしゃってるんです
例えばバナナ一つ買うにしたってお腹が空いている
この腹を満たすためにバナナを手に取った
そこに対して腹が満たせるものが手に入りました
ありがとうに対して対価としてお金を払うわけですよね
じゃあ体が凝ってました
疲れてました
何とか解決したいということで
マッサージに通いほぐれた気持ちすっきりした体も軽い
ありがとうに対しての対価ですよね
で満足得られるわけですよ
そうこんな感じでありがとうとお金
これ両方もらうっていうこと
サービスの提供者はその両方もらうこと
これがマーケティングなんですよということですね
そんなマーケティング的な視点で
世の中の物事について見ていくと
いろいろな気づきが得られますよ
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そんな気づきのお話がたくさん書かれている中で
今回は僕の視点で4つのテーマについて抽出させていただきました
まず一つ目選択的注意というお話なんですけども
あまり聞き慣れないですよね
これはね人っていうのは
世の中のものを知らず知らずのうちに
興味あるもの興味ないものを選択して
選び取っているということなんですよね
例えた例で言いますと
ラーメン屋にあなたが行きましたと
あーお腹減ったラーメン屋入った
やっと出てきて美味しいなーって
食べている真横で
くちゃくちゃくちゃくちゃ言いながら
食べてるおっさんがいましたと
気になるわーと思うじゃないですか
くちゃくちゃ音って日本人めちゃくちゃ気になるでしょ
でも反対側の隣に座ってる人が
ズルズルズルズルって食べてても気にならないでしょ
なんでだってラーメン屋ですからね
それがむしろ美味しいんです
これって日本人の常識なんですよね
外国人ってどうですか
ラーメン屋に行った時にね
レンゲに乗せてそーっと上品に食べるんですよ
音立てること自体がマナー違反なんです
でもって隣の人と会話を楽しみながら
のんびり食べるんですよね
日本人からしたら
いや早くあんと伸びるでそれ思っちゃうんですよ
これが常識の違い
選択的注意なんです
くちゃくちゃ音は気になるけど
ズルズル音は気にならない
早く無言で食べることは気にならない
ゆっくり会話しながら食べてるめっちゃ気になるでしょ
これって国民的な違いであったり
その人が何において選択をしているのか
注意を向けているのかっていう
気づくきっかけのお話なんですよ
日本人っていうのはご飯腹を満たすためのもの
外国人っていうのは会話を楽しむためのもの
マーケティングにおいて
その人がターゲットがどんなところに
選択的注意を向けているのかを意識することが
めちゃくちゃ大事ですよ
こういうお話面白いですよね
こんな話がたくさん事例書かれてます
これにちょっと似たお話の2つ目
本物を出せば売れるという概念を捨てよ
これもまた興味深いお話ですよ
これねまた外国人と日本人の差の
ちょっと事例なんですけど
あなたがお寿司屋さんに行った時に
お寿司10貫頼みますってなった時
どんなものを期待します
大トロがあったりエビがあったり
イカがあったりね
ハマチとかサーモンとか
イクラにウニに
いろんなネタを期待するじゃないですか
普通そうやと思うんです
日本人ならば
だけど外国の方って
フランス人とか特にそうらしいんですけど
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10貫全部サーモン
こういうことがあり得るんです
外国の方のお寿司の概念って
サーモンが基本なんですって
もう赤出汁とかもサーモン入ってるんですって
すごいまじでそんな感じなん
これがねこの概念の違いなんですよ
外国人の方向けに作っている寿司屋さんの句言
鮭ばっか握ってて辛い
こんな口こぼすっていうね話されてるんですよ
これはつまり相手の常識に合わせよう
本物さえ売っておけば
本物のこれが寿司なんやっていう
職人根性で握ってたものって
外国の方になかなか売れないっていうのは
こだわりすぎている
相手が求めるものって何なのか
これを見ていきましょう
これがマーケティングですっていうお話
深いですね
はいこの流れでさらに行きますよ
3つ目世代によってのルールの違い
これですね人って生きていると行動において
ある種台本っていうものを知らず知らずのうちに
準備していることが少なくないんです
例えば居酒屋に入ってのこの一言
とりあえずビール言いますよね
これって実は言わされてるんですよ
そういう概念が頭に入っちゃってるんですよ
おっさんって居酒屋に行ったら
とりあえずビール最初の一杯はビールなんだと
それをさっさと揃えてくれ
一刻でも早く揃えて全員で乾杯して
早く飲み会をスタートさせる
ここに命を懸けてるんだ
言い過ぎかそんなことないんです
みんなで一緒に乾杯するんですよ
先に飲み始めることは許されないんです
でも若者は違うんです
1杯目レモンサワーでいいんです
ハイボールでいいんです
そういった順番から会話しながらも飲み始めてるんですよ
ここの意識の違いですよね
ここに気づくとじゃあビールっていうのは
年配の方向けの飲み屋さんだったら需要が高いんですよ
それでもってスピード感求められるんですよ
1杯目全然こうへんって
イラつくおっさん多いわけですよ
じゃあターゲットを年配の方向けにするなら
ビールの売り上げ上がる
若者向けに居酒屋を出展しようというのであれば
ビールじゃないんです
バリエーションが必要なんです
でもって会話を楽しめる工夫が必要なんですよね
こういうところに意識を向ける
ニーズの多様性に目を向けることによって
そのマーケティングはうまくいきますよ
こんなヒントを与えてくださるんですね
いやなるほど深いなということでございます
そして4つ目バレンタインデーのお話なんですよね
2月14日って女性が男性に告白をするとか
チョコを送るという文化ありますよね
これって実は日本独特の文化なんですよ
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ご存知でした
いやアメリカにもあるんですよ
あるんですけど
あれって別に男女関わらずなんですよ
お花とかカードを家族とか恋人友人に
あげる日っていうだけなんですよね
日本独特なんですよ
女性から男性にっていうのは
でもってその1ヶ月後3月14日に
男性が女性にお返しをするという文化
これマジで日本だけなんです
お隣の韓国では4月14日に
ブラックデーというものがあって
これは恋人がいない人たちが
黒い服を着て集まって黒い麺を食べる
こんなイベントもある
うわなんか暗いって感じなんですけど
こういう国独特の文化だそうなんですね
でこのバレンタインデーに対するホワイトデー
立派なマーケティングなんですね
偏方性の原理というのが働くんですよ
人はもらえばお返しをしたくなるもので
この1ヶ月っていうのがまた絶妙
日本人ってねお返ししたくなるんですよ
返したくなっちゃうんですよね
こうやって互換性というのが
もらったらお返ししように対して
ちゃんと文化が成り立っていて
ホワイトデーにはまたチョコが売れるんですよ
キャンディーが売れるわけですよ
ここを捉えていこうね
こうやって文化として成り立てば
毎年必ず売れるでしょう
こういうところにマーケティングっていう視点を持って
お返しできるものはないかなっていう目線で
見ていくことも大事ですよ
というふうに気づきを与えてくださっております
はいこのようにですね
いろんなマーケティングの事例書いてこられましたが
興味深いものたくさんあります
マーケティングはモーケティングだ
なんておっしゃってるんですよね
儲けを考えること
しかもモーって言ったら牛でしょ
牛って英語で言ったら買うでしょ
買う買うことにつながる
購買意欲これを考える
だからモーケティングがマーケティング
上手いこと言われるな面白いんですよ
こんなマーケティングに対して
たくさん学べる一冊
本日は今さら聞けない
マーケティング基本の話
こちらを紹介させていただきました
世の中を知るって面白い
というわけで明日もバックパックと
楽しく元気にいきましょう
それではまた明日