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はい、バーニング大家のアウトプット読書術、本日の一冊は、文系のためのめっちゃやさしい心理学、初めて学ぶ人でもどんどん楽しく読める、という一冊です。
あえて関西弁で読んでみました。書いてあるんですよ、めっちゃやさしい。 この書き方がすでに優しいですね。寄り添う気満々ですよ。
著者は下山晴彦さん、東京大学大学院で臨床心理学科のコースの教授博士ですね。
1957年生まれ、2021年に発刊されているので、64歳の時に書かれているんですけど、本当にね、これね、文系のためのって、僕は文系なんですけど、
やさしい、本当に、あの、わかりやすく書かれている一冊です。面白いんですよね。これまず心理学って、皆さん触れることありますか?
心理テストとかも学生時代とか、絶対誰しもがね、一度はやったことないです。例えば異性の名前を思い浮かべてって言われて、3人までって言われて、
まあ、何人か思い浮かべるじゃないですか。1人目、なんか好きな人とか言われたら、いやいや、からってちょっとね、すかして母親とか思い浮かべたりしながらの、結局何なの?って言ったら、実は3人目が一番好きな人なんです。
え、お前こいつのこと好きなん?って、おい、やめてくれよ、そうちゃうっちゅうねん。っていう会話とかやってましたよ。そんな感じのね、心理学って僕イメージあったんですけど、
これ学んでみるとね、奥が深いんですよ。そもそもね、心理学というのは、心を学ぶ学問。心っていうのは、私たちの生活すべてに関連している深い繋がりがある分野なんですよね、っていうことですよ。
そうか、確かに生きていく中でのすべてのね、人間関係とかそれはもう心が中心なんですよね。確かにハンター×ハンターのネテロ会長も心Tシャツ着てたわ、思ってました。
ごめんなさいね、ちょっとマニアックな話しちゃいましたけど、心は大事っていうことですよ。その中で僕なりに思う4つの分野についてお話をしたいと思います。
まず1つ目、性格と心の発達。で、こういうね、人の気持ちがわかるっていうのは、何歳頃から身につくと思います?
これ4歳から5歳ぐらいって言われてるんですよ。簡単な実験のお話です。3歳の子供に聞くんですけれども、どんな実験の内容かっていうと、太郎君と花子さん、幼稚園児がいました。
太郎君が蓋付きのAというカゴにボールを入れて蓋をしました。そしてそのまま部屋を出ていきました。
次に花子さんがその蓋付きのAの中に入ったボールを取り出して、横にあるBというカゴの中にボールを入れ直して蓋をしたと。
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そしてまた部屋から出ていきました。さあ、最初に蓋付きのAというカゴにボールを入れた太郎君がお部屋に戻ってきたときに、カゴと箱、AとB、これね、どちらを探しますかっていう質問をすると、大人は、
当然自分が蓋付きのAというカゴにボールを入れたんだからAを探すでしょって答えるじゃないですか。絶対そうでしょ。でも3歳児の子供に聞いたらBって言うんですよ。だって今入っているのはBの箱の方でしょって言うんですよ。
そうなんや。なるほど、そういうね、この大人が絶対自分が入れたのはこっちだからそっちを探すでしょって言えるのはその人の立場に立って考えることができてるからこういう回答ができるんですよ。
でも3歳の子供ってその人の立場に立つっていうことが考えられないから、今目の前にある事実を答えるからこういう答えになっちゃうんですって。めっちゃ勉強なるやん。そうなんや。
だからこういうので何を嘘ついてんのとか怒ることは実はその子供が理解できてないことだったりするんで、それで心の中でもぐちゃぐちゃってなっちゃってこれをやったら怒られるっていう意識になっちゃうからまた同じことをした時に嘘をつくっていうことになったりするんですよ。怒られることを回避したいから。
だから子供ってまだ理解が足りてない、人の立場に立つことが考えられてない、成長が追いついてないから寛容に受け止めてあげるっていう理解をしてあげることが大事なんだな。心理学不敬って思いましたね。
そして2つ目、社会の中での心理学。有名なのはミラーリング効果。相手が言った言葉をそのままトンボ返しで話をしているとすごい共感してくれてるみたいに感じて好感を持つとか、ハロー効果。
ハローっていうのは太陽の周りに光るリングのようにですね、その人の外見が良かったらこの人かっこいいからきっと性格もいいんだろうな、お話が上手だから性格もいいんだろうなって思っちゃったり、一個いいことがあるとその周りの要素も全てよく見えるっていうのがハロー効果。こういうのってありますよね。確かにそれ心理学の分野だなと。
1つね、これ注意しなきゃいけないっていう分野として、大勢の人がいると人がやってくれるんじゃないかって思っちゃう心理が働くっていうのもあるんですって、とある実験で学生がヘッドホンをつけてモニター越しに他の学生と対話をするっていう授業。
1対1で自分が話をしているときは相手の声は聞こえない。相手が話しているときは他の人の声は聞こえない。1対1で相手が倒れるんですよ。発作を起こすってなる演技をするんですね。
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そのときにやばいってなって試験監督の人に報告に行く確率1分以内に報告に行くのは84%なんですが、これが4人の対話になったときに1人がウンってなったら他の3人の声全然聞こえないです。他の2人か。声聞こえないってなると報告に行く確率は31%に減っちゃうんです。
だから書道が遅れる。人が多いと誰か動くんちゃうってなるんですよ。だから人が倒れたときAED持ってきてください。あなたAED持ってきてください。あなたは119番通報してくださいって指名をしましょうって僕ら消防士は指導するんですけどそういうことなんですよね。書道が遅れるんですよ。1分1秒を争うときに指定をするって大事なんだな。
こういうところも心理学って現れてるんだなって思いました。3つ目、損得感情の心理学。これもね分かるわーって話。例えば料理があってレストラン行ったときに小畜梅のコースがあったらどれを選びますかっていうとこれは統計が出てるんです。真ん中の竹を選ぶ人の割合が一番多いんですよね。
これなんでかっていうと人っていうのは得を狙うよりも損を回避したいっていう心理が働くんですって。一番いい松を頼んだときに高いお金を払ってもしもそれで満足できなかったら大したことないなって思ったら嫌じゃないですか。
かといって一番安い梅を行ったときにこれも大したことないなじゃあもうちょっといいの選んどいたらよかったなって思っちゃうから結局真ん中を行っときゃ無難なんですよね。選んじゃうわ僕だけ行っちゃうタイプやわって思いましたよ。あともう一つねジャム理論っていうのがあるんですよ。これも聞いたことあるなって思ったんですね。
これどんな実験かっていうと6種類のジャムを並べておくとその前を通った人立ち止まった確率全体に対して40%の人が立ち止まる。そのうち勝った人は30%なんですよ。でジャムの種類が24種類増えると立ち止まる人は40%から60%に上がるんですね。
やっぱ気になるもんな多くの種類があると立ち止まっちゃうよね。だけど勝った人はその60%のうちのたった3%なんですよ。十分の1やん。さっき40%立ち止まったうちの30%もの人勝ってたのに今度60%立ち止まったうちの3%しか買わないんですよ。これが何を表しているかというと選択肢が多すぎると迷って選ぶことができないってことに繋がるんですね。
だからこういう飲食店とかやる時とか雑貨屋さんとかやる時って多すぎると買う人少ないから選択肢は少ない方が在庫リスクは減るんですよとかそういうことにもつながってくるんですね。そして最後です。記憶と思い込みの心理学。
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これもね不思議なことですよね。冤罪が作られる仕組みっていうことについて話をされてるんですけれども、とある被験者を集めてパソコンの作業をさせるんですって。で、その中で一つだけ注意点があります。パソコンのキーボードの中でaltキーあるじゃないですか。
あれを押してしまうとパソコンがシャットダウンしちゃう。数分後にシャットダウンしてしまうから絶対に押さないでねって言うんですよ。そしたら何も気にせずにね、そこだけ押さないように気をつけて作業するんですけど、これね自動的に必ず落ちるようになっている仕組みなんですよ。そういう細工化されたパソコンでパーンって落ちた時にみんなに聞くんですよ。
これaltボタン押したんじゃないですかって言うと、最終的に押していないにもかかわらず押したかもしれない、やきっと押しましたって言う人が28%もいたんです。
これは脅迫観念っていう冤罪が作られる仕組みらしいんですね。ここから言えることっていうのは記憶にはエラーはつきもの間違うことは絶対にあるから自分がこうやったって言い切るんじゃなくてきっとそれは違ったかもしれないということは常に念頭に置きつつ相手の主張に歩み寄っていくことも大事ですよね。
だから知っておくことが大事なんですよ。記憶はエラーつきものだから自分が言ってること間違ってるかもしれないっていうことで相手に歩み寄れるつまりは人間関係が良好に持っていけるそのための心理学学ぶことって大事ですよねっていうお話にもつながっていくんですね。奥が深いそして何より心理学面白い奥が深いもっとねいろいろ学びたいなと思いました。
というわけで人間関係すらも良好に円滑にできる心理学皆さんも学んでみませんか大事なとこかみました。はいそういうわけでめっちゃ優しい心理学ね皆さんおすすめでございます。そういうわけで明日も一日ワクワクと楽しく元気にいきましょう。それはまた明日。