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はい、バーニング公務員のアウトプット読書術
本日の一冊は、うまい質問
口ベタでも人を動かす
この一冊を紹介いたします
著者は神岡真司さん
ビジネス心理研究家
日本心理パワー研究所主催
ということで心理学を研究されている
この著者の書かれるうまい質問
という一冊ですね
口ベタ
僕もそうなんですよ
実はね
いやいや結構喋ってますやん
って思われるかもしれないですけど
僕はねもうビジネススキルです
これは喋っているのはね
普段は本当に何考えてるかわからないって言われるタイプだから
こういう質問とか
こう会話を途切れさせない方法とか
そんな本よく読んだりしてるわけですよね
そんな中でのこの一冊紹介したいなと思うんですけれども
まずもってね読みやすいですね
いろんなパターンでのこの質疑応答っていう
良いパターンと悪いパターンと両方を書いて
さらにそれをね心理学的な知見から解説されているっていうところがロジカルで
非常に説得力があるなという
そんな印象を受ける一冊ですね
いろいろあるんですけれども
その中でも僕がこれ実践してみたいなーなんて思う質問を4つお伝えしたいなと思います
まず一つ目ビジネスではありがちですね
自分を嫌う相手との関係を改善するための質問
どうですか
嫌う相手もう距離取ったらええんちゃいますの
いやそれができたら苦労しないよと
仕事の相手だったらね
毎日顔を合わせる上司とか気が合わない同僚とかいるわけですよ
そこで一緒に仕事しなきゃいけない状況ありますよね
そんな時に一つコツがあるんですよね
まず好きな相手だったら親切にするじゃないですか
で嫌いな相手だったらちょっと冷たくあしらったりね
冷淡な態度を取っちゃうじゃないですか
そこで役立つこのワード極小依頼
極度に小さい依頼と書いて極小依頼
これをやってみましょうってことなんですよ
具体的にどういうことかというと
いきなり大きい依頼をしてしまうと断られるんですよ
例えば今度の週末飲みに行きませんか
なんて言ったら誘う方も嫌ですけど
でも誘われた方もええってなるんで
いやいやその日はちょっと予定がとか適当にあしらってね
乗ってこないわけですよ
だから小さいことから依頼をしていく
例えばボールペン貸してもらえますかとか
明日の天気ってどうでしたっけ晴れでしたっけ
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みたいなことを聞いてみて調べてもらって
明日は午前中は曇りやけど昼から晴れやだとか
そういうのを答えてもらった時に
ああそうなんですねありがとうございます
めっちゃ助かりますっていう感じで
ちっちゃい依頼をしてそれに答えてもらったら
大きく感謝の意を述べる
これを積み重ねていくんですよ
すると認知的不協和という現象が起こるらしいですね
これどういうことかというと
認知の協和っていうのは
好きな相手には親切にするってこと
でも嫌いな相手に親切にした時に
この認知的不協和というのが起こって
なんか気持ち悪いなってなっちゃうんですよ
なんで俺嫌いな相手に親切にしてるんだろう
ってなった時にその協和を求めようということで
解消をするような働きになるんですね
だからその心の働きで言うと
実はこの相手そんなに悪い奴じゃないのかもしれないな
っていう心理に持っていけるらしいですね
これによって小さなこの極小依頼を積み重ねると
自分に対しての印象が徐々に良くなっていくよ
そんな原理そして一貫性の原理というのが働くんで
一度承諾をすると次も承諾をする
この人に対する質問とか要望に対しては
答えようという一貫性が働いてくるから
関係が良くなっていきますよって
そんな心理的知見からねおっしゃってます
はい極小依頼気をつけてみてはいかがですか
2つ目相手の懐に飛び込み好感度を上げる質問
これも初めての相手でね
例えば金融機関の担当者とか
ちょっと最初ハードルがあるじゃないですか
そこをね喋っていくうちに
この人と仲良くなって
いい融資条件引き出したいな
なんてなった時に
相手の興味のありそうなことを掘り下げて
高く評価してあげる
するとね相手は無償に嬉しくなるんですよ
会話の中で相手が好きそうなこと
野球に興味ありそうだなとか
サッカー好きそうなんだな
スポーツ観戦全般好きなんですかね
どんなのをよく見られるんですか
っていう話とかから盛り上げていって
すくい上げて質問をしてみるとすると
人はね自分が好きなことを高く評価してもらえると
無償に嬉しくなるんです
そうすると好意の偏方性ということで
好意持った相手にとっては
何かお返しをしてあげたいという
この心理が働くここがミソなんですよね
だからこういう質問をしてみましょう
例えばですよ相手が決算書とか
そういう数字が得意って言うんであれば
決算書読めるんですかって
上からの感じじゃなくて
決算書読み方教えてもらえますかね
自分の得意なことを
俺求められてるやんっていう感じを与えると
いいですよってお返しをしたくなるんですね
このあたり相手の好意の偏方性
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これ意識してみてはいかがでしょうか
3つ目チャンスの時に自分の背中を押す質問
これもね授業とかやっていると特にありますよね
失敗するのが怖いんですよ
やってみない後悔よりもやってみた後悔
こっちを選びましょうっていうことをね
押していくんです失敗を恐れるよりも
やらなかった時の後悔にフォーカスね
焦点を当てるんですね
だからこういう時っていうのは失敗そうだな
どうしようかなっていう
自分に対する質問ではなくて
俺なんとかやれるよな
やれば自分の視野が広がるよなっていう
自分に問いかけてみてください
これはねまた心理学的要素で言うと
意思の力と想像力だったら
圧倒的に想像力の方が上回るんですよ
これがね努力逆転の法則って言うんですね
つまりは成功するイメージさえ持っていれば
どれだけ努力をして実らなかったとしても
いい結果が生まれたと自分の中で認識ができるんで
結果として満足感が生まれるんですよ
でも失敗したイメージとかすごいマイナスイメージしか抱いてなかったら
逆にどれだけ頑張っても努力と反対の結果になってしまうんですよ
そういう心理法則が働くので
努力逆転の法則
やれるやれないよりも
やれた自分の成功した姿を想像すること
これが大事ですよ
俺はやれる絶対やれるやれるに違いないって思えば
その努力が実ろうが実らないが満足する結果になるということなんですね
そして最後4つ目
結果ねさっきのやり方で失敗しちゃった
落ち込んだなっていう時自分を励ます質問です
こんな物件買いたいなと思って
有志の承認まで降りたのに結果流れちゃった
買えなかったくっそーってなった時に
なんで俺は買えなかったんだって
もっといいやり方あったのかな
って悩むんじゃなくてね
もっといいやり方あったよな
それは今の状況を落ち込むんではなくて
あの時こうしておけばよかったんじゃないかっていう
その原因にフォーカスして
次はじゃあ違うやり方で行こうって決めること
これはつまり失敗した状況ではなくて
失敗の原因
これが大事なんだと自分にすり込む
それが大事ですよっていうことなんですよ
思考や価値観を一変させること
このことを心理学的にはパラダイムシフトと言います
地動説天動説ってあるじゃないですか
太陽を中心に地球が回っているのが天動説でしょ
ずっと地球を中心に回ってたっていうの
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結果間違いやったわけです
こういう本本の考え方をガラッと変える
だから自分が失敗したっていう状況ではなくて
原因それだけを追求して
次はもう違うやり方で行こうって
パンって発想を変えることが大事なんですよ
いつまでもね
くよくよしているこれはもうハウリング効果と言って
ダメだったダメだったって思い込んだら
また次同じ状況が来た時にきっとまだダメなんじゃないかって
思い込んじゃってまた失敗につながるんですよ
このハウリング効果を止めるためにね
条件反射的にまた失敗しちゃうってなることを防ぐためにも
失敗の原因にフォーカスして
それを潰すことだけに切り替えていきましょう
さあ次行くぞ
この切り替えが大事ということでございます
はい以上ねいろいろ解説してきましたけれども
このうまい質問ビジネス面でも
また恋愛面とかでもね
いろいろな質問が書かれてますよ
彼氏のいる相手を上手にデートに誘う質問とか気になるな
なんでそんなこと書いちゃったこれ
誰向けなんですかっていう本ですよ
でもねいろんな心理学的知見から解説されてる
面白い一冊でした
興味ある方は是非手に取ってみられてください
というわけで明日も1日ワクワクと楽しんでいきましょう
それではまた明日