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はい、バーニング大家のアウトプット読書術、本日の一冊は
アドラー式子育て家族を笑顔にしたいパパのための本
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は熊野英一さん
1972年生まれ
メルセデスベンツ日本に勤務後
転職をして保育サービスの会社で約60の保育施設立ち上げ
運営ベビーヒッター事業に従事
その後、2007年に株式会社子育て支援を創業
アドラー心理学に基づく親と上司の勇気づけのプロフェッショナルの方でございます。
はい、こちらの一冊ね
家族を笑顔にしたいと願うパパのために書かれた本
なんですよ
男はね
相手の気持ちを理解できない生き物なんです
そういうもんなんですよ
子供に対して思うことといえばね
気持ちがわからん
何回言うたらわかんねえ
何回も同じことすなよ
これがね、やることが理解できないんです
そしてまた女性に対しては
考えてることが難しい
これもわからん
言うてくれんと伝わらん
そっちはやってくれるでも当たり前で思ってることも
男は鈍感ですから
それを言うてください
って思っちゃってるんですよね
いやもう女性からしたら言ってるやん
何度も何度も
でも変わらへんのはあなたでしょ
こういった気持ちのすれ違いがあるんですよ
そしてこの著者の熊野さんも
いろんな悩みを抱えておられたんですが
アドラー心理学というところに気づいて
これを実践的に用いてみたら
これまで悩んでいた人間関係
家族はもとより会社内でもすごく改善されていった
ということをきっかけにして
この書籍の出版に至ったということで
この本は特に家庭の中で
パパのためにいろんな問題の解決策
それを対話形式で進めていかれるという
読みやすい一冊になっております
さあ4つの事例を紹介させていただきます
1つ目不機嫌な奥さんに対して
どう声をかけたらいいのか
こういった質問者さんいらっしゃるわけですよ
それでどんな感じなんですか
そういうことありますよね
っていうのを熊野さんが聞きながら
解決に導いていくという
概ねこういったストーリーで進んでいくんですよね
なんか皿洗ってるけどずっと不機嫌やな
明らかにピリピリしてるぞ
こういうのを感じることはできるんですよ
でもそっからどうしたらいいのか
何があったんって聞いてね
こうで子供がなかなか片付けしい品とか
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お風呂入らへんとかあって
じゃあこうやってあげたらいいんちゃう
男はすぐに解決策を持ち出しがち
じゃああんたやってよ
いつも向き合ってるのは私なのに
言うだけ言うってさってなっちゃうんだよね
もうどうしたらいいの悩んでるから
こっちが解決策出してあげたんやん
ってなるんですけども
どんな気持ちでいるのか
まず聞いてあげてください
実行ファーストじゃない
解決策提案ファーストじゃないんです
共感ファーストなんですよね
ここをね分かってても
何度も何度も反省してね
自分に落とし込む必要ありますよ
共感そう聞いたことある
分かってる分かってるんだけど
なかなかできない
もう1回心に刻み込みましょう
女性に対してはまず共感なんです
大変だよね
なんです解決策示さなくていいです
そして2つ目
悩みや困り事は
ライフスタイルが作り出している
方法これはどういうことなのか
ちょっと事例を出しますけども
駅までの道のり子供と一緒に遊びに行こう
休みさあこれから鉄道博物館行くんだ
っていう時にね
駅まで歩いた10分です
それをねなかなか進まないでしょ
道草食いまくるんですよ
虫が歩いてるとか
落ち葉が落ちてる
切れない石見つけた
早いくでって言うんですけど
全然進まないんです
これを無理やり行こうと思ったら
もうね暴れたり
その場で寝転がったらもうおしまいですよね
あるんですよ
こういうパターンよくある
こういう時どうしたらいいんですかね
っていうご相談者さん
はいここで熊野さんがね
まずは話を聞かれるんですよ
そっから提案されること
マイペースな人は
自分のペースを乱されると
イライラしますよね
また頑張り屋さんの人は
頑張ってない人を見ると
イライラしちゃうんですよ
結局これは自分のライフスタイル
つまりは性格が作り出していて
その通りにいかない時に
イライラっていうこの感情
負の感情が出てしまうんですよ
だからこういう時のコツなんです
子供への期待値の調整をしてみましょう
っていうこと
ここまでできるやろうって
思っちゃってる
それが高すぎるから
いやいやいやそんな高くないですよ
大人ほどのこと求めてない
いや違うんです
もうすでにね
その期待値がね
高すぎるんですよ
大人の当たり前は
子供の当たり前ではない
駅まで10分かかるんだったら
5倍は余裕見てください
50分ぐらいかかる
で30分でいけたら
よくできましたってなるんです
この設定をまず持ってね
甘く見積もりすぎてるんです
そういう風に期待値を下げて下げて
下げてみようっていう提案なんですよね
はいそして3つ目の事例
大きいお子さんのパターンもあります
高1女子中2女子のパパの悩み
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これもね僕はまだ上がね8歳で
中はの3歳の長女ですから
そこまでないんですけど
大きくなったらあるんでしょうね
スキンシップを嫌がる
ここですよ
この相談者さんは高校2年生の長女ちゃん
そして中3の次女ちゃんと
うわぁいかにもし春季って感じですよね
いやなんか悩み事があって
部活でああ疲れたってなったら
こうすれ違いざまに頭をポンポン
頑張れよとか肩をポンって
こう叩いたりしちゃうんですって
これが嫌がられると
はぁはぁ切ない問題
もともとはそうじゃなかったんです
もう小5ぐらいにきっかけがあってね
そうスキンシップを取ってたら
まず妻が言い出したんですよ
あんまり体に触れるのずっとやってるの
キモいよ
多分この言葉で娘さんたちが
意識し始めたんじゃないかな
おっしゃってるんですよね
いやなるほど大変ですよね
まずこの熊野さんも共感から入られてるんです
なぜそれを行おうかっていうと
まずこの相談者さん
小さい時にお母さんとのいい経験がたくさんあったと
困った時にもギュッとしてくれるとか
このスキンシップから
自分がすごく心地よく成長してこられた
という実感があったから
自分の子供たちにもしっかり
スキンシップを取っていこうって思っていた
こういった背景があるから
そういう行動に取られてるんですよね
だからそこから紐解いていくと
スキンシップを
いいものと思い込んでいるんではないですか
っていうこと
これを先にやるんじゃないんですよ
まず大事なことはその悩みとか
僕は君の味方だよって伝えること
これを行動で表す前に
まずは言葉にしましょう
っておっしゃってるんです
男って背中で語りたがりなんですよ
だから言葉にしなくても分かるだろ
態度で示すんだ
なんかこれが美学みたいに思ってるんですけど
言葉で伝えること大事なんです
だからこの問題に対しては
ちゃんと言う
ちゃんと伝える
君のことを見ているよ
相談に乗るよ
こういった言葉の後に
スキンシップっていうのはついてくるもんなんですよ
ここを意識してください
っていうことをおっしゃってます
そして4つ目
子供が保育園で
先生に発達障害のグレーンゾーンかもしれない
という報告を受けている
これにモヤモヤするんです
っていうお悩み
5歳のね
男の子をお持ちの
お父さんからの質問
相談なんですよ
これもありがちな気がしますね
保育園からすぐに電話かかってくるんですって
お友達とおもちゃの取り合いがあって
今泣き叫んでいるとか
機嫌よく遊んでたのに急に暴れ出すとか
こういう電話がかかってきて
また保育園から着信やっているので
もう悩まされるんですって
でも普段家とか公園で遊んでいるときは
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大丈夫なんですよ
なのに保育園行くときには
こういう風な報告を受けちゃう
だから妻と一緒に話してても
なんか保育園の教育がおかしいんじゃない
みたいな不審感すらも出てきちゃうんですと
これどうしたらいいですかっていうところ
ここに対する解決策
まずはここでも出てきます
共感というワードですよ
これ誰に対してっていうのは
幼稚園保育園の先生に対して
まずは共感してあげましょう
そういうこともやるんですね
奥さんとか身内だけじゃないんです
だって子どものことをきっちりと
第一に見てあげたいという思いについては
親も先生も一緒なんで
でもうまくいかない
当然そうですよ
たくさんのいろんな人のうちのお子さんを
抱えてるわけですから
ストレスも溜まりますわ
だからそこをまず共感してあげましょう
先生も大変ですよねって
この対話の機会を設けること
それでいてまず共感から入った上で
こちらの希望を伝える子どものことを
心配モードではなくて
信頼モードで見てあげてほしいんです
うまいこと言われるんです
心配ではなくて
信頼してあげて
ここをきっちりと対話をすることで
理解を深めましょう
誰にとってもそうなんですよ
家族の中でもそうだし
学校とか保育園
幼稚園の先生とも対話を重ねて
こちらの思いを伝える
そしてその前に大事な
共感これを持ってくることを忘れずに
こういったね
いろんな悩み相談も乗られてるんですよ
痛快なんですよね
もういろんなことあります
離婚を投げかけられたんですよ
妻からこれどうしたらいいんですか
とか長年セックスレスが続いてるんですけど
これもどうしたらいいの
こういった悩みも丁寧に答えられてるんですよね
いやーほんとね
熊野先生
共感から入られてるっていうところがね
呼んでいて
優しさが伝わって
めちゃくちゃ気持ちいいです
最後にね問われてます
パパも家族も笑顔になるため
これを覚えておいてください
パパのここは変えなくてもいい
っていう部分
それは妻や子供を思う気持ち
そして愛
これは間違ってない
だけどここは変えた方がいいですよ
っていうところ2つ
一つ目
言わないのではなく
気持ちを伝えるということ
そして指導するのではなく
共感する
ここをパパたちは意識していきましょう
ということで締めくくられています
非常に優しい相談にのってもらいたい
僕も
っていうような一冊でございました
というわけで本日は
アドラ式子育て家族を笑顔にしたい
パパのための本
こちらを紹介させていただきました
というわけで
明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう
それではまた明日