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はい、バーニング王へのアウトプット読書術
本日の一冊は、どんな相手とでもうまくいく大人の感情コントロール
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は和田秀樹さん、1960年大阪府生まれ、東京大学医学部卒
和田秀樹心と体のクリニック院長、現役の精神科医の先生が書かれているこの一冊でございます。
皆さん、感情コントロールできていますか?
大人なんだから、いやそれぐらいはできてるよっていう方もいらっしゃるかもしれないですが
日々生きていれば、人間は喜怒哀楽、様々な感情から離れることができないわけですよね。
そんな時にね、ちょっとしたことでイライラしたりとかね、喜ばしいこともあれば、感情を揺さぶられるわけですよ。
それをコントロールできたら、人生の質が上がると。
だから皆さん、感情を上手にコントロールするコツを知りましょう。
そこで最初にまずね、和田さんがおっしゃられているのは、
その感情を持ち続けることが、自分にとって損か得か、これで考えよう、ということをおっしゃっています。
なんかいやらしい気持ちがしてしまう、そういうこともあるでしょう。
なんか損得感情で感情を考えちゃうの?
でもこれがいいんですよ。
張り切って考える方が結局上手くいくんです。
例えばですよ、あなたが職場の上司で部下にカットだって、
わーっと言ってしまうことがある。
なんで何回言ってもわからへんなーって言っちゃいそうになるところをぐっと抑えましょう。
これで言っちゃって、結果反発された時に大損になりますよ。
そういうふうに考えると、ちょっと一言間を置くことができるんです。
逆にね、ずっと我慢し続けて、これ以上はもうたまらんってなって、
あまりにも思い詰めるようだったら、思い切って言っちゃいましょう。
そのほうがその後の生活が健康的になるから、
言うといてよかったわーって思えるように、それだったら得でしょ。
こういうふうに考えていくといいんですよ。
その上で、じゃあどうやったら感情コントロールできるのか、
そんな4つのコツをお伝えしたいと思います。
まず1つ目、お世辞は驚くほど効果的。こう心得よと。
お世辞はね、大人のコミュニケーションの潤滑剤ですよね。
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大事なのはわかってるんですけど、なかなかこっぱずかしいから言えないとか、
キャラじゃないからだーっていう人もいるかもしれないです。
そういう時は子供に対して言うことを思い出してください。
例えば小学校1年生の子供が帰ってきました。
その時にしょんぼりしてるんですよ。どうしたのかなーって思ったら、
1枚の画用紙を取り出してきて、お花の絵を描きましょうっていうテーマに対して、
黄色でブワーって書いてあるんですよ。点々と書いてあるわけですね。
内心は黄色ばっかりって思っても、それ直接言う大人いないでしょ。
うわー画面一面にいっぱいの黄色いお花咲いてるね。
これは何?タンポポ?それともひまわりかな?
たくさん描かれていて明るくって楽しそうだねって言うと、
そうでしょ、これはタンポポなんだよって教えてくれたり、
こういう風にいい気持ちになるじゃないですか。
だから子供に対しては絶対にお世辞なわけですよ。
でもそう割り切って褒めてあげると相手もいい気持ちになるでしょ。
だから大人に対しても同じなんです。
そしてもう一つコツですけど、褒めると自分もいい気持ちになりますよね。
だから相手に対してちょっと褒めるの性に合わないなって思っても、
相手のためにやるんではない。
自分がいい感情になるために褒めてるんだ。
そういう風に考えてみるのも一つのコツですよね。
お世辞をあえて言ってみましょう。褒めることが大事です。
2つ目。感情はストックではなくフローである。
こう考えましょう。
これは伝わる人には伝わるんじゃないかなって思うんです。
僕とか経営者の方だったらしっくりくる考え方やなと思ったんですよ。
感情はBSじゃなくてPLだ。
いやわかりにくい。解説しましょう。
BSっていうのは対尺対象表ですよ。
損益計算書がPL。
会社の業績っていうのはBSで判断するんですけど、
どころどころの状態だけだから、
その間の流れを判断するのがPLなわけですよ。
はいはいはいはい。
わかるんですけどちょっと馴染まないっていう人ね。
腹が立つっていう感情を考えてください。
これなんて結局ね、流れの中の一時点の状態に過ぎないんですよ。
だから感情はPLなの。
本当の損得を考えた時に全く意味がない要素なんですよね。
どれだけ悪い感情に満たされても、この流れを止めないっていうことが大事。
こういうふうに言うとちょっと伝わりますか。
かっかしてるんだけど、やれることだけはやっとこうかなとか、
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不満があったらもうここでぶつけてみるか。
抱え込むよりましよなって思うことがいいんですよ。
流れなの。
ずっとそこにとらわれないことが大事なんです。
この一時点だけですよ。
いうふうに思いましょう。
感情はストックではなくフローであるってことです。
さあ3つ目。
たまには損してもいいでしょう。
こういうふうに考えると気が楽になるんですよ。
例えばね、もうプラスに持っていきたいんですよ。
感情はプラスに。
でも言いたいことを言う。
これも大事で。
結果半端買っちゃったなぁ。
その時はもう損しちゃったな。
もうこれはこれでいいわけです。
でもこっちの気持ちは楽になったから
プラマイゼロですよねっていう考え方だったり
トータルここは損しちゃったけど
長い目で見た時にこれはプラスになっていくよっていう思い込み。
今は損してもいいやんっていう考え方ですよ。
例えば飛行機のファーストクラスを考えてみてください。
僕も乗ったことないんですけど。
料理が出てきますと。
ファーストクラスの料理が10万円で
エコノミークラスの料理は1000円。
なんてことないんです。
せいぜい1万円ぐらいの差なんですよね。
でも普段乗り慣れてない人がファーストクラスに乗ったら
うわこれめちゃくちゃいい料理やから絶対残さんと全部食おう。
お酒もちょっとでも多く飲もうってなっちゃうんですけど
これねガツガツ食うたりガツガツ飲んだりって
目先の得を取ろうとしてるわけなんです。
外国人のお金持ちの方とか本当に余裕がある方って
ファーストクラス乗ってもずっと寝てるんですよ。
快適に過ごせるここに価値を見出してるんです。
だから感情も一緒。
その目の前に出された得をギャーって取りに行くんじゃないんです。
せっせと小さな得を追いかけ続けることによって
大きな損に気づいていないそんな人間になってませんかっていうことです。
論破する人とかいるじゃないですか。
一つのテーマに対して相手を打ち負かそう打ち負かそう
これって目先の得を取りに行ってるんですよ。
でもここで打ち勝っても結局ねその人がその部署の中で
いやあいつよう言ったってなるんですか。
目先のことじゃなくて長期目線で考えましょう。
ここは飲んだ方がいいなっていう場面もあるんです。
そうやって長い目で大きな得を取りに行きましょう。
これが感情コントロールのコツです。
そして最後4つ目。
損したことではなくて得したことをカウントする。
これを続けてみましょう。
どうしてもね人のあらとか悪い部分が目に映っちゃうんです。
見えちゃうんですよね。
だからここの人間関係うまくしたとしても将来の展望が見えないとか
この職場にいることは得やでとか
ちょっとでもこの損したことっていうのをカウントし始めちゃうと
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どんどんストックされていっちゃうんですよ。
だから勤め続けるのは損だなって思っちゃって
ぐるぐるぐるぐる寝回って辞めるまで損の感情が膨らんちゃうんです。
じゃなくて相手の短所じゃなくて長所を褒めましょうっていうように
こういう時はね得したっていうことを見つけていく。
そしてどうしても損したことに目を向けちゃうときは一つコツがあります。
魔法の言葉これを覚えておいてください。
もう少し様子を見てからだなって思うようにしましょう。
ここは飲むとグッと抑えると。
でもこれは目先の得は取りに行ってない。
でも長期の得を取りに行く。
だからここは一旦我慢だっていうね。
株価がこう下がっている時とかの感情にいるんですかね。
ここはグッと耐えてまた上がり基調待とうみたいな。
そう思うだけで気持ちは落ち着くんですよ。
得したことをカウントしていきましょう。
いいことを数えていくんですよ。
気持ちが明るくなった瞬間を数えていくと
それが積み重なっていって大きく膨らんでいい感情になります。
こういうことでございます。
さあ最後ですね。
皆さんもう一度言います大事なこと。
目先の損得に振り回されずに
あなたの感情を本当にプラスにしてくれるものは何なんですか。
これをしっかり見極めていってください。
感情さえコントロールできて
気持ちよく仕事や他人に向き合ったり
生活に向き合うことができれば
あなたの人生はきっとうまくいきます。
皆さんもどんな相手とでもうまくやるような
感情のコントロールやっていきましょう。
というわけで本日は大人の感情コントロール
この一冊を紹介させていただきました。
さあ明日も皆さんワクワクと楽しく元気にいきましょう。
それではまた明日。