アウトプット読書術の導入
はい、バーニング王屋のアウトプット読書術
本日の一冊は、「さくっと読めてアウトプット力を高める集中読書術」
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は宇都出雅巳氏。30年にわたり、即読を自らの読者及び試験勉強で実践研究し、
農科学や心理学、認知科学の知見も積極的に取り入れた独自の読書法・勉強法を確立し、
あらゆるマネージメント、コーチングなど様々な分野の企業研修や予備校講師の指導を行っておられる方でございます。
本がなかなか読めない。いろいろ買ってるんだけど、積読状態になっている。
もっと気楽に読めたらなぁ。そんな悩みを持っている方、たくさんいらっしゃると思うんですよね。
はい、この本読んだら一発解決。
こんな内容になってます。都合がいい。都合がいい導入。
こちらね、私もアウトプット読書ということで定期的に本は読んでるんですが、僕に似た考え方の読書術だなぁと思ったので紹介させていただこうと思っております。
まず前提としてですね、こちらはビジネス書とか専門書みたいな情報や知識を入手しようという目的で読む本に限って適用できる内容でございまして、
ストーリーとか小説とかそういった一言一句を楽しもうという本向けではないということをお伝えしておきます。
その上で、読書が苦手だなぁ、本嫌いなんだよねっていう方が、本と気楽に自由に出会って付き合っていけると、
そういう結果を求めることができる一冊になってますので、よろしければ一読ください。
読書のコツ
じゃあ内容を紹介していきましょう。まずですね、アウトプット力を高めると書いてますが、本を読むときまずやってほしいことです。
前書きと後書きを読む。まあまあそういった書き方されている本もありますが、いろんな本でこれを見るということはもうそれは心理なんですよ。
一番大事なんです。要約されてるんですよ。前書きと後書きには読者が言いたいことっていうのがまずそこから読んでいきましょう。
その上でね、この内容がこういうふうなこと書かれてるんだを意識してから読むだけでもだいぶ違ってきます。
それと同じように、目次は5周10周してok。
かなり回すねって思ったんですけど、目次だってその中に書いてあることが要約されているんですよ。
この時点で興味のある部分をそこから読んでいったらいい。そんなふうな書き方もされてるんですが、目次は読みましょう。
最初に目を通しましょう。それを読まずに中入っていくっていうのは地図を持たずに旅に出かけるようなものなんですよね。
はいこういったところで前書き後書きそして目次に何度も目を通しましょう。そこからやっと本題に入っていくんですが、これも最初から読むんじゃなくてあなたが興味のあるところから行ってもらって全然okですっていうことなんですよね。
これまず前編を通してね、通してやられている、まあ書かれていることが気楽にいきましょうってことなんですよ。
肩肘張らずに読書と向き合おうっていうことなんですね。そのことを踏まえての3つのポイントをお伝えさせていただきます。
まず一つ目、時間があったら読む。この考えを捨てて。
考えちゃうんですよね。いつ読む時間を取ろうかな。この夕食が終わって歯を磨いてお布団に入った時にやっと開こうかななんて思ってるんですけど布団に入っちゃったらもう眠気が来てるからまた明日なんて思っちゃうんですよね。
さあじゃあいつ本読む時間を取ろうか。ノンノン違います。もういつでもok。もうカバンに入れておいて電車乗った瞬間にちょうどだけ次の駅までの間だけでも開く癖をつけるというね。
こういったところからなんですよ。疲れていても疲れていなくてもいつでもどこでも本を読めるというその意識で臨みましょうということなんですね。
まとまって読もうという時間ができたら読もうというこの感覚をまず捨ててください。これが一つ目です。そして二つ目。まだブックカバーつけて読んでるんですか?
はあそこに切り込むっていう発想なんですけどどういうことなんかなぁって最初と思ったんですよ。僕ブックカバーつけてるってことはじゃあさっきの目字とか前書き後書きのことと一緒でそのタイトルとかこの帯の部分とかにやっぱり集約されて書きたいことがまとめられているからそれを目を通していけという意味なのかなって思ったんですけどこれまた違うんですよ。全然違うんですよ。
ブックカバーつけてたら読みにくいでしょ。ページめくりにくくないですか。だから捨てろって言ってあるんですよね。読みやすさなんだ。ページのめくりやすさを意識するために物理的にそれを改善していけっていうことなんですよね。だからこっからさらに踏み込んでいかれるでしょ。
ブックカバーまだしも表紙もつけてるんすか。表紙は破り捨てろ。破る?あえて破る?強めに書かれてます。ハードカバーの本ありますよね。色高いですよね。なかなか読みづらいし手にも取りづらいですよね。ハードカバーの本買ったらすぐに切り落とせって言われてすぐハードその思想がハード。
そうなんですって。うつでさんすごいな。でもこれはもう真理はそういうことなんですよ。めくっていくのがやりやすいっていう発想にしろ。でもっていつでもどこでもスーツビシッとネクタイ決めてる人と気楽にしゃべれますか。違うんですよ。もうスウェット着て気楽な人。やからいつでもどこでも付き合えるんすよ。こっちも背筋伸ばして向き合わなあかんっていうハードカバーの本で色高いからそれを下げろ切り落とせって言ってあるんですよ。ブックカバーも表紙も全部捨てろって。破りされって書いてあります。
僕は破らんでも一旦置いておいてもいいかなと思うんですけども捨てたらいいやっていう発想なんですよ。それだけ読むのを物理的に気楽にするためにそういった改善を自分で行いなさいっていうことをおっしゃってるんですね。
そして3つ目ここ一番下げさせてください。わからないところは読み飛ばせ。ここなんですよね。読んでたら自分にない知識の部分ってどうしても引っかかっちゃうじゃないですか。
本を読むの嫌になっちゃうんですよ。無理に新しい知識を詰め込もうとしなくてOKです。その無理に知識を詰め込もうっていうのは脳科学的に言うとワーキングメモリーっていうところに一時保存しようとしてるんですね。
これ作業記憶とも言うんですけど例えば計算をしようと思った時とかに九九とかだったら簡単に出てくるじゃないですか。でも仮にね17×23とかってなったら頭の中で一旦1の位でかけて次に10の位をかけてそれとそれを足し合わせてみたいな一旦保管するでしょ。ここがいっぱいになってくるとしんどいんですよ。だからわからないをもう記憶してしんどくなるぐらいだったら読み飛ばせって言ってあるんですね。
しかもそれやって読み終わったとて頑張って読んだそういった感覚しか残らなくて結局後になったら何のこと書いてたっけってなっちゃうんです。それ時間かけたのにしんどい思いしたのに意味ないぜっておっしゃってるんです。だからサクッと読むためには頑張らない。
ウィルパワー、意思の力っていう風な表現もされてるんですけど頑張ろうって思うことは頑張れなくなっちゃうんです。こういった実験もあります。チョコレートのこと何でも口に出していいよって言われているAグループとこれからチョコのことは一切口に出してもダメだし考えてもいけないって言われているBのグループ。
この2つのグループ30分ぐらい我慢した後に好きにチョコレート食べてください。どっちのグループがチョコレートたくさん食べましたか。これはチョコを一切口にしない考えないでって言ったBの方がいっぱい食べたんですよ。これ我慢させたらその反動で反対のことになっちゃうっていう実験なんですね。
だからこの本読もう理解しようって思えば思うほどしんどくなっちゃって読みたくなくなっちゃうんです。だからわからんってなったらいいや読み飛ばせ。理解できなくてもOK。さらにこの先ですけどわからないってなってそのまま終わったらいいんだ後々気になってくるんだっていうことなんですよ。ずっとわからんってなるのがジラシ効果ですって。
やっぱあれ気になるなってなったら好奇心湧いてきてまた読みたいなってなるからそういう効果で持ってわからんままで終わっても全然OK。しかもわからないがわかっただけでも進歩じゃん。それって進んでるじゃんっていうことなんですよね。そういう発想なんだだからこれからも皆さん本を読むときわからないところがあったら積極的に読み飛ばしましょうっていうことなんですね。はい整理します。本を読むためのハードル下げる儀式です。1つ目時間があったら読むという発想を捨てましょう。
2つ目ハードカバーを切り落としてブックカバーも表紙も捨てちゃえ。3つ目わからないところは積極的に読み飛ばせ頑張ろうとしたら頑張れなくなっちゃうからもさらって読み飛ばしてしまいましょう。わからないことがわかっただけでもOK。わからないがずっとジラシ効果で好奇心でまた読みたいってなりますから。
読書の楽しみ方
はいこういったことを意識していってみてくださいねということで今回はサクッと読めてアウトプット力を高める集中読書術。いろんな新しい発見が僕にもございました。はいそんなわけでこの1冊ぜひとも読んでみてはいかがでしょうか。ということで本日もワクワクと楽しく元気にいきましょう。それではまた明日。