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はい!バーニング公演のアウトプット読書術、本日の一冊は
大東建託の内幕、アパート経営商法の闇を追う
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は三宅勝久さん。1965年岡山生まれ、フリーカメラマンとして中南米アフリカの紛争地を取材。
そして現在は特定のスポンサーを持たない、フリーランスのジャーナリストとして活躍中の方でございます。
なかなか問題提起の大きな一冊ですよ。
セキララ、ぜひね不動産と知られている方は一度は読んでいただきたい一冊ですね。
闇学会、ほんとね読んでてしんどくなるような内容結構書かれてますよ。
切り捨てられる社員たち、というタイトルがあったりとか。
こちらね2018年に出版されているんですよ。
出版前に大東建託の代理人弁護士から本書の出版社にとある配達証明郵便が届いたらしいんですけども
その内容っていうのが本書は大東建託に対する名誉毀損にあたるため
出版社および著者の三宅氏に対し人事および刑事に渡り法的措置をとらざるを得なくなります。
このような内容それを振り切ってでも出版されたこの魂の一冊でございます。
三宅氏、記者生命を懸けてでも真実を世に伝えたいというそんな思いから出版されている本なんですね。
早速内容を切り込んでいきましょう。
たくさんエピソードあるんですけれどもいくつかピックアップしてお話しさせていただきます。
1つ目とあるオーナーさんが建てたアパートがありました。
これ大東建託さんの営業によって建てられたんですけれども
その契約内容として壁や屋根の工事を10年ごとに行う
こういった大規模修繕を行うことが一括借り上げの条件です。
一括借り上げというのは空室があっても
家賃を大東建託がオーナーさんに対して支払いますよという契約です。
だからオーナーさんがやることは月に1回通知を見るだけでOKです。
全ての管理は大東建託がやりますという内容なんですね。
これは気持ちが楽ですよ。
経営されたことないオーナーさんでも安心して資産を構築できるんだっていうね
そういうタイム文句で契約されるんですが
この10年経った時の大規模修繕
大きさ規模にもよるんですけども
提示された金額として1000万円かかりますと
これ割高じゃないかなって思ったんですけども
他の企業さんにお願いすることができないと
大東建託の指定業者さんを使って工場することが大前提という契約内容になっているんです。
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だから修繕を行ったんですね。
積み立て金もあったから何とか払えるわということで払われたんですけども
修繕を行ったにも関わらず
なぜか空出率が上がっていく
どんどん入居者が退居していくと
それでも家賃保証あるから安心やなぁと思ってたんですが
とある時営業マンから一室5万3000円の家賃を4万9000円に下げます
という連絡が来るんです
いやいやいやいやおかしいでしょ
1000万円かけて直してきれいになったのになぜ退居が続いて
挙句に家賃を下げるそんなの考えられない
応じられません
10年前営業が持ってきた資産票を提示したんです
ほら見てくださいここにも
家賃額は30年間一定って書かれてますよね
するとすぐに返す型で
見てくださいこちらの資産票の下に書かれてますよね
小さく書かれた注釈があるんです
そこには家賃をはじめとする各種収益費用等の全額は
現在の賃料相場により算出したものであり
その金額を補償するものではありません
なんということでしょう
それでもそう書かれていても
重複することはできないなったんですが
でもこの家賃下げに応じなければ
客付けはできませんよ
そして家賃補償も打ち切りますよ
それを言われたらもう下げざるを得ないじゃない
結局このオーナーさん応じられたらしいんですよ
それでも気になるんですよ
なぜ退去が続いたのか
よくよく募集のページをね
ホームページで見られると
公園の隣にそのアパートがあるにもかかわらず
公園からの距離が500m
全然違う内容や
近くにショッピングモールがあるのも
売りなのに
そういったことが一切書かれていない
全く客付けをする気がないじゃないか
っていう内容ですよ
しかも周りに知らない間にですよ
大東建託のアパートが乱立していたんですね
これは送料規制をかけてくれよ
要は競争が一気に激化していたんですね
各オーナーさんが建てまくってたんですよ
これによってどんどん家賃が下がっている
空出率が上がっている
これからの方には
大東建託ではアパートを建ててはいけない
こう言いたいとおっしゃってるオーナーさんのお話
まだまだ続きます
2つ目の事例
退去費用ゼロで退去せよの非常識
こんなお話ですね
これ聞くだけでもちょっと考えられないんですけど
とあるオーナーさん
これはオーナーさんから
間借りをされていた
テナントの入居者さんのお話なんですよ
フィギュアとかねゲームを置く雑貨店の店主
宮下さん名前
仮名として書かれてるんですけど
この宮下さんはオーナーさんから
倉庫を間借りしていたと
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そこでフィギュアとかゲームをね
売る雑貨店を運営されていて
年収は2000万円ほど
立ち去らをして
一世一代の決心で自分がやりたいのをね始めて
でやっと軌道に乗ってこれたお客さんも
固定のお客さんついてきて
軌道に乗ってきたなっていう時に
大東建託の営業マンが来て
すみませんちょっとこちらの建物を
測量させてくださいという話になる
なぜ測量なんですか
そこは言葉を濁されるんです
でも大東建託がアパートを建ててる会社だっていうのは
知っているから
もしかしてオーナーさんこの倉庫を潰して
アパートを建てられるんですか
ごにょごにょとなるんですね
きっとそうだ
いつなんですか
いや10年後か20年後かはちょっと分かりません
やっぱ建てるんや
だけどそこは濁すんだな
いや絶対にこれ測量まで来てるっていうことは
近日中だぞということで
そこから色々調べられたんですね
借地、借家法
どういう権利を主張すれば追い出されないのか
調べていたらたった2ヶ月後に
やはり立ちの木の書類が届いたんですね
そして最悪これは
退去費用をどれだけ払われたら応じられるのか
っていう自分なりの算出
脱サラもしてます
借金もして開業しました
自分の思惑では2000万を提示されたら立ちの木
いうふうに思ってたらしいんですね
この宮下さん
そしたら内容には
資金130万円の返還を行います
それ以外に一切の違約金等を請求しないことを
ここに誓います
といったような内容の契約書
まさか資金返還以外に
退去費用1000タリットも支払うという内容が書かれていない
これは失礼だ
あり得ない
もうこれは応じる余地がない
もう断られたんです
退去はしません
何か無効に良い分ありますか
そちらが勝てる要素ありますか
強行突破するんだったら裁判します
結局このやりとりで
大東さんの方が折れましたと
この倉庫は立ち逃れずに済んだんです
でもこういった非常識
こちらの知識がなかったら
言われるがままですよ
泣き寝入りですよ
というようなことをおっしゃっている
宮下さんのお話です
そして3つ目
アパート建設のための不足金360万円
社員が未然に起きて自殺するという事件もね
これ自殺のお話もいくつか書かれてるんです
なかなか重いんですよね
これねちょっと深くはもうね
時間の関係はお話ししないんですけども
結局こういうことが発生している裏には
新入社員は1本契約が取れるまで休みはないと思え
とか新入社員は会社のシステムをまず覚えろ
それから歩いて事主の顔を覚えろ
条例後は全員で飛び込み営業だ
こういった格言もあるように
社員全体営業全体にノルマの厳しさがある
ここが問題なんですよね
2ヶ月契約が取れないと
無実績者と呼ばれます
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そして3ヶ月契約取れないと長期無実績者
略して長務と呼ばれてしまうんです
この長務の楽院が厳しい
これをされてしまうと
車用の車乗っている時も
携帯電話持っている時も
GPS探索によって上司に24時間365日監視をされる
というこんなことがまかり通るんですか
でもこれは会社の中では極日常だということなんですね
そしてこの契約のノルマが厳しいがために
数々の事件を生んでいるんです
有志の目処も立っていないのに
架空の契約書を営業マン自らが結んでしまう
そして契約金100万入ります
なったらこれは部合で入った
その収入というのを入れる
そして借金をして契約を巻くんです
でも大丈夫この契約が取れたら
次の部合給でまたお金入ってくるから
それで借金は返済できます
こういったことをどんどんどんどん
当たり前のように積み重ねて
もう銀行ではお金が借りられない
普通の金融機関では借りられない
闇気に手を出す方もいれば
上司の免許証を勝手にコピーして
お金を借りるっていう方もいらっしゃる
そんな事例も書かれてるんですね
とにかく闇が深いんです
そこからね殺人未遂に発展するようなね
お話も書かれてるんです
とにかくここの事例セキララなんですね
そんなね自殺の事件等も発生した後も
このニュースには
大東健託という文字は一切書かれていない
匿名企業にされているんですよ
そしてブラック企業大賞というニュースが
報じられたんですが
そこの候補に大東健託の名前はなかった
一方で経済産業省が2018年2月に発表した
健康経営有料法人ホワイト500
ここには前年に引き続いて
大東健託の名前が
しっかりと名を連ねていたそうです
こういった大東健託の闇に切り込んだ一冊
ぜひとも一度読んでみていただいたらと思います
アパート経営考えさせられます
はいということで
いやーホワイト企業とは何なのか
ブラック企業とは何なのか
大東健託この名出しで切り込んでいかれた
三宅氏の勇気に拍手でございます
というわけで本日は大東健託とぶちまく
アパート経営商法の闇を追う
こちらの一冊を紹介させていただきました
というわけで明日もワクワクと
楽しく元気にいきましょう
それではまた明日