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はい、バーニング公演のアウトプット読書術
本日の一冊は、不動産時代 マイナス価格となる家と土地
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は朝日新聞社の取材班ということで、こちらは2019年に発刊された本なんですけども
2017年の6月から2018年の7月まで、朝日新聞に連載されていた不動産時代
この不動産の不は、負けるの不なんですけども
この連載されたものを大幅に過筆修正を行って出されたという一冊なんですよね
不安を煽るような、うわードキッとするなーっていうね内容なんですよ
見開き、まず一言目こんな言葉が書かれているんです
不動産はもはや財産ではなく、負債だ、あつら
こんな言葉も書かれてますよ
神話から悲劇へ、家と土地が悪夢を招く時代が到来した
不動産バブルと呼ばれてました、このね1900年代前半
このバブルが崩壊っていう時代からのもう土地神話、土地はもう持てば価値は下がらないなんて
そんな神話はもう崩れ去ってる悪夢です
いうことについてね真剣に向き合い、そして真剣に取材されたことがまとめられているこの一冊
私もね消防士を退職して今は不動産業一本でやってますんで
これはね、切っても切れないこの情報、知識入れておきたいなと思って手に取った一冊でございます
いろんなね問題ありますよね
特に地方では本当ねもう価値がないと言われるような
相続放棄された土地とか国にも引き取られずにね
宙に浮いてるそんな不動産
そして市場価値はどんどん下がっていって
誰も手入れしない荒れ放題のリゾートマンションとか別荘地とか
土地自体にほぼ価値がないのにむちゃくちゃ建物にお金をかけたこれどうすんねん
まさに不採不動産価値負けでいうところの負けじゃないっていう
これをね持った人でもそれはね持っている人がいるんですよ
そういった人たちのリアルドキュメンタリーなんですよね
いろんな事例書かれてます
ちょっとね3つほど紹介させていただきます
まず一つ目長野県飯田市の事例
これねリアルで結構ね全部名前も全て業者名も書かれてるんですけども
今回のこの一つ目の事例はねとある一角の土地
これはねリニア新幹線を通すためのその工事をするダンプが通る場所
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道なんですけども道幅大きいんですよ
当然で大きいダンプが通るから
でもとあるほんと一角だけクッと狭くなってるんですよ
でもそこの一角がもうガードレールで取り囲まれて
どうなってんのこれみたいな長野県買い取ってくれたらいいのにっていう土地なんですけど
それなぜ買い取られないのか
理由は一つ
知見者が107人もいる多すぎる
やっべそんなことあるんですか
だから全員の同意を得られないと買い取れないんですよ
それが道路のど真ん中に残ってるっていうこと
これなぜねそういった経緯になったのかっていうことも全部書かれてるんですが
昔です江戸時代から続くんですかね
山の神を称えた石物石の仏様を祀ったそこは共有地だったんですよ
で明治時代の一番古い土地大廠ですでに26人もの知見者がいた
そこからどんどんね引き継がれるにわたって相続投棄がされなかったんですよね
今現状令和の時代に暇子の代まで結局投棄されないまま法廷相続にね
誰が相続するとか放棄するっていうのを決めないまま
その法廷相続の割合に従って法廷相続これが続いていった結果
26人が107人にまで膨れ上がったというこの末路
どうすんねどないしようもないわけです
ここでねその長野県の言い出しの市長さんがおっしゃるんですよ
この真の所有者を発見するのはもうほぼ不可能だと
ここに猫の田舎の方で予算をかける余地なんてない
多分ねこれは本当に法的に何か抜本的な改革が行われない限り解決されないんでしょうね
これは本当に一例なんでしょうけど全国にこんな地理がたくさんあるんだなんてね
こういった道路だけじゃなくてね
焼き屋でも誰が持っているのかわからないようなものはあふれ返っているんですよね
こういう問題がもう解決されないまま残っているという事実を突きつけられるといった事例です
そして2つ目これはまさに私たちの親業にもまあ深く関わる事例ですよ
需要もないのに地方にアパートを建てさせられる地主さんの事例ですね
サブリース問題っていうのがありますよ
そもそもねさらちのままで相続をすると
これ2015年にその相続税の法改正というのがありまして相続税が上がっているんですよ
だからさらちのままだったら相続でものすごくかかっちゃうから
上物建物を建てるとその税金が6分の1になりますよっていう
まあまあゆたい文句に誘われて
大手のD検索の事例
いやもう分かる人には分かっちゃう
でも全部書かれてるんですよねここには
大規模収税の説明なんか全然ないんですよ
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でねここにずっと家を建てて持っていけば
家賃収入も入ってくるし
で何より借金があれば相続財産から減額されるという
この歪みを上手く説明されるんですよね
それってこれ減野商法っていうらしいんですけど
田舎の方で本当需要もないのにもかかわらず
アパートを建ててっていうことを
そして運営も管理全部丸投げをして
その一社が儲かるというこの仕組み
これが後を絶たないって
こういう事例もね書かれてるんですよ
田舎の方ってどうですかね
これはまあ大手の営業ですけど
その地主さんだけがターゲットじゃないですよ
後続性のサラリーマンとかもね
こういう営業されることはあるわけですよ
営業マンからの話があって
家賃収入ずっと入ってきます
そこでねじゃあ今例えば
それは投資という面でもありますけど
今住んでいるマンションが賃貸だとして
同じような家賃同じ同価格帯の家賃で
持ち家が持てるんですよっていう
そういう甘い文句の営業マンもいるわけですよ
それでじゃあ家を住み換えたら
そこには管理費とか修繕積立金とか
さらにこと税ね固定資産税
都市計画税こういうのもかかってくるんですよ
これ賃貸だったらかからないものがかかる
こういった説明ちゃんと受けてますか
受けてるんでしょうけど
これ聞き流してないですか
知らないうちにサインしてしまったら
それ自分の責任になっちゃうんですよね
気づいて戦うってなっても
これ労力半端ないですよ
しっかり勉強しなきゃいけないなっていうことね
思い知らされるそんな事例も書かれています
そして3つ目の事例
これもね具体的なエリア書かれてるんですよ
三重県の津市これ中心駅から来るまで
15分ぐらいのエリアちょっと離れてますよ
車で15分だから歩いてはいけないような場所ですよね
そんな一角に40棟ほどの賃貸アパートが乱立している
これを専門業者とかから言うと
エルパレス銀座って呼ばれてるんですよ
これにごしてるけどこれも分かる人分かるなぁ
でも全部書かれてるんです
この一冊にはねはいその取材によって書かれているんでね
ここもねそこの大手の会社が
家賃は30年間保証しますよっていうね話をして
また歌い文句を言って結局この辺ね
全部ね事務士さんがその話乗っちゃうんですよね
無知ですよ
だってそんないきなり賃貸アパートの経営なんて
不動産のこと知らないんですから
でも重い相続税がのしかかってくるから
そこにねこういう助け船のように話が来たら乗っちゃうでしょ
そうなんですよ
で契約をしてサブリースだからって言ってね
家賃がずっと入ってくる
これで安定やんちゃんとお金残ってるやって思っていたら
とあるタイミングで家賃減額になります
えーまだまだ借金残ってるのにそれ減額されちゃったら
毎月お金がマイナスなっちゃうよ
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でもちゃんとここの契約書に書いてあるでしょ
いうことですよね
契約書怖いっすよ
ほんとね無知は怖いなっていうことを改めて思い知らされます
はいこんなね事例がたくさんね書かれてるんですよ
神話ではないですよ
ほんと土地を持っているっていうことはね
不動産時代負ける動産と書いての不動産これね人事じゃないです
いきなり親からの相続で明日あなたがその当人になる可能性
大いにありますよ
学んでいってくださいはい知らぬ無知は一番怖いですから
こういった自主弁学も含めてこういうねあのところにアンテナを張って
しっかりと情報を取っていくことって大事だなっていうことを思い知らされる
そんな一冊でございました
マイナス価値となる家と土地この不動産時代を生き抜くために
皆さんしっかり情報を取っていきましょう
そしてそういった情報交換ができる仲間つなげていくのが大事なのではないでしょうか
というわけで本日もワクワクと楽しく元気にいきましょう
それではまた明日