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はい、バーニング公演のアウトプット読書術
本日の一冊は、人の価値は努力の量によって決まる 続ける力
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は宇宙飛行士の若田光一さん。
1963年埼玉県に生まれ、九州大学工学部航空工学科卒業。
日本人初のISS長期滞在を行い、これまでの宇宙滞在期間は合計347日8時間33分で日本人最長。
こんなに長い期間いらっしゃると、すごいもう1年ほど、人生で1年近くを宇宙で過ごす。
すさまじいですね、若田さん。生きるレジェンド。
こんな若田さんが書かれている一冊、続ける力。
副題がもうストレートですね。
人の価値は努力の量によって決まる。
言い切られている。
刺さりますよ。これほど実績を出されている方が書かれるんだから、もう表紙の目の奥が輝いてます。
そんな経験談に基づいて書かれた一冊、深いなぁ。
もう早速ね、紹介させていただきますよ。
これね、何が起こるかわからないから人生は面白い。
もうね、やっぱ言葉の一つ一つにね、その若田さんの背景が染み出してるんでね、面白いんです。
そもそもね、若田さんの夢、日本人初のISSコマンダー、船長になるっていうのを唱えられていたと。
ISSっていうのは、そもそも全世界15ヶ国の共産による国際宇宙ステーション、これの略です。
秒速8キロメートルで動くんです。すごいな。大きさは大体サッカーコートの一つ分ぐらいらしいんですよ。めちゃくちゃでかい。
それが秒速8キロ、どんな速さ?
90分間で4万キロメートル。約地球一周分ですよ。90分で地球一周できる。えぐい速さ。
これに乗られている、いろんな研究もされるんですよね。ここに登場されて、2011年4度目の飛行において、日本人初です。
船長になられ、夢を叶えられたんですね。
夢は叶う。これはね、大きなことですよ。誰もがやれることじゃない。
でもね、その経験談に基づく続ける力について、いろいろとお話しされています。
まず一つ目、徹底的に準備をする。
これですね。若田さんにとって一番の恐怖とは何なのか?それはミスを犯すことです。
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意外。そうなんや。よくこういう自己啓発的な本って言うじゃないですか。ミスは怖くない。失敗こそ成功への近道。みたいなこと言うじゃないですか。
ミス怖いんだ。そうなんですね。でもよく考えたらそうですよね。
特殊なんです。宇宙飛行士にとってのミスは命と即死につながる。
だからミスは怖いんです。自分だけじゃない。自分が船長だったら、クルーの命も全部背負うんですよ。
ですよね。 じゃあそのミスをしないためにはどうするべきなのか。
想定外を少なくする。 これなんですね。
いくどもシミュレーションを重ねるんですよ。対応策を打ち出していくんですよ。こうなった時にはこういう風に対応しよう。
こっちに行った場合にもしこんなトラブルが起きたらこういった対処をしようっていうのも何度も何度も何度も何度もシミュレーションを繰り返す。
これが大事。 恐怖は無知から発生する。こういう風に言われてるんですね。そうなんです。
知っていれば怖くない。 そしてこの怖さっていうのはまた
準備を整えるための原動力になるんですね。 備えあれば憂いなしって言いますけどまさにそれを実践されているっていうお話でございます。
そして2つ目。 ウィーの関係を作る。
これウィーっていうのは私たちの意味のウィーです。 例えばですよ。
これ宇宙に行かれてます。 ISS搭乗されてます。 地上完成艦からこのスイッチを押せという指示が入った時に宇宙側から
なぜそのスイッチを押さなければいけないのか。 アメリカとかロシアの方がね搭乗されてますよ。こういう風にねもう
ブラートにも包まずズバッと言われることがあるんですって。 これを言っちゃうことですでにもう地上との信頼関係が終わってしまうんですと。
そのきっかけになるからいかにこれを言わせないようにするのかっていうこと。 結局ね対地上対宇宙っていう関係性になっちゃうんですよ。
宇宙が本位なのに地上の奴らは全然わかってない。 こう思わせちゃダメ。
全員かっこ彼らって言うんですよね。これになってしまうと人は攻撃的な行進をしてしまう。 だからこうなったらおしまい。
私はだからリーダーなんです。船長なんです。 堪えるんです。どれだけ本位なことがあっても地上に対しては敬意を表する。
だから自分がやっていることはこのクルーとの架け橋。 私愛。地上の思いはこうだから多分こういうことを言っているんだよ。相手の立場になって言うんです。
だから次に多分こういうことを地上はまた言ってくるけどもこれに対しては対応して問題ないよっていうのを事前に
寝回しをしておく。でもこれ以上地上に肩を持つことはしない。なぜなら結局一緒に過ごす。 その宇宙ステーションのクルーが一番大事な相手だからその信頼を失うわけにはいかない。
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この絶妙な立ち位置を意識する。そして自分が常に簡潔に相手に明瞭に目的とか結果を報告することによって
私たちという関係性を作ることに注力をしてきましたということですね。
はいそして3つ目、休むときは徹底的に休む。 宇宙空間っていうのはプライベートがないんです。ほぼ
だっていつも仕事にいるのと仕事場にいるのと同じなんですよね。 切り替えが難しいんですよってこれを言い換えるといつまででも仕事やろうと思ったらできちゃう環境なんです。
だからこそあえてしっかり休むという切り替えを自分自身に設けるんです。 これは自分の体を休めることもそうなんですけどより意識をされているのは
自分が率先して休むことによって周りのクルーもしっかり休むことができる ここを意識されているんですよ
どんな職場でもそうですよね。いつまでも残業で残っている上司がいたら定時で帰られへんがな。早く帰ってくれよ。
消防の時思ってましたよ。24時間勤務ですからね。もう早よ寝やーって言ってくれ。 いやあんたが先に寝てくれと思ってました。こういうところリーダーが率先して取っていくこと
これによって仲間全体がね気持ちよく休める。 だから結果としてチーム全体の仕事力を高めることにもつながる。
こういう大事なところも抑えてらっしゃるというところです。 そして4つ目
最後の瞬間まで考え続ける ここもね宇宙飛行士らしい若田さんらしい考え方なんですけども
追い詰められる瞬間っていうのがあるんですよ。 そりゃそうですよね宇宙の訓練とあるミッション海底ミッションのトレーニングをされていた時に
もう潜水の格好してます宇宙飛行士のその宇宙服の格好で潜水トレーニング細かい作業するんですよね。 その時に
顔のあたりが熱くなってくる。息苦しさを覚えてくる。これはやばい この状態で今水の中もう要は宇宙を想定しているわけですから息苦しくなってしまったら
死んでしまうんじゃないかパニックに陥りそうになっていることに自分で気づいたんですって 気づけるところがさすがやなって思うんですけど
冷静になれ冷静になれ自分が今できることはないか徹底的に頭で考え尽くしたところ 訓練でもやったことがないんですけども
そうだ潜水ヘルメットに空気を供給するバルブを全開にしてみよう これをすることによって空気の残量が減ってしまうんですけど
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この緊急事態打破しなければいけないということで全開されたんです するとものの30秒くらいで顔の温度が下がっていって息苦しさが解消されたということなんですよね
いやーこういった危機もどんどん乗り越えていかれるというこの対応力 さすがやな思いますねこのあたり今自分にとって何ができるのか最後の最後1秒0コンマ1秒まで考え尽くせ
いうことをおっしゃられているんですよ 努力の桁が違うぜ考えているステージが違うなって思うんですけども考え尽くすことね
皆さんどんな授業においてもこれも終わりやな サジを投げるな最後の最後までやり尽くせ考え尽くせできることはもうないのか
ここを突き詰めろおっしゃってるんですよね このようないろいろと説得力のあるエピソード交えながらいろんなテーマについて語られているんですが
結論は続ける力というところ 自分の中で絶対的な基準これを設けましょうっていうところなんです
周りがどう見ていよう関係がない周りがどんだけ評価してくれようとも自分にとって 納得がいかないことだったらそれはもっと結果を突き詰めるべき
最後は自分が納得できるところまで突き詰めよ なおさら自分がリーダーだったらどう動くのか
リーダーじゃないとしてもこの場合チームのリーダーはどう考えて僕たちを引っ張っていくのか 私たちを動かすのかという目線で考えることによって
チーム全体の結束力が上がりますよ このチーム要は船宇宙戦
動かしていくためには仲良くやりたいだけなんですか それともチームとして達成すべき目標に近づきたいんですか
これを考えすことがリーダーの鉄則でしょう いうふうにおっしゃっています
人の価値は努力の量によって決まる さまじい量をこなしてこられている若田さんだからこそ説得力のある言葉でございます
非常に勇気づけられましたこの続ける力おすすめでございます というわけで明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう
それではまた明日