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はい、バーニング公演のアウトプット読書術
本日の一冊は、現代人のもやもやした悩みを晴らす学問のすすめ
諭吉に訊け、こちらの一冊を紹介させていただきます。
書者は奥野信行さん、1981年の大阪府生まれ
同志社大学でジャーナリズムを専攻後、出版社・新聞社勤務を経てライターに
現在は読書や情報整備などを主なテーマとして
執筆講演活動などを行っている方でございます。
学問のすすめとは
これからの生きるヒントについて書かれている本でございます。
140年前に執筆された本なんですって。
福沢諭吉が39歳前後の書籍らしいんですけどもね。
変わらず普遍的な内容もあれば
まあさすがにこの表現は古臭いんじゃないか
これをちょっと現代風に変えるとこうなるんじゃないかなっていうことを
この著者の奥野さんがまとめたそんな一冊なんですよね。
天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず。
有名な一節ですよね。
これね学問のすすめの冒頭ですよ。
始まりがこれなんですけど
実は皆さんこれ続きがあるってご存知でしたか?
いやまあそれは続きっていうか
これ書き出しやから当然続いていくんですけどね。
僕知らなかったんですけど
人って平等な生まれながらにして平等なんやな
いいこと言うなユキちゃんって思ってたんですけど
いや違うと。
実はその先ね
生まれた時は平等なのに貧富や地位の差が生まれてしまうんだ。
これは学問をしたかしなかったかの差だ。
だから学問を進めんのかって。
こういうね書き出しらしいんですよね。
いや深いことたくさんね書かれてるんですが
本日はこの3つちょっと紹介させていただこうと思っております。
現代人の悩みにユキチさんならこう答えてくれるだろう。
はいこれを著者が噛み砕いてくださったテーマについてお話しします。
まず一つ目、仕事について。
努力するのが苦手なんです。
どうしても仕事の締め切りを守ることができないんです。
どうすればいいですか。
はいこういう質問。
そうなんですこの内容の質疑応答形式で質問が来てそれに対してユキチさんが答えるっていう
それに対して著者が解説を加えるそういう構成で書かれてるんですよ。
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いやー努力するの苦手ね仕事の締め切り守るの大変っていうね。
これはねまずね皆さんがその仕事の内容を甘く見積もりすぎているっていうことがあると。
あーでもわかるなぁこれこのぐらいだったらできるやろうなぁ思ってたら全然時間足らんがなとか
いやこれでできるぞと思って計画を立ててたのに
後から後からどんどんいろんな緊急的な事案が入ってきて
うわぁもうこっち優先せなあかーんってなって結局手回らへんがなってなること
絶対ありますよね社会人の方で経験しない方はゼロです絶対って思うんですけども
これに対する対処法ということを3つ挙げられています。
まず一つ目がその仕事がどのくらい難しいのか
よく考えて作業が滞る可能性も見ておく
そうなんですよねこの余白を設けておかないとリスケジュールのこの部分がないとキチキチに入れちゃうからね
甘く見積もりすぎてるから滞っちゃうんだよ
その可能性を最初から見とこうねっていうことそれはそうだその通りです
2つ目終わらせるのに必要な作業時間を計算し
十分な余裕を持って時間を確保しておく
最初から全体像見てます?与えられた課題を持って
あーわかりましたってもうパッてすぐ取り掛かるのが大事って言っちゃってません?
細部から攻めてません?
絵描くのと一緒ですから
ですさまず全体像を掴んでいく構成を考えるここに時間をかけて走り出す前にね
計画立てるんですそれの方が結果的にうまくまとまっていきますから
ここの時間をきっちり立てておきましょうねっていうこと
そして3つ目
難易度や時間の見積もりのミスに気づいた場合予定を変えることも実はない
これどう頑張っても間に合わへんでって分かった瞬間ですよ
この期限って言われてるけどそれを伸ばせないかっていう提案をね分かった時点でやっておきましょう
これ間に合わないって思ってのにいやでもなんとかいけるかもって頑張って頑張って結局その締め切りの前日に
すいません上司
あす間に合いません
はぁーみたいな前日やぞお前
分かった時言わんかいですよね
それを分かってたらもうちょっとフォロー集められたやんけってなるから
ちゃんともうそれ分かった時点でリスケジュールも実はないっていうことですね
結構現代人よりに解説してくださってますねそうなんです
ダメなものはダメだからもうその時は諦めも勧誘だよ
周りの人にもちゃんと相談して進めていこうね
だから自分だけで進めていくんじゃなくてちゃんと周りも頼りましょうよっていうことをおっしゃってますね
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はいじゃあ次行きましょう次の質問
勉強のテーマですね
勉強ができれば仕事もうまくいって最終的に人生もうまくいくんでしょうか
はいこれに対する回答を雪ちゃんの回答ですけども
人の働きのみ活発にして命地なきは蒸気に帰還なきが如く船に舵なきが如し
お堅い言い方です
噛み砕きましょうこのままやすっと入ってこないね
勉強だけうまくいったって
それも逆に世の中の害になることだってあるよっていう言い方をされてるんですけど
例えばね勉強できる人がいたとしてそれがね親戚とかの集まりの中でいきなりみんなわきあいやいやってる中でですよ
説教地味なことを言い始めたりしたらお前はこういうとこがあかんねんとかもっと
よくしてやな学校入って職場で勤めなあかんのちゃうかって言い出したらこのおっちゃんは頭おかしいんちゃうかなって思っちゃうでしょ
それはもう
帰還のない蒸気舵のない船と一緒働きばっかり活発でそれを使いどころ間違っちゃったら世の中の害になるよっていうことをおっしゃってるんですよね
結構言い切ってます強めの言い方
だからじゃあどうしたらいいのかっていうと青春時代すべて勉強に当てるんじゃなくてね
もっといろんな人に会ってどうでもいい本読んだり目的もなく街を歩いたりトラブルに巻き込まれた
そういうことを積んで世間を知って初めて知識で生かせるんだから
寄り道しろよっておっしゃってるんですよ
これほどの知識人がね言われたら説得力ありますよ
勉強だけで済ませずもっと人としての深みを出していこうぜそういう教えでございます
そして最後3つ目生き方のお話
起業したり夢を追いかける生き方って憧れるんですけどなかなか勇気が出ないんですっていうことに対する質問の回答
昭和に安ずるなかれ
これ昭和というか小さい安心の案ここに安ずるなとどまるなしがみつくなっていうことをおっしゃってるんですね
少しぐらい貧乏?ええやん
もうねやりたいことやったらええ
小銭稼ぎで毎日食っていくための飯代稼げたらそれでええんです
ちっちゃいこと言うなともっと大きい夢目指して耐性性って言ってあるんですよ
暑さとか寒さに負けずにね米をついて薪でも割れと学問は米つきながらでもできんでっていうことをおっしゃってるんです
このあたりの表現は明治のその当時の表現ですけどまあ言うてはることはわからんでもないよね
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諦めずに頑張れば夢は叶うんだよ
どうせ商人になるなら大商人になりなさい
どうせ農家を引き継ぐなら大農家になりなさい
耐性せよその方が人生面白いって言ってあるんですよ
諦めずに頑張れば夢叶うんですかって聞かれたら僕はこう答えますと
夢は99%叶わない
言い切っちゃうんだね
叶わないって言っちゃうんだね
でもそれはそれで面白い
はいこういう捉え方転換ですね
プラスへの転換合理的に考えたらやめた方がいいこともある
でも勝ち目がない戦いに敢えて挑むっていうことが人間らしいでしょ
そもそもやるかどうか迷うような夢は夢じゃない
ユキちゃんかっこいいこと言うてる
そういうことなんですって
熱い男だったんですね
もう福沢幸一さんもう私はあなたについてきます
そんなような今の現代人ね
生きるヒントになるような
そんなアドバイスが散りばめられている
この一冊
ユキチに聞け
ぜひ一読してみてはいかがでしょうか
ということで明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう
それではまた明日