一人雑談の始まり
はい、コロンバスプロジェクトの尾形です。
今日は、一人雑談の日というか、一人雑談をしたいと思います。
日常とコミュニケーションということにですね、ちょっと体験的に触れまして、少しお話ししたいと思います。
まず、気になった経験が一つ最近できまして、
まずですね、若い、背が高い若者が電車の中でですね、リュックを後ろに背中に背負ったままスマホを見ていて、
で、順番どちらか忘れてしまいましたけど、私が入り口の横によくいるパターンで、私がいたんですが、そこにですね、思い切り寄りかかってきたんですよね。
まあ、気づいてなかったんですけど、おそらく。
ただ、視界には入ってそうだったんで、まあよっぽど集中してたんだろうなと思いながらですね、
思いっきり寄りかかってきたんで、重たいって言って押し替えたしたんですけど、
イヤホンもしてたんで聞こえたかどうかわからないんですが、そんなことはありましたと。
別にまあ、怒ることももちろんそんななく、
まあ、なんかそういう若者だなと。
ちょっとよっかかられたのは、なかなか初めての体験だったんで、
ああ、こういうことがあるねって思ってましたと。
デザインとコミュニケーション
もう一つちょっと別の話で、
デザイン、領域的にはグラフィックデザインだったんですけど、
デザインの講義の、講義までいかないんですけど、ちょっと聞く、
先生のですね、話を聞くことがありまして、
そのデザイン、グラフィックデザインなどの2D中心で、
まあ静的、ごめんなさい、3Dとかでもいいとは思うんですが、
デザインで何かを伝えると、
デザインによってコミュニケーションをするというときに、
その作り手、デザイナーとして大切なことというのはですね、
やっぱり日頃の日常で何を考えて、
何を捉えて、何を感じてきているのかなんだと、
いうようなことを言ってたんですよね。
デザインをする人というのは、
デザインが上手とかってことではなく、
何を日常の中にすごくたくさんの情報とヒントがあるから、
それらをどう捉えているか、
どう表現をするか、
それによって伝えられることを伝えられるようになる、
みたいな話だったんですよね。
デザインなんだけど、デザインの話じゃないんですよ。
とても我が身のこととしてもやっぱり思いましたし、
その言葉としてコミュニケーションということで通じるところはありますし、
このB2Bのマーケティングとかセールスとかですね。
さらに言ったら、今後のAI時代のコミュニケーションについても
ちょっと深く感じ、考えさせられたなというか、
考えさせられたって過去形のようになってますが、
そんなに考えきれていないので、
深く考えなきゃいけないなというふうに思った次第でした。
日本における高コンテクスト文化
そんな2つのことがあってですね、
やっぱりこのコミュニケーションというのを少しだけ、
とある面だけ切り取ってですね、
話をしたいなと思ったんですね。
まず先ほどのデザインの話もそうですし、
若者が背中の、私に寄りかかってきたということもそうですけど、
コミュニケーションというのはこういったこともコミュニケーションですよねと。
つまり会話をすることだけではないですよと。
先ほどの若者がスマホを見ていて気づかずに
よっかかってきて重たいって押し返したんですけど、
何も言わずにまたスマホを見たっていうですね。
そういったこともコミュニケーションなんですよね。
私が重たいって言葉を発しただけで向こうは何も発してないですよと。
特にその1対1のコミュニケーション、
1対1に近いコミュニケーションのことを考えてみると、
やっぱり営業とかですね、
営業の時のお客さんや発注先と会話するってこともあれば、
職場の同僚とか上司、部下、多部署の方々、
初めて話す人もいるかもしれませんと。
そういったコミュニケーションのことをちょっと考えてみるとですね、
つまり会話とか一緒に仕事をするっていうようなことをですね、
やりとりなどを通じて、
先ほどの若者の話もそうだし、
コミュニケーションをするっていう時、何か表現をしようとした時には、
日常のつまり何を考えているのかということが、
表に出るっていうことなんですよね。
もしくは何を知っているかとか、
相手のことを何を知っているかなども表に出てくるわけなんですよね。
そういったやりとりとか経験、体験を通じて、
人は人を知るし、人は人が考えていることを、
その総合的に把握しますよと。
言葉だけじゃないですよと。
非言語領域がとっても多いですよっていうのは、
もう教科書にも出ている話でありますよね、コミュニケーションにおいては。
ちょっと余談なんですけど、
日本人、この非言語でのコミュニケーション領域がですね、
強い、高コンテクスト文化であるっていうふうに言われてるんですね。
これはちょっと、どこで書いてあったか忘れてしまったんですけど、
ウェブサイトとかでもあったと思います。
この背景はですね、
同一民族で言語が共通化しているような民族では、
そういう傾向が強くなるらしいんですね。
日本とか韓国とか、
他にも単一言語で暮らしている方々はそういうところがあるかもしれません。
そういった背景があると、なぜ高コンテクスト文化になるかというと、
日本人であるというだけでですね、
みなが知っていること、共通で知っていること、
ちょっと言葉で間違って捉えないでほしいですけど、
常識。
常識というものは、みなが知っている知識っていう共通項がわかっていることが多いと、
何かを言ったときに、そういうことねって何も言わずに理解するってことがやっぱりできるからですね。
できるから、高コンテクストの文化としてコミュニケーションしている、できますよと。
アメリカとかヨーロッパはやっぱり移民とかが多かったりするんで、
共通の文化側面とかですね、共通の知識などが少ないため、
言語とかで、言葉でコミュニケーションするとか、具体的にコミュニケーションするってことが必要なので、
いろんな文法の方式だったり含めてですね、結論から言うってことも含めてですね、
そういうコミュニケーション形式になってきているというようなことが書いてあったんでね。
もちろん今後はそういったことも認識をしてですね、
自分たちのコミュニケーションスタイル変えないといけないと思うんですけども、
そういった状況がありますよと。
なので日本においては、社内のコミュニケーションとか言語だけじゃなくて、お客さんともそうですけど、
相互の理解を深めるための日常とか、何なら相互理解の共通点があるってことは、
実は先ほどの常識ということで、共通の知識ということで言えばですね、
とても重要なことであって、安心感も与えられるような要素だと思うんですよね。
ハイコンテクストで何も言わずにある程度分かって、スピーディーにお互いのことを理解して、
自分のことを理解してくれてるなということも実感してコミュニケーションしていくことができると。
そこにはやっぱり日常の隣の机にいるからこそ分かる表情とかですね、会話とか愚痴とか、
嬉し悲しい感情とかですね、飲み会に行った時の会話とか、
ちっちゃい頃の経験とか、お父さんお母さんの話とか、
小さい頃の話とか、大学で何やってたかとか、まあまあ諸々ですよね。
癖とか特性とか態度とか、よく使う言葉とかですね。
そういった日常の中で、もうすでにコミュニケーションがやはり行われて、
非言語であったとしても行われて、その会話だけじゃなく、
まあ共通点があるみたいなことで言ったら、その同じ時でなかったとしてもですね、
同じような体験をしたっていうのは共通点があったら、
それはそのコミュニケーションが円滑に進む一つの要素であったりしてきますよと、
いうようなことがありますよねってことなんですよね。
言語じゃなくて非言語って言ってるのは、
1対1であったときによく言われるノンバーバルなコミュニケーションで、
態度とかなんだとかってあるかもしれないけど、
もっと日常っていう視点で言ったら、
日頃一緒にいるってこと自体がもはやコミュニケーションの一つだという風に捉えるならばですね、
その時間ってのは非常に重要ですよねっていうことですね。
それらの情報も踏まえて会話がなされていくってことです。
このコミュニケーションっていうものをこのような考えで切り取ってみると、
やはり今後のAIだったりオンラインでのコミュニケーションっていうのは、
先ほどの冒頭のスマホの話、スマホ集中してて会話すらないけど、
人に迷惑かけてるわけですよ。
そういうようなコミュニケーションをしているような状況っていうのは、
ちょっとデメリットが勝手に相手に印象を悪くしてしまってるとかですね、
そういったことが起こり得ると思いますし、
安心感を与えられるっていうことで言ったらですね、
一緒にいる人の方が安心してるし、遠い人は安心できないし、
それは心理的なことも距離と比例していくと思いますしね。
情報がやっぱり少ないんでですね、相手のことを信頼するっていうこととか、
この人はこうだという把握をするっていうことなどがですね、
やはり難易度が上がってきてしまうと。
そうするとビジネスなどで言っても、社内のことであったとしてもですね、
やり取りを通じてできることというのが業務のみだったり、
作業だけみたいな狭い関係であれば成り立つかもしれないんですけど、
もうちょっと組織的にですね、お互い同じ目標を持って一緒に進めていこうみたいなときにですね、
朝会やったりしたとしても、長く一緒にいる空間も時間も、
時間は一緒かもしれないけど、空間が異なるとですね、やはり限られたものになってしまう。
お客さんとの関係であれば、何ならオンラインだけで仕事を受注したりするとですね、
やっぱり小さな仕事が増えていってしまうんじゃないかなというふうなことは非常に思いますね。
大きな仕事っていうのはやはり、お客さん側が思考とか精神的に任せにくいという状況になってしまうということは、
対面とオンラインのコミュニケーション
やっぱり理解しておいたほうがいいのかなと思います。
これちょっとまた余談ですけど、対面で会うっていうことの情報価値っていうことで言えばですね、
情報価値、情報とかじゃなくて価値って言ったら、
私は個人的にオンラインの時のもう10倍から20倍は価値が高いというふうにやっぱり思いますね。
できることならば会ったほうがいい。
それはお客さんにとってもいいし、こちら側でもお客さんのことを理解することができる。
会った事実というのはもう言葉で表現できるものではなくて、
とても重要な一つの事実と記憶に残ることにもなるので、
つまりそれぐらいオンラインっていうのとオフラインの対面などでのコミュニケーションっていうのは違いがありますよとかっていうふうにやっぱり思うんですよね。
だからどうしたの、このポッドキャストもBtoBのコミュニケーションって言っていますけど、
このコミュニケーション自体っていうことだけでなくて、コミュニケーションのバックボーンを作る。
お互いの先ほどのコンテキストが高いっていうことで言ったら、
共通点であったりお互いがお互いを知っている常識というふうに言うとまたちょっとずれちゃうかもしれないんですけど、
お互いの共通認識が多ければ多いほど、やはりコミュニケーションっていうのは円滑に進む。
コミュニケーションしないという決断もそれによって判断ができる。
とても重要な要素になってくるわけですし、それが必要、それいったものがとても重要度が増してますよねっていうことだと思うんですよね。
コミュニケーションをするということを仕事に、マーケティングでも、
何ですか、営業でも、何なら企業活動すべて他とのコミュニケーションがなければですね、
もちろん仕事とビジネスにはならないわけですし、
多くの人間というのが何かしらコミュニケーションを通じて仕事をするということでいえばですね、
そもそものコミュニケーションをするときの組織、環境を作っていくっていうことに目を向けるのはとても重要な視点じゃないかなというふうに。
つまり日常の中にコミュニケーションのベース、コミュニケーションのバックボーンをちゃんと作っていくっていうのがとても重要かなというふうに思ったわけですよね。
一方ちょっとオンラインのコミュニケーションとか在宅リモートというのを今企業がリモートではなくて出社回帰にしていると思うんですけれども、
こういう観点でいえばですね、オンラインで在宅で仕事をするというのはこのコミュニケーションのベースのところをですね、
相互のコミュニケーションをするにあたってのベースのところを捨ててしまうっていうことにつながるというふうに思うんですね。
先ほどコミュニケーションをいろんな方々とやり取りをするときのバックボーンを作ることがしにくい状態を作ってしまうと。
それを考えればですね、リモートワークをしないように法人企業がですね、しようとしていくというのもわかるかなと。
AI時代の仕事の変化
やはりオンラインでの在宅で仕事をしてですね、サボってないというわけではないですが、サボってないわけじゃないんでしょうけど、
つまり若者のスマホを見てたというのもですね、一人の時間なんですよね。
出社していても一人の時間もあるんですけど、非常に強い一人の時間になると。
みんなの中にいて一人の時間を過ごしている場合は、周りの人はこいつは一人の時間で今何かやってんだなということを理解しているから、
コミュニケーションが発生してるんです。
それがリモートのときに一人のことを一人の時間でやってましたっていうのは、大きなコミュニケーションの損失が起きてるっていうことなんですよね。
そういった環境で仕事をしているというのは、しかも長い時間仕事をしているというのは、組織的によろしくないという判断がやっぱり強いんじゃないかなと思います。
作業とか業務、作業重視のものであれば全然問題ないと思いますけど、そこで給与を上げていくとかっていうのはやはり難しくなってきますよね、ぶっちゃけ。
作業ベースで1年前でも2年前でも大して変わらない。
作業スピードは上がったかもしれないけど、それってどれだけ重要なんだっけと。
組織としてやっていくのであれば作業者が増えるんじゃなくて、作業マネジメントできる人が増えたほうが圧倒的にいいわけなんですね。
それは100%の事実だと思うので、そういった観点に立ったときに何をしなければならないのかっていうことを、
もっとAIの時代とかですね、このリモートとオンラインとオフラインみたいなことが話題にも上がるような時代においては、
とてももうちょっと一段深く考えていかないといけないのかなというようなことを思ったりします。
結論としては回り回って、やっぱりAIくんが出てきて、このオンラインオフラインリモートみたいなことで考えたりすると、
やっぱり作業系っていうのはAIくんに任せてどんどんいけるようになっていくと思うので、
人間はもっと人と会うとかですね、何かをくわだてるとか、日常の中で何かを発見するとか、
新しいものを見つけてですね、喜んで人に伝えるとかですね、笑顔になるとかですね、
やっぱりそういったものを新しく生み出していくっていうのが、
人の仕事になっていくのではないかなというのは非常にやっぱり思ったりしますね。
ITのビジネスもどうなんでしょうね。
そういう意味で言うと、AIが出てきてもっともっと自動化されていって、
さらに本当にAGIというのが出てきたときには、重要だとは思うけれども、
汎用性の高いものが出てきたら、なかなか市場環境的にも難しい側面が、
結構早い段階で出てくる可能性はあるなみたいなことはちょっと思ったりしますね。
ただ、どちらかというと営業とかマーケティングの方は、もっとレベルがどんどん上げないといけない。
今までは作業してても、マーケティングオートメーションツールが使えますっていうことだけでも市場価値があったかもしれないんですけど、
そんなことはもうAIができてくる。
お客さんとどうやってコミュニケーションして、どうやって振り向かせて、
どうやって売上につなぐのかみたいなことなどなどにもっともっとなっていくし、
こういったコミュニケーションのバックボーンを作っていかないと絶対無理でしょうみたいな話になっていけば、
やることっていうのがやはり変わってくるのかなみたいなことはちょっと思ったりしますね。
仕事も若者がよくかかってきた話とデザインの話、デザインの講義の話からここまで広げてしまいましたが、
そんなことを思ったりしました。
一人雑談でございました。
またB2Bのコミュニケーションの話をしていきたいと思いますので、今後もどうぞ聞いてください。
ではでは。