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前編_新野の盆踊り(長野県阿南町)について、セリカさんにお話しを聴きました。
2026-10-28 20:53

前編_新野の盆踊り(長野県阿南町)について、セリカさんにお話しを聴きました。

新野の盆踊り_歌い、踊り、掛け合う楽しさ

長野県南端、愛知県との県境に近い阿南町新野地区。ここで受け継がれる「新野の盆踊り」は、1529年の瑞光院建立を祝う踊りが起源と伝えられ、2029年には500年の節目を迎える。

新野地区外の出身者として初めて音頭取りになったセリカさんは、隣の天龍村で育ち、幼少期から40年以上通い続けてきた。

新野の盆踊りには笛や太鼓などの伴奏がない。櫓の上で歌いながら踊る音頭取りと、踊り子たちの声の掛け合いによって成立する。七・七・七・五の盆唄は約700あり、どの唄が出るかは音頭取り次第。歌詞と振り付けも必ずしも一致しない。

小学3年生頃、唄を覚え、声を返す楽しさに夢中になったセリカさん。好きな唄が今年は聞けるのか。その期待が毎年通う理由にもなった。

人口減少が進む一方、SNSなどを通じて遠方から訪れる踊り好きもいる。

「お盆が正月であり、大晦日でもある」。その言葉には、新野の盆踊りが中心にあるセリカさんの人生が凝縮されている。

感想

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ヒデドンです。今日は、オンラインで、長野県をつないで、新野の盆踊りの中の人というか、セリカさんをつないでですね、ちょっとお話を聞きたいなと思っています。
セリカさんお願いします。
はい、よろしくお願いします。
こんなちょっと簡単な自己紹介をお願いします。
私、インターネット上でセリカと名乗っておりまして、新野公園盆踊りの会員の中で、盆踊りという役割を担わせていただいております。
これ、そろそろ22年目になります。
新野の地区というか、ざっくりとどの辺になるんですかね。
新野、阿南町、新野地区というのは、長野県の南端、阿南町というところがあって、その中でも南の端なんですね。
その中でも、愛知県の県境が来るまで10分くらい行けば、新野峠というところがあって、そこを越えると阿南町というところ、愛知県というところが新野地区になりますね。
中央道の飯田インターを降りてから、1時間くらい、一般道、国道151号線を走ったところに、新野という集落があります。
僕は愛知県出身なんですけど、長野っていうと、上の方の長野っていうイメージがして。
そうですね。
実際、今回地理的に調べてみたら、結構近いなっていう。
豊川、豊橋は割と近いんですよね、新野とか。
自分が出身、天竜村っていう隣なんですけども、わざわざ高速スカッツリ名古屋に出るよりも、豊川、豊橋だったら、いわゆる一般道で2時間走ったほうがいい。
2時間走ったほうが着くっていう感じの位置ですね。
なるほど、なるほど。
そこで行われているのが、新野の盆踊りということで、ちょっと簡単に紹介していただけますかね。
はい。新野の盆踊りの一応、起源が随公院っていうお寺があるんですけども、1529年ですね。
その時に随公院で開山、お寺を開くっていう時にお祝いで三河の、今で言うと愛知県の三河の方面の人がお祝いで踊りに来たっていう。
それで、面白いからお盆にやろうかっていうのが、一応起源とされています。
ちょっと本当のところはわからないんですけども、一応そういう文献で、いつから始まったかっていうと、1529年ということで、
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一応答えさせていただいております。
ですので、あと2年後の2029年になると、新野の盆踊りが始まって500年っていう、一応歴史のある盆踊り、盆行事になります。
はい。
その、ちょっと僕はまだ行ったことないんですけど、
はい。
前、ね、SNSの動画で見る限り、結構人も、結構田舎だけの人がいるなっていうのと、
実際政治家さんの感じでは、自分では盛り上がっていると思うのか、ちょっと、コロナで大変だったっていう記事も読んだんですけど、
ええ。
今、現状どんな感じなんですか。
そうですね、自分が新野の盆踊りを知っているのは、本当に子供の頃からなので、もう40年以上見てきているわけなんですけども、
当然その人口、新野の周辺の人口も減ってきておりますし、まずお盆であってもいろいろ楽しむことがいろいろ多様になってきているので、なかなか新野の盆踊りにワッと来るっていうのは、当然減っては来てはいる
んです。
そうなんですけども、コロナもあったりしましたね。
あとは曜日の関係もあるんですけど、人が多かったり少なかったりはあるものの、本当に踊りが好きな人が来る場所も大変なところですし、好きな人しか来ないっていうところもあるので、
そういう意味ではまあまあ、遠くからとか近くから遠くから来ていただけているなという感じはします。
なるほど。実のところちょっとわかんないんですけども、仮に盆踊りブームだと今したんだとしたら、盆踊りブームのなんか、兆しというか、そういう感じって新野の盆踊りでは感じたりします?
そうですね。極端に人が来ないだとか、そういうことはないとは思うんですけども、やっぱりSNSだったり、いわゆる口コミが狭いところじゃなくて東京だったり、遠くの方にも知られるようにはなってきているところも
あって、
どちらから来たんですか?って聞くと東京から踊りが好きな仲間で初めて来ましたとか、四国から来ましたとか、そういう方は結構関心を持って来ていただいている方は、もしかしたら昔からいたのかもしれないです
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けども、
多いって言い方変ですが、話を聞くとそういう方がいるなっていう感じはしますね。
で、本題なんですけど、セリカさんがなぜそこの盆踊りというか、関わるようになったきっかけだったり、SNS見てるとやっぱり熱量が高いなっていうので、
そうですね。
僕はその熱量がある人に興味があるんで、そこの辺をぜひ。
そうですね、私はもともとアナンチュの右の地区の隣の地区というか、車で30分くらい行ったところにある天竜村っていう隣村が出身なんですよ。
車で30分ってそれなりに遠いですよね。
そうですね、それなりに遠いかなと。
当然こうなんていうのかな、曲がりくねった山道なので。
なるほど、なるほど。
真っ直ぐな道のり、国道30分とかちょっと違うんですけども。
そういうことですね。
子供の頃から、親も両親も好きだったものですから、インドのボードに連れて行って、毎年連れて行ってもらってたんですけども、
行くことが当然当たり前になっていた中で、
インドのボードに行って踊りが7種類あって、
時間が決まっているわけじゃないですし、何時にこの歌が、この踊りがあります、何時に変わりますっていうのがなくて、
いわゆる一般的に皆さん想像するボードに行って、東京音頭だったり、音楽がかかって、
矢倉の上で歌手さんとか太鼓を叩きたり、そういう人がいて、それに合わせて踊るっていうのが一般的なイメージだと思うんですけども、
インドのボードに行って、笛や太鼓、鳴り物、三味線とかそういうのは一切ないんですよ。
矢倉の上で歌い手でもあり、見本で踊りをする音頭さんっていうのが、4,5人矢倉の上に登っていて、音頭さんが出す歌に対して踊り子さんが続きを返すっていうか、
神の句と下の句みたいな感じになっていて、書き合いでずっと続いていくんですよね。
書き合いに出てくる盆歌って私たち呼んでいるんですけども、7775のドドリツなんですが、一応700ぐらいあるんですけども、ランダムなんですよ。
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この踊りの歌い出しっていう一節は決まっているんですけども、これからこの踊りをしますよっていう一節があるんですけども、
あとはもう次の踊りを変えますよっていう節までの間っていうのは、矢倉の上に踊って歌い出しっていう、皮切りっていう歌い出しをしている音頭さんの好みというか、そこで歌が出ていくんですね。
なのでそれを聞いて歌を返す、踊りながら歌を返すってやっていくのが、とても面白いなと思ってハマったのが小学校3年生。
早いっす。
なんていうのかな、ただ踊っているだけじゃなくて、返せるようになって自分も声を出して歌えるようになっていくと楽しいんですよね。
さらに踊りの場の中に入って募集しているっていうのが楽しい、面白いって感じるようになって、その中で歌を覚えたり、自分がいいなっていう歌を覚えたりすると、その歌がいつ出るかなって思いながら踊っている
っていうのが楽しくハマっていったっていうのがきっかけというか流れですね。
はい。
その歌詞っていうのは物語ではないですか?
物語ではないです。本当にドドイツ。
あ、そうなんだ。
そうなんですよ。
へー。
割とミーノを歌っているドドイツもあれば、割と広いというか汎用的な歌が多くて。
たとえばそうですね。
民謡とかはやっぱり、割と当時流行ったものとかが多いような気がしますね。
イスの歌だとか、あとは三河の歌とか。
そうですね。
たとえばイスの歌っていうと、ある程度つなぎ、何ていうのかな、続きものってのがあるんですけども、一応一つの節で話は完結している。
たとえば松の歌だったら、松っていう木の松が要はキーワードになっている歌は5、6個あるので、それを続けて音鶏さん出して歌うっていうのはあるんですけども、ものすごい壮大な物語にはなってないですね。
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小説で言うと短編集みたいな感じなんですか?
小説と言うか何ていうのかな、詩集。
詩集ね。
そうそうそう。また短歌とか。
いわばなんていうの、小林さんって何でしたっけ、俳句みたいな感じですね。
それはちょっと初めてだな。
そうなんですよ。どこだったかな。
関西だと、豪州音土とか河内音土だと、全部結構2、30分続く物語だったりするんで。
そんなことはないですね。本当に一節一節。
そうなんですね。
そうですね。例えば一節だと、「今宵一夜は浦島太郎開けて暮らしや玉手箱」っていうのは本当に俳句っていうか、百人一首の神の句と下の句みたいな。
あ、で神の句を音鶏さんが言って下の句を踊り子さんが返す。
踊りによって一節全部音鶏さんがバーッと言って踊り子さんが返すっていうパターンもあれば、神の句しか歌わない、死亡の句しか返さないっていうパターンもあるんですけども。
っていうことはやっぱり一体感が生まれるというか。
そうですね。
掛け合いね。
上手に返せると、下で踊ってても楽しいし、上で自分が音頭を出してるときに返してくれるとやっぱり嬉しいし。
そういうところはどんどんぶつぶにハマっていったところですね。
しかも動画見るとあれ、音鶏さんも踊ってますよね。
踊ってます、もちろん。
それがすごいな。
そうなんですよね。
それ言われて、そうなのかって思ったんですけども。
大体ヤグランの上では音楽が流れてる、太鼓トントンって大体シャミシャミシャミって弾きながら歌ってるんですけども。
人間の音鶏はそういうのがない代わりに、ヤグランの上の音鶏さんの振付に合わせて踊る。
で、歌は出された棒歌に返して、こう返す感じなんですよね。
それはすごい。
最初見たとき、この人たち踊りのリード役でどこに音鶏さんいるんだろうって探すっていう。
そこがすごい。
自分も人鶏しか大人になるなんて言い方が変ですけども。
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人鶏の棒鶏って人鶏の棒鶏しか見たことがなかったので。
夏祭りとかでヤグラ君で東京音で踊ってるとか。
そういうのは、これが一般的な音鶏さんになってるのは割と大人になってから知ったっていうか。
で、ここの歌詞が1番とかあるじゃないですか。
1番の中でここはこういう振付っていう風にやってるのは、割と一般的に皆さんイメージする音鶏ですよね。
なんですけど、人鶏の棒鶏って歌のフレーズと歌詞がいわゆるドドイツなんで、全然合わないんですよ。
この振りの時にはこの歌が、この歌の時にはこの振付するっていうのは絶対合わないんですよね。
ずれていくんです。
ずれていくんですよ。
1番最初の人鶏のこの歌を始めますよ、すくいさんを始めますよ、高山を始めますよって時は、
当然、スタッフなんで一緒なんですけども、
一節歌って次の節になる時は、
踊りの拍数も全然当然ドドイツと合ってないんで、全然違う。
そんな感じなんで。
ある意味、歌を歌えそうまで考えなくても、
踊りさえ覚えてしまえば、その踊りはずっとこの繰り返しなんで踊っていられる。
割とだからサクッとハマれる。
ところがいいところかな。
全部振付覚えなくていいんですよ。
1番○○とか。
楽って言えば楽ですよね。
覚えてしまえばですけど。
そんな感じで、不思議な魅力があるって感じ。
踊りを覚えて、歌を覚えてって言うと、
どんどん知らない歌が出てくるから覚えて返したいなってなってくると、
毎年通っちゃう。
自分がこの歌好きだからこの歌返したいなって思っても、
その2番で絶対出るとは限らないんで。
今年はこの歌聴けなかったなって。
来年はまた聴けるかなとか。
そんな感じで、年に2番通い続けて40年。
ずっと通われてたんですか?
ずっと通ってましたね。
子供の時とか、自分で交通手段がない時はどうしても親に送ってもらって。
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親の葬儀が、車の葬儀が必要だったので、
夜から朝までいられることはほぼないんですけども、
行かなかった年はほんとにないですね。
私は専門学校に行ったので、東京に2年間いたんですけども、
バイトもボンド14日から11日まで休んで、
高速バスで帰ってきて、
また踊って、最終日に帰るっていうのを一応2年間やりましたね。
中学だったり高校だったり大学だったり就職だったりっていう時に、
何かしらの心境の変化だったりで、離れていく人もいるとは思うんですけど。
そうですね。
それもなく。
なかったですね。ボンドが来たらボンドにはもう行くもんだと思っているので、
自分の脳内プログラムで。
それは書き変わらなかったっていうか。
書き変わらなかったですね。
唯一、行くには行ったんだけども、
2番行けなかったっていうのは、
私は結婚して長野県の北の橋に住んでいるんですけども、
一応ギリの父が亡くなったときの発防は、
最終日だけ帰りました。
突入先で13日に迎え防止といわゆる発防をやって、
15日、16日の午前中とかにも送り手を代々的に送るようなこともあまりしなかったので、
じゃあ私いなくていいですねって言って帰りましたけど。
すごいな。
コロナもどうしても帰省で出れなかったっていうのはあったので、
そのときぐらいだけですね。
自分が行きたくないな、今年はいいやって言って行かなかったっていうのは1年もないですね。
なるほど。
だから行って当たり前って言ったもん。
自分の1年を考えるとお盆が正月でありお盆がおみそかであり、
おみそかでありお盆が、自分の土手にある地域ですね。
なるほど。
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