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#11 『灰色の鎖 PFAS汚染列島』 「21世紀の公害」を追え!!
2026-04-17 17:30

#11 『灰色の鎖 PFAS汚染列島』 「21世紀の公害」を追え!!

【本日紹介の一冊】

『⁠⁠⁠灰色の鎖 PFAS汚染列島⁠』(諸永裕司・著 文藝春秋)

▼書籍の詳細・ご購入はこちら

https://www.amazon.co.jp/dp/416392079X


【エピソード概要】

全国で次々と汚染が明らかになっている化学物質PFAS。しかし国は健康被害を認めず、対策に乗り出そうとしない。その姿勢はかつて見たあの公害とそっくりだった。このままでは「21世紀の公害」が引き起こされるかもしれない……。目に見えない化学物質による汚染に警鐘を鳴らす渾身のルポ。2026年を代表するノンフィクションが早くも登場!!


【チャプター】

() オープニング

() 「永遠の化学物質」~PFASとは何か

() 吉備中央町で起きたこと 

() PFAS汚染と水俣病の不気味な「相似形」

() 「21世紀の公害」はどこまで拡がるのか

() エンディング


【出演】

プレゼンター :首藤 淳哉

ナビゲーター :内藤 順


【関連書籍】

沈黙の春

『⁠⁠⁠⁠⁠⁠苦海浄土

⁠⁠⁠消された水汚染


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【収録場所】

⁠⁠⁠Hama House


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サマリー

本エピソードでは、諸永裕司氏の著書『灰色の鎖 PFAS汚染列島』を深掘りする。PFASは「永遠の化学物質」と呼ばれ、私たちの身の回りの製品に広く使われているが、その製造・廃棄過程で環境中に放出され、分解されずに蓄積していく。岡山県吉備中央町でのPFAS汚染事例や、水俣病との不気味な類似性が指摘され、国や自治体の対応の遅れや隠蔽体質が批判されている。PFAS汚染は全国に広がる可能性があり、未来世代への影響を考慮した想像力と行動が求められる。

オープニングと本書の紹介
こんにちは、BIBLIO JAM始まりました。本日のプレゼンターは、首都寺美央です。 こんにちは、本日ナビゲーターを務めますナイトジョンです。
この番組は話題の新刊ノンフィクションをじっくり深掘りしていくポッドキャスト番組です。 今日も日本橋浜町のブックカフェ、浜ハウスからお届けします。
ナイトさん、本を取るきっかけ、一人によっていろいろあると思うんですけど、 クタガー賞とかナオキ賞とか本屋大賞とか、何か大きな賞を受賞したっていうのも、一つきっかけになりませんか?
なりますね。ノンフィクションも、大谷総一ノンフィクション賞とか、高段車ノンフィクション賞とか、あと新潮ドキュメント賞、いろいろ有名な賞ありますよね。
ありますね。今日紹介するのはですね、おそらく今年、そういうノンフィクションの大きな賞のどれかを確実に受賞するんじゃないかなと、
私が考えている作品です。 今から、まだ4月なのに、受賞を予言しちゃいますか。
はい、またずいぶん大きく出ましたね。
さらに調子に乗るとですね、年末に、今年1年振り返った時に、ノンフィクション全体でも、今年の修学の一つに数えられる、おそらく一冊になるんじゃないかと思います。
それは楽しみですね。さて、首相さんがそこまで推したくなる一冊とは、何という本でしょうか。
はい、文芸春秋から出た灰色の鎖、ピーファス汚染劣等という本です。
著者は元朝日新聞記者で、現在はフリーのジャーナリストとして活躍されている諸永雄司さんです。
これあれですね、ウェブメディアのスローニュースで連載してたやつですよね。
そうですね。
スローニュースというのは、フリージャーナリストの調査報道とかを支援しているメディアのことですね。
はい。おととしぐらいだったと思うんですけど、スローニュースのイベントで諸永さんにお目にかかったことがあって、
その時に単行本を早く読みたいですみたいな、またわがままなお願いをしたところ、
実はまだまだ取材にすることがあるんです、というようなことをおっしゃってたんですね。
その言葉通り、この本は凄まじい量のファクトが詰め込まれた一冊になっています。
そうなんですね。これそもそも、PFASでピーファスって読むんですよね。
そうですね。
ピーファスっていうのが、何だったのかっていうのが若干あやふやなんですよね。
有機フッ素化合物だっていうことぐらいはわかってるんですけども、他にもPFORとかPFOSとか、
いろんな似たような名前がいっぱいあるんで、ややこしいんですよね。
僕も諸永さんの方で初めてその辺り整理ついたんですけど、
有機フッ素化合物というのは人工的に作られた化学物質で、
焦げ付き防止加工のフライパンだとか、ハンバーガーの包装紙とか、
化粧品、レインコート、防水スプレー、それから水をはじくカーペットとか、
ありとあらゆるところで使われてきたんですね。
水油をはじく性質があるので、非常に便利に使われてきたっていう物質ですね。
PFASとは何か、その性質と危険性
例えばフライパンっていうことで言うと、テフロン加工って言えば誰でも知ってますよね。
じゃあ僕らが毎日使っているフライパンも危ないってことなんですか?
いやいや、ここが誤解されやすいところなので補足しますけど、
テフロンのコーティング自体が危ないわけじゃなくて、
問題はPFASが製造される過程だったりとか、
廃棄された後に環境庁に出てしまうことなんですね。
なので工場排水とか、基地なんかで使う消化剤とかですね、
廃棄物処理場から土壌や地下水に流れ出して、
それが分解されずに蓄積していくということなんですよね。
つまり僕らの台所にあるフライパンで料理すること自体が、
直ちに濃厚っていうことじゃなくて、
PFASが大量に製造され使われて捨てられるサイクルの中で、
環境全体が汚染されていくということが問題なんですよね。
なるほど。じゃあフライパン単品が別に悪いとかそういうことじゃなくて、
社会全体の仕組みの問題ってことなんですね。
そうですね。厄介なのが原子が互いにくっついて離れずに
壊れにくい構造なんで、分解されにくく蓄積しやすいんですよね。
岡山県吉備中央町でのPFAS汚染事例
これが自然環境の中に出されると、さっきも言ったように
土の中に留まって地下水を汚染し続けます。
このため永遠の化学物質とも呼ばれてるんですよね。
PFORとかPFOSっていうのは個別の化合物の名前になるんですけど、
それら全てを表す総称がPFASなんですね。
だからとはいえPFASには1000種類以上の化学物質があるっていう、
すごいんですけどね。
当然人体にも有害ってことですよね。
これなんかあんま日本でニュースになってないような印象あるんですけども、
海外ではどうなんですか?
ダークウォーターズ、大企業が恐れた男っていうですね、
2019年に公開されたアメリカ映画があるんですけど、
これは化学メーカーのデュポンがオハイオ川流域で引き起こした、
この有機物質と化合物による健康被害の実話が元になってるんですが、
この時はですね、住民7万人を対象にした調査が行われて、
腎臓がん、精巣がん、甲状腺疾患、妊娠甲子血症、
高コレステロール結晶、海洋性大腸炎との関連が認められたんですよ。
結果的にデュポンは巨額の賠償金を住民たちに支払うことになってしまいました。
今いろんな病名を挙げてくださいましたけど、
なんだろう、ミナマタ病とかイタイタイ病みたいに、
PFAS病みたいなんじゃないんですか?
そこですね。結構重要なポイントで、
PFAS汚染と水俣病の相似形
まさにPFAS病ってのはないんですよね。
健康に悪影響があるのは確かなんですけど、
人によってはそれがどういう出方をするかわからないんですね。
つまりPFASとの関連が見えづらいので、
ステルス汚染とも言われるんですよ。
ややこしいですね。
ただ、欧米では大きな社会問題になってまして、
使用を禁止する動きもあります。
一方、日本では国や自治体の対応は恐ろしくやっぱり鈍くてですね、
汚染の事実そのものに蓋をしようとしている、
そういう動きすらあります。
なるほど。この本の中ではその辺りの実態が
詳しく暴かれているってことなんですかね。
はい。事件はですね、
ある風光明媚な土地で暮らす人々の人生が
突如暗転するところから始まります。
どこですか?
岡山県の木日中央町です。
2023年10月16日のことでした。
木日中央町のある地区の浄水所の水について、
飲料水として使用することを止めながら制限する
というお知らせが住民に配られたんですよね。
理由はP4の数値が国の水質管理の暫定目標値を
超えていたからって言うんですよ。
えー、でも住民からすると、
なんか突然言われても何のことって感じるわけですよね。
どのくらいの範囲で影響が及んでいたんですか。
木日中央町の人口は1万人ほどなんですね。
約5000世帯なんですが、
このうち問題の浄水所がカバーしていたのは
1割に当たる500世帯でした。
すぐ町による住民説明会が開かれて、
その場で国が定める目標値の28倍ものP4が
検出されたという報告がなされたんですよね。
ただ、同時にすぐに何か健康への影響が出るわけでは
ありませんという説明も繰り返されたんですよね。
出た。その直ちに健康への影響はありません
というのは行政なんかの決まり文句なんですけど、
この言葉を繰り返すだけでは、
住んでいる住民の人にしてみると、
疑問だったり不安も解消されないですよね。
確かにそうですよね。
住民からすると安心のためにはファクトが欲しいわけですよね。
PFAS汚染の広がりと国の対応
水道の汚染の原因は、
沢の上流にある空き地に積まれていた
大量の活性炭らしいということが明らかになったんですね。
ただ、有機物質と化合物は体内に蓄積することで
害を及ぼすわけですから、
汚染源が明らかになったからといって安心できないですよね。
ところが町は住民説明会で、
いつから汚染した水を飲まされたのかという、
すごくもっともな住民からの質問に対して、
測ってないみたいなね、
嘘をついて後でバレたりということがあったんですよね。
このキビ中央町のケースに限らず、
役所って不都合なことが起きると、
積水反射的にまず隠そうとするじゃないですか。
こういった時代の流れと逆行してますよね。
未来への想像力と公害問題
そうですね。
まさに国や自治体の隠蔽体質、
それもこの本のキーワードの一つです。
それからこれももっともな要求だと思うんですけど、
説明会で住民たちは血液検査を求めるんですよね。
この時ある住民が発した、
我々にとってのへその王は血中濃度なんですよ、
という言葉が読んでいて胸に刺さりました。
へその王っていうのはミナマタ病のことですよね。
確かお母さんのお腹の中にいる胎児も、
ミナマタ病にかかるということを証明したのが、
へその王に残されていた水銀だったということですよね。
当時、大盤は毒を通さないという、
医学的常識みたいに言われてたんですけど、
それを覆したのがへその王でした。
へその王の水銀を測ったみたいに、
有機物素化合物の血中濃度を測ってほしいと、
住民は要求したんですけど、
エンディング
ここでですね、ピーファスの汚染の問題と、
ミナマタ病が繋がるわけです。
ただこれは、住民がたまたまへその王という、
例え話を持ち出したから繋がったわけじゃなくて、
本当にミナマタ病とピーファス汚染の問題って、
地続きなんですよ。
それがこの本を読んでいて、
最も心寒させられたというかですね、
背筋が寒くなったところです。
まさにこの本の核心部分ってことですね。
この本にはたくさんの科学者が登場します。
キープレイヤーとなる科学者、
それぞれの個人紙も書かれていて、
そこもとても読み応えがあるんですよね。
例えば、キビ中央町の住民たちの血液検査をするかどうかをめぐっても、
2人の科学者が出てくるんですけど、
1人はですね、おそらく環境省の意向を受けてだと思うんですけど、
ことさら血液検査をやっても意味がないって説明会で主張する科学者で、
もう1人は住民の側に立って、
血液検査の実証を後押しする科学者ですよね。
飲み水が汚染されていたっていう、
これ揺るぎない事実はありますよね。
でもその事実を前にね、
どう振る舞うかっていうところで、
科学者の立場が分かれるんですよね。
そうなんですか。
でも血液検査に意味がないっていう主張の根拠って何なんですかね。
一言で言えばですね、
ここからの数値が危険だよっていう、
明確な基準がないっていうことなんですよね。
それにたった500世帯の規模でやっても、
データとして意味がないみたいなことも、
反対する側の科学者は言ってるんですけどね。
いやでも不安な住民の人に言うことではないですよね。
結局血液検査はやったんですか。
はい。
もう日本初となる自治体によるPFASの血液検査が実施されました。
どんな結果だったんでしょう。
これが驚くべき結果でして、
なんと子どもを含む住民709人の血中濃度の平均値は、
国の暫定目標の70倍を超えてたんですよ。
70倍ですか。
はい。
やばいですね。
そうですね。
この血液検査の実施に至るまでも、
長々に国や県から実施しないように、
圧力がかけられていたっていうことが、
この本では明らかにされています。
不都合な結果が出るとやっぱり国も動かなきゃいけなくなりますからね。
さらにこの本では、
国が基準を示すにあたって、
直ちに健康に影響はないっていう結論ありきで、
検討会議でね。
海外の結構有力な論文があるんですけど、
PFASが危ないよっていう。
それを意図的に参考論文から排除して採用しなかったり、
あとは裏会議を結構たびたび開催して議事録を残してなかったり、
目を覆うような小細工をやってたことも明らかにされています。
でも分からないから、
はっきりさせなくていいっていう国の姿勢ってのは、
そもそもちょっと問題ですよね。
言えないですね。
さっきのPFAS汚染とミナマタ病のつながり、
そういう話が出ましたけど、
こういう国の姿勢がミナマタ病と共通してるってことですか?
はい。
ミナマタ病を引き起こしたのは、
窒素っていう企業が工場排出で垂れ流したメチル水位だってことは、
もう今では常識になってますよね。
この関連性をいち早く指摘したのは熊本大学で、
その中心人物が女教授で、
医師の原田雅住さんという方だったんですけど、
今お亡くなりになってますけど、
原田さんはへそ脳が証拠になるってことに気づいて、
胎児性ミナマタ病を証明した方でもあります。
この本の中でですね、
原田さんが残した論文が紹介されてるんですけど、
これを見るとPFAS汚染とミナマタ病の構図が、
驚くほど似てることがわかるんですよ。
例えばどういう点ですか?
ミナマタ病を拡大させてしまった要因としてですね、
経済最優先だったっていうことが挙げられるんですね。
なるほど。
当時窒素はプラスチック原料の製造に不可欠な、
アセドアルデヒットの生産の大手で、
窒素の向上を止めちゃうと、
日本の高度経済制度が止まっちゃうみたいな感じで、
国は動かなかったんですね。
ではPFASはどうかというとですね、
実は半導体の製造工程で欠かせないのがPFASなんですよ。
なるほど。
今半導体戦争って言われるぐらい、
日本も含めて各国が半導体産業っていうのをね、
経済安全保障の柱の一つにしてますよね。
そうですね。
それから関連がよくわかってないと理屈も同じで、
ミナマタ病でも当時向上排出が原因ってされながら、
国はその排出性に含まれる何が病気の原因となった物質が、
科学的に解明されてないっていう非常に細かい理屈を立てにしてですね、
ミナマタ病の認定を遅らせたんですよね。
なるほど。だから科学を都合よく言い訳に利用してるってことですよね。
そうなんです。
ここで科学者の良心とは何かっていうテーマも出てくるわけなんですけど、
ミナマタ病では患者の認定基準について医学的根拠に基づくんじゃなくて、
できるだけ保証金を払いたくないっていう国の意向に基づいて、
専門家基準を決めたことが後の検証で、
これは明らかになってるんですよね。
PFASでもリスク評価を決めるワーキンググループってのがあるんですけど、
PFASの専門家じゃない人物が実は座長を務めてるんですよ。
この本の中で著者の諸長さんが彼らと対峙する場面が出てくるんですけど、
諸長さんに事実を突きつけられてですね、
逆切れしたりちょっと開き直ったりする彼らの姿ってのは、
読んでて科学者としての良心はないのかってちょっと恥ずかしくなりましたね。
デンマークにフィリップ・グラクシャンっていう科学者がいるんですけど、
この本の中にも出てくるんですけど、
この人はですね、医学生の頃にミナマタ病胎児性患者の少女の姿を見て、
化学物質のもたらす深刻な影響に衝撃を受けてですね、
今ではPFASの研究で世界的に知られてるんです。
こういう、この方みたいな人がやっぱり科学者の良心じゃないかと思うんですよね。
日本にもね、そういう科学者が一人でも多くいて欲しいですよね。
この本では主にキビ中央町が舞台になってると思うんですけども、
気になるのはですね、全国にどれくらい汚染地域があるかってことなんですよね。
そうなんですよね。
もるながさまの朝日新聞の記者次第に、
消された水汚染っていう本を平凡写真書からも出してるんですけど、
この本ではですね、多摩地区の水道汚染が取り上げられてるんですよ。
多摩地区ですか。
はい。アメリカ軍の横田基地で使われてる淡潮化剤に含まれてるPFASによって
地下水が汚染されたってことは原因なんですけど、
この本でもやはり東京都の動きの鈍さが目につくんですよね。
しかも相手がアメリカってなると、何だろう、
国全体としても何かお呼び越しなんじゃないかなって思いますね。
そうですね。大統領の隣でぴょんぴょんはしゃいでる場合じゃないですけど、本当に。
親しくならばいいんですけどね。
本当に親しいんだったら時には厳しいことだって言えるはずだと個人的には思うんですけどね。
室長さんは、PFASを排出してきた工場や基地は全国で少なくとも200箇所下らないと言ってますんで、
これからより大きな社会問題になっていく可能性がありますね。
みなまた病でさえ70年経つのにまだ解決しないわけじゃないですか。
そうですね。
全国200箇所で健康被害が発生したらとんでもないことになっちゃうんじゃないですか。
なんかもう収束するまで正規単位で時間がかかるんじゃないかみたいなね。
アメリカで安くて便利っていうことで、当時農薬や殺虫剤として普及してたDDTの危険性を克服した農機所の古典的名著で、
レイチェル・カーソンの沈黙の春っていうね、大変な大名著ありますけど。
あの本の中でカーソンはこのまま自然環境を守らなければ、未来の世代は我々の世代を許すことはないだろうって言ってるんですよね。
こういう未来から今を見つめるような想像力っていうのが求められてるんじゃないかなと。
確かにそうですね。
はい。
まあ、ミナマタ病でも石森美智子の苦害浄土っていうね。
これもすごい名著ありますけど。
グッときますよね。
そうですね。
作家の池澤夏樹さんが個人編集で話題になった河手消防課で出た世界文学全集でね。
日本代表でこの苦害浄土が選ばれたっていう世界文学レベルの傑作なんですけど。
この苦害浄土も内藤さんもご存じの単なる公害の記録じゃなくて、
結構なんか海と共に暮らしてきた人間のなんか古来から続く営みの姿をね。
神様の目で見つめてるような視点があるじゃないですか。
そうですね。
だから沈黙の春も苦害浄土もどちらも想像力の大切さを教えてくれてるなと思うんで。
これやっぱそのままPファ創生の問題にもつながってるなというふうに思います。
なるほど。
はい、ビビリオジャムの第11回いかがだったでしょうか。
ビビリオジャムでですね。
ノートの方にビビリオジャムマガジンというものがありまして、
過去のアーカイブですとか更新情報をお届けしております。
ぜひご登録ください。
今回のお相手はプレゼンターの首藤潤也でした。
そしてナビゲーターの内藤潤でした。
それではまた次回お目にかかりましょう。
17:30

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