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RKB毎日放送ポッドキャストラボ、
自分に優しくするラジオ、パーソナリティーのソフィです。
この時間は、皆さんにホッとするひとときをお届けします。
さて、土曜日の午後、いかがお過ごしでしょうか。
ここ東京都心は、昨日は春らしいお天気、
今日は朝から雨が降っています。
ビル群の向こう側が白く、もやがかかっています。
そして、花粉も数日前から急に来たという人もいて、
降差の影響もあるのでしょうか。
どうぞ体調崩されませんように、お過ごしください。
それでは、自分に優しくするラジオ、最後までお付き合いください。
はじめまして。
夫との会話がほとんどなくなってしまいました。
子どもが育ってからというもの、
食卓にはテレビの音だけが流れていて、
今日寒いね、さえ言え出せなくなりました。
仲が悪いわけではありません。
ただ、どうやって話し始めればいいのかわからない。
自分の言葉がもう誰にも届かないような気がして、
朝ごはんを作る手も止まりそうになる日があります。
セフィーさんは、届かないかもしれない言葉を
それでも話しかけたことありますか、ということですね。
ラジオネーム、沈黙の朝食さん。
ありがとうございます。
お便りを読んでいて、じんわりと胸が痛くなりましたね。
今日寒いねっていうたった一言が、
どうしてこんなにも遠くなるんでしょうね。
仲が悪いわけじゃない。
けれども、近づき方がわからない。
これ実は一番つらい距離感かもしれませんね。
愛情って、愛してるとか大好きだよっていう他にも、
おはよう、ただいま、おかえり、おやすみ。
こういう言葉もね、愛情表現の一つだと思うんですよね。
もちろん、沈黙の朝食さんがくださった、
今日寒いねっていうたった一言、
これもね、愛情なんじゃないかなって思うんですよね。
私もね、言っても無駄かもって思いながら話しかけたことあります。
相手の表情がぬるくスルーする感じだと、
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心が引っ込んじゃうこともあるんですけれども、
でも、あの時話しかけなかったら、
後になってずっと引っかかっちゃうんじゃないかなと思って、
なので私は届かなくてもいいから話しかけるようにしています。
届かないことより黙ってしまうことの方が、
多分濃いんでしょうね。嫌なんでしょうね。
昨日ですね、ちょうどそんな状況がありました。
昨日先輩が来てくれて、会いに来てくれて、
しかも朝起こしてくれて、
そんでご自宅からね、私のステイしているところまで、
ステイ先まで来てくれて、
しかもそこのレストランでご馳走になりまして、
そしたらとってもいい雰囲気のレストランで、
ホテルの中のレストランだったんですけど、
私たちが座っているテーブルのちょうど右後ろで、
ご夫婦がお食事をしていたんですよ。
すると突然、花火がパチパチパチパチと燃えた状態で、
プレートが運ばれてきまして、
おめでとうございますということで、
スタッフがね、お写真撮ってました。
誕生日かな?結婚記念日かな?ということで、
気になってはいたんですけど、
すごくね、微笑ましいなあと思いながら見ていて、
一通りね、2時間くらいお食事したかな?
帰り際、なんだろうねみたいな、
わあすごいねみたいな感じで、
先輩とは話してたんですけど、
最後ですね、私思わず話しかけてしまいました。
この度はおめでとうございますということで、
ちょっと横からね、話させてもらったんですけど、
ご結婚記念日ですか?というふうに言うと、
ご主人の方が金婚式っていうふうにおっしゃいまして、
何年だろうと思ったら、先輩がすかさず、
50年っていうふうに言ったんで、
まあ50年なんですねっていうことで話しかけたら、
ご主人が嬉しそうに、
娘が予約してくれましたっていうふうにおっしゃっていて、
なんて素敵なお祝いでした!
おっしゃっていて、なんて素敵なお嬢さんなんでしょうと思って、
見習おうとか言って、先輩と後にしたんですけれども、
最後にね、末長くお幸せにというふうにして、
お辞儀をして帰ってきたんですけど、
そしたら先輩にめちゃくちゃ褒められて、
その先輩は私がOL時代、丸の内OL時代の教育指導係だったんですけど、
今となってはずっと付き合いがあって、
ほんと3ヶ月ぐらいしか一緒じゃなかったんですよ。
なんですけど、ほんと人生の教育指導をされていますね。
その先輩に褒められて、
私も気になってたし話しかけたいと思ったけど、
あんなふうに話しかけられるなんてすごいねとか言って。
活動家とか言って。
でもこういうのって入力生活が結構影響しているところはあるんですよ。
06:01
なんか冷たいかなとかみんな知らない人みたいな思いがちですけど、
東京とか結構そうかもしれないんですけど、
ニューヨークで生活してみると、
バスの中、地下鉄の中、
ほんとに街を歩いててもすごく素敵なアウトフィットね、
コーディネートねみたいな感じで声かけられるんですよね。
でもほんとにいい気分になるし、
知らない人とエレベーターで乗り合って、
なんか紳士が持っている花束についてちょっと触れると、
妻に贈るんだって言って嬉しそうな顔をしてたりするんですよ。
なんかそういう瞬間に触れると、
ふわっと心があったかくなって、
無視されたことはほとんどないかもしれないですね。
なんか話しかけ方にもよるのかもしれないし、
まぁシチュエーションタイミングもあると思うんですけど、
そんなふうにして結構話しかけるようにしてますね。
でもなんかこう話しかけないでって言われるパターンもあるし、
結構身近な人にお帰りとかおはようとか、
お疲れ様とかそういうのいらないからって言われたことがあって、
あぁそういう人もいるんだなって、
そもそもはっきり言われたんで、
それはもう話しかけないようにしましたけども、
このね、距離感っていうのも難しいと思うんですが、
沈黙の朝食さんがね、何を求めているのかなってところですよね。
なんかほんと話せば長くなるストーリーなんですよね。
なんかほんと話せば長くなるストーリー、
経験がね本当にたくさんあるんですけど、
ちょっと今日はこの辺に、
長く話してもいいのかな?
いいよね、オウムメディアだから。
私あの、ホテルをね、てんてんとしてて、
ホテルを変えたんですよね。
で、ステイするんだ、寝る場所としての居場所としてのホテルっていうか、
居住地だとしたら別に、
温浴施設、東京ドームとかのね、
ラクーアとか、あとはカプセルホテルとか、
そういうのもあるんで、そこでもいいんじゃないかと。
でもなぜ私がホテルを選ぶのか、
しかもある程度の、何て言うんだろう、
ブランドとか、
ちゃんとしたところ、多少お金を払っても、
そういうところにステイするのかっていうところは、
自分が大事にしている価値観、
優先順位っていうものがあるんだなと思って。
仮に設備が、
滞在する期間にもよると思うんですよ。
一泊ぐらいだったら何だって我慢できるみたいな感じだけど、
私の場合ちょっと長いんで、
長期滞在するときの条件みたいな感じで、
考えていったら、
結構ホスピタリティを求めてるんだなって。
普段本当に誰とも接することがないので、
人として接してくれる、
自分の存在を大切に扱ってくれるところで
過ごしたいなっていうのが、
09:01
自分のプライオリティだったんだっていうのを
気づきまして、今回の旅で。
本当に数日前、
深掘っていくと結構、
面白いですよね。
だからご自身が、
誰とでもいいのか、
誰とでもそういう世間話をしたいのか、
それともやっぱりこの、
距離を近づけたい人と、
ご主人ですよね。
ご主人って言い方が合ってるのか分からない。
配偶者に対して、
距離感をもっと詰めていきたいのか、
それとも、
やっぱり相手のあることですから、
距離感を探りつつ、
ちょうどいいところを見つけていくのか、
どういう風にしたいのかなっていうのを、
相手と自分の期待値を
すり合わせることが大事だなと思って、
そのホテルの件でも私すごい、
期待値がやっぱずれてるのかなと思ったんですよ。
このくらい、こんなにお金を、
もう家賃の何倍も払ってるから、
このくらいの期待値で行って、
その対価を支払って、
こういう体験が得られるだろうと思ってたんですね。
サービスというか、体験ですよね。
で、ブランド力だなってすごい思って、
私がどうしてそういう名のあるところに
泊まるかって言うと、
期待した体験が必ず得られるっていう、
その信頼がブランド力なんだなって思ったんですよ。
だからこっちが日本のホテルらしいとか、
なんかこんな値段高いんです、
今インバウンドで見たんですけど、
だからこれくらいって思ってる、
その期待が裏切られた。
で、なんでじゃあやっぱりブランドのある
ホテルに行くかって言うと、
その期待が体験として帰ってくるからっていう、
その信頼なんですよね。
っていうことをちょっと学びました。
ちょっとね、話がそれちゃいましたが、
沈黙の朝食さんのお手紙に戻りますと、
寒いねの代わりに、
昨日テレビであれ見た?とか、
卵焼き甘い派だっけ?とか、
もうこんなの知ってますよね、きっとね。
ちょっとなんかこう変化球というか、
なんか違う角度から、
なんかこう、
相手の趣味?
あれ好きって言ってたけど、
例えば焼き物が好きって言ってたけど、
あそこで展覧会やってたよとか、
なんかね、
ちょっと変化球っていうか、
その一球投げた球がもしかしたら
刺さるかもしれないなっていうのはあるけど、
それでもね、やっぱり自分に優しくする
ラジオをやってて思うんですけど、
言葉っていつも相手のためにあるんじゃなくて、
まず自分のために発するものだと思ってるんですよね。
よく聞くのが、
お悩み相談とかされて、
12:00
自分でもあったんですけど、
おはようございますって職場で挨拶したけれども、
無視されると。
それでも言い続けるっていう人がいたんですね。
それは自分のために言っているっていう風に
言ってました。
相手のために発するものだと思ってるんですよね。
自分のために言っているっていう風に言ってました。
相手によって
左右される、
その帰ってこないから言うんじゃなくて、
おはようございますって
自分のために言ってるらしいんですよね。
このなんかこう、
私今言いながら頭を少し下げたんですけど、
この頭を下げる言葉、
日本語特有かもしれないんですけど、
ありがとうございますと、
ごめんなさいと、よろしくお願いします。
おはようございますもそうですよね。
この頭を下げる礼をする行為って、
すごい心が清らかになるなって個人的には思っていて、
ありがとうって唱えるだけでも、
神戸を垂れるっていうか、
その姿勢、
その姿勢がね、
自分をちょっと軽くしてくれるっていうところはあります。
私は。
またね、沈黙の食卓に、
また一言、
一つまみの会話が戻りますように、
会話がなくても心地いいっていう状態も、
いいかもしれませんね。
なんか、
うーん、会話の総量じゃないかもしれない。
喋ってなくても温かい空気感っていうか、
ちょっとね、正解のない問いかもしれないんですけど、
その試行錯誤、
愛は試みっていうから、
私が好きな本、
愛の試みっていう本があるんですけど、
そうしようとする、
その行為そのものが愛しいし、
愛だと思うので、
もうね、沈黙の食卓さんは、
それをされてらっしゃるんだと思うんですけど、
うーん、
やっぱりこう、もらうものじゃなくて、
与えるものだと思うんで、
それがやがて波紋のように、
俳句者にも伝わってね、
いい形で、
食事の時間を過ごされることを、
本当に心から、
祈っております。
願っております。
うん。
なんかこうしてね、
顔も見えない、
お手紙をくださった人のことをね、
考えて思いを寄せるって、
本当にね、暖かい時間だなって、
私は思ってて大好きなんですけども、
いや本当に、
お手紙ありがとうございました。
自分に優しくするラジオでは、
配信1000回を記念して、
なんと太っ腹、
レターが紹介された方の中から、
抽選で1名に、
オリジナルノートをプレゼントいたします。
レターの宛先は、
スタンドFMの
レター送信フォームより、
お願いいたします。
自分に優しくするラジオでは、
あなたからのメッセージを
15:00
お待ちしております。
さてここからは、
3月20日に公開されました、
強行選挙という映画について、
お話ししたいと思います。
もうこの強行選挙について、
語りたい!
誰かご覧になった方、
いらっしゃいますか?
アカデミー賞8部門、
ノミネートされました。
そして客職賞を受賞、
という風にありますね。
キャッチコピーは、
これは選挙か戦争かという、
真っ赤な絨毯と真っ赤な衣装を、
身にまとった、
バチカン地国の
アカデミー賞の
バチカン地国の
システィナリハイドで行われる
秘密の投票、
次期ローマ強行をめぐる
極上のミステリーが
繰り広げられております。
いやもうすごい面白かったんですよ。
なんかね、
ミステリーってちょっと
久しぶりに見たなと思って、
しかもあの、
強行を決める選挙って、
煙がね、
決まったよって時と、
決まりませんでしたっていう時、
煙が上がるんですよね。
それぐらいしか情報が
与えられなくて、
もう締め切りにされていて、
中の情報が本当にわからなかったんで、
中がね、見れて、
こういう風になっていたんだっていう、
すごい、
私にとってはね、
大好きなネタだったんですけど、
イントロダクションを
ホームページからご紹介します。
カトリック教会の総本山、
そして、
ローマ教皇を決める
強行選挙、
コンクラーベは、
世界中がカタツオを飲んで
注目する一段イベントだ。
ところが外部からの介入や、
圧力を徹底的に遮断する
選挙の舞台裏は、
ほんの一握りの関係者以外、
知る余地もない。
この完全なる
秘密主義のベールに覆われた
選挙戦の内幕を描くのが、
映画。
映画が政治家に見えてくるほどの
熾烈なパワーゲーム。
投票を重ねるたびに
目まぐるしく変わる情勢。
そして、息を呑む急展開のサプライズ。
政治的分断が深刻化している
現代社会の縮図のような
選挙戦の行方は、
悲劇か、それとも
新たな時代の希望を
手繰り寄せるのか。
あらゆる観客の好奇心を刺激しながら、
先読みを一切許さない
ストーリー展開で魅了する
超一級のミステリーが
ついに解禁ということですね。
鈴木卿たちがたくさん出てくるんですけども、
あとシスターも出てきますね。
18:00
全世界14億人以上の
教徒がいるというね、
キリスト教最大の
教派、カトリック教会。
その最高指導者にして
バチカン主国の
元首、元首の
バチカン主国の
バチカン主国の
バチカン主国の
元首、元首である
ローマ教皇が
救世するんですね。
悲しみにくれる暇もなく
トップの主席
鈴木卿が
新教皇を決める
コンクラーベを
取り仕切ることになります。
世界各国から
100人を超える
強力な候補者たちが集まって
システィナリハイドの
扉の向こうで
コンクラーベが
何票を獲得したら
決まりということで
もう割れて割れて割れて最後
数名に残るんですけれども
その間に何回も
投票するんですよね。
水面下でね
渦巻く陰謀であったり
差別、スキャンダルの数々
実話でもありましたよね。
あの前の
ローマ教皇のね
スキャンダルもありました。
そしてその
苦悩がね
深まっていって
瞑想していって
いやもう本当にね
長い時間を感じさせないぐらい
あっという間でした。
新教皇誕生を目前に
限界態勢のバチコアを
揺るがす大事件が
勃発するのであったということで
もう本当ね
面白かった。
このコンクラーベって
コンクラベ、あの
コンクラベみたいなね
イメージがあるんですけど
本当にそんな感じがするんですけど
名称の由来は
ラテン語のCUM
共に
と
コンですね。
CUMでコン
で、クラヴィス
CLAVVIS
鍵
鍵と共にという
秘密の場所を指すらしいんですよね。
数日に渡る選挙期間中
数寄協ね
この数寄協っていうのは
投票者であり
候補者でもあるんですけれども
隔離されて生活します。
外部との接触や
電子機器の使用も禁じられます。
取り上げられて
空港でね
検査受けるみたいな感じで
検査受けて中に入っていくわけですよね。
この選挙の仕組みなんですけども
五選式ですね。
秘密投票で五選式です。
一人が120名のうち
規定の有効得票数は
総得票数の3分の2以上ですね。
この得票数を得る人物が出るまで
もう繰り返し繰り返し
何度も投票が行われます。
その間ね
21:01
どうするどうするみたいな
そういうね、相談があったりするんですけども
会場、盗聴対策万全になってます。
このシスティーナ礼拝堂で
煙突から
白い煙が出れば
選手つけて
黒い煙なら
未決を意味しているということで
何度かその様子はテレビなどでもね
ご覧になった人いるかと思います。
このね面白いところはね
私はまず最初に音でした。
音ってこんなに身を震わすんだって思って
温泉半身してる人は
音フェチの人も多いかと思うんですけれども
音がね
息遣いがまだ私は耳に残ってますね。
教皇が亡くなった後
次の教皇を選ぶために
その100人
とかね
120人が定員ですけれども
通紀教たちが各国からね
集まってくるんですけども
それぞれ
キャラクターが濃いですね。
もちろんいろんな国から来るので
異なる背景や
異なる信念を持っているわけですよね。
その選挙の過程で
様々な葛藤が生じます。
この舞台裏が本当にリアルなんだろうなっていう
音っていうところで言うと
絹が
衣類とかが擦れる音
呼吸
息遣い
足音
静寂も音の一つだと思うんですけど
いやー
シスターたちの笑い声とかね
全てが
画力がすごい
すごい
ポスターも
日本のポスターは
真っ赤なんですよね
真っ赤な絨毯と
通紀教たちが身にまとっている
赤い衣服
でもそれだけでも圧倒されるんですけども
このね
人間関係とか権力闘争が
結構あんまり苦手で
ドロドロしてるの嫌だなって思ったんですけど
そこはサスペンスっていうところで
なんか程よい
この
程よいっていうか
すごい
エンターテインメントであり
秀逸なサスペンスですね
観客はね
彼らがどんな選択をするのか
その選択がどんな風に
誰に影響を与えるのかっていうのをね
常にずっとね
緊張感を持って
見守っていました
監督は
名称フランチェスコ・マルコーニ監督
この映画で
監督が
教会の伝統と
現代社会の対立を
巧みに描いているんですね
特に
強行選挙の過程が
どれほど複雑で
時には感情的であるかを
見事に表現しています
生殖者といっても人間なんですよね
そう
本当に人間なんですよ
なんかこう
ある意味
24:00
人間と
信仰と権力の狭間で
揺れ動く姿
っていうのが見られると思います
その中でね
キャラクターたちの
それぞれの成長
本当に何回も葛藤って言いますけどね
葛藤
この中で私が一つだけ
ネタバレになるのかもしれない
っていうフレーズがあるんですよ
これもちょっと
もう本当に言わない方がいいんだろうな
っていうふうに言っていただきたいから
あるフレーズがあるんですけど
震えましたね
映画って
教会の内部だけじゃなくって
現代社会
私たちが生きる外部の社会情勢にも
触れているんですよね
だからこの強行選挙っていうのが
世界にどんなインパクトを与えるか
たった一人のその人が
どういう意図で選ばれたのかっていう
それが表れているわけですよね
この映像美や音楽音
素晴らしかったんですけども
やっぱりこの教会が持つ
荘厳な雰囲気
伝わってきますよね
もう行きたい
緊迫したシーンがね
あるんですけども
やっぱりその音と一体となって
その緊張感を生み出しているんだなって
演技ももちろんそうなんですけども
視覚的聴覚的にも楽しめる作品で
もうこの映画ね
本当にいろんな人に
見ていただきたいんですけど
教会とか宗教とかね
あとやっぱり哲学ですね
政治ドラマや人間ドラマが好きな方とか
そのサスペンスミステリーが好きな方
もちろん好きでしょうし
でもやっぱり哲学的でした
私はそういう見方をしました
是非ね強行選挙をご覧になった方がいたら
ぜひぜひ
コラボライブして
いろんな話をしたいと思います
なんか
このね
たった4文字の私の言葉を
言いたいんですけど
ちょっとそことも
つながるようなエピソードを
ご紹介しますね
私は宗教画とか好きで
十二使徒のキャラクターとか
それぞれ呼び込んでたりして
面白いなって人間らしいな
なんて思ってたんですけど
主人公の名前トマスって言うんですね
聖職者の名前が
このトマスっていうのを
キリスト教の十二使徒
知ってる人であれば
ピンとくるはずなんですよ
キリストがえぐられて
貼り付けになったりして
傷ができるわけじゃないですか
この傷ができて
でも復活したよ
オラ復活したぜって言ってきて
でも十二使徒のトマスはね
えあなたは本当に
キリスト教会
キリスト会って言って
その傷口に指を入れて
ツンツンってするんですよ
ツンツンっていうか
ぐじゅぐじゅってするのかな
27:01
本当にキリストかどうかを
疑った人なんですね
通称疑いのトマス
っていう風に呼ばれてるんですけど
そうそうそう
それがかかってたりとか
メタファーもありますし
あの教皇ってあの人のことかな
とかっていうのも
詳しい方だったら
すぐに気づくと思います
主人公の名前の意味とかね
もうかかってて
いやー
本当に深い哲学的なテーマ
含んでいると思います
私が気になった言葉は
その象徴的な部分なんですね
でこのセリフ
まだ言わないでおきますが
信仰がね
時に人を盲目的にさせ
救われることもあるんですけども
誤った選択を導く可能性も
示唆していますし
まあ教会のいわば
権力闘争の中で
この確信することっていうのがね
どんな風に利用されるのかな
っていうのを
考えさせられますね
本当に主人公の名前が
トマスであること
注目です
はい
聖書に登場するね
使徒トマスを
連想した人も多いと思いますが
疑いのトマスとして知られ
イエスの復活を信じることが
できなかった人物
この映画のトマスも
信仰と疑念の間で
揺るい動くキャラクターとして
描かれているというふうに
パンフレットにね
信仰に疑念を抱いているというふうに
書いてあります
本当にまさにその通りですよね
この教皇選挙の過程で
自分の信念と向き合って
他の数基教たちとの対立とか
葛藤を通じて
どんどん考えていって
成長していくわけですよね
この彼の内面的な葛藤というのが
見る人たちにとって
共感を呼ぶものになっているんじゃないかな
と思います
最後彼の決断というものとか
何が起きているのかというのも
目の当たりにして
言葉で説明するんじゃなくって
視覚的聴覚的に
体験させられるっていうのが
なんかもう久々
映画館で
見てよかったなって
思った映画ですね
これ本当に映画館で
観て欲しいなと思う
総合さとか雰囲気とか
っていうのを
より見るんじゃなくて
体感するっていうんですか
教会とか行ったことある人とかは
シーンとして天井が高く
ちょっとひんやりするような
感じもしますし
その素材の持つ石
大理石だったりするじゃないですか
あの感じとか
なんかもうまさに体感
できるんじゃないかなと思います
映画館だと
最後ね
主人公がどんな選択をして
30:00
決定をしていくのか
クライマックスもね
本当に楽しみですね
ネタバレ見ないでいってほしいです
この映画
テーマがね進行とは何か
そしてそれがどのように
人々の行動に影響を与えているのか
っていうのをね
問いかけてきます
主人公の葛藤を通じて
自分の心理についても
考えることができるのでは
ないでしょうか
進行の本質って何だろう
っていうふうにね
いやーもうなんか
エンターテインメントなんですけど
エンターテインメントに留まらない
上質なミステリーであり
哲学的な作品だなというふうに
思います
今回は
強行選挙について
ちょっと掘り下げてみました
次回もね
また気になっている作品
ありましたら
取り上げたいと思います
もしねご覧になった方
いらっしゃいましたら
メッセージお待ちしております
それでは
ちょうど30分ぐらいになりましたね
はい
自分に優しくするラジオでは
あなたからのメッセージ
次回の汗かきは
スタンドFMのレターフォームより
お願いいたします
それではまた
自分に優しくするラジオで
お会いしましょう
またね
次回は
スタンドFMのレターフォーム
お楽しみに
次回は
スタンドFMのレターフォーム
お楽しみに
33:08
次回は
スタンドFMのレターフォーム
お楽しみに