1. アツの夫婦関係学ラジオ
  2. #506 妻への共感性と思いやり..
2023-08-07 29:40

#506 妻への共感性と思いやりを上げる方法

妻からこう言われたことはありませんか?


「察してよ」


「なんで、そんなにわかってくれないの?」


「なんで、共感してくれないの?」


親密な夫婦関係を作るには、「共感」と「思いやり」が欠かせません。


ですが、共感と思いやりはどうすれば伸ばすことができるのでしょうか?


そのヒントは「セルフ・コンパッション」にありました。


ーアフタートークー

ポッドキャスト「家族をアンラーン」するに出演


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サマリー

彼らは乗り換えることができるのだろうか。アツの夫婦関係学ラジオでは、妻への思いやりを上げる方法について話し合っています。 妻への共感性と思いやりを上げる方法について、セルフコンパッションとその効果について語られています。セルフコンパッションには自分へのコンパッション、他者へのコンパッション、他者からのコンパッションの3つのフローがあり、それらが受け取る・与えるの脳の部位に反応することで相互に促進されることが説明されています。 自分に対して思いやりを与えることで他者に対する思いやりを向けることができます。

夫婦になることにより生まれる葛藤
家賃育児、キャリア、性の問題、夫婦になることにより生まれる様々な葛藤、どうすれば僕たちは乗り換えることができるんだろうか。
アツの夫婦関係学ラジオでは、そのためのヒントをお送りします。
妻への思いやりを上げる方法について、今日はお話をしようと思います。
なんであんたそんな気がきかないのよとか、なんでそんな優しくないのとか、なんで私の思っていることがわからないのとか、
なんでそんな気遣ってくれないのとかって言われたりしたことがある人もいると思うんですけど、
どうすれば妻に対する思いやりを上げることができるのか、これについて今日はお話をしようと思います。
その前に一つお知らせです。
僕の夫婦関係研究へのサポートを募集しております。
いただいたサポートは、夫婦関係学ラジオの運営費用であったり、
僕自身が夫婦関係を研究するための研究費用として使わせていただいています。
こちら以外にリンクを貼っておきますので、応援してもいいなと思う方はぜひよろしくお願いします。
毎月一回、ノートの記事で葛藤報告書を送らせていただいています。
はい、ということで、今日は妻の思いやりを上げる方法についてなんですが、
今日の参考図書は、セリフコンパッション、ストレスに同時なり最強の心が手に入るという本ですね。
東京政徳大学応用心理学部臨床心理学科純教授の石村育夫さんが著者となります。
これ、僕、この間受けたセリフコンパッションのワークショップを開催されていたプラスワンラボ合同会社という会社の代表の方なんですよね。
すごいわかりやすかったんですよ。セリフコンパッションについての本、コンパッションの本、別の本も読んだんですけど、結構難しいんですよね。
だけどこの本はビジネスマン向けに書かれているので、すごくわかりやすいし、事例も働いている人たちが事例となって書かれているので、すごくわかりやすくていい本でした。
じゃあ妻に対する思いやりをどうやってあげるのか。
その前に思いやりがない状態ってどういう状態だと思います。
それは共感性が低かったりとか、人の気持ちがわからない。
もしくは何かをやられたいとか、自分が何かをしたりとかすると、その人がどう感じるかというのがいまいちわからないというタイプだと思うんですよね。
思いやりがない状態っていうのは。
少なからず妻との関係をこじらせてしまった男性の中にはこういった傾向が高いなって思うんですよ。
いろんな方の話を聞いてきて、何かちょっとうまくいかないな、妻とうまくいかなくなったなっていう方の話を聞いていると、こういった思いやりがない状態っていうのは当てはまる方が多いなって感じてます。
これは本人が悪いっていう話じゃなくて、妻と夫の2人の関係性によってそういった状態になっているケースもあるし、もしくは本人の性格の問題もあったりします。
あとは生まれ育った家庭の問題とかもあったりします。
だけど往々にして多くの男性がこういうふうに思いやりがない状態へと変わっていくんじゃないかなって僕は思ってるんですよ。
どういうことかっていうと、これ僕もすごい思い当たることがあるんですよ。
仕事を通して共感性の低下
仕事を通して思いやりと共感が下がっていくっていう気がしてるんですよ。
これ何でこう思うかっていうと、僕、社会人だったら初めての仕事はご福の販売員だったんですけど、
もう共感性バリバリで出していかないと仕事が取れないっていう触手なんですよね。
お客さんの気持ちに寄り添って、その人がご福を買いたくなるように心を誘導していくっていう仕事なんですよ。
その人の気持ちに寄り添っていかないと買ってもらえないので、共感性ファーストっていう感じの仕事だったんですよね。
だけどその会社が潰れてしまって、その後に都会に出てきて消費者で働いたんですけど、9カ月間でもクビになったんですよね。
ここで働いてるのがすごいショッキングだったんですよ。全然違かったんです、世界が。
ロジックファーストだったんですよ。それまではエモーショナルファーストだったのに、ロジックファーストでいかに論理的に話をするか。
感情的に寄り添うとか共感するとかやってたらもう仕事にならないぞっていう世界だったんですよ。
どうやって相手に対して自分の会社の提案とかやりたいことを相手に飲ませるか、いかに納得させるかっていうのをロジック立てて説明していく。
もちろん感情をそこに交えながら心理的な距離を近づけるっていうのもあるんだけど、
それよりもロジックで距離を詰めていく、提案を通していくっていうスタイルがすごい多かったんですよ。
それができないと仕事にならなくて、だから僕はクビになったんですけど、というのがあるんですよ。
僕がよく読んでいるノートで、ブライチャーという語学学校の代表の松井さんのノート、僕すごい好きでよく読んでるんですけど、
そこでおっしゃってたのが、論理と感情のバランスを頑張ってとってるって書かれてたんですよね。
より良い父親像みたいなのって、優しくそして強くって言うじゃないですか。
優しい子供に対して寄り添って、そして強く言わなければならない時は強く言う。
この二面性を父親像には持っていると。だけどこれは難しいんだと。
論理と感情のバランスを取るのはすごく難しい。
どうしても働いていると非常な決断をしなきゃならない時もあるわけですよ。
そういった小さな積み重ねが増えていくと、感情でどんどん鈍っていくんですよね。
頑張ってその感情のバランスを取っていかないと、どんどん論理とかロジックとか非人間的な方に人ってぶれていくんですよ。
男性だったら分かってもらえると思うんですよ。
仕事をしている中で、なんか自分の人間性が失われていくなって気がした人いると思うんですよ。
これ僕だけじゃないと思うんですよね。
そうしないと仕事が回らない。自分たちの提案がクライアントに通らない。
もしくは社内で自分たちの意見が通らない。
寝回しできないっていうことってどうしても起こると思うんですよ。
本省の中で書いているのは、こういったビジネスリーダーとかエグゼクティブたちを集めて、FMRIっていう脳のスキャンを取ったんですって。
思いやりを持てない状態
そしたら、やっぱりこういったビジネスリーダーと言われる人たちは、共感性が低いっていうことが分かったんですよ。
やっぱり思いやりだけでは仕事が回らないんですよね。誰かをクビにするっていうこともあるわけですよね。
そういった非常な決断を繰り返すうちに、どんどん共感性が下がっていくっていうことなんです。
いいか悪いかって話じゃなくて、そういった現象がもう起こってるんだって。
僕たちにはそれが起こってるんだってことなんですよ。
会社の社長をやられてる人とか、立場上の人とかっていうのは、こういう傾向が多分大きいんじゃないかなって思うんですよ。
僕に夫婦関係の相談をしてくださってる方の中にも、会社の代表をやられてる方とか、大きな立場にいる方とか、大きな仕事を一人で回してる方っていうのが何人もいらっしゃいました。
皆さん、すごい根はいい人なんですよ。僕大好きだったんですけど、すごい根はいい人なんですよ。
たぶんですよ。たぶん仕事の中で、強い決断を迫られることってきっとあったと思うんです。何度も何度もね。
それを繰り返していくうちに脳がそっち寄りになっていくんだと思うんですよ。
するとエモーションの方の反応というのが難しくなっていくんじゃないかなって思うんですよね。
ちょっと話ずれるんですけど、僕がその少女がクビになったときに、僕の近く、土曜日だったかな、確か。
土曜日の夕方に上司に呼ばれたんですよ。僕が住んでるアパートの近くの居酒屋に呼ばれたんですよね。
たぶんこれはクビの話なんだろうなと思ってはいたんですけど、居酒屋に行って、
彼女はクビで会ったような話をされて、密室までに荷物のまとめで出ていくようにみたいな話をされたんですね。
僕は会社を辞めて数ヶ月して、同僚の人と会う機会があったんですよ。
今、僕の上司がどうしてますかって話を聞いたんですね。
そしたらだいぶクビにしたことを悔やっているわけじゃないんでしょうけど、気に合ってたみたいで、
クビにしたこと自体間違ってないと思うし、たぶん彼自身もそう思ってたと思うんですけど、
僕に対する感情的な処理、クビにしたっていうことに対する自分の感情の処理がうまくできなかったようなんですよね。
たぶん論理と感情のバランスが崩れちゃったんでしょうね。
ちょっと何かおかしくなってるみたいな話をしてて、だいぶ精神的にやられちゃったみたいですね。
そういうことがあったんですよ。
お金少なかれ、いろんな人が、特に男性が仕事を通していろんな決断をしていく中で、
浪人性を重視して許可性が下がっていくって現象がたぶん起こってるなと思います。
それと同時にもう一個あって、自分に対しても思いやりを持てないっていう現象が発生してるんですよ。
これすっごいわかるんですよ。
たぶん僕だけじゃないと思う。
他の人でも話聞いててありました、こういうのって。
自分に対する思いやりってすごいわかりづらい話だと思うんですけど、
仕事がすごい大変で忙しくて、なかなか結果が出ない。
だけど苦しんで何度か頑張ってるっていう自分に対して、
頑張ってるね、やってるね、頑張ってるよ、きっとこれ結果が出ると思うよっていうふうに自分に対して声かけをしたりとか、
もしくは何か大きな失敗をしてしまった時とか、
僕だったらクビになった時とかですよね。
2回僕クビになってるんですけど、仕事合わなかったんですよ、会社の。
そういう時に、お前が人間的にクズだってわけじゃないんだよって。
ダメな人間だってわけじゃないんだよって。
場所が合ってなかっただけなんだよって。
確かに頑張れなかったところってたくさんあったと思うけど、
人に合う場所、合わない場所ってあるから、自分に合う場所で輝けばいいんだよって頑張ればいいんだよっていうふうに、
自分に対して声かけをしたりとかっていうのって難しいじゃないですか。
僕だってやったことないですよ、そういうことを。
こないだのコンパッションフォーカステラピーのワークショップ以外では。
なぜかというと情けないと思っちゃうんですよね。
そういう自分に対して思いやりを向けるってことが。
言い訳をしてるとか、ダメな自分を肯定しようとしてるとか、成長できないとか。
そういうふうに自分をがんじがらめにしてしまって、自分のことを自分で苦しめてるんですよね、多くの男性って。
そこに気がついてないんですよ、みんな。
僕も気がついてなかったんですけど、自分で自分を苦しめてる。
自分に対して思いやりを持ててないという現象が発生してる。
じゃあどうすればいいのかっていう話なんですけども、その解がセルフコンパッションなんですね。
セルフコンパッション、何なのかっていうと、コンパッションについて何度か話し合わせてきたんですけど、
直訳すると思いやりって言葉になるんですが、
僕が教えていただいた、ある方が教えていただいたのは、思いやりって言うと全て含まれてなくて、
道で転んでしまって泣いている子供がいたとしますと。
その子供を見かけたときに、助けてあげたいって思うじゃないですか。
大丈夫?血出たけど大丈夫?みたいなね。
セルフコンパッションについて
気にかける。傷ついている子供を見かけて、思わず助けたくなる気持ち。
それがコンパッションって呼ばれてるんですって、僕が教えてもらったんですけど、
なるほどなって思ったんですよ。
単なる思いやりって言うと、すごく浅いんですけど、そうじゃなくて、
何とかしたい、助けてあげたい、ケアしたいっていう風な、
心からブワッと出てくるような感情、ブワッと出てくる優しい気持ちをコンパッションって呼ぶんですよ。
それを自分に向けるのがセルフコンパッションなんですね。
セルフコンパッションは3つのフローがあると書かれてまして、
1つが自分へのコンパッション、2つ目が他者へのコンパッション、3つ目が他者からのコンパッション。
よくわかんないなって思うかもしれないんですけど、確かわかりづらいと思う。
ちゃんと説明すると、1つ目の自分へのコンパッションっていうのは、
さっき僕が言ってた、自分に対する思いやりですね。自分に対する思いやり。
2つ目の他者へのコンパッションっていうのは、自分以外の誰かに対する思いやり。
道で転んでる子供に対して、大丈夫、ちょっと大丈夫っていう風に助けようとすること。
誰かに対するコンパッション。
最後、他者からのコンパッションというのは、他の人から思いやりを受け取る。
そのコンパッションを与えられて、それを受け取るっていうことですね。
他者からの思いやりを受け取るっていうこと。これが3つのフロー、流れがあるというふうに言われています。
なんで3つあるのかというと、どれも実は人の脳の同じ部位が反応するんですよ。
どういうことかというと、自分が自分に対して思いやりを当てるとき、
頑張ってるよ、大丈夫だよ、お前はクズなんかじゃないよ、居場所が違っただけなんだというふうに、
自分に対して思いやりを当てるときに脳の中で反応する場所っていうのは、
他者に対してコンパッションを受けるとき、誰かを助けようとするときに反応する脳の部位と同じなんですって。
もしくは他者から思いやりを受け取ったときに反応する場所と同じなんですよ。
受け取るって意味では、自分が自分に与える、他者から自分、他者からもらう、受け取るっていうことが同じですけど、
誰かに思いやりを与えるときの脳の反応と、
誰かからもしくは自分からコンパッション、思いやりを受け取るときの脳の反応が同じなんですよ。
受け取る、与えるっていうときに反応する部位が同じなんですよ。
何でかっていうと、脳は自分と他者の存在をあまり区別していないっていうふうに言われてるんですね。
何か頭悪いじゃんと思うかもしれないんだけど、何かそういうふうにできてるんですって。
自分と他者の存在を区別してないんですよ。
だからどれか一つを、このコンパッションのワーク、どれか一つをやると、
他のフローもできるようになるんですよ。成長していくんですよ。
例えば、自分に対するコンパッションをやると、
自分が自分に対する思いやりを与えるというコンパッションのワークをやり続けていくと、
他者に対するコンパッションもやりやすくなるんですよ。
他者に対する思いやりもやりやすくなるんですよ。
ということは、自分が自分に対して思いやりを持てるようになると、他者に対して思いやりを持ちやすくなる。
つまり、妻に対しても思いやりを持ちやすくなるんですよ。
自分で自分に思いやりを与えることによって。
コンパッションとオキシトシン
これがなぜ反応が発生するのか、なぜ思いやりというのが、
自分に対して思いやりを与えることが、妻に対して思いやりを与えやすくなるのかというと、
このコンパッションを受け取り与えるということをしたときに、
オキシトシンというホルモンが分泌されるんですよ。
オキシトシン、今まで何度も話をしてきましたけど、別名、幸せホルモンと呼ばれていて、
幸せって、嬉しいと楽しい、嬉しいと楽しいと違うか、
すごい包まれるような幸福感、幸福感に包まれるような、
すごい幸せの充足感に包まれていく、そういった感覚ですね。
これを感じやすくなる。
分かりやすく言うと、生まれたばっかりの赤ん坊を抱いているときに感じる感情ですね。
胸がキュンってしますよね。胸がキュンってすると思うんですよ。
かわいいって、なんでこんなにかわいいのって、世界で一番かわいいと思うじゃないですか。
この病院の中の赤ん坊の中でこの子が一番かわいいって、
他の子なんかかわいそうなくらいこの子かわいいって思うと思うんですよ。
僕はよく思っていたんですけど、それがオキシトシンなんですよ。
幸せを感じやすくなる。
オキシトシンってすごい効果があって、
オクソ大学の研究の事例が本書に書かれていて、
うつ病の患者にセロトニンが含まれた抗うつ薬を飲ませたんですね。
うつ病の人って薬としてセロトニンを与えられるんですよね。
気持ちがすっきりするんで。
だけど、セロトニンの薬を与えた患者のうちの3分の1の患者しか効果がなかったんですって。
この3分の1は何かというと、セロトニンだけじゃなくてオキシトシン濃度も高まっていたんですって。
つまり、うつ病から回復するにはセロトニンだけじゃなくてオキシトシンもあげる必要があったっていうことなんですよ。
そして、このセルフコンパッションのワークというのはオキシトシンを充実させることができるんですね。
自分が自分に対して思いやりを与える。
そういう時にオキシトシンが分泌されて幸せを感じる。
他者に対してコンパッションを与える時にも幸せを感じるということが起こるんですよ。
夫婦がお互いに親密な絆を作り上げるためには、僕はオキシトシンの分泌が不可欠だと思ってるんですね。
ということは、このセルフコンパッションのワークを夫婦でやるっていうのは、
オキシトシンをお互いに分泌させ合うことになるので、すごい効果があるはずだと思うんですよ。
同時に、そもそもの目的として妻に対して思いやりを持てないと。
いつも妻が言われている、なんであんなに思いやりがないの?なんでそんなに分からないの?
なんでそんなに気がつかないわけ?みたいな風に言われている人でも、
このセルフコンパッションを何度も繰り返すことによって、
自分に対して思いやりを与えることをワークとしてやる中で、他者に対して思いやりを持てるようになっていくんですよ。
妻に対して思いやりを育てることができる。
共感性って生まれつきだよねとか言われたりもしますけど、そんなことじゃなくて、
この訓練なんですよ。訓練によって他者に対して思いやりって身につけることができるんですよ。
その裏にはセルフコンパッションによって分泌されているオキシトシンの効果があるんじゃないかなと思うんです。
具体的にセルフコンパッションって何?どうやってやるの?って話なんですけど、
詳しくは本書をぜひ読んでいただきたいんですが、簡単に6つほどあるんですね。
簡単じゃないんですけどね。6つあるうち全部は簡単じゃないんですけど、
簡単なものからいくと、一つは腹式呼吸ですね。
これは座禅とかマインドフルニスとかやっているものと同じです。腹式呼吸。
胸から息を吸って、お腹の中の空気をすべて出してペチャンコにするように口から息を吐いていく。腹式呼吸。
二つ目がマインドフルニス。自分の頭の中にポンポンと浮かぶ意識。
これをただ観察する。そこにとらわれない。瞑想ですね。
これはよく出てくる話なんで、やりやすいと思うんですよ。
僕も最近腹式呼吸をすごい意識していて、歩きながらとか、電車の中とか、電車を待っているときとか、
仕事中、デスクでとか、大概腹式呼吸をしているんです。気持ちを落ち着かせようと思って。
最近、隣の人、アツさん、鼻から息を吸ってばかり言うねみたいな。
口からすごい息を出しているねみたいな。
妻への思いやりを育てる
そういうふうに思われているかもしれないけど、だけどこれすごい効果があるのでおすすめです。
さりげなく日常生活に取り入れやすいなと思うんですよね。
セレフコンパッションの三つ目は、心地よい場所をイメージしてそこに入るっていうのがあるんですよ。
これが僕以前のワークショップでやったんですけど、なかなか難しくて、3回、4回ぐらいやらないと入りづらかったんですよね。
これ何かというと、腹式呼吸をして気持ちを落ち着かせた後に、自分が幸せを感じられる場所をイメージするんですね。
何でもいいんですけど、そこに入っていって、そこにいるっていう状態をイメージするんですよ。
そこに自分がいて、そこの温度を感じて、風を感じて、そこにいる人の体温や雰囲気を感じる。
まさにそこにいる、そこに入るっていう状態にするんですね。
これ結構難しかったんですけど、できるようになると気持ち落ち着きやすくなるんだろうなってすごい思いました。
四つ目は、思い入れを受ける、与えるっていうワークで、これが僕やったんですよ。
これやったら涙止まらなくなっちゃったんですけど、以前の放送で話をしたんですけど。
自分がすごい大切にしているものに自分がなりきって、二人一組にやったんですけど、
それで自分が大切にしているもの、僕の場合、妻と一緒に撮った写真だったんですけど、
その写真から写真が僕自身に対して与えている思いやり、癒しとかそういったものを言葉にして伝えていくんですよね。
これすごい強烈だったんですよ。すごいパワフルで。
多分、それのおかげで大きい人生が分泌されて、生まれ変わったようなすっきりした気持ちになったんですよ。
五つ目は慈悲の手紙っていうので、自分にあてて慈悲の手紙を書くってことですね。
あなたが頑張っているよね、大変なこともいろんなことあると思うけど、
あなたは頑張っているからきっとうまくいくよとか、何もかもうまくいかないことがあったとしても、
あなたがダメってわけじゃないのっていうふうに自分に対して慈悲の手紙を書くっていうもの。
六つ目はコンパショナリティコーチっていうので、これすごい難しいんですよ。
多分キリスト教徒の人たちにとってやりやすいのかもしれないですけど、
慈悲的な指導者を想像するっていうんですよ、自分にとってね。
神様的なあれでも何でもいいらしいんですけど、これちょっとよくわからなかったです。
これ難しいなと思いました。
そんな感じで、いくつかの方法があるんですよ。
僕も詳しく知らないですけど、この本書を読むとこういったことが書かれていて、もっと詳しく知っている方はぜひ読んでください。
僕のこの話だけではうまく伝えきれないと思うので、
この本書を読むときに何か思い出があったら教えてください。
この本書を読むときに何か思い出があったら教えてください。
この本書を読むときに何か思い出があったら教えてください。
この本書を読むときに何か思い出があったら教えてください。
この本書を読むときに何か思い出があったら教えてください。
この本書を読むときに何か思い出があったら教えてください。
他者への思いやり
この本書を読むときに何か思い出があったら教えてください。
この本書を読むときに何か思い出があったら教えてください。
ということでまとめるとですね、他者に対して思いやりを与えられないという人は、
まずは自分に対して思いやりを与えてみようということなんですよ。
あなたはすごい頑張っているよね。
辛いことも大変なこともたくさんあるけど、
大丈夫だよって、きっとうまくいくよっていうふうに自分に対して思いやりを与える。
それを繰り返していくにつれて思いやりを受け取る、与えるということを同時にすることができますから、
その中で脳が自分へのコンパッションと他者のコンパッションを同じように考えるので、
他者に対する思いやりを向けたときと同じ脳の部位が反応して、それがやりやすくなる。
他者に対して思いやりを与えやすくなる。
妻に対して思いやりを与えやすくなる。
すると妻に対する共感性が上がっていくという話ですね。
ポッドキャストコラボ
この間ですね、カディシア研究家のミキさんという方とポッドキャストコラボしていただいて、
僕のポッドキャストに出ていただいたんですけど、
今度は逆に僕がミキさんのポッドキャスト、家族をアンラウンするというポッドキャストに出演させていただくってことになって、
この間収録したんですよ。
いつ配信するかはまだわからないんですけど、すっごい楽しかったんですよ。
これが予想以上に楽しくて、話が家族の話とか夫婦の話とかをするので、絶対楽しいだろうなと思ってたんですけど、
目に出している方向性って結構似てるなと思ったので、だけど予想以上に楽しかったんですよ。
家族をアンラウンするに指定されているミキさんとチーさんというお二方がいらっしゃるんですけど、
お二人とも家族というものに対して、夫婦というものに対してすごい思い入れがあったりとか考えていることがあったりするんですよね。
僕は今まで何十人も方と夫婦関係の相談を受けてきたりとか、
その中で世の中のいろんな事例を自分が吸収することができたんですよね。
その上で、コンパーションとかアサーションとかいろんな夫婦関係の書籍を読む中で、
ガッチャンコして、こういうふうにするとうまくいくのかもしれないなとか、
これはこういうことなのかもしれないなということが何となく見えてきたんですよ。
そういった話をポッドキャストで一緒にさせていただいたんですけど、楽しかったんですよ。
夫婦の話をできる人ってなかなかいないんですよね。
夫婦関係について話をしたいと思っても話せる人ってほとんどいないので、
すごい貴重な時間をいただけたなって思ってます。
なんだろう、すごい幸せな時間だったんですよね。
自分が興味のあることに対して話し合える人がいるっていうのが、
すごい嬉しくて楽しくて、時間を忘れて話しちゃいました。
これいつ配信するかわかったら、またポッドキャストかノートの方でお知らせしますので、
ぜひ聞いていただけると嬉しいなと思ってます。
ということで、今回も最後までありがとうございました。
あつの夫婦関係アカラジオは毎週月曜木曜朝5時配信です。
最後にお知らせが3つあります。
1つは番組のフォローをぜひよろしくお願いします。
2つ目は、夫婦関係研究のサポートを募集しております。
いただいたサポートは、このポッドキャストの運営費用であったり、取材費用であったり、
専門セミナー所得の購入費用であったり、夫婦関係の研究のために使わせていただきます。
月に1回、だいたい月末なんですけど、その月何をしたかっていうのを活動報告書として送らせていただいています。
ノートの記事で送っています。
そのときに僕は感じたパーソナルな話とか、僕の感情面における変化とか、
そういったことも書いたりしてますので、ちょっと応援してもいいなと。
一緒に夫婦に悩む人を減らしたいと思う方は、ぜひこちらよろしくお願いします。
概要欄にリンクを貼っておきます。
最後は番組のお便りを募集しております。
こんな話は聞きたいとか、これが良かったとか、自分の場合こういうことに困ったとか、
ぜひお送りください。
夫婦関係のズームの相談は今は一旦ストップしているんですけど、
テキストでいただいたお悩み相談にお答えしますので、
自分の夫婦関係のご相談とかお悩み相談もこちらにぜひお送りください。
概要欄にリンクを貼っておきます。
ということで、また次回お会いしましょう。さようなら。
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