関係改善への第一歩
こんにちは、夫婦関係学ラジオパーソナリティーのアツです。このポッドキャストでは、様々な夫婦の葛藤をサバイブするタイムのナレッジをお伝えしていきます。
今回は、妻との関係改善の第一歩、言い訳をしないについて詳しくお話をしていこうと思います。
その前にですね、4月11日に僕の2冊目の本、男性のタイムの夫婦関係学パート2の出版イベントを行います。
概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひご参加ください。
ということで、妻との関係改善の第一歩、言い訳をしない、これなんですけど、前回の放送で、妻との関係を改善できる人が持つ5つのマインドセットについてお話をしました。
今回は、第1のマインドセットであった言い訳をしない、これについて詳しく話をしようと思うんですね。
なぜこれ大事なのかというと、夫婦関係を改善しようと思った時って、つい相手が悪いとか、こっちだと大変なのにという思いが結構邪魔をすることがあるんですよね。
とはいえ、そういうふうに感じてしまうというのは当然のことであって、それは逃れられないんですけど、ここを打ち破ることができる男性は関係性を改善できます。
どうやってすればいいのか、詳しく話をしていきます。
言い訳をしない、これ2つに分解できるんですけど、1つが自分の行動を情緒的に分析するということ。
2つ目は、妻の一時感情を受け止める強さを持っているということですね。
詳しく話をしていきますね。
どういうことかというと、自分の言動を情緒的に分析できるというのはどういうことかというと、
夫婦関係が悪化して、夫婦喧嘩になったときって、ついに論理的な喧嘩になることが結構多くて、
女性側は感情的になって、あなたは結局こうなのよ、あなたはいつもそうなのよ、
もう近寄らないで、触れないで、触らないでというふうに感情的な言葉を発することが多いんですけど、
それを受けて、僕ら男性側は、いやいや、いつもじゃないだろうとか、あのときは違かったぞとか、
いや俺はあのときこれをやったぞとかっていうふうに、論理的な話をして、ロジカルに妻を詰めていくというケースが結構多いんですよね。
それによって妻は何も言えなくなってしまったり、やっぱりこの人何も分かってくれない、
感情的に受け止めてくれないのよというふうに、諦めてしまいがちになったりとかします。
こうやってロジカルに詰めていくというのがまず握手なんですけど、こういった論理的思考をストップするということですね。
その上で自分の言動が妻にどういった影響を与えていたのか、感情面で分析をしていくということです。
ついに僕らは論理的に分析をしてしまって、いやあのときは俺はこういうことをやったぞとか、
あのときはお前はそう言わなかったとか、今更言われても困るとか、どうしてもロジカルに考えちゃうんですね。
これって仕事でそういった思考を使っているので、どうしてもそうなっちゃうんですよ。
あと男性と女性は、この左脳と右脳をつなぐ能量というのがあるんですけど、この太さが女性の中が太いらしいんですよね。
なので、こう能力的思考と感情的な部分を行き来することができて、
なのですごく話すのも上手だったりするんですけど、男性はこの能力が細いらしいんですよ。
なのでどっちかに思考が寄っちゃうと、完全にロジカル思考100%みたいな感じにどうしてもなっちゃうんですよ。
深く深く物事を考えるときに、論理的な思考で深く潜っていって解決策を見つけていくというのは結構得意じゃないですか、僕ら男性って。
一方で何か落ち込んだときとか、しんどいなというときって、そればっかりの思考になっちゃいますよね。
そっちの苦しみの海に溺れていくっていう、これも右脳差のどっちかに寄り過ぎちゃうという僕らの特性なんですけど、
こういったのを理解した上で、論理的に妻をつぶれてはやめると。
その上で情緒的な面に目を向けていくということですね。
これをするときに参考になるのが、自分の言動が妻にどういった影響を与えているのかを知るときに、
自分で自分のことを直接見てしまうと、いろんな言い訳が出てくると思うんですよ。
いやいや、俺あのときこうやってたしみたいな話がどうしても出てくるんだけど、
ちょっと考え方を変えてもらいたくて、自分で自分を見るんじゃなくて、
間に妻をかませて、妻に見えている自分を見るっていう感じなんですよ。
この感覚が分かりますかね。
自分のことを自分で判断する。
自分の姿とか自分の言動が妻にどういった影響を与えているのかを、
自分の視点で見るんじゃなくて、妻の視点で見てみるって感じなんですよ。
自分の姿を妻という鏡を通して見てみるみたいな感じですね。
そうやって見てみると、自分が過去に言った言動、
例えば妻の子供がインフルエンザで苦しんでいるときに、
早く帰ってきてって言われたけど、仕事で無理だよと。
本当は帰ることはできたんだけど帰らなかったとか。
っていうときに自分の視点で自分を見ると、
あの会議はなかなか抜けられないし、抜けんの大変だし、
仕事忙しいしとか、結果出ないしとか、稼がなきゃ意味ないしとか、
自分で自分を見るとそういった言葉が出てくるんだけど、
妻という存在をかませて自分の姿を見てみると、
妻と子供たちがすごく辛い思いをしているときに、
それを放置しているひどい夫みたいな姿が見えてくるわけですよね。
こうやって自分で自分を見るんじゃなくて、
妻という存在をかませて自分の言動をチェックする、認識するっていうのが、
自分の言動を情緒的に分析するときに役立ってきます。
妻の感情を受け止める力
客観的に見るというか、妻視点で自分を見てみるという感じですね。
2つ目が、妻の一時感情を受け止める強さを持っているということなんですけど、
一時感情って何かというと、
夫婦喧嘩になったときに怒ったりとか黙ったりとかしちゃうんだけど、
そういった怒りの感情とか沈黙っていうのは、
その人が持っている感情の氷山の上の部分だけなんですよね。
本当はその下に悲しかった、寂しかった、恥ずかしかった、情けなかった、
惨めだったといった本来持っている柔らかな気持ちがそこにあるんですね。
これにアクセスしていくことはすごく重要なんですけど、
こういった一時感情、悲しさ、寂しさ、虚しさ、惨めさ、恥ずかしさ、
妻が感じているこういった一時感情の原因は夫にもあるわけですよ。
僕らにもあるわけですよ。
この自分が妻を傷つけたっていう事実を受け止める強さが必要になってくるんですね。
この強さを持っていないと、
いやいやいや、俺のせいじゃないし、弱いのが悪いんじゃん、みたいな風に思ってしまったりとか、
そういう風に感じるのっておかしいよね、とかっていう風に自分の意見を押し付けたりとか、
妻の感情を否定したりとかっていうことになりがちなんですよ。
強さを持っていないと。
なのでこういった妻の一時感情を受け止める強さを持つっていうのがすごく重要になってきます。
あと責められているっていう被害者意識を持たないっていうことですよね。
妻がぽろっと、あの時悲しかったんだよね、寂しかったんだよね、恥ずかしかったんだよね、
情けなかったんだよね、みじみだったんだよねっていう風に話をした時に、
なんか俺責められてる、みたいなね。
俺だって、みたいな気持ちになって被害者意識は持ちやすいんだけど、
それを持たないってことですね。どうやって持たないのか。
どうやったらそれを手放すことができるのかっていうと、これも2つありまして、
これがうまくできている人は自分に自信があります。
もう2つ目は自分の気持ちを誰かに受け止めてもらえている、そういった場所があるってことですね。
この2つがあると被害者意識が持たない、俺だってっていう感覚は持たなくなります。
これにもうちょっと詳しく言うと、夫婦関係を改善できる男性っていうのは、
僕が関わってる会議で結構多いのは、大企業のお偉いさん、
お偉いさんというかなんだろうな、一人で大きな責任を持って仕事をしている方ですね。
一人、自分が持っている仕事の裁量が大きくて、経営者感覚、経営者マインドで仕事をされている男性っていうのは、
夫婦関係を改善しやすい。彼らは過去の体験から自分に自信があるんですよ。
いろんな困難を乗り越えてきたっていう自信があるので、自分にはできるはずだと。
この妻との関係改善という荒れ狂う後悔、この荒れ狂ってる海を渡り切ることが自分にはできるっていう、
空元気というか根拠のない自信というかがあるんですよ。
結構その根拠のない自信が物事をブレークスルーするみたいなのを言うじゃないですか、仕事とかでも。
それに近いというか、多分それなんですよね。根拠のない自信があるんですよ。
根拠はないんだけど、過去の体験から自信を培っているということですね。
これを持っていると責められているという感じにくかったりとかします。
今そういうのないんだよっていう方もいらっしゃると思うんですけど、
そういった場合はもう2つ目の方法を使うとうまくいきやすいです。
それは自分の気持ち、これは夫側の一時感情ですね。
妻から責められているように感じる、つらいとか。
妻から無視されていてつらいとか。
妻が怒られ続けていて自分の意見も言えなくて反応しようがなくて、
反応したら余計妻がヒートアップして何も言えないこの状況、つらいとか。
責めたいという気持ちも出てくるとか。
そうは言ってもこんなひどい周知しなくてもいいじゃないかという一時感情ですよね。
こういった気持ちを誰かに受け止めてもらえているという体験があると
被害者意識から抜け出しやすくなるんですよ。
夫婦関係、夫婦喧嘩がなかなか直らない、関係改善できない原因の1つは、
自分の一時感情を受け止めてもらう場所がない、
受け止めてもらえる人がいないということが大きな原因じゃないのかなと思うんですよね。
どうしても思うんじゃないですか。
なんでこんなに責められなくちゃいけないんだとか、
なんでこんなに俺はひどい状況に立っているんだとか、やっぱ思うんですよ。
思うし、そういった気持ちを感じること自体は僕は悪くないと思うんですよ。
手放すこととその感情が存在、その感情を認めることは別だと思うんですよ。
手放すことは必要なんだけど、認めることがまず必要になってくるんで、
その感情を持っていること自体、あること自体は何も、僕は悪いことじゃないと思うんですよね。
だけどそれを誰かに受け止めてもらわないと
いつまで経ってもくすぶり続けるんですよ。
グルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグ
自分の気持ちを受け止める
グルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグ・ネーガティブな考えが
頭の中をまわって、どうにもこうにも悪い手ばかり打ちちゃうんですよ。
問題なのは、こういった自分の気持ちというのは
本来だったら妻夫婦間で受け止め合うものじゃないですか だけどそれがもうできない状況になっちゃったようですよね
なので
自分自身夫自身の一時感情を妻は受け止められないから
誰にも受け止めてもらえないみたいな感じになっちゃうんですよ
友達も少ない会社で自分のそういった
センシティビでナイフな気持ちを共有できる人もいない
っていう状況だともうどん詰まったような気持ちになるわけですよね
あとカウンセリングっていうこともあんまり一般的じゃないので日本だと
じゃあちょっとカウンセリング行ってみようみたいな
よしみたいな感じにならないじゃないですか
周りに相談できる友達もいない
カウンセリングっていうこともなかなか頭に浮かばない
どこに誰に相談していいかもわからないみたいな
ああもうどうしようみたいになって別居だ
離婚だお前が悪いみたいなふうになりやすくなってくるんで
なのでこの自分の気持ちは誰かに受け止めてもらえる
これは僕みたいな相談業務をやっている人でもいいし
親でカウンセラーでもいいし自分の親友でもいいし兄弟でもいいし
会社で仲のいい友達とか同僚とかでもいいし
誰かに話してみると意外に聞いてもらいたいするんですよこういう話で
なんかどうせ聞いてもらえないしとか話せる人いないしとかって思っちゃうんだけど
意外と聞いてもらえたりするんで聞いてもらえなかったら
さよならって言ってもう話さなきゃいいんですよ
ではい次って言って別の人に相談すればいいんですよ
難しいことじゃないんですこの自分の気持ちを誰かに受け止めてもらえる
受け止めてもらう場所を探すっていうこと自体は
でこの自分の気持ちを誰かに受け止めてもらうっていうのですごく大事で
この誰かっていうのが異性になっちゃうと不倫に繋がったりするんですよ
女性側が夫側夫が妻をケアしないって妻が不倫するってケース結構多いんですけど
この原因は妻が抱えている一時感情を夫が受け止めないっていうことが
結構大きな原因だったりとかします
昔話をした情緒的危機感とかも絡んできたりとかもします
セルフコンパッションの重要性
っていうことでじゃあどうすればいいのかですね
妻との関係改善第一歩言い訳をしないくなるためにはどうすればいいのか
3つ自信をつける自分の気持ちは他者に受け止めてもらう
で最後の3つ目これ一番大事なんですけど
自分の気持ちを自分で受け止めるっていうことですね
どういうことかっていうと誰かに受け止めてもらうことはすごく大事なんですけど
その誰かが常にそばにいるわけじゃないじゃないですか
自分の親友とかカウンセラーとかがすぐそばに24時間いるわけじゃないので
自分の気持ちを自分で受け止める必要が出てくるんですよ
これは突き放すような話じゃなくて自分で自分に思い入れを向けてみるっていうことなんですね
そういうふうに感じてしまうのも当然だよねいや辛くなるよねって
だけどその辛いな嫌だなーで誰にも言えないなーっていうことによって
余計こう妻に当たってしまったりとかそういうネガティブなループがぐるぐるいつも回っちゃうよね
それをそこから抜け出すためにはどうしたらいいんだろう
じゃあ思い切って誰かに相談してみようかとかあの人に話を聞いてみようかとか
あとは勇気を持って妻に話をしてみようかとか妻の一時感情
悲しさ寂しさ虚しさ情けなさみじめさ
そういった妻の感情をきちんと受け止めてみようか
受け止めてみる強さはあなたにはあるんじゃないのかなっていうふうに
自分に思い入れを向けて向けていくっていうことですね
これすごい大事で妻との関係改善できた方の多くは
このセルフコンパッションって言うんですけど自分で自分で自分に思い入れを向けるって声ができて
できてます僕もこれ学んでいて東京生徒大学大学院の準教授石村いこう先生から僕は学んでるんですけど
コンパッションコンパッションマインドコンパッショナイトマインドトレーニングっていうのがあって
それを僕は学んでからはだいぶ夫婦関係僕自身も向き合いやすくなったし
あとコンパッションフォーカーセラピーっていう心理療法も今学んでるんですけどこれを使うと
えっと夫婦関係悩んでる方の関係改善のスピードがすごく早くなるなーって感じています
そういう感じですねえっと今回の話をまとめますと妻との関係改善の第一歩を言い訳をしない
そのためにできることとしては自分自身をつける自分の気持ちを他者に受け止めてもらう
自分の気持ちを自分で受け止めるセルフコンパッションですね
はいってことで少しでも参考になれば幸いです
もし分からないことがあればコメント欄などにぜひ教えてください
はいこの放送がいいなと思った方は番組のフォローいつもしようかデビューをぜひお願いします
また今回の放送のご感想はハッシュタグ夫婦関係学ラジオをつけて
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