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  2. #375 なぜ妻は話が長いのか?..
2022-05-02 21:34

#375 なぜ妻は話が長いのか?/目的脳と共感脳

【「知っておくべき産後の妻のこと」シリーズ】

なぜ、妻の話は長いのか?

なぜ、妻は「夫が話を全然聞いてくれない」と言うのか?

男女脳の違いを目的脳と共感脳に分けて説明します。

今日も東野産婦人科院長「知っておくべき産後の妻のこと」を元にお話しします。


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なんで妻の話は長いのか、なんで妻は夫に対して話を聞いてくれない、あなたはいつも話を聞いてくれないというのかということについて、今日は話していこうと思うんですが、
これは男女の脳のシステムの違いを理解することによって、妻との関係を改善していこうということで、今日話をしていこうと思っています。
今日も、東の産婦人間印象を書かれた、「知っておくべき産後の妻のこと」という本をもとに話をしていこうと思います。
今日話するのは2つありまして、一つは男女の脳の違いですね。もう一つは目的脳と共感脳ということで、男女脳の違いの中の大きな違いの一つである目的脳、共感脳と呼ばれるものについて話をしていこうと思います。
これはですね、男女脳とか男女脳差ということに関しては、最近はその違いがないみたいなことを言っている話もいるんですけど、僕が読んだ本の中では、男はこう、女はこうと明確に分けられているわけじゃないよっていう感じらしいんですよ。
ただその傾向として、男の脳はこういう傾向がある、女の脳はこういう傾向があるという傾向があって、傾向があるということは、男の脳ってこういうふうな人が多いよねとか、女性の脳はこういう人が多いよねってことは言えるっていうことだなって僕は思っているんですね。
なので男女脳に違いがない、だからそんなことを知る必要がないみたいなのはちょっと極端すぎるなぁと思って、あくまでもそういった傾向があるということを理解した上で妻との会話に注意をすると、夫婦関係改善に役立っていることができるなぁって僕は思っています。
まずはですね、男女の脳の違いについて本書の中で書かれていますのは、夜泣きに男の脳は気づきにくいということが書かれているんですね。これはちょっと後で話をするんですけど、僕はちょっと違うなぁと思うところがあるのでまたこの後話はしますが、本書の中で紹介されているのある実験、イタリアで行われた実験がありまして、男女各9名にノイズ音で子供の鳴き声を聞いてもらって、
脳がどう反応するかということを調べたんですね。 その結果、女性というのはノイズ音よりも子供の鳴き声に脳が強く反応しているということがわかったと。
一方で男性はノイズ音と子供の鳴き声の反応の差が大してなかったってことがわかったんですね。
要は女性の方がノイズ音よりも子供の鳴き声に脳が強く反応したと言っているということは、本書の中で書いているのは男性よりも女性の方が夜泣きにそもそも気づきやすい脳だったということが書かれているんですが、
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パパは脳研究者という本があるんですね。池川雄二さんという脳研究者の方が書いた本があって、この中ではちょっと違った実験、実験というか違った論文の紹介がされているんですね。
僕はこれが面白いなと思っていて、この中ではお母さんには子供の鳴き声の意味がわかるということが書かれています。
女性というのは赤ちゃんの鳴き声を聞くことによって、おっぱいが欲しいのか、それともおむつを変えて欲しいのか、やや眠いのかということがわかると言うんですね。
その鳴き声がどんな感じかによってその赤ちゃんが求めているものがわかるということが、パパは脳研究者という本の中で書かれている。
だけど、ある学術論文によると、男性も女性と同じくらい聞き分ける能力があると、赤ちゃんの鳴き声からおっぱいが欲しいのか、おむつを変えて欲しいのか、眠いのかということを聞き分ける能力があると書かれていたと言います。
それはどんな場合なのかというと、子育てによく参加して子供と接触する時間も十分にとっている父親のみが母親と差がなかったということが書かれていたんですね。
僕は、この知っておくべき産後妻の子の中で書かれているイタリアの実験では、男性の脳の方が子供の鳴き声に脳が反応しないところが書かれているんですが、
僕は自分の実体験からも思うんですけど、子供の育児に深く関わっている男性の方が気づきやすいんじゃないかなって僕は思うんですよ。
というのも、妻と僕だと、僕の方が産男の夜泣きに気がつくんですよね。
今はね、もう4歳になるんで重くなったんで夜泣きはないんですけど、1歳、2歳とか3歳になったあたりとかまで夜中に泣いたりとかすることが結構あったんですけど、
それに気がつくのはどっちが早いかというと僕の方だったんですよね。妻は気がつくときもあるし、寝てるときもあるしで、
僕はすぐに気がついて目が覚めちゃうんですよ。呼んでるって思うんですよね。呼ばれてるって思ってすぐ起きちゃうんですよ。
何が欲しいのかとか何をして欲しいのかっていうのも、双子の時は僕、分かんなかった。多分妻の方が分かってたと思います。
上の子たち、長男次男の双子の時は多分妻の方が僕より分かっていた。子供が欲しがっているものとか。
だけど三男の場合は多分僕の方が分かると思うんですよね。今は結構大人になった時はしっかり喋るんだけど、喋る前とかで何が欲しがっているのか何をして欲しいのかとか、
今もありますけど、ぐずったりするじゃないですか。1歳、2歳、3歳とかぐらいまでって。そういう時に何をして欲しいのかとか、寝たいのかなとか、お腹空いてるのかなとか、
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遊んで欲しいのかなとか、話を聞いて欲しいのかなとか、共感して欲しいのかなとか、何とか飲むんだよねって言って欲しいのかなとか、
っていうのって、三男の場合は僕の方が多分分かるんですよ。で、これなんで分かるのかというと、
僕が三男が生まれた時に3ヶ月間に息子をとってずっと一緒にいたんですよね。ずっと三男と一緒にいて、
休憩終わってからも三男と一緒にいる機会がすごい多かったんですよ。 三男は僕に懐いてくれて、パパがいいって言って抱っこって言ってね、今でも4歳になる今でも抱っこ抱っこになってますけど、
そういう感じなので、多分その結果僕の方が分かるようになったんじゃないのかなって思ってるんですよね。
これは多分オキシトシンが関連してるんじゃないのかなと思うんですよね。 女性は出産の時に膨大なオキシトシンが分泌されて、
12の度には分泌されるので、子供のことを可愛いと思うようになっていく。そして子供のことに対して強い感覚が鋭くなるのかなと思うんですよね。
それは女性だからではなくて、オキシトシンがたくさん分泌されているからじゃないのかなと思うんです。
なぜかというと、男性もまた同じだからなんですね。 以前の放送でも話をしたように、男性も女性と同じように子供と接することによって子供に対するオキシトシンがたくさん分泌されていく。
そして女性と同じ程度のオキシトシンが分泌されるようになると言われてるんですね。
僕自身のことを振り返ってみると、 三男が生まれた時に育児に深く関わったことによって、
僕は多分三男に対してすごいオキシトシンがたくさん分泌されたんだと思うんですよね。
多分そのせいで三男に対してはより敏感になったような気とかも気づきやすくなったんじゃないのかなってちょっと思っています。
次はですね、 右脳と左脳をつなぐ能量の話をしていこうと思うんですけど、
この本書の中でも書かれていて、僕は他の本でも何度か読んでて、 結構昔の放送でこれは話をしてるんですけど、
男女の脳差の話があるんですよね。僕293話、男女の精査は生まれか育ちか、そして精査における夫婦関係の影響とはという回でお話をしたんですが、
右脳と左脳をつなぐ能量と呼ばれる部位があるんですけど、この太さが男女で違うんですね。
女性の方が太くて大きいと言われています。 左脳というのは言語計算分析などの脳裏的な思考、
右脳は直感力、芸術、創造性などの感覚的思考を司っているんですが、 この能量の太さが女性の方が太いため、
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脳裏的思考と感覚的思考のバランスが良くて、その結果マルチタスク能力が高いと言われてるんですね。
テレビ見ながら家事しながら子供の話聞けるみたいな、あるじゃないですか。 男性だと全然できないやつ、僕もできなくて、どれか一つしかできない。
テレビ見ながらたぶん皿洗ってたらいつまでかずっとテレビ見てるんですよね。 子供の話しかけてきたら、多分そっちにしか話できなくなっちゃって、
何もできなくて、シングルタスクしかできないっていうのがあって、 逆に男性はその脳裏が細いがためにシングルタスク能力が高いんですよね。
脳裏的な思考、目的思考というか問題解決型に優れていると言われてます。 これは本章の中では
男女能差の話として書かれてるんですね。こういった能差がある。
著者自身が参婦人科でたくさんの夫婦を見てきた結果、 そういった能差というのは裏付けるということが書かれている。
これについては僕は能はグラデーションだという風な意見の方に僕は賛成で、 あくまでも男はみんなこう、女はみんなこうというわけではないんですね。
あくまでもそういう傾向があると。 誰もが男の女のって偏っているわけじゃなくて、いろんな部分を合わせ持っていて
グラデーションで見ると、男女って精差があるんだねという風にわかるというだけの話なので、
これは一概に男性の女性のって言ってるわけじゃないんですよね。 そこをよく反応する人はいるんですけど、
あくまでもそういう傾向がある。ただ傾向として存在するということは大事だなと思っています。 その中で本書の中では目的能と共感能という風に書かれているんですね。
男性は目的能、女性は共感能という風に書かれていて、 この概念はすごくわかりやすくて、僕は覚えておいた方がいいなと思ったんです。
というのも本書の中で会話例があって、 ある夫婦の会話があって、すごいこれがわかりやすかったんですよ。
これがちょっと読み上げると、日曜日に買い物が帰ってきた妻がソファに座って新聞読んでいる夫に楽しそうに話しかけたと。
今日買い物に出かけたら大学生の友達に会っちゃって、カフェに入ってお茶でもしようとなったのよ。
へーって夫が適当な合図を打ちますと。すると妻は、キャラメルなんとかって飲んだんだけど、それが結構美味しくて、
いや、メニュー名わからないと味想像できないんだけど。 という風に夫が苦笑いしながら一言言うって話があって、それを聞いた妻が
それ、今関係ある? え、まあいいや。でね、友達の職場があなたの職場と近かったの。
って妻が言うんですね。で、夫もちょっと余計なこと言わない方がいいかなと思って話し合わせようとしますと。
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あ、そうなんだ。どのあたり? ほら、あなたの職場の近くの信号の右に曲がるとコンビニあるじゃない?セブンイレブン。その隣のビルなんだって。
いや、右にあるのはセブンイレブンじゃなくてローソンだよ。 あなたってすぐそうやって話しながら絞るので本当楽しくない。
という風に妻は大げさに溜息をついて部屋を出て行ってしまうというふうな会話が書いてあって。
これがすごいわかりやすいんですよね。 女性は、なんだろうその
うんうん、そうなんだねとかすごいねとかそれは大変だったねというふうに共感してほしい、共感能の持ち主が多いことが書かれていて。
だから女性と話しているとオチのない話とか話題がどんどん変わっていくことっていうのはすごい多いんですよね。
これなんだ、僕知り合いの女性と昔話した時にすごい話が、話が終わらなくてその人の話が延々と話されて、話題がどんどんどんどん変わっていくんでえらい疲れちゃったんですよね。
僕ら男性は会話の中に目的を探る目的能の持ち主が多いというふうに言われてるんですね。
グラデーションですけどそういう傾向が多いと。会話の中に目的を探る目的能の持ち主がほとんど。
ということは男性と女性でそもそも会話の目的が違かったりとか、会話をしている時の能の働き方が違うんですよね。
だから話が合わないっていうこと。それが分かっているだけでも妻に対する言葉の選び方とかっていうのはすごい自分で選びやすくなってくると思うんですね、言葉を。
これはサバンナ脳って言われてる奴があって狩猟採集時代から僕らの脳の仕組みってのは大きく変わってないと言われてるんですよ。太古から人間の脳の仕組みは変わってないと。
その狩猟採集時代は狩りをすることに集中しないといけなかったわけじゃないですか、男性は。
そうなると目的を解決するためだけの会話しかしてこなかった。一方で女性はというと子供を守るためとか家を守るために常に周囲の人々と
コミュニケーションをとっていた。そのため会話を通じて人との和を生む共感脳が養われたんじゃないかというふうに本書の中では書かれてるんですね。
これはいろんな本の中でもよく出てくる話で、そういった部分においては多分正しいところもあるんだろうなと思うんですよね。
男性と女性の脳がどのように発展していったのかっていうのは、まだまだ研究が進んでいる分野であるので
一概にこの男を狩りしてたからこうなって、女は家を守ったからこうなってっていうのは言えないと思うけど、そういう説があるということだけは知っておいてそうはないかなと思います。
僕が思うのは、ママ友ってあるじゃないですか。前の放送でも話はしましたけど、ママ友コミュニティに女性が頑張って参加する
というのは子供のためなんですよね。僕ノートで書いたんですけど、妻が頑張ってママ友コミュニティに参加していたことを知った話っていう記事を書いたんですけど、
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妻の話を聞いててびっくりしたのが、このおしゃべりが好きだからママ友と喋ってるのかなと思ってたんだけど、そうじゃなくて
自分の子供を守るため、子供のためだったんですね。小学校で何かプリントをもらってきたり、もらってこなかったりとか、来週の授業の予定がわかんないとか
っていう時に、コミュニティに入っていると、授業の時間割りのプリントの画像をLINEで送ってもらったりとか、あの先生どんな感じなの?とか
あの子何なの?みたいな。どういう子なの?とかっていう風にコミュニケーションが取れるんです。情報が入ってくるんですね。
それって子供を安全に育てるためのコミュニケーションらしいんですよ。僕この記事を書いてから、ツイッターでもいろんな女性がそういったことを言ってて
やっぱりそうなんだなと思ったんですよ。本書の中では、女性は家を守るために周りとコミュニケーションを取っていると書いてあるんだけど
僕はそうじゃなくて、子供を安全に育てるためにコミュニケーションを取っているんだと思うんですね。
自分の子供を安全に育てるためにコミュニケーションを取らざるを得ない、取らないとまずいとなって、女性は共感の発展していったんじゃないのかなって僕は思っています。子供のために。
ちなみに井戸端会議ってあるじゃないですか。井戸端会議って1802年に出版された東海道中ひさくり芸も出てくるんです。
200年前から井戸端会議があるっていうことが分かってて、っていうことはたぶんね、確かにもう昔から、もっと昔からそういった女性の共感能ってのはあったんだろうなって思うんですよね。
はい、ちょっとでこれ以上話すと長くなっちゃうので、次回はですね、女性は男性の3倍話すという話とか、
対物思考と対人思考、そしてなぜこんなにも違うのを持っている僕ら男女は惹かれ合うのかということについて、本書をもとに話をしていこうと思っています。
今日は男性の女性の、この考え方に反対する人は多いけど、僕は傾向としては存在する話だなと思うので知っておいた方がいいと思います。
今日は目的の共感能の話と、世の中に気がつく気がつかないって話ですね。男性だろうか女性だろうか多分関係ないですよ、こうやって。
どれだけ育児に関わっていたかによって分泌される大きさと種類は変わってくるので、それによって子供の異変に気がつきやすくなるというだけの話じゃないのかなって思っています。
今年のゴールデンウィーク3回キャンプに行くんですけど、この間1回行って帰ってきたんですね。
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明日の朝また別のところに出発するんですけど、この間行った時に思ったのが、
家族って本当にいろんな家族がいるなぁと思ったんですよ。いろんなタイプの親がいて、
子供を叱らない親もいれば、すごい細かいことでめっちゃ叱る親と書いて、
あとテントの様子も、YouTuberかってぐらい凝ってる人たち。
オシャレに飾り付けてる人もいれば、ビーチの赤黄色のビーチパーソナルみたいなやつだけつけてる、
すごい簡易的なタイプの人もいれば、見たことないテントの人もいれば、定番テントの人もいてっていう感じで、本当にみんなバラバラで、
スラちゃんの個性がすごい出てたんですよね。僕はすごい感じたのが、
こういう外の趣味、キャンプでどういう風に、
どういうテントを使うかとか、どういう風に設営するかとかっていうのって、その人の個性が出るじゃないですか。
夫と妻の両方の個性が同じだったら、多分そんなに揉めないし、すごい統一感が出るんだけど、
ちょっとお互いに趣味が違っているとか、バラバラだったりとかすると、
テントの様子とかも、ちぐはみになりやすいし、
妻と子供は先に寝ちゃって、夫一人だけで焚火の前で寂しそうに火をいじってるっていうのもあったんですよ。
なんか寂しいって見てて、自分のことみたいに思っちゃって寂しいと思っちゃったんですけど、
うちの妻も早めに寝るって言ったんですけど、いやいやちょっと飲もうよと言って起きてきてもらったんだけど、
隣にいた夫婦が、
めっちゃ早かった朝寝るのが、もう何時だろう、8時ぐらいに多分家族全員、子供も2人ぐらいいたんだけど、
早く寝ちゃって、朝6時ぐらいに巻き終わる音で目が覚めたんですけど、
本当にみんな寝る時間とか過ごし方が天でバラバラで、
こういうところで、それぞれの夫婦の個性っていうのが出るし、
普段のコミュニケーションがどれだけ取れてるかというのも現れるなーってすごい思ったんですよね。
僕らもいろんな経験を今回キャンプにしたので、次はこういうのが欲しいねとか、ああいうのがいらなかったねとかっていう擦り合わせがすごいあったんですよね。
あと不便なね、外で寝るって不便じゃないですか、その不便な生活の中でどうやって一日を組み立てるかっていうのも夫婦と話し合わないと前に進まないので、
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そういった擦り合わせとかもできたなーって、キャンプだとそういうことやらざるを得ないなーって、
チームビルディングみたいなそういう側面ももしかしたらキャンプにはあるのかもしれないなーってちょっと思いました。
また明日が2回目と3回目のキャンプに行くので、また何か思うことがあったら共有しようと思います。
はい、ということで、今回も最後までありがとうございました。また次回お会いしましょう。さようなら。
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