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アツの夫婦関係学ラジオ。このラジオでは、夫婦関係の悩み傾けに関係改善のヒントになる発信をしています。
夫の共感能力は妻の経済力が握っているということで、今日は夫の共感能力について話をしたいと思うんですけど、
何のこと?って思ったもんですよね。夫の共感能力、つまり共感性、妻に対する共感性は妻の経済力にかかっているって話なんですけど、
どういうことなのかというと、この間読んだ本ですごく面白かったのが、日本の夫婦パートナーとやっていく幸せと葛藤という本があるんですね。
家族社会学の本なんですけど、この中に書かれていた話で、夫婦間における夫から妻への共感性、
つまり、よくケアリングですよね。思いやり、夫から妻に対する思いやりの気持ちっていうことになるのかなと思うんですけど、
あと妻が話したこととか、自分が感じたことに対する共感、よく夫の方が共感性が低いって話があるじゃないですか。
夫の共感性はどうやったら上がるのかということを調査した結果が書かれていて、その話によると、その結果によると、
夫の共感能力は妻の経済力が上がるにつれてどんどん上がっていくと、そして夫と同等である時、妻の経済面が、
つまり妻の稼ぎが夫と同額であった時に、夫の共感的態度が一番上がるというふうなことが書かれているんですね。
この本の中にグラフが書かれていてすごいわかりやすいんですけど、妻が無収入の時っていうのは夫の共感的態度があんまり高くない。
そして妻が収入がある時、収入があるけど夫よりも収入が低い場合はちょっと上がるんですよ。
基本的にちょっと先上がって、一番高いのが夫と同等の収入を妻が稼いでいる場合にグンと上がるんですよ。
一番それが高くなっているということで、この本の中では妻の経済力が高い、夫同程度の時に共感能力が高い。
つまりこれはどういうことなのかというと、妻を人格的能力的に高く評価していることというふうな書かれ方がしてるんですね。
そうなった時に妻に対して対等で共感的な態度を取ることができる、取るケースが多いということが書かれていて、
これってこの本の中で書いていた、別のところで書かれていた話に関係しているんですけど、
夫が自分の幸せを感じる時はどういう時かというと、自分の収入によって大きく変わるらしいんですよね。
一方で妻というのは夫婦関係の満足度が幸福度に関わっているということが書かれていて、
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夫にとって自分の人生がいかに素晴らしいものであるかといった尺度、その者たちは収入、経済面の影響というのが強くかかっているということは、
他者に対する評価というのは経済面において評価しているケースが多いんじゃないかということなんですよね。
つまり稼いでる人のことはすごいリスペクトするけど、あんまり収入低いよ、この人という場合は、
あんまり高く評価しないよって、その人に対して共感的態度は取らなくなるっていうことなんです。
簡単に言うと、酷い話ですけど、酷い話なんだけど、簡単に言うとそういった結果が出ているということなんですね。
だけどこの話の肝は僕別のとこにあるなと思って、今日はその話をメインにしたいんですけど、
妻の人格的能力的な部分を高く評価していることの表れとして、妻への共感的態度が高まるということなんですね。
ということは、これ経済面に限った話じゃないんですよ。
他の部分においても人格的能力的に高く評価することができれば、妻に対して共感的態度が上がっていくっていうことなんですね。
つまり、妻の経済面以外における社会的活動を夫が高く評価すれば、共感的態度が強まって、妻から夫に対する不満なども減っていくんじゃないかというふうに僕は思うんですよ。
うちの夫全然私のことわかってくれないのよねとか、全然強化してくれないのよねとか、自分の話ばっかりなのに私の話全然聞かないのよっていうケースあるじゃないですか。
なんで話聞かないのかというと妻のことをリスペクトしてないからっていうことになるのかなって思うんですね。
これが全てではないと思うんですけど、こういった調査結果も出てるってことで、
じゃあその側面から考えた場合に、どうやったら妻の社会的活動とかを評価できるのか、人格的能力的な評価を経済面以外においてどうやったら夫が妻のことを評価するのかということをちょっと考えたんですね。
経済面以外にも要素っていくつかあると思うんですよ。
例えば収入は低いかもしれないけど、夫にも収入が低いとしても、妻がやってる仕事内容に対して夫が妻のことをリスペクトするケースもあると思います。
妻の仕事内容に関する評価、そして社会活動に関する評価、そして育児に関する評価、この3つ考えた限りこの3つがあるかなと思ってて、
例えば仕事内容に関する評価というと、自分にできないこと、つまり僕ら夫にできないことを妻が仕事としてやってるケースってあると思うんですよ。
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仕事内容に関する話を聞いて、そんなことやってるんだって、すげーなって思う時ってあると思うんですよね。
僕も結構妻の話を聞いてて、妻は結構対人コミュニケーションにかかる仕事は結構多いんですけど、
すごいな、そこまでその人と話をできるんだとか、そこまでその人の気持ちを解きほぐせるんだとか、
やべーなって思う時があるんです。話聞いてて、俺じゃできねえなって思う時が結構あって、そういう時にこの人すごいなってちょっと思うんですよね。
僕もそういったことを多分口に出してるかもしれないな、すごいねとか、そんなことするんだとかできるんだとかって多分言ってると思うんだけど、
そういう風に仕事内容の話を聞いて、自分にはできないなとか、こういう風になりたいと思ってたけどちょっと自分にはなれないなとかっていう面においてリスペクトできる面ってあると思うんですよね。
妻の仕事内容に関して、自分ができないこととか、やろうと思いたいんだけど手が届かないところにこの人いるなとかっていうのってあると思うんですよ。
それで一個思い出したんですけど、僕語学学習を頑張りたいと思いながら頑張れてないっていうダメな部分があるんですけど、
うちの妻は韓国語をすごい勉強して、もう結構ものにしてるんですよね。
りょうりんごって語学学習アプリがあるんですけど、あれを韓国語2週回して、韓国ドラマやたら見てて、周りに市民もあるんで見てるんですけど、
ドラマ見ててだいたい意味わかるんですって。字幕とか見なくてもどういうことかっていうのが結構わかるみたいで、普通に理解できるようになっちゃったんですよ。
よく英語学習者の方がトイック900点は取れるけど、ドラマとか映画を見ていても意味がわからない、聞き取れないとかっていうケースってあるじゃないですか。
あれがなくて、うちの妻の場合、韓国語のドラマとか映画見ててもだいたい意味がわかるみたいですね。
あと標識とか色々出てくるじゃないですか。あれも全部読めるんですよ。読めて発音できて意味がわかるようになってて、
すげーなーって、どうなってんだよ、好きっていう気持ちって半端ないなって思ったんですけど、
僕ができてないところができてるってすごいなって。勉強し始めてたぶん2,3年ぐらいじゃないか、たぶん2年ぐらいだったと思うんですけど、
それでここまでいけるってすごいなっていうのは僕すごいリスペクトしてるんですよね。
そういうのが誰にでもあると思うんですよね。夫婦間、妻夫婦間における相手のリスペクト面っていろんなところがある。
さっき言った三つ目が社会活動ですね。大げさな話じゃなくていいと思うんです。
例えばママ友のコミュニティってありますよね。僕ノートの記事で書いたんですけど、妻が頑張ってママ友のコミュニティに参加している話だったかな。
ノート記事を書いたことがあって、そのママ友のコミュニティに入ることによって子どもたちの生育環境に良い影響を及ぼすことができるんですね。
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だから頑張ってママ友のコミュニティに入ってるって、頑張って話しかけてるって、頑張ってその場の中に入ろうとしてるっていう話を聞いて、
頑張ってやってたんだって、好きだからやってる、おしゃべりが好きだからやってると思ってたって僕は思ったんですけど、実はそうじゃなくて、
小学校の中の情報とか持ち物、夏休み明けに何をどう持っていくのとか、時間割りを子どもがなくしちゃって明日持っていくものがわからないとかっていうのがしょっちゅうあるんですよ。
そういう時にママ友のコミュニティがあると、ごめんちょっと時間割り送ってくれるってLINEで送ったりとかね、そういうことができたりするんですよ。
あと子どもがコロナになって学校行けない時に連絡書を渡してもらう時とかにすんなり渡してもらったりとか、忘れ物、誰かの荷物を持って帰る時があるんですね、子どもが。
そういう時にその人に連絡取ったりとかする時もスムーズにできたりとかするんで、ママ友コミュニティっていうのも立派な社会活動の一つであって、
いや僕にはできないなーってそこまでのコミュニケーションをガンガン取りに行って、しかもそのコミュニケーションの深度が深いんですよね。
深くて広くて、すごいなって単純に思います。
あとママ友サークルの運営とかもうちの妻のパーティーでやっていて、そういったものも運営できるのがすごいな、代表として何でもやってるのもすごいなって思ったりするんですよね。
たぶん代々称なら他の女性もいろんなことをやってると思うんですよ。
そういった面におけるリスペクトっていうのもあるなと思います。それが妻への共感的態度につながっていくなと思うんですよね。
あと育児ですよね、これは。
単純に出産、その後の産熟期、産後の大変な時、後陣痛がもう辛いとか、おろが止まらないとか、そういった子供を産むってすごいんだなって、こんなに大変なんだなっていうことは物語にするとリスペクトって上がっていくなって気がしてます。
あと産後の授乳とか寝かしとけとか、もうボロボロになるんです。産後1,2年ってすごい辛くて、
もう睡眠不足が状態化してて、人としてこれおかしいだろうっていうぐらい辛かったんですけど。
そういったこととか、あと3歳4歳になってくると今度はお風呂に入れたいとか寝かしつけとかっていう面で大変になってきたとかするんですけど、そういった部分の苦労であったりとか、
あと小学校に入ると子供たちの心のケアっていうのが必要になるんですよね。
お世話じゃなくて心のケアっていう部分に、身体的なケアから心のケアに移行していくんですけど、こういった面においても妻がすごい頑張って子供たちの話を聞いてあげて寄り添ってあげてるっていうのを見ると、リスペクト、
僕がリスペクトが上がっていくなって気がしてます。すごいなって。もちろん自分もやらなきゃいけないんですけど、自分もやるんだけど、妻の子供たちの寄り添い方っていうのがすごい参考になるんですよね。
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しっかり話を聞いてあげて、そこに共感してあげて、嫌なことが、もちろん嫌なことを全部こっちがなくすことなんかできないんだけど、
僕らができる範囲で子供たちに寄り添ってあげて、より良い生育環境を作ってあげようとする、その姿勢にリスペクトを感じるんですよね。
こういったふうに、仕事面、社会活動、育児、さっき僕が言ったハングルみたいな、語学者みたいな趣味の面、大体この3つか4つぐらいはあると思うんですよ。
経済力以外でも妻のことを高く評価できる、評価するって言うとすごい上から見せるので、リスペクトって言い方に変えますけど、妻のことを高くリスペクトできる面っていうのは、こういうふうにいくつもあると思うんですよ。
そういった面に目を向けていくと、すげーな、うちの妻ってすげーなって、オレオレ全然できんじゃんとか、オレができないことこんなにやってんだとか、
っていうふうにリスペクトが上がっていって、共感能力、共感していくっていうふうになるなって気がするんですよ。
だけど課題が一個あって、このように妻のことを知ることができないっていう根本的な課題が存在すると思うんですよね。
妻の仕事内容をどれだけ知ってるのか、妻の仕事でも家庭でもない外における社会活動をどれだけ知ってるのか、
そして妻の育児面における苦労をどれだけ知ってるのかっていうここの部分、
そもそも妻が何やってるのか、どう感じているのか、どう思ってるのか、どんだけ頑張ってるのかっていうことを
夫がなかなか知らない、知ることができないっていう課題があるなっていう、と思ってるんですね。
なんで知ることができないのかっていうと、まず長時間濃度でそもそも話す時間がないっていう問題。
そして話をしようとすると地味的な連絡だけになってしまって、こういった
「さっきこんなことあったんだよね」とか「私こんなことやってるんだよね」とかっていったような、一見どうでもいいと思われるような、だけど大事な会話ができない。
あと最後が妻の愚痴を聞き出せていないっていう3つの問題があると思うんですよね。
この3つの問題か原因で妻を知ることができなくなってるじゃないのかなって思うんです。
なので働き方を変えたりとか、地味的連絡だけじゃなくて、あえてどうでもいい会話をこっちから仕掛けていくっていうのも大事だと思うんですね。
今日仕事どうだった?とか、他人じゃなかった?どうだった?とか、〇〇さん今日どうだったの?みたいな話をこっちから振っていったりとか、
一見どうでもいいと思われる会話の中に妻を知る手がかりがあったりとかするんですね。
一番普段の場合、さっきの語学学習の話でいうと、最近面白い韓国ドラマあるの?とかって聞いたりとかするんですよ。
僕あんまり見ないし、恋愛ドラマとかあんまりそんなに見ないから、聞いても僕見ないケースがほとんどなんだけど、
だけどあえてそういう話をすることによって、最近こういうのが面白いのよ?とか、これが来てるのよ?とかっていう話が聞けて、話がちょっと続くんですね。
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で、〇〇さん今どうなってるのよ?こうなってるのよね?とかって話をしたりとかするから、その妻を知る手がかりになるんですよね。
僕らにとってどうでもいいなって思うような会話であっても、妻を知る手がかりになっていく。
あと、さっき言った最後の妻の愚痴を聞き出せていないっていうのも、自分的連絡にどうしてもしゅうしゅしちゃってる、夫婦の会話がそこに行っちゃってるっていうことだと思うんですよ。
あえてその愚痴を引き出す、仕事どうだった?とか、今日大変だったね。お疲れ様。とか、あえて聞き出そうとする態度も大事だと思うんですよね。
この辺をどうやってやっていくかっていうのは、また別の話でまとめていきたいところなんですけど、3つにまとめると、時間を作るっていうのが大前提かなと。
2つ目は、話を引き出すスタンスで臨む。自分が話を自分からしていくことも大事だけど、まずは相手から話を引き出すスタンスでいるってことが大事かなって。
3つ目は、妻に興味を持つっていうことが大事だと思うんですよね。興味がない人に対して話を聞き出そうとしても途中で止まるじゃないですか。
正直興味ないんだよねとかって思ってると、たぶん話を聞き出そうとしても本気になれないと思うんですよね。
だから、もっと知りたいなって、この人のことをもっと知りたいなっていう興味を持った上で話を臨むと、いろんな話や聞き出せて妻のことを知る手掛かりになるんじゃないかと。
そして妻を知ることができれば、妻に対するリスペクト面がどんどん増えていって、それが妻に対する共感的態度に変わっていくんじゃないのかなって思ったりもしています。
ということで今日は夫の共感能力は妻の経済力次第ということでお話をさせていただきました。
何かしら参考になれば幸いです。最後にお知らせです。
ノートのメンバーシップ機能を使って夫婦関係相談サービスタイマツというものを運営しています。
夫婦関係悩む男女向けに相談に乗るサービスですね。夫婦関係改善に関するアドバイスとかコーチングとかそういったことをしています。
男性向けのコミュニティが存在していて、メンバーに対して僕が行ったインタビューの音源が聞けたりとか、同じような立場の方と交流ができたりとかっていう風になっています。
一番は、妻との関係に悩む男性の集まる場所がないっていうのがあると思うので、同じような経験をしている方と出会うことによって前を向く勇気をもらいたいとか、真っ暗な暗闇の中にいるような気持ちだと思うんですよね。
何をどうしたいのかわからないという。そんな時に松明を灯してこっちに行きましょうとか、こういう道もあるよっていう風に指し示すことができればいいなって思ったりもしています。
あと女性向けにもアドバイスとかコーチングとかを行ってまして、Zoomで相談とかはいつでもしています。
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まだ女性の方はメンバーが少ないのでコミュニティはないんですけど、人数が集まってきたら同じようなコミュニティを別に作っていきたいなって思ったりもしています。
はい、ということで今回も最後までありがとうございました。また次回お会いしましょう。さようなら。