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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、僕自身が夫婦関係改善のために行ったことや、過去のエピソード、そして夫婦関係改善に役立つ書籍の紹介などをしています。
このラジオを通して、あなたにとっての夫婦関係改善のヒントが見つかれば幸いです。
妻に自分の気持ちを伝え、理解してもらえた時、心からの安堵と安心感を感じたことはないでしょうか。
そして、妻の感情も同時に受け取った時、2人の間に目に見えない、だけど確かに存在する絆を感じたことはないでしょうか。
もしくは、そのような絆をまた得たいと思ったことはないでしょうか。
今日は、そのように2人が心から共鳴するためにはどうしたらいいのか、ということについてお話をさせていただきます。
今日も心理学者、スー・ジョンソンの著作、私をぎゅっと抱きしめて、を元にお話をさせていただきます。
この2人が心から共鳴する、これは何?と思うと思うんですけど、どういうこと?と思うと思うんですけど、
2人が心から分かり合っている状態ということですね。
この共鳴ということに関しては、ちょっと説明が必要なので、この後、ゆっくりと話をしていきたいと思います。
まず、このためにはパートナーにしか満たすことができない、愛着欲求を素直に伝えることが必要になってくるんですね。
これは前回、前々回からずっとお話をしていまして、前回はそのための方法の一つをお話をしました。
今日はその後半部分にあたる部分ですね。
あなたにどうして欲しいのかということについて話をしたいなと思います。
相手にしか満たすことができない、自分の愛着欲求、これを素直に伝える。
これって分かると思うんですけど、難しいんですよね、素直に伝えるっていうのって。
なんで難しいのかって言ったら、前回の放送では自分の情緒的現実を認めるっていうこと、自分の愛着欲求が存在するんだと。
あ、俺はこういうことを求めていたんだとか、こういうふうに感じていたんだとか、恥ずかしいとか、悲しいとか、
そういうふうな感情が自分の怒りとか沈黙っていう表層的な感情の下に、実はそういう感情があったんだっていうことを
見つけるって話は前回したんですね。
それを自分で受け入れるということ。
これ前回話をしたんですけど、今回はそれをパートナーに開示するっていうパートになるんですね。
これって全く別じゃないですか。
自分が本当はこう感じているんだっていう情緒的な自分自身の現実を認めて受け入れることと、
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それを相手に伝える、見せる、開示するっていうのは別物なんですよね。
だから難しいんですよ。
自分の心の中核にある本質的な欲求を把握して、それを相手に伝わるようにきちんと言語化してお互いに送り合うということ。
難しいんですけど、これができるようになると自分のことを信頼することができるようになるんですよね。
そして不安を乗り越える、自分を信頼して不安を乗り越えられるようになる。
すると個人としてもそして夫婦としても強くなる。
個人単位としても夫婦のユニットとしても強くなるってことがあるんですね。
そうなるとちょっとしたいさかいとかつまらない喧嘩とかね、あるじゃないですか。
そういったいさかいとかちょっとした不安とかがあったとしてもすぐに修復できるんですよね。
そして愛に満ちた絆というのを作ることができるとスーチョンソンは言っているんですね。
ここの部分が僕すごいわかるんですよ。
僕自身も妻と関係が悪くなった後に、ここに本に書いてあることを僕らもやってたんですね。
お互いに怒りとか沈黙とかで我を忘れてしまうんだけど、
だけど本当はどう思ってんのっていう、その下にある自分の感情を素直に見つめたんですよ。
これはね、僕よりも妻の方がすごい上手で、実はこう思ってたんだ、あの時すごい悲しかったのとか、
あの時すごい恥ずかしかったのとか、偽造心が傷つけられたのってことを妻が言ってくれるんですよ。
すごいそこは上手いんですけど、そうやって僕らはお互いに表層的な感情の下にある
自分自身の本当の愛着欲求というのを伝え合うようになっていったんですね。
そして相手に対してどうして欲しいのかと、受け入れて欲しいとか、
そういう風な愛着欲求を相手に伝えるようになっていったんですね。
そういう風な愛着欲求を相手に伝えるようになっていった。
すると、確かに喧嘩が減ったんですよ。
つまんない喧嘩が減った。
たまにありますよ、お互いに行き違いがあったりとかして、
揉めそうになる一歩手前っていうのは周り通りあるんだけど、
そこで踏みとどまれるようになったんですよね。
そっから先に行っちゃったら、俺たち悪魔の対応に入っちゃうよねっていう風に
お互い分かるんですよ。
やばいと、こっから先に入って行っちゃダメだっていうのが。
そこでお互いの愛着欲求を伝え合う。
表層的な感情、怒りとか沈黙とかに振り回されずに、
その下にある本当にある感情を伝えるってことを習慣化したんですね。
くせにしたんですよ、僕ら。
すると、つまんない話、つまんない喧嘩とかがあっても、
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すぐに修復できるようになっていって、
自分が思っていることを素直に自己主張できるようになったんですよね。
そして相手の意見も柔軟に受け入れられるようになったんですよ、だんだんと。
だからここは僕すごい分かるんです。
すごい共感できて、これができるようになると全然変わるなっていうのはすごい実感してます。
で、今日の話のメインパー的なところになるんですけど、
このように自分が自分自身と他者を受け入れる。
すると他者に対する主張もスムーズにできるようになると。
ここには情緒的反応の共鳴というものが存在するんですね。
これ何?って思ったもんですけど、ちょっと分かりやすく、
理解しやすく説明をちょっと頑張ってしてみますね。
このスー・ジョンソンのカウンセリングに来た男女がですね、
その会話の中でお互いに愛着欲求をきちんと整合化されたシグナルとして発するようになるんですよ。
ちょっともう一回言いにくかったかもしれないですけど、
つまりは自分たちの心の奥にある愛着欲求をきちんと言葉にして、
相手が分かりやすいように伝え合うということをスー・ジョンソンのカウンセリングに来た男女は行うんですね。
スー・ジョンソンに導かれながら。
そしてお互いにそれを伝え合って分かり合えた瞬間、そこで感情の大きな高ぶりが発生するんですね。
それを情緒的反応の共鳴と呼ぶんですが、
それが生まれたカップルはその後もちょっとしたいさがいとかがあったとしても、
その時の夫婦関係の溝をうまく修復できるようになると言われています。
まずはどんな会話をしてたんですかというのがちょっと気になると思うので、
本の中に抱えている事例をちょっと読み上げますね。
これは前回の放送で京子とチャーリーという人物が出てきたと思うんですね。
二人はおそらく日本に住んでいたカップルでアメリカに渡ったんですよね。
おそらくチャーリーがアメリカ人で京子は日本人。
チャーリーの地元であるアメリカに渡米して二人で新天地で暮らしていくと。
だけど外国なので京子にとっては困ったことがいっぱいあったわけですよ。
二人は夫婦が悪くなってしまって通常その時にやってきたと。
今回の話はお互いが自分の愛着欲をきちんと言葉にして伝える。
あなたにどうして欲しいのかということを伝えるという会話になります。
まずチャーリーが京子に対して伝えた愛着欲求ですね。
まずこのスージョーソンがチャーリーに問いかけます。
あなたはもっと安全や安定を感じたいと言いましたが、そのためには京子にどうして欲しいですか?何を望みますか?
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あなたが京子に望むことをはっきりと伝えてみませんか?
彼は少し考えてから彼女の方を見て話し始める。
僕が完璧な夫でなくてもどうすればいいか分からなくて混乱している時でも僕の側にいて欲しい。
僕に腹を立てている時でも僕が間違ったことをして君の気持ちを傷つけてしまった時でも僕から離れていかないで欲しい。
君が落ち込んだり怒ったりしている時、君は僕の側にいなくなってしまったような気がするんだ。
という風に伝えたんですね。
彼にとっては脳裏的な考え方しかできない人だったので、自分の感じに向き合うことがすごく大変だったんですよね。
やっと自分の愛着欲求を言葉にできた。
生まれて初めてこんなことを言ったらしいんですよ。
この言葉に京子は心を動かされて、京子もまた自分自身の愛着欲求を通常通り導かれながら伝えていきます。
京子はチャーリーと向き合って深く息を吸う。
私はあなたより感情的だけれど、それでもいいと受け入れて欲しい。
それは私の欠点ではないし、理屈やルールになじまないのは間違ったことではないから。
あなたにそばにいて欲しいし、私が自信をなくしている時に知らん顔をしないで欲しい。
私を抱きしめて大切な存在なのだと言って欲しい。
とにかくそばにいて欲しい。私が望むのはそれだけです。
といった会話をするんですね。
そしてここでチャーリーは京子が望むことがただそばにいて欲しいだけだということを知るわけです。
彼はいろんな脳裏的な解決方法を考えていたんですけど、
そんなことよりもただ一緒にいればいいんだというそこにたどり着くわけですね。
で、これがですね、その時にこのスー・ジョンソンのカワウソリグループの中では
二人の感情が共鳴していたというふうなことが書かれています。
で、この情緒的反応の共鳴、二人の感情の共鳴、
情緒的反応の共鳴というとわかりやすいかなと思うんですけど、
僕はこれがすごいポイントになるなって思うんですね。
で、スー・ジョンソンはお互いにこの愛着欲を言語化して伝え合う会話のことを
愛の言語と呼んだり、私をギュッと抱きしめての会話と呼ぶんですね。
そのまんまなんですけど、そのまんまの言葉でそのまんま過ぎだろうと思うんですけど、
私をギュッと抱きしめての会話というふうに呼んでいます。
そうですね、意味は伝わりますね、確かに。
そこでは情緒的反応の共鳴が起こっていると言っている。
何なの?って思うと思うんですけど、すごい単純です、すごいわかりやすいです。
説明を簡単にできるようにしますね。
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共鳴というのは、二つの物体があって、それぞれが音を出していると。
ブインブインと音を出していて、その音が同期して新しいハーモニーが生まれることという風に言われています。
オーケストラでいろんな楽器を弾くじゃないですか。
一つの曲をいろんな楽器で弾きますよね。
その時にいろんな楽器の音がそれぞれ重なっていって同期して、
曲のクライマックスになってくると全ての音が重なり合って、
とてつもなく美しいハーモニーを生み出すじゃないですか。
あれが共鳴なんですね。
まるでそれを聴いている人間も、演奏者と曲と聴いている自分自身も、
一体化したような快感というのを感じるんですよね。
これが夫婦二人がお互いに心が響き合った時に起こる共鳴反応だと言っています。
それと同じだと言っているんですね。
これライブとかも同じだと思うんですよ。
バンドのライブとか見に行った人とかわかると思うんですけど、
好きなバンドが演奏していて音が全部重なり合って、
一番盛り上がる瞬間とか、みんな気持ちがバーッと上がるじゃないですか。
すごい一体感があったりしますよね。
僕は昔すごい下手くそだったんですけど、ものすごい下手くそなんですけど、
バンドをやっていたことが一時期あって、
全員の音がピタッとジャーンと重なる瞬間があるんですよ。
めちゃくちゃ気持ちいいんですよね、それって。
それが味わいたくてやる、下手だけどやるみたいなところがあって、
すごい気持ちいいんですよ、バーンと重なった時って。
この結びつきの感覚、共鳴の感覚って脳科学でも証明されているんですって。
パートナー同士、夫婦同士が共感すると、お互いに気持ちが分かり合って共感すると、
脳の前頭前腰室にあるミラーニューノンという神経細胞が活性化することが分かっているんですね。
この神経細胞は他の人が体験していることを、
まるで自分がそれをやっているかのように感じさせてくれるんですよね。
相手が行動しているのを見て、自分が同じ行動をしているかのように脳が動くんですよね。
3歳のジナンがいるんですけど、ご飯をあげる時にスプーンで食べさせるんですけど、
彼が口をアーンと開けて、閉じてムグムグってやるじゃないですか。
僕もなんか歯に力が入るんですよね。
スプーンで食べさせるんですけど、彼が口をアーンと開けてムグムグってやるじゃないですか。
僕もなんか歯に力が入るんですよね。
彼がスプーンをガブってやると、僕もなんか歯に力が入ってガブってやって、
何も食べてないのにムグムグしちゃったりとかしてて、
これ何なんだろうってずっと思ったんですよ。
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分かっているんですよ。僕分かっているんだけどやめれないようにそれを。
僕の歯が、顎が勝手にむくんですよ。
多分これミラーニューロンのせいなんだろうなと思うんですよ。
子供の動きを見て自分も同じように感じちゃう、同じように動いているんですよ。
これ夫婦で言うなら、お互いに相手を受け入れて、
自分も相手に受け入れて、そして自分も相手に受け入れられた時、
2人が同時にお互いを理解しあえたって感じる瞬間。
バンドで言うなら音がジャーンと重なって、イエーイみたいなめっちゃ盛り上がる瞬間ですね。
この時2人とも理解しあえたっていう感覚を感じるわけですよ。
バンドのライブが最高潮に達した瞬間、バーンと音が重ねあってみんながフワーってなった瞬間みたいな。
その時に2人の情緒的反応が共鳴しあって、心の底から心地いいハーモニーを奏でるっていうことだと思うんですね。
こうして情緒的に深く関与しあうようになると、脳の中にオキストシンというホルモンが分泌されて満たされていくんですね。
このオキストシンについては結構昔の放送で話をしたんですけど、
包容ホルモンとか愛情ホルモンっていう風に言われていて、
喜びとか快感、心の落ち着きっていうのを生み出すホルモンなんですね。
子供にお父を愛してくれるようなものなんですけど、
子供にお父をあげる時とかにも出たりするんですよね。
これは愛着を感じる対象者とすごい接近した時とかに出るって言われています。
このオキストシンっていうのはコルチゾールなどのストレスホルモンを減少させる働きがあるので、
夫婦が情緒的に深く関わりあうようになると、こんな風に日常のストレスも減っていくってことなんですよね。
なので情緒的反応の共鳴というのを何度も通すことによって、
夫婦の絆はどんどん強まっていく。そこに喧嘩が挟まる余地なんかないんですよね。
お互いに共鳴し合って絆が強まっていくので。
この情緒的反応の共鳴を行うためには、お互いに愛着欲を素直に伝え合うことから始まっていくというわけなんですね。
ということで一旦ここでチャプターを切りますね。
今日はあなたにどうしてほしいのかという話をしたんですけど、
これもぜひ本を読んでほしいです。
私をぎゅっと抱きしめて、この本を読むとよりよく理解できるようになるので、ぜひ読んでいただけるといいなと思っています。
夫婦で読むとさらにいいと思うので、
リビングにおいてお互いに読み合って感想を伝え合うとかすると、
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2人が同じ方向を見るようになりますので、2人が同じ方向を見るようになると中身意識が芽生えてきますから、
僕もこれ妻と一緒に読んでるんですよ。お互いに思ったことを話し合ったりとかしてて、
夫婦で読むと多分関係改善にすごく役立つんじゃないかなと思っています。
はい、そんな感じです。
最後におかけでお話しするんですけど、
うちの長男児男、今小一なんですけど、めっちゃ元気なんですよ。
学校から家に帰ってくると元気すぎてすごいんですよ。
やばい、こんな元気な小一いるのかってぐらいすごい元気なんですよ。
家に帰ったらパーティーみたいな感じで遊び回ってて、
1日2日とかあったら僕もいいんですけど、3日4日になってくると音が苦手なんですよ。
うるさい音とかそういう音が鳴ってるっていうのが、頭痛くなってくるんですよね。
妻が僕の様子を見て、あなた2回行ってなさいみたいな、
1人になってていいかなって言って、僕を1人にさせてくれるんですけど、
そういったことがあるから何とか毎日やっていけるなっていう、
子どもの面倒を嫌になったりとかしないでやっていけるなって思うんです。
すごいそこは感謝ですね。
あと学校でストレス感じすぎてるんじゃないのって思う時もあるんですよ。
こんな家で発散しなきゃいけないほどどんだけストレス抱えてんだよって思っておりました。
話を聞くと、こんな嫌なことあったとかっていうのがたまに出てきたりもするんですよ。
あとなんだろうな、ルールとか規則とかどうしてもあるじゃないですか。
それと向き合っていくことのストレスとかもまだ小一なんで結構あるみたいで、
親としても結構悩みますよね、そういうのって。
そんな感じの小一生活ですね。
今年小児になるんでちょっと変わってくれればと思うんですけど、
また育児について思うことあったら話していきたいなと思ってます。
逆に子どもの声がうるさいとかストレスとかで悩んでて、
こうしてますとかあったらね、どうしようかなって思ってます。
という感じで、今回も最後までありがとうございました。
また明日お会いしましょう。さようなら。