夫婦関係の悩み
こんにちは、夫婦関係学ラジオのアツです。このポッドキャストでは、様々な夫婦の葛藤をサバイバルするためのナレッジをお伝えしていきます。
今回は、完璧なパートナーも完璧な夫婦も存在しないということについてお話をしていこうと思います。
夏休みで子どもたちが下にいて、めっちゃ声が入ると思うんですけど、すいません。
やっていきます。これ何かというと、
夫婦関係を悩んでいる方の話を聞いていると、悩んでいるご自身だったり、あとはそのパートナーですね、奥さんとかがこう言っているとかで話を聞いていると、
なんかこう、最終的に相手がすべて悪いという考えに取り憑かれてしまって、こいつさえいなくなればすべて良くなるのに、完璧になるのにと考えている方が結構いらっしゃるんじゃないのかなと思ったんですよね。
要は、自分が選んでしまった夫は、ガチャに外れたと、結婚ガチャに外れたんだと考えているという方が結構いるんじゃないのかなと思うんですね。
これは逆に夫ガチャ妻ガチャ、両方ともあるのかもしれないんですけど、こういうふうに相手が悪いという考えに取り憑かれてしまうと、自分が抱えている悩みとか気づきというのはなかなか気づけないと。
気づかないので相手に伝わることができないんですよね。
するとどんどんどんどん不満が溜まっていって、最後は相手が悪いんだという結論に対して、離婚してすべて終わらせればいいんだという極端な思考になる傾向が多いなって思っているんですね。
終わらせれば、この人が悪いんだから取り替えればいいだけだと。
こんなパートナーがダメだったんだと。もしくは私が合ってなかったんだと。
コミュニケーションの重要性
だからこいつはネゴの部品をガチャッと外して、別の青色のネゴの部品を外して、緑のネゴをガチャッとはめれば全部OKみたいなふうに考えているのかなっていうことが結構あるんですよね。
こういうふうな結論に対してしまうと、ひたすら相手の行動を我慢し続けるということになるんですよ。
相手の相手が悪い。変わらない相手が悪いんだと。
だけど、自分の素直な気持ちというのをきちんと伝えていなかったりとか、相手がそれを認識するまで伝えていないということがめちゃくちゃ多いなと思っていて、相手に気持ちを伝えない、もしくは届いていないから、相手は自分が変化する必要性を感じていないということがあるんですね。
その結果、どんどん依頼が溜まってしまって、離婚した方がいいと思うようになっていく。女性に僕はすごく多いなって思ってるんですけど、そしてこの結婚は失敗だったんだ。私は結婚ガチャに失敗したんだというふうに思うようになっていく。
もちろん全然変わらない相手に対して絶望してしまう気持ちというのはわかるんですけど、だけど結婚ガチャというふうに結論付けるのはまだ早いんじゃないのかなって思うときがあるんですね。
なぜかというと、やるべきことはまだできてないんじゃないかなって僕は思うんですよ。
いろんな方の話を聞いていて思うのは、離婚する結論に行く前にまだやることたくさんあるじゃないかって思うことがね、すごいたくさんあるんですよ。
それらができてないんじゃないかなと思っていて、もちろんそれをやるのってすごい勇気が必要だったりとか、当人にとっては難しさを感じるかもしれないんだけど、勇気を出してやったほうがいいんじゃないかなって僕は思ってるんですよね。
まあ、離婚っていう結論にパッて手を伸ばす前に、これから僕が言うことをぜひ勇気を持って行動してほしいなと思っていて、それは何かっていうと、まずは自分の感情に敏感になるっていうことですね。
夫婦関係の中で自分は感じている感情に対して敏感になる。何か寂しさを感じた、悲しさを感じたとか、惨めさを感じたとか、情けなさを感じたとか、っていった感情に敏感になる。
多くの人は怒りっていう感情に振り回されてしまうんですよね。夫婦間の中で起こる夫婦喧嘩の時に、2人は遠くまで吹き飛ばすような怒りの感情に囚われすぎてしまって、自分たちを本当に遠くまでフワーっと放り投げてしまう。
自分たちがすごい遠くまで行ってしまうっていうことが起こる。これは怒りの感情に本能されていることが原因なんですけど、そうじゃなくて、怒りの感情の下の方にある自分の本音は一体何なのか。そこにはきっとパートナーから相手にされない、妻から相手にされない悲しさ、夫から相手にされない虚しさ、そういった感情がそこに絶対あるはずなんですよ。
これが気づかない方がめちゃくちゃ多いんですよ。だけど自分の感情にすごい敏感になって、冷静に自分の心の奥の一体何があるんだろうかと振り返ってみると、そこにはきっと、さっき言ったように悲しさ、寂しさ、惨めさ、情けなさ、恥ずかしさといったそれを受け止めてしまうと、甘いにも辛いと思ってしまうほどの柔らかな気持ちが、傷つきやすい気持ちがそこには絶対にあるはずなんですよ。
これにまずは敏感になってほしいなって思うんですよね。同時に自分の妻や自分の夫にもそういった感情があるんだというふうに他者の感情にも敏感になるっていうことをぜひやってほしいんですね。
これは自分の感情に敏感になることができれば、そうかこういう時にはこういうふうな感情が俺の奥にあるんだっていうことに気づけるようになると思うんですよ。
そうすると自分の妻や自分の夫も、もしかしたら同じケースの時にこういうふうに感じていたのかもしれないっていうふうに想像を働かせることができるようになってくるんですよね。
その後は相手の感情を受け止める、その感情を自分のもののようにして受け止めるっていうこと、そして最後は自分の感情を伝えていくっていうこと。
悲しさ、むなしさ、惨めさ、情けなさ、そういった誰かに話すにはあまりにもセンシティブで柔らかくて傷つきやすくて脆いその感情を確かに相手に対して伝えていく。
相手に対してきちんと自分の感情を伝えていくその時には怒りに翻弄されずに自分の素直な気持ちをその感情のまま相手に伝えていくんですね。
これは一回ではできません。お互いに納得できるまで何度も何度も相手の心に届くまで何度も何度も繰り返していくんです。
怒りの感情を表現しないようにきちんと自分の情動っていうのを調達していくっていうのも必要になってきますね。
生きやすさの改善
これをまだやってないと思うんですよ。
2婚すればいい。もう夫が、あの、夫が家に外れたのよ。夫が他の人に帰ればもう全部もううまくいくのとか、妻が家に外れたんだと。妻は帰ればうまくいくんだと思っている方。
2婚すれば全部丸く収まるんだと思っている方はまずこれを頑張ってほしいなと思うんですよ。自分の感情に敏感になる。相手の感情には敏感になる。
相手の感情を受け止める。自分の感情を伝えるっていうこと。これをお互いの心に届き合うまで何度も何度も繰り返すってことですね。
それをやってから離婚選択はとってほしいなと思っています。怖い気持ちは分かるんですよ。これをやる時に。
自分と向き合うってことはすごい勇気にいることだと思うんですよね。情けない自分に向き合ったりとか、見たくもない自分を受け入れなければならない。
自分の妻や夫の中にある感情にも手を伸ばしていかなきゃいけない。時には、なんでそんなことを言うんだとか、私の気持ちはどうなるんだっていうふうに、相手を攻撃したくなる時もやってくると思うんですよ。
だけどそこに向き合う勇気を持ってほしいなって思うんですよね。それができれば今の夫婦関係は変わっていくんじゃないのかなって思っています。
それから夫婦関係だけじゃなくて、生きやすさの話だと思うんですよ。生きていくこと自体がすごい楽になっていくなと思っていて、夫婦関係以外にも全然活かせるんですよね。
このスキルって、仕事関係とか親子関係、友人関係、あらゆる対人関係に活かすことができるので、ぜひ勇気を出して前に進んでほしいなって思っています。
はい、ということで、今回も最後までありがとうございました。この放送がいいなと思った方は、番組のフォロー、一星評価、夫婦関係、悩み、友人、知人へのシェアをお願いします。
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