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2025-06-30 10:21

#2-77 妻への共感は"服従"なのか?

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「妻への共感は、まるで服従するようで苦しい…」


妻との関係が悪化し、LINEの事務連絡だけ。良かれと思った提案も「あなたは何も分かってない」と一蹴される。


そんな状況で関係の修復を試みるも、心が折れそうになっていませんか?


今回の放送では、多くの男性が抱える「共感=服従」という誤解を解き明かします。


共感は相手の意見に同意することではありません。


破綻した関係を立て直す鍵は、妻の「感情」に寄り添うことだったのです。


こんな方におすすめです

✔︎ 妻に心から共感できず、罪悪感を感じている

✔︎ 夫婦関係が破綻し、どうすればいいか分からない

✔︎ 関係を修復したいが、自分を押し殺すようで抵抗がある


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サマリー

このエピソードでは、夫が妻に共感することが服従なのかというテーマを探求しています。夫婦関係の問題や感情の理解を通じて、共感の本質とその重要性が強調されています。

妻への共感の意味
こんにちは、夫婦関係学ラジオのアツです。このポッドキャストでは、さまざまな夫婦の葛藤をサバイブするためのナレッジをお伝えしていきます。
今回は、妻への共感は服従なのかということについてお話をしていきます。
これ何かと言いますと、妻とのやりとりがLINEでの事務連絡しかできないと。
そういったように関係性が悪化したときって、一体どうすればいいんだろうって悩みますよね。
ご機嫌を取ろうとして、高いエステに行かせようとしたり、高いジュエリーとかバッグを買ってあげたいとか。
だけど何もかもうまくいかない。あなたは何もわかってない。いつも私に寄り添ってくれない。
っていう風に、妻から冷たく言われてしまう、そんな体験した方もいると思うんですね。
そして、じゃあ寄り添ってないと言うんだったら、共感すればいいんだなと。
ということで、あなたは妻に共感しようとする。
あなたが子供が生まれたときに育児を全然してくれなかったと。妻がよくそういうことを言うと。
子供が生まれたときに、あなたは仕事ばっかりで全然私のケアも子育てもしてくれなかった。
それに私と子供たちがインフルエンザで体調を崩したときに、全然ケアしようとしてくれなかったじゃない。
早く帰ってきてくれようともしなかったじゃないと。
そうか。それは悪かったな。申し訳なかった。それは辛かったよな。
そんな言葉を妻にかけたと。すると妻は、違う。もういい。本気でそう思ってないでしょ。
というふうに言われてしまったと。ドキッとしますよね。
こういう体験した方多いと思うんですよ。
妻に心から共感ができない。まるで自分という人間を捨てて、服従するような気がする。
そんな気持ちを感じたことがある人もいると思うんですね。
共感に対する誤解
僕は過去100人以上の夫婦関係の相談に乗ってきたんですけど、
そういうふうに感じる男性というのは本当に多いです。カラントだけじゃないです。
この服従するような気がすると、その真理の背景には何があるのかというのを知っていくと、
妻の共感ってすごくやりやすくなるなと思うんですよ。
そこには、例えばこういった感情があるんじゃないかなと思うんですね。
妻の話を認めることへの恐れ。
あなたは何もしてくれなかった。いやいやいや、したじゃんと。
何もじゃないでしょ。全部じゃないでしょというふうに。
妻に対して共感をすると、妻が言っている話を全て認めることになるんじゃないかというふうに恐れている。
そして、自分はダメな奴なんだということを認めたくないという恥の感情。
そして、あなたもいろいろ頑張ってきた歴史はあると思うんですよ。
その自分の頑張りを気にしてられたような悲しさ。
こういった恐怖、恥、悲しさ、寂しさ。
こういった感情を感じていると思うんですね。
多分そういった真理が服従するような気がするという言葉の裏にはあるんじゃないのかなと思うんですよ。
だけど、実は共感というのは、相手の意見を全て受け入れるということを意味していないんですよ。
ここをよく勘違いされるんですけど、妻がそう感じていたんだという妻の感情を受け止めることなんですね。
そして共感とは、妻に負けることを意味するわけじゃないんですよ。
それは他者に寄り添う強さというのを意味しているんですね。
妻への共感というのは、妻の意見に同意することでも謝罪することでも勝ち負けでもなくて、妻の柔らかな気持ち。
それを大切にそっと受け止めてあげて、君はそう感じていたんだねと認めてあげることなんですね。
共感の本質というのは。
それが習慣化すれば、妻もあなたの気持ちを受け止めてくれるようになってくるんですよ。
この妻の意見を全て認めなければいけないんじゃないかというふうに思ってしまう方がすごく多いんですけど、
これは前々回の会で、アドロワシン理学の専門家の熊野英一さんがおっしゃっていましたけど、
同意、共感、同情、3つあるねって話を熊野さんはしてましたよね。
この同意、ここに引っかかっちゃう方がすごい多いんですよ。
妻への共感というのは、妻の意見を全て認めて、その事実関係を全部認めなければいけないんだというふうに思っちゃう。
もしくは認めたくないって思っちゃう。
認めたくないって思っているのは、認めなければいけないんだと思っているからなんですけど、
なぜかというと共感というのは、妻の意見を、妻の考えを、妻の理屈を全て事実として受け止める、認めるっていうことだっていうふうに勘違いしちゃってるんですね。
だけど違うんですよ。
共感というのは、妻がこの人、私の気持ちわかってくれたなって妻が感じること、そう感じられたときに共感が成功したと呼べるんですね。
なので妻の意見に同意することじゃないです。
妻の柔らかな気持ちをそっと受け止めてあげて、君はそう感じていたんだねというふうに認めてあげることが上から見せるんじゃないです。
日常生活での共感の実践
上から見せるんじゃなくて、そこに降り立っていく感じなんですね。
妻のその感情、例えば産後のすごい辛かった時期に子育てがすごく大変だったと。
夫はなかなか帰ってきてくれなかったと。
手伝ってくれなかったと。
一緒にやってくれなかったと。
やるとしても当事者として参加するんじゃなくて、お手伝いさんのような、お前ができないからやってやってるんだよというような感覚で夫は関わってきたと。
その時に、自分一人で子供を育てているような寂しさだったり、大事にされていないような悲しさだったりとか、一緒に家族をしているような感じが感じられないと。
そこにすごい大きな寂しさを感じると。
そういったように妻が感じていたその感情に深く深く降り立っていくんですね。
降り立っていって、共に同じように感じるんですよ。
その時には妻に対して同情するような感覚にはきっとならないと思うんですね。
そして、その感情を自分は感じることができたならば、同じように感じられると思うんですよ。
その辛さというのを。
その悲しさ、寂しさ、惨めさ、情けなさといった感情を。
その感情を感じた時に、その人質関係がどうとか、どうでもよくなるんですよ。
そんなものはどうでもよくて、何が起こったかじゃなくて、どう感じていたかということが大事なんですよね。
その感情に寄り添っていく、情緒的に寄り添っていくということですね。
それをですね、日常の生活の中でルーティン化することができれば、
自分の体の一部のように共感というものを扱えるようになるんですよ。
箸を掴むかのように、箸でご飯を食べるかのように、共感というスキルで妻と向き合うことができるようになるんですね。
そうすれば、今まで気まずくて、家に帰りたくないなと思っていたあなたも、
早く家に帰って、妻と話したい、妻に話を聞いてもらいたいと思うようになるはずです。
その時、夕飯では、夕食の現場では、あなたも、あなたの妻も、子どもたちも、
ダイニングルームで笑顔を見せて、今日あったことを明るく楽しく伝え合うことができるはず。
その時のあなたは、ああ、幸せをついに掴むことができた、そう感じるはずです。
はい、ということで、妻への共感とは、服従なのか、というと、
それは同意でも、服従でも、勝ち負けでもなく、妻の気持ちを受け止めることであると。
そして、妻から、ああ、この人は私の気持ちをわかってくれた、と思ってもらえることを意味します。
ぜひ、試されてみてください。
もし、戸惑うことがあれば、いつでも、メルマガの僕のアドレス宛にメールをください。
あなたが妻と向き合い続けられるように応援しています。
ということで、今回も最後までありがとうございました。
この放送がいいなと思った方は、番組のフォロー、5ポイント評価、
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あと、7月4日に第2回、無料オンライングループ相談会を行います。
第1回は、すごい大好評いただきまして、たくさんのご感想をいただきました。
女性の方にもご参加いただいて、コメント欄をたくさん賑やかしていただきまして、
それがすごい参考になったというダースの声もたくさんいただいたんですよね。
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たぶんね、これは最後だと思います。
無料オンラインググループ相談会は。
やるとしても当分数ヶ月先とかになると思うので、この機会にぜひご参加ください。
お会いできることを楽しみに待っています。
ではまた次回お会いしましょう。さようなら。
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