世界的大企業で働くエリートたちの結婚生活とは、どんなものだと思いますか?
こんにちは、夫婦関係学ラジオパーソナリティのアツです。このポッドキャストでは、多彩なゲストを招きし、家事・育児、キャリア、セックスレス、不倫、離婚など、
様々な夫婦の葛藤をサバイブするためのナレッジをお伝えしています。今回は、シリコンバレー在住、元Appleシリアマネージャー、現在は語学学校Brightureを経営する松井博さんを招きし、
知られざるエリート層の結婚生活をお話しいただきます。
今回はですね、Brighture English Academy代表である松井博さんにお越しいただいています。松井さんはですね、日本人のための一発で通じる英語発音、
なぜ僕らはこんな働き方を止められないのか、企業が帝国化するApple、マクドナルド、エクソン、新しい投資者たちの素顔など、様々な本を出されています。同時に、ノート、マガジンですとか、ボイシーでも人気なパーソナリティでもあります。
今日は松井博さんに幸せな夫婦とはそうでない夫婦の違いとは何なのか、特にハイスペ男子たちがなぜ結婚につまずいてしまうのかについてお聞きしていきたいと思います。松井さんよろしくお願いします。
はい、こちらこそよろしくお願いします。
松井さんのノートの記事をよく読ませていただいてるんですけど、僕がBrightureの生徒だったっていうのもあって、英語の記事とかもすごい興味があって読んでたんですけど、
ちょいちょい出てくる夫婦関係の記事が大好きで、たまにこう出てきて、すごいなんか真意をついてるなって思うことがあって、僕にはどうしても見えない世界の話だなと思ったんですよ。
シリコンバレーとかアップとか大企業、もうトップオブザーバルトみたいな世界の人たちの結婚の話、なんでそういった人たちがすごい幸せそうに見えるのに、そのうまくいかないのかなとかっていうのをちょっとお聞きしたいなって思ってて、そういった人たちの結婚生活っていうのはこうどういった感じのものなんですかね、うまくいかなくなってしまう結婚生活っていうのは。
僕が実際にこう、知ってる人はいっぱいいるけど、ある程度ちょっと生活を知り得るぐらい仲良い人たちって言うとやっぱちょっと限られるんですけど、そういう人たちを見ててあんまりうまくいってない人とそういううまくいってる人を単純に比較すると、すごいものが金がありすぎるとやっぱりいろいろ大変だなってまずもうこれが1点。
金が逆にありすぎて困ることがある。
なんかね、結局、金、自分が好かれて結婚したのか財布が好かれて結婚したのかわからないみたいな話にどうしてもなっちゃうじゃないですか。
それで、まあその、まるっきり嫌いな人と結婚する人はあまりいないと思うんですが、でも財布の厚さってやっぱりファクターの一つじゃないですか。
そうですね。
で、いつかアツさんがその、えっと、なんかお金と美貌の交換みたいな記事書ってあるじゃないですか。
はい、カレーと顔の交換結婚ですね。
あれね、すごいしっくりきて、あ、これだよこれって思ったんですよ。
で、僕のやっぱり親しい人で何人もいるんですけど、それはアメリカ人でも日本人でもいるんだけど、経済的にはめちゃくちゃ成功してるんですよ。
本当に裏山、人が裏山いうような生活をしてる。めちゃくちゃいい車乗ってすっごいでかいです。海外旅行行くときはファーストクラスみたいな。
すごいですね、ドラマみたいな。
そうそうそうそう。で、お金ほんと湯水のようにあって、なんだけど、まあ、なんかことごとくうまくいってない人たちが多くて。
で、まあまず、お金稼ぐのうまい人ってお金のことばっかり考えてるんですよ。
それは普段の生活でも。
そうそうそうそう。だって、母案としてで金稼げるわけないしね。
確かにそうですね。
だから例えば会社内で出世するっていうのも一つの方法だし、なんか投資して儲けるでも自分でビジネスするでもいいんだけど、いずれにせよ母案としてでお金がジャンジャン入ってくるっていうのはありえないんですよ。
なるほど、なるほど。
だからみんなめちゃくちゃ働き者なんですよ。
ハードワーカーですね。
で、プライオリティーがそこなんですよ、まず彼ら。
なるほど。
で、仕事をすごい好きでみんな。
で、それでまあ奥さん側がその店主、あの元気で留守がいい的な人だったらうまくいくのかもしれないけど、
その私をお姫様みたいに扱ってほしいっていう人だったりするとなかなかやっぱり難しいじゃないですか。
で、あとそこそうじゃなくても、そのもっと普通の人でも基本的にまずプライオリティーがお金儲けに行っちゃってる人と暮らしてるわけだから、
まあやっぱ家族とか私とかってのは2番とか3番になっちゃうわけで、そりゃあなかなか難しいだろうなっていう。
なるほど。
彼らはなんでプライオリティーが金なんですか?何番か。
多分なんかトロフィーみたいな、分かんないですけど、僕もでもやっぱり時はすごいガツガツ働いてたんですよ。
まあなんなら今も働いてるけど。
そうですよね。
でも、だから会社にずっと行きっぱなしでして、僕も。
そうなんですね。
だってやっぱりちょっと偉い人に顔覚えてもらわないとダメだから早めに会社行こうとか、
みんな偉い人って朝6時くらいからジムでワークアウトしてるから、俺も6時にワークアウトしようとか、
そうするとその試合になる機会増えるじゃないですか。
なるほど。
まあまず単純に顔覚えてもらうだけでも全然有利だし、でもそういう感じ。
だからまあそうしたらお父さんいつもいないみたいになっちゃうじゃないですか。
そうですね。
そういう競争が好きだったりするんですか?そういう人たちの特徴っていうか。
競争好きだし僕も好きでしたよ。今も好きだけど。
だからやっぱガツガツ働いてましたよね。
そっか、それはなんか性質的なものなんですかね。
それは多分性質的なもので、だからワークライフバランスとか全然考えなかったし、
なんかいかに自分のグループの認知を上げて、自分も自分のグループも認知されて、
みんなと自分の給与に反映されるかっていうゲームみたいな。
そっか、ゲームっていう感覚なんですかね。
ゲームっていうか、だから狩りに行ってるみたいなもんっていうか。
なるほど。狩猟民族的な感じですね。
そうそう、だからもうそこに夢中でしたよ、僕も。
それは夢中になっちゃうのが楽しいからなんですか?どんどん成果が出てきて。
そういう時もあるし、結局戦いじゃないですか。
みんなが平等に出世する会社っていうのはないわけで。
上に行けば行くほど、最初のファーストレベルマネージャーが100人選ばれたとしたら、
その次のシニアマネージャーになる人はせいぜい30人くらいなわけじゃないですか。
そうしたら、まあね、結構1 7、8分の1の確率だったら、
よっぽどガッツリ目立たないとそこにはいけないわけで。
で、その上のディレクターになりたいとか言ったら、もうあとほんの1人、2人のですでしょ。
まあそうしたらガツガツやるしかないですよね。
そういう世界から降りる人もいるんですか?
降りる人もいます。で、僕も降りたけど、それは何かが人生であって、
俺は何か間違ってるって気づく人もいれば、
ただ単に体壊してできなくなる人もいるけど、
メンタル病んじゃうとかね。
原因はいろいろですけど、降りる人の方がやっぱ多い。
途中でバーンナウトしちゃうとかね。
なるほど。確かにそんなハードだと結婚どころじゃないですよね。
その仕事の中でいかに出せるか、成果出すか、
しかこう、生活が全部そこに一点集中する。
僕の疲れたジョン・ルビンシュタインって上司がいたんですけど、
4回結婚したんじゃないかな。
すごいっすね。なんだそれ。
また結婚かよみたいな。
それで、こいつの結婚式行ってもしょうがねえだろうみたいな。
何回も行ってるし。
なんかもう、どうせ行ってもまた、
なるほど、終わるってことですね。
終わるし、もういいだろうみたいな。
欠席みたいな。なんかそういう風なぐらい、
すごいな。
モテるというか、お金もあるしで、
こいつでも10年に1回しか休まないとかっていうやつだったんですよ。
すごいハードワーカーですね。
じゃあちょっとおかしいじゃないですか。
おかしいですね。
普通の奥さんはやっぱり10年に1回休みの人とは暮らせないですよね。
そうですよね。
だから別れちゃって4人も4回も結婚し直したようですね。
結婚しなければいいと思いますけどね。
そんなにダメになるんだったら。
またすぐモテて、また相手が見つかって、また結婚し直すの繰り返して、
なんかその都度財産半分取られてきつくないのかなとか、
いろいろ下手な失敗が起こしたりとかしてたんですけど、
だから畳から見たら確かに成功してるけど、
それは果たしてハッピーなのっていうのはあるじゃないですか。
そうですね。人生として幸せなのかっていう。
そうそうそうそう。
そうですね。
ハッピーかもしれないですけどね。
まあそうですよね。それが楽しいのかもしれないですね。
そうそうそうそう。
掴んでいくっていうのが。
でもなんでモテるんですかね。お金があるからモテるんですか。
それともなんか彼らにはモテる要素が何か。
まあだって、やっぱり能力高くなきゃそんなになんないじゃないですか。
普通に。
その人、スティーブ・ジョブスのすぐ直下だったんですけど、
スティーブ・ジョブス直下なんて普通に成ろうと思って成れるポジションじゃないから。
だって、僕がいたとき6万人従業員いたけど、
スティーブ・ジョブスの直下って5、6人しかいないんだから。
すごいですね。狭き狭きもんですね。
1万人に1人のポジション。
それはすごいですね。成りたくても成れないですね。
成れないですよ。だからやっぱりそれは魅力なんじゃないですか。きっと。
そっか。確かに。それは確かにモテますね。
松井さんはなんでそうならなかったんですか。
他の人は同じような。
僕、これノートに書いたことあるんですけど、
ギリの弟自殺失って、もうすごいショックで。
それ、僕の父親と同じ日だったんですけど。
そんなことあってあんのかっていう話じゃないですか。
で、なんか急にいろいろ馬鹿らしくなっちゃったんですよ。
それは働いてる。
歯医者で何こんな馬鹿みたいに、足跡馬みたいに働いて、
俺何の意味あんだろうってすごい思っちゃって。
それでこう、親が死にそうとか、はたまたそのギリの弟がすごい窮地に陥ってるとかっていうのをほったらかして、
俺は何やってたんだろうってすごい思って。
なるほど。
やっぱりそれが法末転倒すぎるなと思って。
で、そこでこんなとこで出世競争やってればいいんじゃないかなって最初に思っちゃったんですよ、そこで。
やっぱり一回思っちゃったら、いろいろ馬鹿らしくなってきて、
というか疑問に思い始めたら、なんかまともにやってられなくなって。
やっぱり自分でやってることに疑問抱いちゃうとね、気づかないじゃないですか。
そうですよね。
で、まあもういいやと思って、降りちゃったんですよ。
それは喋るっていうのは自分の気持ちをちゃんと伝えるってことですか。
気持ちもそうだし、会った出来事とかもそうだけど、
だって、だって分かんないじゃないですか。
分かんないってのは何考えてるかってことですか?
何考えてるかとか、
日常どんな大変なことがあるのかとか、
分かんないじゃないですか。
あのー、だから喋る。
だから家帰ってくると、
まあ飯とか、
俺が一人で飯食ってて、もう嫁さん大体付き合ってくれたから、
まあこう、大体どうだったってまず聞いて、
で、今日はああだった、こうだった、
下の子がこんなことしたとか、上の子がこんなことしたとか、
誰それと喧嘩したとか、まああるじゃないですか。
で、実はこの宿題出してなかったとか、
なんかいろいろ聞きながら、
じゃあちょっと俺が雷落とした方がいいと思うとか聞いたりとか、
なんかちょっとそこで相談してみたいな感じで、
で、嫁さんの話が終わったら俺の話するみたいな。
あーなるほど。
えーと、何だろう、たまにある話で、
夫がすごい疲れて家に帰ってきました。
で、夫がすごい疲れて帰ってきて、で、妻を話したいと。
その日あったことを話したいと。こんなことがあった。
私もこんな風につながったんだ。こんなことがあった。
話したいって夫に話すじゃないですか。で、夫は最初は黙って聞いてますと。
だけど、夫自身もすごいストレスを抱えているので、
ちょっとごめん、もうちょっとこれ以上きついわみたいな感じになっちゃって、
話は聞けなくなるみたいなのもあるんですけど、
そういうのは全然なかったですか。
奥さんの話、すごいストレス抱えてきて帰ってきた。
で、話聞くのしんどいなみたいな。
家のこと関わらずしんどいなみたいなことはあんまりなかった感じですか。
なかった。20代の後半か30くらいからずっと上司やってたから。
あー。
なんか人の話を先にまず聞くみたいなのが。
なるほど。
普通になってたからかな。別に大変ともないというか、
大体の人って話を聞いてあげると、
そこでもう大体事故解決するから。
話聞いてもらうだけでってことですね。
自分で喋ってるうちにこうすればよかったんだねとか言って勝手に事故解決するから、
大体まず話聞いて、
俺だったらこうするけどっていう時ももちろんあるけど、
そういう時はもちろんこうすれば、そうすれば、
いやそれはもう試したとかそういう時だってあるけど、
大体まずそんな大変かなって。
ただ僕ね、
情緒言語すげー苦手で、
結論から話せとかそういうことは言ってましたね。
それは仕事で、家の中でも?
家の中でも。
なんだか物語が3週くらいくねくねしてから、
ようやく話のコアとか本当に苦手で、
悪いけど結論から言ってて、
付き合ってた時。
奥さんに?
奥さんはなんて言うんですか?
最初のうちはえ?みたいな感じだったけど、
あんまりそもそも口数の多い嫁さんじゃないんですよ。
だから、
こうやって言えばすぐ分かるじゃん。
お互いにって言ったら、
コミュニケーションはこうした方がシンプルにスムーズにいくよね。
ってお互いに納得した。
僕もでもそのうちには、
俺、
論理言語に語りすぎてるなってだいぶ経ってから思ったんですけど、
最初のうちは法律よくていいじゃん。
話早く進みますからね。
そうそう。
でもやっぱ、
それだけじゃダメなんだけど、
でもほら、
会社もそうだけど業務連絡的なものもいっぱいあって、
それからお昼ご飯って一緒に食べていって食べるっていうのもあるじゃないですか。
だから、
その両方の要素は必要だとは思うんだけど、
なんか、
そのモードは切り替えてほしいかなみたいなことは
ゆっくり言っていった。
本当に最初の頃から言ってましたね。付き合ってる頃から言ってましたね。
農林的な方に切り替えてほしい。
そうそう。
これは何か終わりがある話なの?みたいな。
なるほど。
あと何かこうこうこういうのが、
例えばなんだけど、
今日、皿洗い機器が動かなくなっちゃってどうのこうのどうのこうのとか言って、
そこでその手いかに苦労したかとかって話が続くんですよ。
で、僕は皿洗い機が壊れたの解決したいんですよ。
うんうん。
だから、で、現象は何が起きてるのってもう普通にそういう聞き方じゃない。
なるほど。
で、どういう手順を踏むと、
作動しないわけ。
これは試した、あれは試したとかっていう回路がすぐ動いちゃうんですけど。
なるほど。
だけど彼女はいかに苦労したかを物語にしたかったりするわけじゃないですか。
そうですよね。伝えたいんでしょうね、自分の気持ちを。
最初は、
うちはいいえいいえそれいいから、
その付録はいいから結論から言えみたいな感じで。
だけど、
やっぱこれダメだって途中でだんだん育ってきて、
まあ少しずつアジャストはしてきましたけど、
でもね、
でもうちの奥さんね、そもそもあんまり口数多くないんですよ。
だからちょっと喋って言葉通じるような、
その方がいいやぐらいな感じなんで。
だからあんまりそんな、
散歩がね、散歩が良かったんだよな、今思うと。
朝晩の散歩が。
それってどういうこと話してたんですか?
いや、たわいもない話だいたい。
で、俺散歩がなんで良かったかと思うかっていうと、
向かい合ってないから良かったと思うんですよ。
なるほど、そっか。隣に、横にいる。
そうそうそうそう。
で、やっぱお互いの顔見て何か喋ってると下手すると尋問してるみたいになっちゃうじゃないですか。
そうですね。
それから結論言えって言われたら尋問。
そうそう、それから何か後何か議論してるみたいになっちゃうでしょ。
確かに確かに。
でも真正面向いて同じ方向向いて歩いて喋ってると、
そういうモードにすごいなりにくいんですよ。
相手は攻めないんですね、お互い。
そうそう。で、俺それはね、実はマネジメントテクニックで習った話だったんだけど、
机なんかでも対面して座らないでアングルつけて座れってすごい言われたんですよね。
90度の。
90度のこの辺とこの辺に座る。
そうすると相手の顔見えるけど、その真正面じゃないじゃないですか。
そうですね。
お互いにね。
そうするとなんかこう正面切って喧嘩モードみたいになりにくい。
なるほど。使いますね。
だから僕部下と話す時は必ずアングルつけて座ってたんですけど、
これ家庭でも使えると思って。
で、外資系の会社だとワンオンとか言って一対一で部下と話して、
時間週に一回ぐらい拡張とかでやったりとかするんですけど、
あれはすごい良いアイデアだと思って。
なんでですか?
部下いっぱいできちゃったりすると一人一人と話す時間がほとんどないから、
そいつが本当に気にしてることって分かんないわけですよ。
うーん。だからサッカーとか野球とか親戚で野球やってる子達とかすごいコミュニケーション上手いんですよね。
そう。そうそう。
なんか簡単に切れたりとかしないんですよ。
そうそうそうそう。
親戚一緒に集まってなんかいじられたりとかしても、なんか2個1個割ってて。
そうそうそうそう。
なんか冗談で返してきたりとかして、こいつ大人だなって思うのは結構あって。
うーん。いや僕もまさしくそうでしたよ。
だから、その団体スポーツはやっとけばよかったなって結構思ってたんですよね。
あと大人になってから思った。
うーん。
で、結局だから人となんかわちゃわちゃやれるようになったんで、社会人になって何年も経ってからです。
うーん。なるほど。
それまで団体でなんかした経験が全然なかったから。
うーん。なるほど。
じゃあ、例えばじゃあ、えっともう今大人になっている僕みたいな40代とかもしくは30代とかの人たちが最後にお聞きしたいんですけど、
夫婦関係をこうじゃあこじれてしまいそうになってるとか、こじれちゃったとかっていう人たちに対して何かこうアドバイス的なものとかってあったりします?
うーん。
散歩すか。
いや、僕ね散歩は結構勧めるんだけどな。
なんかマジでお互いの顔見つめ合って喋ると大体なんか煮詰まるから。
うーん。
歩きながらとか共同の目的があること。
共同の目的?
そういう作業をする、一緒の作業とか。
その、だって家庭ってチームなのになんで敵対しなきゃいけないんだって話じゃないですか、結局。
そうですね。
で、そこんとこすげえ間違ってる人が多いと思うんだけど、なんかだから船みたいなもんじゃないですか。
それでその船にどっちが先導になってみんだけど、誰かが先導になって、それは大抵夫とか奥さんのどっちかが先導じゃないですか。
そうですね。
それで、そして子供っていう乗員がいて、ちゃんと彼らが成人するまで、ちゃんと迷わないように運んであげるみたいな作業なの。
その時に船上でなんかオール振り回して喧嘩するとかやっぱやばいじゃないですか。
そうですね。沈んじゃいますね、船が。
そうそう、だからあともうなんか流されて変なとこ行っちゃうってなっちゃうから、だからやっぱ、進行方向こっちでいいんだよねっていう話をやっぱしなきゃいけなくて。
それであともしかしたらそのなんかいろんな配分を考えなきゃいけないかもしれないけど、その家庭の中のゴタゴタっていろいろあるわけで。
子供が病気になりましたが、学校でいじめられましたとか、またまたね、夫婦のどっちか失業しましたとか病気になりましたとかあるのに、液体してる場合じゃないじゃないですか。
確かにそうですね。
で、だからまずそこを外しちゃうとやっぱ難しいよねっていうか、だから自分をスペシャルにして欲しいと思ってる人は結構向かないかなと思う。
それは自己実践が追い求めるみたいなことですか。
そう、ていうか自分の人生がとっても大事なんだから私のお子さんになって欲しいと思ってる人はやめといた方がいいかなっていうか。
なるほど。
そうじゃなくてもっとgreater goodって呼べるのかな。やっぱりその家族っていう単位でちゃんとちゃんと子供の成人を迎えるっていうゴールに向かっていかなきゃいけないんだから。
そこのところでどっちかが我慢を強いられて子供が成人した瞬間に入り込んですとかってのはアホじゃないですか。
だからなんかあんまりそれはね、奥さんの方が私をお姫様にみたいに扱って欲しいって思ってるのもダメだし、
その夫の方がまあ俺が稼いでるんだからお前しっかり世話しろやとかって思ってるのもダメだと思う。
なるほど。どっちもとかですね。
そう、いやそんな大した話じゃないよ。
そこがなんだろう、そうなっちゃってる人は結構多いと思うんですよね。
チーム、家族が一つのチームっていう感覚になれなくて、自分の欲しいものをひたすら追い求めたりとか、
自分の精神状態次第で相手に対する言葉かけが変わっちゃったりとかする人が多いと思うんですよね。
そういう人は結構多かったりするんで、チーム単位でちゃんと考える。
船に乗ってるんだっていうことであったりとか、向かい合って攻めるんじゃなくて、
身横に立って冷静に気持ちはシェアシェア。
身横に立つってことは同じ方向向いてるってことですもんね、2人が。
そうそうそうそう。