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2021-02-21 17:37

#20 一夫多妻事例から考える現代女性が求めるもの

世界には一夫多妻を許可している国は45カ国あります。一夫多妻生活とはどのようなものなのか?どのような例があるのか?そして、一夫一婦制を生きるぼくらがそこから学べるものとは?質問箱➡︎ https://peing.net/5a2fc6bdc1d35b カウンセリングサークル➡︎ https://note.com/atsuatsu/circle
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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係に悩む男性向けに、夫婦関係改善とヒントになる発信をしています。
いかがお過ごしでしょうか?お元気ですか?
僕はですね、最近子供たち、6歳、6歳、2歳なんですけど、すごい元気なんですよね。
元気いっぱいすぎて、何言うことも聞かなくて、僕と妻がよく怒っちゃって、怒ることで疲れちゃうんですよね。
子供の相手で一番疲れるのが、怒ることなんですけど、怒ることで疲れちゃって、どうしようって2人で話し合いまして、怒るのやめようって話になったんですね。
怒るのやめて、3人以外ですね、片付けしないとか、ご意見の準備をするとか、そういったものをですね、こう言わなさい、言わなさい、怒っていいこと聞かないっていうことで、こっちはどんどん疲れてくるので、
言うのやめようと、どうせ行く瞬間になったらやることになるんですし、言わなくてもやる時もあるんですよね。
怒らないことが一番重要だなってことで、疲れないことが一番重要だなってことで、一回怒るのやめまして、怒りそうな忙しい時とかは音楽でも聴いて、気楽にやろうよって話をしたんですね。
今日は朝、子どもたちご飯食べ終わって、保育園行くまでお皿片付けたり、保育園ジュックに荷物入れたいとか、いろいろやることあるんですけども、3人が遊び回っちゃったんですよね。
そこで妻が星の弦をAmazonのアレクサでかけて、それを聞きながら保育園の連絡書を書いたりとかしてたんですけど、今日はそんなに怒らなくて、僕ら2人ともあんまり疲れないで朝が過ごすことができたので、ちょっと続けていこうかなって思ってます。
はい、ということで今日の本題なんですけども、全然関係ない話なんですけど、今日は日曜日ということで、いつもの妻との関係改善の話とは、またちょっと違った角度から夫婦関係についてお話したいなと思いまして、
今日話したいのは一夫多妻ってあるじゃないですか、一人の夫に複数の妻の一夫多妻、この事例から考える現代女性が求めるものについてちょっと考えてみたいなと思います。はい、では今日もよろしくお願いします。
はい、では今日の本題なんですけど、一夫多妻の事例から考える現代女性が求めるものということで、世界に多く、多くはないんですけど、世界にまだ残っている一夫多妻のいくつかの事例と、あとはどういった風に出来上がっていったのかなどについて、ちょっと僕が調べた内容をお話したいなと思います。
今のこの地球であるのかってことなんですけど、あるんですよね。イスラム圏では4人まで妻を産めとることが出来るという風に認められたりしていて、今のこの世界、地球でも一夫多妻というのが国として認められている国というのが45カ国、45ですね、45カ国の国が一夫多妻を認めているんですね。
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ただ、認めてはいるんですけど、その国の中で実際に一夫多妻、複数の女性と結婚できる人というのは5%か10%と呼ばれているんですね。本当に一握りですよね。一握りの人が一夫多妻を実現しているということなんですね。
ちなみに世界の99.5%は一夫一夫性に則って結婚生活を送っています。なのでこの世界の0.5%しかいないんですよね、一夫多妻の事例というのは。すごい少ないんですよね。
なんで少ないかというと、そもそも維持するのが大変なんですよね。妻が何人もいると、子供もその分何人も生まれてくるので、経済的にも満たさなければいけない。そして身体的、精神的にも満たさなければいけないわけなんですよね。
イスラム圏の国で実際に一夫多妻の夫婦生活を送っている男性というのは、その辺をしっかりとできないとダメなんですよね。なので一部のそういう収入が高くて、しかもそういったマネージメントコントロールでもちゃんとできる人じゃないと、これは実現できないというのが今の実情なんですね。
過去はどうなんだということなんですけど、有名なのがチンゲス・ハーンという12世紀から13世紀のモンゴルの皇帝なんですけど、彼は子供が数百人いたと言われていて、妻も何百人もいたと。厳密には妻ではなくて、性交渉をした相手ということだと思うんですけども、
子供が数百人いる、数百人の子供がさらに子供を増やしていくと。その結果、チンゲス・ハーンの子供というのは1600万人以上いると言われているんですよね。モンゴルの有名な歴史とか有名な方いますけども、もしかしたらああいう方たちもチンゲス・ハーンの子供なのかもしれない。1600万人以上もいますので。
同じアジアで言うと、中国の皇帝、初期の皇帝というのも一夫多妻、即質制度というやつですよね。子供を残すためにたくさんの女性を囲っていたんですけど、これって皇帝だけじゃなくて、それ以外のその下の階級の人たちも実は一夫多妻制度に則ったんですね。
この頃は妻になる女性、複数いる場合は姉妹を妻とするケースが主だったそうなんですよ。つまり自分が結婚する女性の妹とも一緒に結婚すると。姉と妹どっちとも結婚するというのが一般的だったそうです。
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ちなみに農民は一人としか結婚できなくて、貴族は二人、貴族はちょっと巨大が上の人は三人、そして領主は九人、そして皇帝は十二人。実際には十二人以上いたと言われてるんですけど、このように階級によって自分が目取ることができる妻の数というのは決められていたんですね。
これが中国の話で、今も中国ではこういう制度はあまりないんですけど、西アフリカとアジアの一部、南米でも今でも一夫多妻制度を敷いている民族があるんですよね。
オリピンのティボリ族という民族も今でも一夫多妻制を敷いていますし、ミキシコのナカンドン族という部族も事実上の一夫多妻制。そしてバンガーディッシュの一部の国もそうなっている。
バンガーディッシュは今ではどうかわからないんですけど、僕が調べた2009年に出版された本によると婚姻届を出したりとかしてどれだけの人が結婚しているかというのを調べる制度が曖昧で、曖昧なので誰が誰と結婚してどれだけ子供がいるのかというのはよくわからない状態らしいんですよね。
なので正確な調査はできないんですけど、民族学的な調査をしてみると複数の妻と結婚する男性が多いということがわかっています。
あとモルモン教ですね。モルモン教徒と呼ばれる宗教団体があるんですけど、あの団体も複数の妻と結婚することを認めているんですよね。ただ全体の2%しか実際はいないそうです。
いろんなこの世界の一夫多妻の事例というのを見てみるとわかるんですけど、なんで一夫多妻制を強いていたのかというと、どういう環境で一夫多妻が起こるかということから見るとわかるんですけど、貧富の格差が大きい環境だと採用されやすい傾向があるんですよね。
これは特に古代中国の皇帝がいた時代というのは貧富の格差がもちろん今でも大きい時代だったわけだし、清潔派がいた時代ももちろんそうだった。
そしてイスラム圏の国というのも一部の権力者とそれ以外のケーターデキーな貧しい人たちに分かれている。フリピーもミケシコもバンガディッシュもそういう傾向があるわけなんですね。
昔のケースが特にそうなんですけど、このように貧富の格差がある環境だと、あまり経済的に有利ではない、経済的に恵まれていない男性と結婚してしまうと自分の子供を満足に育てられないという懸念があるわけなんですよね、女性の場合。
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この男は全然金もないし、働きもしないし、ちょっとこいつと子供を作ったら自分の子供を育たないかもな、死んじゃうかもなっていう心配があるので、だったら第二婦人、第三婦人でもいいから、金持ちの男性と結婚して自分の子供をきちんと育てられるようにしようということなんですね。
つまり男は自分の遺伝子を増やすという目的があり、女性は資産を獲得して子供たちの生活を確保するという目的があったんですね。
なので貧富の格差がある環境においては一夫多妻制を強いたほうが人にとっては繁殖に良いよりだったんですよね。金持ちのリソースを使って子育てができますので。
ということでイスラム圏でも未だにそういったもの、そういった一夫多妻制が敷かれていて一部の人たちが使っているというのはそういった事情もあるのかもしれないですね。
それを考えると一夫多妻制というのは一握りの一夫多妻生活を送る男性とその他多くの生涯未婚の独身男性からなる盛大なる男性格差社会だなということがよくわかるんですよね。
男性は世界で0.5%しか恋ができないわけなので。
これから考えるんですけど、今の時代って99.5%が一夫一夫制じゃないですか。
僕らが暮らしている日本という国も何人も女性と結婚している人っていないじゃないですか。
中には非合法的にそういうふうにやっている人もいるかもしれないんですけど、なかなかいないですよね。
周りで結婚している人っていうのは大体1人しか結婚していない。
これってその方が今の僕らにとって繁殖に有利なわけなんですね。
自分の子供たちを子孫を残していくという点においてもその方が有利だっていう側面もあると思うんですね。
これはつまり今の時代というのはそういった資源というのはある程度を満たされていると思うんですね。
そのため女性は資源に惹かれるわけなんですけども。
じゃあ現代の女性が求めている資源とは何なのかということなんですよね。
過去そういった一夫多妻が大きく行われていた古代や中世などの時代においては経済的な基盤であったりとか
そういったことが自分の子供たちを子育てするために必要な資源だったわけなんですね。
けど今の時代は多くの男性というのはそういった経済的リソースを持っていると。
物質的にある程度満たされている状態に今の僕らはあるわけなんですね。
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じゃあ今の時代の女性が求めるリソースとは何なのか。
僕はこれは精神的リソースなんじゃないかなと思うんですよ。
これは前回お話したマズローの欲求五段解説第19話
妻がマズローの欲求五段解説のどこにいるのか把握するって回でお話したんですけども
性的欲、安全の欲、といった物質的な欲求に関しては今の時代の女性というのはほぼ満たされている。
なので今の女性たちが求めているリソースというのは精神的な欲求であるんじゃないのかなと思うんですね。
その精神的欲求とは何なのかというと愛されているという実感であったり
大切にされているという実感である。
そしてある程度の刺激というのも必要になると思うんですけども
要するに求められているリソースというのは
そういった愛による感情、愛されているという実感、自分は大切にされているんだという実感
こういった精神的な欲求というのも今の現代に生きる女性というのは求めているんじゃないのかと
そしてそれが今の時代にとってとても貴重で価値のあるリソースなんじゃないのかなと思うんですね。
ということで、今日は一夫多妻事例から考える現代女性が求めるものということについてお話をさせていただきました。
いかがでしたでしょうか。
今日は一夫多妻の様々な事例から今の時代の女性というのが
古代とか中世とかの時代は経済的なリソースがある男性に強く惹かれていたとなったのは
それはとても貴重なものだったから。
そして現代の日本においてはそういった経済的な安定さとかというものは
多くの男性というのは既に獲得しているか、自分たちの努力で獲得することができると。
先天的にこれしか君のリソースは与えられないよというふうに上から決められているものではなくて
自分たちの努力によってリソースを獲得できる時代になるわけなので
そうなると経済的なリソースというのはそこまで大きな意味を持たなくなってくるんじゃないかと
女性にとっては。もちろんある程度は重要なんですけれども
それが平均値以上であるならば次に求められるリソース
現代の女性が男性に求めるリソースというのは精神的な資源なのではないかと
そしてそれを愛されているという実感、大切にされているという実感
なのではないかなと思うということについてお話をさせていただきました。
ちょっと話し切れなかったんですけど
ちょっと調べてもびっくりしたのが
中世のヨーロッパの領主、農土と呼ばれる農民たちをたくさん抱えていて
自分たちの農地で農耕をさせてそこから上がりを取っていた領主というのは
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自分の領土に住んでいる男性が誰か女性と結婚すると
その女性との初夜の権利というのを領主が奪うことができたらしいんですよね
初夜権とか初夜権利って呼ばれたらしいんですけど
初めての相手は領主であるという今考えるととんでもない
信じられないような制度なんですけど
これはもう教会によっても黙認されていた時代があったそうで
それだけちょっと不思議だなと結婚、そして夫婦の形というのは
結婚制度のあり方というのはとても不思議だなというふうに読みながら思いましたね
あと西暦314年、古代というのは結構一夫多妻の事例が多かったんですけど
314年にノーマのコンスターティニス帝がキリスト教徒になったことで
一夫多妻制を実質上廃止したんですね
ヨーロッパでは一夫一夫制度が義務化されて徐々に変わっていったんですけど
これで面白かったのが
一夫多妻時代というのは女性をたくさん獲得するためには資源を投入しなければならないんですよね
今一番かかるのはお金ですよね
そういったお金が一番かかる、獲得するため、維持するためにお金がかかる
そうなると教会にお金がいらなくなっちゃうんですよね
キリスト教としては教会にお金をどんどんと出してもらう、積み上げるために
一夫一夫制を敷いて
そして女性を獲得する、維持するための資源を
女性に対してではなく教会に向けさせたと言われてるんですね
この辺も面白い説だなと思って読んでましたね
という感じですね
逆に妻が一人で夫が多い一妻多夫制というのかな
そういう事例も世の中にはいくつかあって
チューペットとか今でもあったりするらしいんですけど
その辺もまた機会がありましたらお話していきたいなと思います
今回のお話で僕が言いたかったのは
現代の女性というのは
現代の女性が求めているリソース
僕らにとっての妻が求めているリソースというのは
物質的なものではなくて
主に求められているのは精神的なリソースであり
それを愛されているという実感
大切にされているという実感なのではないかな
という事でした
妻との関係悩む方の参考になれば幸いです
今回も最後までありがとうございました
それではまた
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