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2025-10-22 06:39

間作麦の裏ワザ|雪腐れ防除に○○混用!


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サマリー

このエピソードでは、秋小麦の雪腐れ防除に関する効果的な手法が解説されています。特に、除草剤エコパートと殺菌剤の混用が、雪腐れを防ぐための秘訣として紹介されています。

雪腐れ防除の技術
おはようございます、あさひです。
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さて、今日のオモテじゃ語れないトークは、
雪腐れ防除、秋小麦の雪腐れ防除について、
裏ワザじみたことをお話しします。
裏ワザっていうとちょっと大げさかもしれないんですけど、
最近私がキャッチした話で、
あ、そんなやり方あるんだっていうのを耳にしましたので、
これについてお話しします。
まず結論なんですけど、
まず雪腐れ防除の時に、
除草剤を混用するというやり方があるようです。
これやってる方いますかね?
このリスナーの、私の配信を聞いてくださっているリスナーさんの中で、
もしやってるよっていう方がいたら、
ちょっと教えてほしいなと思います。
これですね、私が聞いたのは、
一般的に雪腐れ防除の殺菌剤って、
フロンサイドかなと思うんですけど、
そのフロンサイドにランマンを混用するというのは、
よくある話かなと思います。
雪腐れと一言に言ってもね、
雪腐れ病と言っても、
4,5種類の雪腐れ菌がいるんですよ。
紅色雪腐れだとか、
菌核をつけるものからつけないものまで、
たくさんあるんですけど、
だいたい4,5種類ありまして、
それぞれに対応するためには、
フロンサイドだけとか、ランマンだけとか、
これだけではちょっと足りなくてですね、
この2つを混用することで、
基本的にウォーラーできるんですね。
とは言っても、
これですね、雪腐れ防除がだいたい11月頃ですかね、
実際に散布するのは、
その後に一定の降雨があると、
雨が降ってしまうと、
流れてしまうということもありますので、
1回散布しておしまいではなくて、
その時の気象状況に合わせて、
もう1回散布するだとか、
ということもやはり必要なんですね。
秋小麦の収益と管理
その防除の時に、
除草剤を混ぜるという、
これ、私が聞いた時はね、
ちょっと荒技だなと思ったんですけど、
なるほどなというのも同時に思いました。
実際に混用している除草剤は、
エコパートだそうですね。
もしかしたらハーモニーとかも
いけるのかもしれませんけど、
私が耳にしたのはエコパートでした。
エコパートを混用することによって、
除草効果もちょっとね、
期待できるというところですよね。
なぜエコパートなのかな、
というところなんですが、
農薬に詳しい方は分かるかもしれませんが、
エコパートはですね、
比較的低温でも、
効果が出やすいという特徴があります。
逆に、
エコパート以上になってくると、
薬害が発生する可能性があるので、
春先に使用する場合は、
ちょっとね、
高温には気をつけなきゃいけない、
そういうちょっとね、
パンチのある薬剤、除草剤なんですね。
なので、
これからの時期、
今も気温がかなり低くなってきた
北海道だと思いますので、
ここのタイミングでエコパートを
使用するというのは、
ちょっとね、
エコパートよりもハーモニーよりも
エコパートの方が効いている気がするっていう
農家さんもいるほど、
エコパートはうまく使えばね、
ハーモニーよりもコストが安いですし、
うまくやれば除草効果も高いかなと思います。
実際、私の畑間では
圧倒的に春先の除草剤は
ハーモニーが多いんですけども、
エコパートの方が、
これですね、担当コストが
数百円以上安かったはずなんですよ。
なので、
これを春の前に、秋のうちに
一部の除草、
除草というか雑草を
個札しておくというのは、
なかなかこれは効果的な気もしますね。
ちなみに、
これも最近知って、
ちょっと驚いたんですが、
ゆきぐされ防除をしないという地域も
あるそうです。
秋小麦のゆきぐされ防除って
必須じゃなかったんだっていうところに
ちょっと驚いたんですが、
ゆきぐされ防除をしない場合、
それでもゆきぐされがほとんどないから
そういう主張ではあったんですけど、
全くゆきぐされがないということも
やっぱりないんですね。
こういうエリアの方々、
何を考えているかというと、
かなり多めに波集をしていたり、
越冬前の、年内のね、
秋、雪が降るまでの
この越冬係数がですね、
かなり多い傾向にあるんですね。
係数が多いから、
一定のゆきぐされが起きることによって、
逆に係数がちょっと絞られて
ちょうど良くなるという
発想の持ち主が多かった印象です。
これはこれで、
間違いではないんですけど、
ゆきぐされが発生してしまうと、
これ何が起こるかというとですね、
菌の温床が結構できてしまうんですね。
春、雪が溶けた後、
ゆきぐされ病が多い補助ほど、
その後、
カビやサビが発生する傾向が
強いという風に言えます。
なので、
あまりゆきぐされを発生させることは
やはりよろしくはないんですね。
それによって、
他の病原菌が偽ってしまう可能性もあるんです。
なので、
私はお勧めとして、
やはりゆきぐされ防御はしておいた方が
無難かなという風に考えています。
殺菌剤、
今ね、秋小麦も
収益を上げにくい作物になってきているので、
極力コストを削減したいという
気持ちも分からなくはないんですけど、
やはり良いものを取ってなんぼ、
収量を上げてなんぼっていうね、
農業の世界を考えると、
そういうことはやっておいた方がいいかなと
思いますので、
ぜひゆきぐされ防御はやりましょうということで
締めたいと思います。
可能な方はね、天候に合わせて
2回散布するということもやはり大事ですね。
ゆきぐされが少ない春の
綺麗な麦を
見ている方、作っている方は
その後の生育が、収益が、
収量が、かなり高い傾向にあります。
ゆきぐされが出る出ない、
ここはほんの一例かもしれませんけど、
綺麗にやっている方は
やはりその後の管理も重要というか、
分かっていますね。
非常に綺麗にやっている方は
収量も高い傾向にありますので、
手をかける、どこから手をかけていいのか分からない
という方はまず、ゆきぐされの防御から
やってみるのが一つの手かな
というふうに思います。
はい、ということで今日の内容は以上になります。
もし参考になるところがあった方は
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嬉しいです。励みになりますので
よろしくお願いします。
それではこれからも農業経営の勝ち筋を
考えていきましょう。ではまた。
06:39

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