陸灯の栽培問題
おはようございます、あさひです。
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さて、今日のオモテじゃ語れないトークは、陸灯絡みの話です。
オカボと言われたりもします。ハタチ水筒なんて言われ方もするかもしれません。
これ、2026年は作らない方がいいよという話をします。
米が高騰しているので、できることなら水筒を作って米で自分も儲けたいという生産者の方は少なくないと思います。
せっかくこれだけ米価が上がっているのに、他の作物、ハタ作物、野菜も含めてなかなか価格が上がってきませんね。
なので水筒農家さんはいいなというふうに横目で見ている方も多いと思いますし、
できるならオカボで陸灯で5票ぐらいでも十分だから採りたいという人も少なくないかなと思うんですよ。
実際、ここ数年陸灯の収量状況を確認すると、マックス6票ぐらいならいけるのかな、狙えるのかなという状況もあり、
今年もいくらかの農家さんが試験していたりします。
正直に言うと、いけなくはないと思います。
春小麦がなかなか取れないと思うので、稲荷、同じ稲荷で除草剤とか殺菌剤とか、
この辺も春小ほどたくさん頻繁にはかけなくていいというところもあり、
春小農家をやめて、これは水筒ハタチでやろうかなという人もいると思うんですよね。
とにかく魅力がありそうなハタチでの水筒、陸灯、オカボについて、
今回は一旦継承をならすという回にしようと思います。
雑草と除草剤の課題
実はこれ何が一番ネックになってくるかというと、雑草問題なんです。
雑草問題。草が一番厄介です。
ハタチでやる場合の水筒ですね、これは水筒とは表向き言えないんです。
やはり水筒というと水田に水を張って作る作物なので、
水を張らないことには水筒というのはなかなかこれは言い張れないですね。
なので適用作物水筒というふうに書かれた除草剤は、
陸灯の場合は使うことができません。
ということは陸灯という名目で登録がされている除草剤というのが、
ほぼない状況で栽培をせざるを得なくなってしまうのが現状なんです。
ということになると草がボウボウになってしまいます。
草畑ですね、基本的には稲の中に雑草があるというよりは、
雑草の中に稲が生えているぐらいのレベルになってしまうと思います。
こうなってしまうとですね、もうろくな収量にはなりませんので、
こうなってしまうんなら作らない方がいいかなと思います。
実はこの農薬除草剤問題はちょっと複雑でして、
実際ここ数年陸灯が注目を浴びてチャレンジしている農家さんとか地域もあると思うんですが、
彼らはですね、この除草剤を使っています。
彼らダメじゃないかというと、実はこれそんなに黒じゃなかったんですね。
グレーだったんですよ。
水灯という品種が水灯であるんだから水を張っているか張っていないかではなくて、
水灯品種で使うなら別に問題ないよねというような見解もあり、
表向き別にNGではなかったという経緯があるんです。
なのでここ数年は陸灯を作っている方は基本的に水灯の除草剤を使う前提で栽培されていました。
ところが今年に入って政府がきちんとした見解を出しました。
陸灯という水を張らない作り方の時はこれは水灯とは言えません。
なので水灯除草剤を使うことはできませんということで、これは完全にダメということになってしまったんですね。
一つの明確なルールが示された以上、それを守ることはもはや当たり前ですし、
そのルールを破ったら違反ということになってしまいます。
よく他の作物でもあるかなと思うんですけど、何回以内にしてくださいとか、
この除草剤は大豆にはいいけど小豆にはダメだよというようなケースもあると思います。
これを破ることは基本的には許されません。
なので陸灯は今までグレーだったので使えていたんですが、
明確にルールが示された以上はこれに従うほかないというのが今の状況なんです。
ということで除草剤が使えない、そういった状況での陸灯栽培はかなり困難を極めると思います。
草が生えたら手で取るしかなくなってしまうわけですからね。
もちろん除草剤を使って出荷はできないけど自分が食べるという分に関しては全く問題ないですが、
多くの人は陸灯を作ることで人儲けしてやろうというところがまず根担にあると思いますので、
これはちょっと出荷できませんので厳しいですね。
ご自身で販売するとかご自身で加工して持ち込めにして販売するとか、
そこまで独自産業化してやるとかそういうところまで見据えているのであれば、
もちろんこれは自社完結できることですので別な出荷業者を使いませんので、
グレーというか無理とはできないとは言いませんが、表向きはどうなんでしょうね。
あまりここは言えないところかなと思います。
消費者とてきちんとした農薬のルールに従って栽培された作物の方が安心・安全というところで価値を感じると思いますので、
ここをブヤブヤにされた作り方というのはいまいち消費者受けもしないのではないかなというのが私の思いです。
ということで一応ここは陸灯に関してはちょっとネガティブな情報を最大化して、
表向きやらない方がいいよというような話をしてみたんですが、
実はそうは言っても今後何が起こるかわかんないんですね。
今回の除草剤問題も政府というか農水省がNGという意思表明をしたからダメになっただけで、
いつまたこれ手のひらひっくり返してくるかわからないというのが農水省ですね。
今後の期待と配信予定
他の部分でも農政問題補助金問題とかすぐ農政はコロコロ見解を変えてくるので、
いつまたこの陸灯問題も制度とかこの仕組みとか考え方これが解釈が変わるかわかりません。
なので全く持ってやらない方がいいよというのも私は断言できないなと思っております。
なのでちょっとポジティブな面、今回はネガティブな面を今回のテーマではエピソードでは語っているんですけど、
そうは言ってもちょっとポジティブな部分もあるよねというこの期待を込めた配信をちょっと別途メンバーシップの方でしていきますので、
陸灯栽培に興味がある、やったらどうなる、今後どうなるんだろうというここを期待している人はこういうやり方でやっていったらどうかな、
ちょっと栽培体系をね自分の中でご自身の中で僕も含めてこういうふうにやっていったらもしかしたら結構取れるんじゃないかなというものが考えているところがありますので、
これはメンバーシップの方で限定配信していこうかなと思います。
かなりグレーなテーマになっていますので、全面的には公開できないので興味がある方だけこの辺聞いてもらえたら参考になるところはあるかなと思います。
装材もダメと言ってもここまではOKというところもありますので、
この辺はちょっと有料級とまで言っていいかどうかわかんないですけど、
皆さんのお力になれるところがあれば嬉しいなと思いますので別途配信します。
では今日の内容は以上になりますので、いいね、コメント、フォロー等々参考になった方がいましたら知ってもらえるとすごく嬉しいです。
励みになりますのでよろしくお願いします。
では引き続き農業経営の勝ち筋を考えていきましょう。
それではまた。