農薬の効果と水のpH
おはようございます、あさひです。
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さて、今日のオモテじゃ語れないトークは、
あなたの農薬が効かない理由ということで、
農薬が効かない理由って、
いろいろなケースがあるんですが、
ここを考えていない人は絶対いるよね、
というポイントをお届けします。
農薬の使い方とか、そういう問題ではないんですよ。
散布のタイミングとか、気温とか、
そういうことではなくてですね、
皆さんが放除の時に使っている水に問題があることがあります。
まあ、もしかしたらレアなケースかもしれないんですけど、
どんな水を使っているか、農業用水とか地下水とかね、
いろいろあると思うんですが、
どこから水を取っているか、
もしかするとその水に問題があるかもしれないということです。
で、問題って何かと言いますと、水のpHです。
またpHかと思う方もいるかもしれませんが、
土壌もpHは重要ですよね。
同じように、防除で使う水のpHも非常に重要です。
では、防除で使う水、この水のpHは一体何が正解なのか。
まあ、何点何、pH何っていうことはちょっと今回は言いませんが、
酸性なのかアルカリなのか、ここですね。
大事なのはですね、酸性です。
酸性であればおそらく問題ありません。
一方でアルカリ性であると、これちょっとトラブルが危険ですね、
危険視されますね、リスクがあります。
そもそも多くの農薬は酸性なのかアルカリ性なのか、
どっちかご存知でしょうか。
考えてみてください。
答えはほとんどの農薬が酸性です。
酸性なので、同じように水も中性から酸性であれば、
まずトラブルは起こらないかなと思うんですが、
間違ってアルカリに傾いている水が農業用水であったとしたら、
それを傍受に使っているとしたら、農薬のpHが変わってしまうわけですね。
なので、こういう場合、農薬の成分が変質してしまって、
化学変化が起きてしまって、本来の殺虫成分、殺菌成分、除草成分、
これらが慢度に効かない可能性が出てきます。
pHの調整方法
ただし、pHってそうそう測りませんよね。
なので、ご自身が使っている、農業で使っている、傍受で使っている水のpH、
もし気になる方がいたら、一旦測ってみましょう。
基本的には酸性もしくは中性ぐらいの中で留まっていると思うので、
アルカリだったっていうことはまず少ないかな、レアかなとは思うんですが、
稀にあります。アルカリの水をご使用されているケースが稀にあります。
この場合ではどうしたらいいのか。
どう頑張ってもアルカリの水しか近くにないんだけどっていう場合もあると思うんですが、
こういう場合どうしたらいいのか。
簡単です。やることは簡単です。
それはクエン酸を入れて酸性にすればいいんです。
クエン酸が一番一般的かなと思うんですけど、
それを使って貸し付きを掃除するときにクエン酸を使いますよね。
そのクエン酸でもいいし、農業用工業用のクエン酸も業者さんで扱っていると思うのでそれでもいいんですけど、
何でもいいのでクエン酸を使ってpH強制をしてから農薬を使うということが大事になってきます。
それをしないと本来の農薬の効果、pHの効果も発揮されませんので、
くれぐれもアルカリの水で防状しないようにしてください。
今日の内容はもうこれだけです。
たまにシンプルなエピソードの回もいいかなと思って、
今日は短めで終わりにします。
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では引き続き農業経営の価値筋を考えていきましょう。
ではまた。