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どうも、あさひです。このチャンネルでは、ADHD当事者で、うつ病診断も受けている僕が、
営業職としてどのように働いているかを発信しています。
今日のテーマは、ADHDは二刀流をするな、打者に専念しろ、です。
これちょっと野球に例えてみましたが、
ADHDは、あれもこれもやろうとすると失敗するっていうところ、
それからミスを減らそうとすると、あまり良い結果は起きない。
むしろ得点を奪うことにフォーカスした方が、自分の良いところが出る、
っていうように僕は考えているので、
この2点から、ちょっと二刀流ではなく、打撃に専念しようっていうスタンスで、
今回マインド的なところをちょっとお話ししようと思います。
まず、野球は打者と投手の大きく分けて2分類できて、
投手はいかに失点を少なくするかっていうところがポイントだし、
打者はいかに打ってホームにランナーを返すか、
または自分が返ってくるかっていうところが限りですよね。
要は攻めと守りの2つがある中で、
基本的にADHDといってもいろんな性質、特性があるし、
人によって様々な症状があるので一概には言えませんが、
僕は個人的にはADHDは得点を取ることだけに専念するべきだと考えています。
なので、まず打って打って打ちまくり、一度打ったら走って走って走りまくる、
仮にそこで失敗してアウトになってもそれは仕方ない、
次もまた打ちまくる、フルスイングする、どんどんどんどん投類をする、
これが僕らがいいところを生かすための基本的な理念というか方向性だと僕は認識しています。
営業で言うならば、外回りに行ってどんどんどんどん飛び込み訪問をするだとか、
またはまだ取引の小さい取引先があるのであれば、そこにどんどんプレゼンして、
新商品を案内して、もっともっとその相手にメリットを享受できるような提案をしていく、
自分を売り込むというところが攻撃の部分だというふうに説明します。
守りの部分で言うと、割と社内のものに対するところが多いのかなと思うんですけど、
その報告事項だとか、商品の在庫の確保だとか、納品のときの商品が間違ってないかとか、
数量が合っているかだとか、そういったところの確認だとか、
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こういうのは得点というよりは、おんびんにできる限りミスなくこなすという部分で、
どちらかと言えば攻撃、攻めというよりは守りの部分かなと。
ここで何回あったら、得点はないけど失点はあり得るみたいな感覚です。
だから僕らは打者、投手ではなく打者であくまで生きるというか、
自分のフィールドは攻撃する場面なんだと、守りの場面ではなく打つ方なんだというように捉えるべきだなと。
僕はうつになってからよくよくこの辺を考えてやっぱりこうなんだというふうに再認識しています。
とはいえ、投手やピッチャーじゃなくてもいいんですけど、
野手で守る場面というのは必ず仕事をしている以上あります。
仕事じゃなくても生活している以上、生きている以上は守りの場面というのは必ず出てくるので、
ここはできる限りミスを少なく最小限にしてやり過ごしたいというのが本音ではあるんですが、
実際はなかなか難しいのがADHDだと思います。
ここは正直ミスっちゃってもしょうがないです。
ただ自分でミスに気づいてリカバリできる能力をつけられたら何とかなる可能性が高い。
具体的に言うとミスに自分で気づけるかというところです。
ピッチャーで言うならば正直フォアボール出してもしょうがないという感じ。
ただ失点する前に、ランナーを返される前にチェンジまで持っていく。
3アウト取る。
つまりフォアボールしたり、時にはジェットボールしたりして歩かせることもあるけど、
それでも満塁になったとしても必ず最後は自分で決め玉を持っていて、それで打ち取るみたいな感覚で、
ランナーを出しても必ずゼロで抑えるっていう、
そういう意識をまずは持ってみるっていうのが大事かなと思うし、
僕は個人的に今そういうふうに捉えて、
自分でミスってしまっても自分の力で気づいて、自分の力でリカバリーするっていうように今勤めてます。
だからミスをチェックするっていうのはこれまでもやっていたんですけど、
ミスのタイミングだとかをちょっと工夫して、
何か書類を作成したとしてすぐミスがないかをチェックするのはもちろんのこと。
一旦それを置いて寝かして翌朝にもう一回確認するとよりフレッシュな頭で確認することができるので、
よりミスに気づきやすいっていうようなこともできます。
さらにそれが注文を取った注文書だとかそういうものであったら納品の時にももう一回確認するっていうようにすると、
最悪納品して売り上げ処理しちゃってから何かまた変更するっていうのであれば、
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返品だとかかともなるので何かと社内の他方面に迷惑をかけることがあると思いますが、
納品前だとか諸々の手続きが始まる前に自分で修正が効く範囲でここに気づけられたらまた一つミスを減らすというか、
ミスはしてるんだけど自分で気づいているから他の誰にも迷惑はかけず、
自分の中で時間はとっているしちょっとめんどくさい工程は挟んでいるけど迷惑しているのは自分だけ、
自分の仕事がちょっと進まないだけで他の第三者、周りの人間には迷惑をかけずに済んでいるっていうような状況で自分の攻撃に持ち込める、
一旦そこは乗り切って次のステップに踏み込めるっていうところがそこができるかどうかが一つの違いかな、
ADHDでもミスをしてしまっている人でも少なく感じる人とミスを連発している人の差はそこじゃないかな、境界はそこじゃないかなって思います。
ピッチャーで言うならしつこいようですけど、ランナーは出してもホームは踏ませないっていうところの差、
ここの境界をきちんと踏み越えずに向こうまで行かずに自分の中で完結させられるかどうかが一番大事なんじゃないかなっていうふうに最近思っています。
だからもうダメだピッチャー交代と言われないようにまだ行けるんだと、ちょっとしょうもないミスはしてランナーは毎回出してるんだけど失点はしていないんだと。
そこを意識できればちょっとずつ変わってくるんじゃないかなと。
失点ゼロの比を増やしていければ多少のミスは誰しもやりがちなことなので、その程度とか頻度は多いかもしれませんけど、失点しなければチームは勝てるわけですよ。
だからこの辺をちょっとマインドとして持っておくといいかなと。
なのでいろいろできることはあると思うんですけど、さっき言ったようにミスのチェック一つとってもいろんなチェックの仕方があると思うので、
僕がこういうタイミングでっていうのはその人によって難しかったり、その日の体調によってもチェックが機能する人、体調が悪ければチェックがやっつけになっちゃってる。
ただただミスチェックをしなきゃいけないからチェックしてるっていう。
それではちょっと意味がないので、ちゃんと頭が冴えてるタイミングを選んでチェックをするようにするだとか、
っていうような工夫の積み重ねが最終的に失点ゼロだったねっていうことに結びつくし、
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今シーズンはだいたいピッチャー交代にならずに済んだねという風にそんな積み重ねが最後に自分も成長を感じられるし、
周りからも認めてもらえるっていうようなことが最後の最後に積み重ねとしてあるんじゃないかなという風に思います。
僕は最近そんなことを意識しながらできる限り目の前の作業に集中して、
自分がやらかしそうなところをあらかじめチェックつけて一つ一つ集中して作業をしているので、
動作の一つ一つはめちゃめちゃ遅いです正直。
こんなテンポで仕事をしてたら周りの人が100やれるとしたら、
僕は多分70か65くらいのスピード感しか今持てていません。
その守りの部分に関しては。
ただそうしないと結局ミスをしまくってフォアボールを出しまくって押し出ししまくるっていう結果が自分自身でわかるので、
仮にすごい一球一球のテンポが遅かったとしても、それでも失点さえしなければ周りに迷惑をかけない。
周りに迷惑をかけないことが自分自身につながるし、上手くいっている。
今回も失点ゼロで攻撃にいけるっていう、その積み重ねが上手くいっているっていう自信が自分のモチベーションになるので、
ここはすごく大事なポイントかなというふうに感じています。
いろんな仕事、いろんな業界、いろんな職種がありますが、どんなとき楽しいかっていうと、
たぶん仕事が上手くいっているって実感できるときが一番楽しいんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
うつになったときも含めて、だいたい悩んでいるというか、気持ちが晴れ晴れしないときっていうのは上手くいってないときだと思うので、
上手く進捗している、進んでいる、営業でいうと数字が積み重なっている、注文が取れているだとか、
僕でいうと最近はミスが少ないなと、ちゃんと自分でミスに気づけているなと実感できるときが一番上手くいっているなって感じるときなので、
結構この辺はミスはしても知ってもしないっていう部分を意識していけば、許されるミスとアウトなミスというのが結構自分自身で基準を持てると思うので、
大事だと思います。
よかったらその辺を意識してみたら、何か変化があるかもしれません。
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僕の最近の学びを今日はお話ししてみました。ではまた。