2024-08-22 13:23

誰も教えてくれないADHDのケアレスミス対策


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おはようございます、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、営業職としてどのように働いているかを発信しています。
今日のテーマは、改めてのケアレスミス対策です。
このケアレスミス、これとは切っても切れない宿命を与えられているのがADHDかなと思います。
仕事中もそうですしね、プライベートでもそうですけど、日々ボンミスとの戦い、そんな状況ではないでしょうか。
仕事をしていると書類の書き間違いやら、パソコン上での入力ミスやら、言い間違いとか聞き間違いとかそういうこともたくさんあるし、
プライベートだったら買い物リストを作ったのに漏れて買い物を終えて帰ってくるとか、
あれとあれとあれをやってくると思ったのに関係ない別のことをやって2つ漏れて1日が終わったとか、
まあそういうことも日常茶飯事かなと思うんですよね。
物をなくしたりとか、さっきまで右手に持っていた物がなくなっているとか、そういうこともたくさんあります。
なので何事も上の空になってやってしまった瞬間にミスが起こるっていうことが僕は結構多いんですけど、
まあそういうことにならないように1つずつ丁寧にやっていくことが大切なんですが、
まあなかなかそれも頭ではわかっていても実際にそれをやり通すということはかなり難しい。
僕自身がいろいろ試行錯誤して苦しんでそれを痛感しているので本当にわかりますね。
そんな中でこれさえやっておけば少しはマシになるだろうということが僕は1つ突き止めています。
それを今日のテーマケアレスミス対策の本丸というところで今日の趣旨として取り上げたいなというふうに思っています。
たった1つだけやっておけばとりあえず今よりは確実にマシになるだろうということが1つあります。
過去にも何度もお話ししているのでずっと聞いてもらっている方には耳たこかもしれませんが、
それはミスをすべて書き留めておくということです。
1冊のノート、何でもいいです。どんなサイズでもいいです。ちっちゃくても大きくてもいい。
それが嫌だったらスマホのメモ帳でもいいかもしれません。
僕は意図的に紙の手帳というかノートに自分のやらかしたことをずっと書き綴っています。
本当にうつがひどかった時、頭が回っていなかった時、毎日このノートを開いて何かしら書いていました。
もう1日1個どころじゃないです。2、3時間に1個ペースで何かをやらかしてこのノートに書き足すということをやっていましたね。
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ただでもうつがひどいと頭が回っておらず思考力が一時的に低下している状況なので、
その状況でミスを減らそうというのは本当はやってはいけないことだったんですけど、
僕はとにかくがむしゃらにどうにかしないと思って足掻いてやっていました。
いろんなことがすべてが無駄に思いながらも、このミスをただただ記録するということだけはずっとやっていました。
これ自体には正直あんまり意味はないんですよ。これで解決することはそんなにないんですね。
もっと例えば世の中のケアレスミス対策、ミスを減らす方法とか調べたらいっぱいいろんな方法が出てくると思うんですけど、
そっちの方が健全な人であれば、心身が健全な人であればこっちの方が効果は高いかなと思います。
ただADHDであったり、いろんなノウハウを試してもうまくいかなかったとか、
次第に精神が病んできたとか、そういう状況にある人は何かをやろうとしても到底うまくいかないですね。
僕自身がそうであったようにうまくいかないと思います。
なのでやるべきことはただただ自分がやっちゃった失敗、もう繰り返したくないけど、
でもまたやってしまうかもしれない、そういうことをここにひたすら羅列していくと、
書き留めていくということを僕はやっていましたし、僕はこれをお勧めしたいなと思います。
なぜこれに効果があるのか僕は考えました。
実際にこれをやるとちょっとずつミスを減らす方法が見えてくるんですよ。
やっていくとだんだんと自分が失敗するタイミング、やらかしてしまう傾向が見えてくるんですよね。
だいたいこのタイミングでやると間違うという時間帯とかですね、夕方とかだいたい毎日疲れが見えてくる、
その日の後半あたりに増えてくるというのが僕の傾向としてありました。
外回りをする営業職なので僕は、外回りで営業活動を一生懸命やって、
帰ってきて事務所でその日の事務処理をするというのが一日の流れなんですけど、
ここでかなりのミスが起きています。
ここでミスは起きているんですけど、そこで注文書とか申請を上司に対して行って、
その上司がチェックして間違っているよと言われるのがだいたい次の日の朝ですね。
だから僕は翌日の朝に、これ間違った、あれも間違った、
次からはこうしようというのをメモ帳に書き殴っていました。
ということから、だいたい夕方に事務処理をすると間違いが起こっているということが掴めてきたので、
僕がやるべきことは一つ、帰ってきてから事務処理をしない、これですね。
事情を上司に話したり、疲れているときにやってもまた間違うかもしれないので、
明日の朝やって、その日の朝にすぐできたら出しますというようなことわりを入れて、
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翌日の朝にやるように取り組む時間帯を書いたりしていましたね。
それからだいたいサラリーマンの仕事というのは決まりきったものを繰り返すということが多いんじゃないかなと思います。
毎月1回月末にこれを出すとか、
月初にその当月の自分の数字の進捗を報告するとか、この書類を作るとか、
だいたいそういうのが回っているんですよね。
毎月1回同じ作業をする。
そしてそれを毎月毎月間違うんですよ。
そういうのがありますので、
今月ここを間違った、来月はここに気をつけて入力する、資料を作成するというのを書いておくんですね。
そういうのをやっておくと3ヶ月ぐらい経つと、
ここで間違っている、今月も間違っている、そしてここでも間違っている、
だいたい間違うところはここであるというのがわかってくるんですよね。
ここがすごく大事です。
闇雲に何か改善しようと思っても、
だいたい当たらない的に向かって鉄砲を撃っているような感じで、
ちょっと的外れなことが多いんですよね。
だからまずは自分がどういうタイミングで、どういう状況で、
何をやるとミスりやすいのかというのを書き留めておくことによって、
それを後からページを戻って見返すと、
ここも間違っている、ここも間違っている、
でも似通った状況でそれは起こっているというのがわかってくるんですよ。
だからどうにかするというよりは、
まずは現状把握をするという意味で、
この行為は非常に価値があることなんじゃないかなというふうに僕は考察しました。
まずは気づきを得るというところですね。
そこで何か気づいたら、もしかしたらこうした方が
ここのミスは減るんじゃないかという仮説を立てます。
仮説を立てて僕がやったように、
事務所に帰ってきてから夕方、事務処理をしない。
翌日の朝に帰ってみるというちょっとしたアクション、実験をしてみるんですね。
そうすると完全にはミスは減らないんですけど、
今まで例えば10個ミスがあったとしたら、
7個ぐらいになったというのが僕の肌感ですね。
なので10個をゼロにしようというのは到底僕らには無理な話で、
僕らというとちょっと失礼に当たるかもしれませんけど、
僕みたいなADHD野郎には到底無理な話なんですよ。
なのでそれを目指してはいけない。
でも3割減ったら十分じゃないかなというふうに思うんですよね。
そういう感じで大きな目標を立てすぎず、
ちょっとでも減れば十分価値があったということで、
小さな実験を行って小さな勝利を得るみたいな、
そういうのを目指して繰り返していくっていう、
そういう方向性を辿るときにまずは現状を把握というのがすごく役に立ちます。
そして小さな勝利を目指しつつ、そして実際に勝利しつつ、
でもこのレコーディングを続けていくとあるとき気づくんですよ。
あれ、前よりもしかしてミスが減ってるかもしれない。
ノートに書くタイミング、量が少なくなってきたというふうに気づくんですね。
そのとき自分の喜びはかなり等しよう。
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もうね、これはすごいですよ。
自分が繰り返していろんなチャレンジをして、
うまくいったりうまくいかなかったりっていうのを繰り返しながら、
でも確実にあのときよりはミスが減ってるっていうことに気づくんですよ。
ここの喜びはね、本当にすごいですね。
そういう記録もしていかないと、実際に減ったか減ってないかもわかんないんですよ。
レコーディングって言いながら、これレコーディングダイエットに似てるなと思ったんですけど、
体重も毎日記録していくと減っていったり増えていったりっていうのがわかると思うんですけど、
減っていくには減っていくなりの理由があるし、増えるには増えるなりの理由があるんですよね。
それを客観的に確認することができる。
うまくいってるときもうまくいってないときも、なんでそうなってるのかなっていうのを調べることができるんですよね。
だいたい思い当たる不足はあるはずです。
それをちゃんと記録を残していくことで、レコーディングしていくことで、
見ることで自分のモチベーションになるかなと思います。
実際にうまくいったら、こうやって僕のように発信していってもいいのかなって思うんですよね。
うまくいったらうまくいった、うまくいってないならうまくいってない。
それを客観的に見つめて、誰かにフィードバックするような、自分にフィードバックするんですけど、
それを発信していくのもいいのかなって思ったりするんで、
これはちょっと余談ですけど、そういうことをしていったら、
むしろ誰かに見られてるっていうこの感覚がちょっとした緊張感にもなるかなって思ったりするんで、
ありだとは思うんですけどね。
一番いいなって思うのは、発信しなくてもいいんですけど、
こういうのに困っているっていうこの悩み、
これを一人でどうにかしようとするとやっぱりなかなか続かないんで、
一番今振り返って良かったなって思うのは、
上司と自分のこの悩み・課題を共有して、
こういうことにチャレンジする。
要は自分が失敗したことを全部書き留めてある。
それを数ヶ月単位で記録していくことで、
だんだん改善点が見えてくるかもしれないので、
そこを狙ってどうにかしていきたいと思っているっていう、
この方向性を上司と共有するだけでも、
上司の安心感っていうのは全然違ったりするんですよね。
上の人から見ると、あいつまた同じミスばっかりしやがって、
何回言ったら分かるんだっていうふうな、
イライラ・フラストレーションがすごい溜まっているはずなんですよ。
あいつは一向に改善しないし、解決しようともしない。
意識の低いやつだって思われていると思うんですよね。
そうじゃなくて、何かしら自分は手を打っている。
ただ、すぐには結果は出ない。
だけど、数ヶ月単位でこれをやった時に何か見えるかもしれない。
だから、自分の取り組んでいることは理解してほしい。
理解しないにしても、分かってほしい。
そういうことをやっているんだよということは、
見ていてほしいというか、認識してほしいという感じですね。
だからその間、結果が出なくても多少許してくれるんじゃないかっていう、
そういう交渉というか、
こういうことに取り組んでいるよというのは発信して、
共有して、理解を求めるのはありじゃないかなというふうに思います。
いや、本当にこれはすぐに結果を求めてはいけないものだと、
本当にこれは長期戦略だなというふうに思います。
長い目で見て、ちょっとずつでも、
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1日数パーセントでも改善されたら素晴らしいことだと思うので、
長い目で見て、ちょっとずつ改善していくというのを念頭にやっていけば、
1年後に違う自分に慣れているんじゃないかなというふうに思いますので、
まずは記録していくこと。
これは誰でもできます。
突然ミスを減らすことはできませんけれども、
一年後に違う自分に慣れているんじゃないかなというふうに思いますので、
誰でもできます。
突然ミスを減らすことはできませんけれども、
記録していくことはやる気さえあれば誰でもできるかなと思いますので、
もしやってみようかなと思った方がいたら、
コンビニで110円くらいのノートでいいので、
それをまずは買って、
それをすぐ取り出せる場所にまずは置いて、
助けの上に出さなくていいので、
すぐ取り出せる引き出しの中に入れておいて、
そこに記録をしていく。
それによって自分の頭もすっきりすると思うので、
柔らかした、こうだった、その時思ったことをただただ、
きれいに書かなくていいです。書き殴っていくだけで、
自分の嫌なこととか感情とかも全部吐き出していいので、
そこに書いていくだけ。
それを左から右へどんどん上から下に書いていくだけ。
それなら誰でもできるかなと思うので、
ちょっとこれは騙されたと思ってやってみてほしい。
人生変わります。ではまた。
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