1. 土壌医あさひのオモテじゃ語れない農業トーク
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2025-10-16 17:44

2025年最新レビュー|なぜ水稲は減収したか?

今年の水稲収量は「平年以下」。
そんな農家さんが多いのでは?

私なりに農業の現場を回りながら情報収集して、
考察した結果をお話します。

完全にオンリーワン、独自の一次情報です。

#水稲 #米 #農業 #土壌改良 #防除 #高温対策 #異常気象 #米価 #肥料 #農薬 #土壌改良 #ケイ酸 #液肥 #葉面散布 #病害虫 #殺菌剤 #殺虫剤
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サマリー

2025年の水稲減収の原因について、独自の視点から考察が展開されます。分欠が少ないこと、高温障害、虫の影響という三つのポイントが主に挙げられ、収量減少の要因が探られます。2025年には水稲の減収が続く中、特に高温対策としてカルシウムやアミノ酸の液肥が重要視されています。これにより、高温環境下でも安定した収穫を目指し、新たな農業技術の必要性が示されています。

水稲の減収要因
おはようございますあさひです。このチャンネルでは、農界で入りする業者だけが知る情報や、経営がうまい生産者が実践するテクニックなど、知っているようであまり知られていない話を独自の視点で語っていきます。
ウェブ上には存在しないオンリーワン情報を発信しますので、ぜひフォローしてください。一緒に農業経営の勝ち筋を考えていきましょう。
さて、今日のオモテじゃ語れないトークは、今年の水棟の殺凶、これの要因というか原因というかこの辺について語っていこうかなと。
現場を歩いている私の独自の視点というか独自の一時情報から、私の考察も含めてお話ししようかなと思います。
まず殺凶について、私の感覚を先日というか昨日の配信でお届けいたしました。今年は非常に殺凶が良くないです。
去年よりも1票、下手したら2票近く減収している方が多いのではないかなと思います。
もちろん昨日もお話しした通り地域性だとか個人差はあると思いますので一概に絶対とは言えませんが、大きく全体の傾向として考えればそんな感じかなというような私の印象です。
ウルチ米とモチ米と分けたらウルチの方が減収幅が大きいような気がしていまして、モチ米の方が比較的収量は取れているかなというような感覚です。
それではなぜ収量が落ちてしまったのか、これについて私の考察をお話ししていきます。
ポイントは3つかなと思います。
1つ目、分欠が少なかった。
2つ目、幸運障害の影響。
3つ目、虫、特にカメムシの影響、この3つかなというふうに考えています。
まず1つ目の分欠が少なかったことについて、これについては各農家さんが春先田植えが終わった後、その先1ヶ月後ぐらい色々話を聞いていた時から感じていましたが、係数がかなり少なかったのが今年の特徴かなと思います。
田植えの後、おそらく気温があまり上がらなかったのかなと、そういうエリアが多かったのかなというふうに捉えています。
なかなか分欠しない、株が太らないということで、なんとか係数30本弱ぐらいまで増えたんだけど、これでギリギリ10票は狙えるところまで来ているけど、まあギリギリだよねっていうような印象を受けています。
実際、ユメピリカも含めて、ユメピリカが特にそうなんですけど、25本ぐらいの係数があれば十分10票を狙えるんですが、実際作り手の皆さんの感覚では、やっぱり30本以上ないとちょっと寂しいよねっていうような感覚になると思います。
実際にやっぱり30本以上の方の方が安定はしているのかなというような気もしないではないですが、文献的にも普及員さんがよく言ったりしますが、それほど係数って必要ではないんですよね。
なので20本、25本、25本ぐらいあれば一番安心ですが、それぐらいで十分と言われている中で、今年はまさにそんなギリギリの25本ぐらいだったかなというのが特に見ていて多かったです。
まあもちろんその天候が少しね、田植えの後寒かった気温が上がらなかったっていうのもあるんですが、実態として去年おととしと結構水道は倒伏傾向にありました。
もちろん今年も結構倒伏してるんですが、倒伏の倒伏と稲が倒れることが多くなってきているこのここ数年ですので、もちろんこれは温度が夏場の幸運が関係しているところもあると思います。
それによって稲をできるだけ倒さないようにしたいというような意識も農家さんの中には芽生えていると思うんですね。
そうなると倒さないようにするにはどうしたらいいのか。
一つの策に減肥というものがあります。肥料をちょっと減らすんですね。
そうやってここ1、2年減らしてきた人がもしかしたら多いかなというふうに思っています。
実際私が担当している出入りしている農家さんの中にもちょっとずつ肥料で10キロぐらい減らしてきている人がいます。
なのでここ1、2年でトータル1体ぐらい減ったという方も中にはいるかもしれません。
その結果たまたまこの春先田植えの後低温だったというところと重なってしまって分血しなかったというようなケースもよくあります。
そして2つ目に高温障害です。
この春先の田植えの後は寒かったにもかかわらず夏は6月下旬ぐらいから急激に暑くなって30度越えが連日続いていました。
これもう少し7月入ってからとかであればまた変わったんでしょうけどちょっと来るのが早かったですね今年は。
高温が来るのが早かったような印象を受けています。
大体陽水形成期の終わりぐらいから出水までの間が異常に暑かったです。
それのせいか積算温度がすぐに溜まってしまったのか出水もやたらと早かったのが今年ですね。
異常なほど早かったです。
実はこの高温なんですけど30度を超えていると実は光合成が速度が低下するというデータがあります。
カンカン出りの太陽も射しているこういう状況でガンガン光合成が進んでいるのかなと思いきや実は25度ぐらいまでが一番光合成が活性化しているという風に科学的にはなっています。
なので暑ければ暑い方がいい毛処理とかねそういうことの方が光合成されているのかなと思いきやそうではないんですね。
逆に光合成の効率っていうのは下がっています。
なので暑いことによってあまり30度超えの天気が続くことによって生育がいいということはやっぱりないんですね。
それは水道も漏れなくそういうことになっています。
おまけに水温まで40度とかという状況になっていました。
田んぼの水がお風呂になっています。
これは普通の生育ではなさそうだなというのも旗から見て感じていました。
どんな秋を迎えるのかなというようなちょっと心配事もこのあたりからちょっとありました。
なので出水してから猛烈に暑くなったというよりは出水前が一番暑かったのかなというような感覚ですね。
私の中では。
私は作物整理の専門家ではないのでよくわからないというのも正直なところなんですが
この溶水形成期の終わりぐらいから温度が非常に高かったおかげで
頬がなんとなく長くなっているような気もします。
ここでやっぱり温度がかかったので
頬自体はよく垂れているなと。
秋口に稲枯る前に稲の様子を見ると非常に頬は垂れているな。
これは修理はありそうだなという感覚も実は持っていたんですが
蓋を開けてみたらそれほどコンバインはたまらないというようなことになっていますね。
これは出水前の高温がもしかしたら出水前後ですね。
前後というか出水前ですね。
やっぱりこの辺から温度が異常に高かったことが影響しているのかなという気もしますが
虫の影響と収量
さっきも言った通り専門家ではないので
この作物整理どういう風な影響があったのかは
ちょっと科学的には私は言語化できない状況ですね。
最後に虫の影響です。
やっぱり今言ったように天気が早くに前倒しで熱くなっていました。
これの影響なのか虫の被害が今年はかなり多く
その発生時期もおそらく早かったと思います。
いつもよりもカメムシだとかその他いろんな害虫が稲にはつくんですけど
その発生時期がちょっとずつ前倒しになってきているような気がしてならないです。
今年は特に早かったと思います。
さらにマイマイガーとか幼虫なんかも出ていたのが今年の特徴ですね。
では一方で作る側作り手の殺虫剤の散布防除のタイミングはどうなっていたかというと
実は例年とほぼ変わっていません。
基本的に殺虫剤の散布はまあ最低2回かなと思いますが
その2回の回数2回という回数と2回の散布時期
これは去年までと基本的に変わっていない。
もしくは個人で殺虫剤を撒く方は多少早めていたケースはあるかもしれませんが
もしくは回数も1回増やしたという方もいるかもしれませんが
結構これはレアなケースです。
相当意識が高い方じゃないと大きく防除の時期回数は変更していないのではないかなと思います。
それによってカメムシの90害は劇的に今年増えています。
いやこれ防除のタイミング回数のせいなのかどうかはわかりませんが
例年と同じことをやっていたせいかなと私は思います。
今年の気候虫の発生状況に合わせて
多少前倒しするなり回数を増やすなりするべきだったのかなという風に
今思えばそんな風に思います。
そういうことでまず1つ目の分欠が少ない。
分欠が少ないということは係数が少ないので
それはそのまま他数に直結します。
他数が少ないということはその少ない方がほとんど全て実ってくれないと
収量が上がってこないわけですね。
ただ基本的にはほとんどの方が実ったと思うので
ぶどまり自体は良かったかなと思います。
ぶどまりが良いということはくずまいが少ないんです。
なのでトータル収量は少ないということにつながってきます。
高温による影響なんですけども
これも不燃という形で今年は出てきているような気がします。
不燃。穂が詰まっていないんですね。実が詰まっていない。
モミがあるように見えるんですけど
スカスカになっていて結局白くなって
これは収穫物として残らないわけです。
これによって収穫量が減ってしまいます。
さらに収穫したんですけども
それがカメムシによって吸われた跡が残っていて
茶色くなってしまった、黒くなってしまったということが
多々今年はありました。
こういうものを弾いていくと
やっぱり最後に残る米、食べられる米というのは
少なくなってしまうんです。
こういうことが重なり合って
最終的な収量が減っているのではないかなというのが
私の考察です。
さあ、皆さんの水道と比べてどうでしょうか。
いろんなケース、いろんなパターン、地域性あると思うので
一概にそうとは言えないのは冒頭お話しした通りですが
おおむねこんな感じじゃないでしょうか。どうでしょうか。
ちなみに私が出会った水道農家さんの中で
一件だけ全然去年と同じくらい取れてるよという方がいました。
この方はドローンを所有してまして
まず基幹防助でいつも通り最低2回入っています。
この時に液費も混ぜていました。
さらにその液費の使用回数というか倍率というか
使用方法が正規の予定していたものとはちょっと違って
実は液費が余ってしまったそうなんですね。
なのでせっかく余っちゃったのもったいないから
余計に2回飛ばしたそうなんです。
ということでトータル4回4面散布液費かかっているそうなんですね。
それのおかげなのか知らないが
今年は周りよりも全然平年ぐらい終了取れてるよっておっしゃっていました。
これはですねちょっと一理あるかなと私は考えていまして
高温対策の重要性
ここ数年のこの異常に暑い天候これに対応するためには
もはや途中の管理しかないかな非売管理しかないのかなというふうに考えています。
4面散布がそれほど劇的に効果あるとはもちろん言いませんが
液費はですね4面散布はやっぱり個数より倍率よりも回数の方が重要なんです。
1回かけるこの液費が非常に濃かったとしても
効果が持続するのはやはり1週間から10日程度なんですね。
いかにパンチのある液費だったとしてもそれは命は10日ぐらいなんです。
それよりも倍率は薄くてもいいので2回3回とかけた方が長期間にわたって効果が持続します。
ということはこの高温も最近3日4日どころではないですよね。
1週間2週間半月以上高温が続いたりします。
これを乗り越えるためにはやはり4面散布はかなり有効な手段ではないかなと思います。
どんな液費でも私は効果はあると思っています。
カルシウムであろうとクドであろうといろんなバイオスティミナントであろうと
それなりに効果があるから今商品化されて流通していると思っていますので
どんな液費でも効果はあると思っていますが
こと高温対策という観点で言えばやはりカルシウムの液費っていうのはすごく重要かなと思います。
カルシウムが効くことによって気候ですね葉っぱの気候これが開くんです。
開くことによって蒸散が促されます。
蒸散するとイナタイの温度が下がります。
それは高温対策と言えるんです。
なのでカルシウムはすごく効くかなというふうに捉えています。
そして万能な液費といえばやはりアミノ酸の液費かなと思います。
アミノ酸の液費も数多くの種類が流通しています。
どの液費が一番いいということはありません。
さっき申し上げたように薄くてもいいのでかけている方がかけ続けている方が圧倒的に効果あります。
それはかけていなかったところと比べたら圧倒的な差が出るかなと思います。
取れる年は皆さん取れるのでそこまで変わらないと思います。
取れない年にどれだけ減収を防ぐか軽減するかここがやっぱり腕の見せ所になってくるのが農業の生産者かなと思いますので
ここに下ぶれに歯止めをかけるために液費というのはすごく重要な技と技術ということになるのではないかと私は考えています。
特に北海道では元費一発タイプが普通ですね。
元費と仕入れば即常費量これによって生育を秋まで持っていくというのが一般的なやり方ですが
本州九州では水費が普通ですよね。
元声の他に歩声なんていうのも普通にしたりします。
この技術がもしかしたら今後高音に悩む北海道のヒントになることになるのかなと思ったりもします。
天候がもう今までとは違うんです。
ということは今までと同じことをやっていても取れないはずです。
何か別なことをやらないといけないはずです。
いろいろ計算を入れたりだとかペーハーをちょっと上げてみたりだとか
殺虫剤の回数を変えるだとかそういうことももちろん大事なんですが
中間管理での何か別な手を打つこれはちょっとスルーできないのではないかなというふうに考えています。
春も確かに雪が少なかったりして早い春を迎えているだとか
肥料巻きが早く終わったとか補助がすぐに整ったとか
そういうこともあるかもしれませんが
農業技術の新たな選択肢
劇的に暑くなったっていうことは春はまだないはずです。
さっき言ったように田植え後は寒かったりします。
なので一番変化が激しいのは夏場の温度だと思います。
秋も最近は長くなってきましたが
それでもそこに影響が及ぶとしたらそれによる影響が及ぶとしたら
胴割れが増えるだとか当時空気の高温による障害が増える
これについてはちょっとまた別な策が必要になるかもしれませんが
夏場の高温という観点では春に肥料巻きで何かできるとか
そういうことはなかなか限定的なのかなというふうに思いますので
やはり夏場その温度が上がる前後上がってから
この辺の対策やれることが何かないか
ここを探るべきかなと思いますので
陽面散布はその中での一つの重要な手札かなというふうに思いますので
来年以降ここもし悩む方いたらちょっと一つ選択肢に
選択肢に加えてみてはどうでしょうか
これが私のちょっと考えているところです
もちろん稲といったら計算だけど計算はどうなのっていうような
質問も出てくるかなと思います
もちろん計算も大事です
じゃあ計算とカルシウムとアミノ酸だと何がいいの
っていう風になってくるかなと思いますが
ここは唯一絶対の解はないです
皆さんの補助で何が足りているのか何が足りないのか
こことのベストミックスっていうのがきっとあるはずなので
唯一絶対の正解はありませんので
複合的にいろんな面から考えてみるのがいいかなと思います
ただしどれをやっても効果があると思います
どれをやっても効果があると思います
そこで順位を決めたとしてもそこの差は
もはや誤差範囲レベルではないかなと思っています
例えばカルシウムメッキを使ったけど
実はアミノ酸を使った方が収量が半秒多かったとか
そういうことにはならないかなと
やったかやっていないかあとはタイミング
この辺が重要かなと思いますので
使う資材はそれほどすごく重要とは思っていないです
アミノ酸もどのアミノ酸がいいのか
いやもうどれでもいいんじゃないでしょうか
使いやすいもの皆さんが仕入れやすいもの
この辺を考えてみてはどうでしょうか
やっているかやってないかここの差が大きいかなと思います
はいということで今日の内容は以上になります
ぜひ参考になった方いましたら
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励みになりますのでよろしくお願いします
引き続き農業経営の勝手筋を考えていきましょう
ではまた
17:44

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