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2025-11-10 10:44

水稲|ケイ酸はいつ効かせたらいい?【解説します】

#農業 #肥料 #土壌 #土壌改良 #土づくり #北海道 #土壌医 #農業経営アドバイザー #水稲 #ケイ酸
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サマリー

水稲の栽培において、ケイ酸の施用タイミングやその重要性について解説しています。特に、成長段階に応じた適切なケイ酸の吸収タイミングや、異常気象に対する耐性向上について議論されています。

水稲におけるケイ酸の重要性
おはようございます、あさひです。
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さて、今日のオモテじゃ語れないトークは、
これは無限に来る質問なんですね。
実は、梁学長じゃないですけど、答えていこうと思います。
計算、これはいつ水道に効かせたらいいのか、
これについて解説していきます。
水道農家の皆さんなら一度は思ったはずです。
昨日の配信でもお話しした通り、
計算は水道にとって非常に重要な要素であるというのは、
ご理解いただいている方がたくさんいると思うんですが、
じゃあ一体、いつ計算を稲に効かせたらいいのか、
これについてはですね、
私もいろんな水道農家さんを回ったんですが、
ほぼ確実に計算の話をすると聞かれる質問です。
ここで私が大事にしているたとえがあるので、
答えの前にたとえでご理解をいただこうかなと思います。
人間の子供の成長に置き換えてください。
子供じゃなくてもいいです。
人間の生まれてから死ぬまでの一生について考えてみてください。
タンパク質というのはプロテインを摂ったりだとか、
今最近は注目されている成分ですね。
そのタンパク質、子供の頃、小学生、中学生、高校生、
それから大人になって中年を迎えて、
早年級を迎えて、高齢者になるまで、
一体どこでタンパク質を補給したらいいのかと、
ほぼほぼ類似の質問だと私は捉えています。
本質は一緒ではないですか、というところを私は訴えたいです。
これはですね、実際どこも全て重要なんですよ。
どのタイミングでタンパク質を効かせても、
それ相応のリターンはあると思っています。
例えば小さい頃、小学生の頃とか中学生の頃にタンパク質を与えれば、
身長が伸びるかもしれませんし、絶対に必要な要素なので、
例えば体が大きくなるだけじゃなくて臓器が作られるだとか、
骨が丈夫になるとか、骨はカルシウムか、
ちょっと話それましたけど、いろんなプラスの要素があると思うんですね。
一方で大人になってからもすごく大事な要素ですね、タンパク質っていうのは。
炭水化物だけではすぐに空腹感が出てきてしまうと言われてますけど、
タンパク質を摂ることによって腹持ちが良くなるというような話も聞いたことがあります。
要するに、いつ何時であろうがタンパク質はちゃんと摂取しなければならないというのが答えですね。
水筒における計算もこれと全く同じ発想でいいのではないかと私は考えています。
水筒の生育ステージを見ると発出した後、幾病中ですね、発芽して、
その頃はまだ種もみの要素があるのでいらないと思うんですけど、
根っこが張っていく段階で分月期を迎えますね。
移植後、ここもまだ分月期で、その後、養水形成期、それから出水期、そして最後、ほばらめ期と、
たくさんいろんな生育ステージがある中で、どこで計算を効かせたらいいのかという話については、
全てにおいて計算は必要ではないかというのが私の考えです。
ただ、その中で特に効かせたいところがあると唯一ピックアップするとしたら、それは何だと思いますか。
これはですね、私は一般的には養水形成期と言われていると思っているんですが、
皆さんの課題によって違うと思っています。
例えば、幾病中の根張りがいまいちという場合は、幾病中から計算を効かせた方がいいだろうなと思っています。
逆に分月がなかなか進まないんだよねというような場合、それはここは間違いなく分月期に計算を効かせた方がいいです。
養水形成期に効かせるのももうこれは説明するまでもなく大事ですし、出水期に計算を効かせるのも大事です。
実は水道というのは出水してからもまだ全体の3割の計算は吸われているんです。むしろ吸われるんです、そこから。
なので出水してそこで計算が効かなくなってしまうと、実はぶどんまりというか、
本に実が詰まらなくなってしまう。詰まらなくなるとは言わないですけど、それにちょっと不足が起きてしまうかもしれません。
なので出水期を過ぎてもまだまだ計算というのは吸わせる意味があるんですね。
私がお世話になっているある水道農家さんは完璧な計算の適応を行っていました。
もちろん有雪時だとか移植のまでに全層の肥料と同じようなタイミングで計算を巻いていました。
経過でだったりいろんな計算失礼があるので何かまでは聞いていないですけど、肥料と同じタイミングで計算を巻いていますという話をしていました。
その後、これは移植が終わった後ですね、この後にも移植1ヶ月後、たぶん1ヶ月後ぐらいで計算の流常品ですね、これを追比していました。
さらに基幹防塵の際にも計算の葉面散布剤があるんですね。あるそうです。これをなんと防塵の時に混ぜて計算を追比していました。
なので基幹防塵というのはおおよそ出水の前後、出水後にも行われると思うんで、このタイミングでも葉面から計算を吸わせていたということになります。
ここまでパーフェクトに計算を西洋するのは簡単なことではないんですけど、やってる人がいるというのもまたこれ驚きの事実ですね。
そしてこの水棟農家さんは今年も安定耕収量を叩き出していました。
今年は水棟農家さんにとっては作境はあまり良くないと言われています。
去年それから平年と比べてもやや減収の傾向ではないかなと思うんですが、この方は普通の平年と同じくらいの収量が取れているよという話をしていました。
ここまで徹底すると天候の影響も最小限にできるんだなというのを私は改めて実感しました。
今回のこの計算に関する話の中で一つ留意点があるとするならば、計算の多くの資材は速攻性ではないということ。
ここは一つ頭の隅に入れておいていいかなと思います。
水費というと一般的には速攻性のある資材を使うのが普通なんですが、計算の多くは間行というかすぐ吸われるものではないんです。
食用性と言われており、根っこが出す酸を通じて初めて溶け出して吸収することが可能と言われているので、どれくらい水費することに価値があるのか私はちょっと測り知れていないところがあったんですが、
文献上道の功のよりも実際に水費している農家さんの話を聞くと水費はかなり効くというような話をよく聞きます。
これはですね、ロジック道の功のではなくて結果が全てというところもありますね。
いかように言われていたとしても結果的に取っている人のやり方が正しいのではないかというような考えもできるわけです。
異常気象と耐性向上
なので文献上の話と実際のところはもしかしたら帰りがあるかもしれません。
ただその地域のエリアの農協であったり普及委員の方は水費として計算を進めていることも少なくありません。
なのでいろいろ思うところはあるんですけどやる価値はあるかなというのが私の現在の考えです。
そして皆さんのモチベーションを上げるトピックスも一つ。
水費での計算それが流常品なのか液状品なのかはさておき、
この栽培期間中本田散布で計算を聞かせることのメリットは近年さらに高まっていると思います。
理由の一つが高温です。
ここ数年夏場の温度がすごく高いですね。
30度どころではないと思います。
それも数日どころではないと思います。
これはさすがに稲といえども厳しいよね。
水があろうとも厳しいよねというような環境で稲が生育していると思います。
こういう時に計算が効いている水田、効いていない水田。
ここの差はかなり大きいのではないかなというふうに感じますし、実際やっぱり大きいです。
きちんと計算を入れていたところとそうではなかったところでちょっと明暗が分かれていそうな印象を受けています。
それが今年の結果です。
計算が効いている稲はやっぱり高温に強いようです。
それに虫からも守ってくれる。なんせ固くなるので虫からも守ってくれることは期待できますし、
先日お話ししたようにイモチからも抵抗性を上げるというような文献も証明されていますね。
なのでいろんな意味でここ数年、近年の異常気象や病気や虫、ここから稲を守り抜く、耐え抜く上では計算に頼るというのは一つの選択肢、手段かなというふうに思います。
窒素を増やすだとか減らすだとか林産狩りのようにいろんな成分で調整できるのがこの水棟栽培の面白くもあり難しいところですね。
ここがすごく複雑に絡まってきて一つの結果に結びつくので計算どう行うのですべてが聞けずするわけではないので一概に言えないんですが、
多すぎても困るものではないというのは一つの安心材料かなというふうに思っているんです。
入れすぎても決して過上昇が起きない計算、これは一つの選択肢になるかなと思いますのでぜひ候補に入れてみてください。
では今日の内容は以上となります。参考になった方もしいましたら、いいね、コメント、フォロー、シェアなどしてもらえるとすごく嬉しいです。励みになりますのでよろしくお願いします。
では引き続き一緒に農業経営の勝ち筋を考えていきましょう。ではまた。
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