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2023-04-06 15:50

ADHDがうつ病から回復するためのプロセス

#ADHD
#鬱
#うつ病
#ケアレスミス
#過集中
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どうも、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、
営業職としてどのように働いているかを発信しています。
今日は、うつ病との付き合い方という話で進めていこうと思います。
そもそも、僕は約2年ぐらい前にうつ病の診断を受けました。
ADHD診断と同時に受けています。
当時、いろいろなミスが重なり、それを指摘され、非常に悩むということを繰り返し、
それでメンタルがやられてしまい、うつ病になったわけですけど、
この時は、もう既に疲労感、倦怠感、それらがすごくて、
朝起きれないというのが、かなり状態化していました。
これは、うつ病を患った人じゃないと、なかなか理解してもらえない感覚だと思うんですけど、
朝起きた段階で、すごい呼吸が浅いとか、動けないレベルの、
朝から何やったんだっていう、寝てる間に何してたっていうレベルで疲れがどっときていて、
何をするにしても、体が動かないし、そもそも何にもやる気が起きないっていう、
完全に何もできない、したくないっていうレベルのひどい状態です。
これは、医学的には、自律神経が乱れていたり、脳が気の不全を起こしていて、
体に無理をさせないようにストップをかけている状態だとか、そういうふうに説明されています。
そういった経験も通して、ちょっとずつ体を休めて、慣らしていき、
今、徐々に回復してきているところです。
なので、同じようにうつ病で苦しんでいる人だとか、
身の回りにそういった症状で苦しんでいる方が、これを聞いて参考になればなっていう思いもあり、
そして、自分がこれからどうしていくかっていうところもアウトプットしようと思っているので、
この話で今日は言ってみようと思います。
僕が実体験でこれは感じているところなので、うつ病、そしてADHD当事者の話として受け取ってもらえたらありがたいです。
まず、疲労感、倦怠感、朝動けない、何もやる気が起きないっていう状態では、
何もできないし、何もやってはいけないです。
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ここはもう体に従って、体を休めるしかない。
何もせず、じっとしているしかない。
下手に動こうとしても、やる気は空回りになりますし、
何をしても、自分の負の側面、短所、苦手なこと、そこがさらに強調されてしまうので、やるだけ正直無駄です。
僕は苦しいこの状態で、さらにミスを減らそうだとか、いろんな仕事を回さなければと思って、
すごく試行錯誤しましたが、全く良い結果に結びつきませんでした。
何をやっても逆効果というか、またやってしまったっていう、それに気付くので、何をやってもダメです。ひたすら休みましょう。
僕が医者から言われたのは、足を骨折している人が骨折した状態で走ろうとしているもの、
それがうつ病患者が休まずに仕事をしている状態だというふうに例えられて説明されました。
なので、足を骨折している状態で走ろうとしてはいけないです。
それでは走れないですし、周りにも迷惑が余計にかかるだけです。まずは休みましょう。
少しずつ動けるようになってきたり、やる気が起きてきたら、それに合わせて少しずつ身の回りのことから始めてみたらいいです。
難しいのは、どれくらいやるかの程度なんですよね。
今までうつになる前まで、仮に10の仕事ができていたとして、うつになると3とか4の動きしかできなくなります。
それくらい行動力、バイタリティが減ってしまいます。
もし、今日調子がいいな、少し動けるなと思って、3とか4のレベルで、程度で行動ができたら、それはそれに越したことないんですけど、
僕らADHDの場合、それが結構難しいです。
中途半端にやるっていうのが、かなりできなくて苦手としていて、やるったら10やる、やらないったら0とか1とか、その程度のメリハリがすごいというか、なかなか刻むことができなくて、
例えば本当は3とか4レベルの仕事量しかこなせないのに、調子がいいと一気に過集中モードに入ってしまって、10どころか12とか13とか時にはやっちゃいます。
やってから気づいちゃうんです。うわ、やりすぎたと。
その時にはもうすでにショーコーンつけたような状態で動けない。またしても動けなくなっている。
やりきった感はあるかもしれないけど、今まで以上に、元気な時以上に反動が凄まじいです。
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翌日、真面目に動けないです。
なのでADHDでうつ病になった場合、これは徐々に体を慣らすっていうのが、自分自身でもなかなかコントロールが効かないので、動けない。
次の日、動けるようになった。でも動きすぎてしまった。
翌日、全然また動けなくなっているっていう状況が繰り返されると思います。
もし少しでもコントロールが効くと考えられる人は、刻んで動いて欲しいんですけど、
意識してもできないっていうところがADHDにはあると僕は実感してますんで、これなってしまうのはしょうがないです。
そういうものだと受け止めて、これを繰り返して半歩ずつでも回復を目指していくしかないというのが僕の実体験です。
過集中とその反動による動けないという状態、これを何度か繰り返していくと、
この辺までならできるなっていうのが少しずつ掴めてくる場合もあります。
ただこれに期待するのはあまり良くないと思うので、まず僕が何をやったかというと、
今日はこれをやったらもうおしまいにするっていう自分なりのタスク、ゴールを先に設定してしまいます。
今までは元気なときは10のタスクをクリアしたら今日はゴールだったかもしれないです。
ただうつのときはそれをやると完全にやりすぎてしまいます。
10やったところ、10でまだ過集中モードだった場合、13、14、15と突き進んでしまいます。
そうなってはいけないので、10ではなく3とか4ぐらいのタスクを先に目標として設定して、
3、4、仮に4と決めたのであれば、4やった時点で今日の業務は終了、それ以上はやらない。
あとはぼーっとしててもいいですし、休んでもいいし、自分の好きなこと、あるいは気になること、
しだめものだとかゆっくりして過ごしましょう。
サボってるんじゃないんです。そうしないと自分の体がコントロールできないという状態なので、
周りから見たらもしかしたらサボってるっていう風に見られるかもしれないですけど、
うつ病患者にとって一番大事なのは体を休めること、無理していかないこと、
それしか回復の最短ルートはありませんので、自分のキャパの中で仕事をこなすように心がけること、
仮にそれがうまくいかなかったとしても、それを心がけることが一番大事です。
もし身の回りでうつ病で苦しんでいる人、動けずにパフォーマンスが上がらずにいる人がいたりした場合、
特にその人がADHDだった場合、周りの人がストップをかける、
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そういう配慮もしてあげたらいいかなと思います。
おそらくADHDの人は言われなくても必要以上に頑張っちゃうところがあるんじゃないかなと感じてますので、
過集中モードに入ると必要以上にやりすぎてしまう。
だからこそ自分の得意ジャンルで周りよりも一つ抜きに出た結果を残せるんだと思うんですが、
うつの時はそれをやると回復が正直進まないというか、一歩進んで二歩下がる状態になってしまうので、
周りの方で休憩もせずに頑張っているなという様子が見られたら、
ストップをかけてあげる、休憩していいよという配慮をしてあげると、
本人も過集中から解けて、休んでいいんだと、そんなに頑張らなくていいんだという気づきを得られると思いますので、
周りの方の協力がすごくその人の回復に寄与すると思います。
僕が最も意識したのは、頑張らないことを頑張る。これです。
どうしてもやりすぎてしまうので、必ず今日のゴールを決め、それ以上はやらない。
これを徹底してやりすぎないようにきちんと休憩を挟むことを意識しました。
定時にきちんと帰る、退社するという風に決めて、およそ1年半くらい経ってようやく今は
鬱からの回復を少しずつ実感しています。
その過程で、いやもうこれはだいぶ回復しただろうと、
こんだけ調子がいい日が続いたし、もうほとんど鬱じゃないんじゃないかという風に感じることもあったんですが、
かなりそれは錯覚でした。必ずその後に強烈な反動が来たりしていました。
今、鬱からの回復の一つの指標と僕が感じていることが一つあります。
それは体重です。
鬱になった時、体重がやや5キロ、下手したら6キロくらい落ちました。
極端に体重が落ちて、すごい痩せたんですよね。
ただ、それから1年ちょっと経って、ここ半年くらいなんですけど、
元の体重に戻りつつあります。
一番軽かった時と比べて、完全には戻ってないですけど、4キロくらい増えたので、
食事もきちんと取れているということ、きちんと眠れてもいるということ、
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すごく動けないという状態が減ってきたこと、
この辺をトータル振り返って鬱がだいぶ良くなってきたんだなという風に感じています。
やっぱり数値で確認するっていうのが、営業もそうですけど、
客観視するためでも結構有効だなと思うので、
僕個人的には体重での管理っていうのは、自分の回復のバルメーターという意味では
使えるんじゃないかなという風に思いました。
ただし、鬱は回復途上が一番危ないという風な記述もあるぐらい、
ちょっと油断してはならない病気だと思っているので、
もちろん抗鬱剤は変わらず飲んでいますし、きちんと休憩すること、
夜しっかり睡眠時間を確保すること、
決して必要以上な無理をしないこと、それを今も大事にしています。
ADHDが鬱になるとケアレスミスが爆増します。
マジでどうなってんだっていう、自分でやった自分のミスが
認められないというか理解できないぐらいすごいミスというか、
そういうのを繰り返すんですけど、
回復してくると、鬱から回復してくると自然とミスも減ってきました。
本来のADHDなんでケアレスミスは非常に多いんですけど、
爆増した状態から元の水準まで戻ってきたという風に
最近は感じるので、そこも一つの指標として考えていいかもしれないです。
ということで今日の話をまとめると、
鬱病のADHDの方は頑張りすぎないように頑張ってください。
いつも今日のゴールを決めて、それ以上にやりすぎないようにできる限り工夫していきましょう。
そして周りに鬱の方がいる人たちは、
やりすぎないように、頑張りすぎないように配慮してあげてストップをかけてあげてください。
それが回復への一番の近道だと思います。
そして回復の指標となるものとして、
体重とそれからケアレスミスの量、このあたり使えるかなと思いますので、
仮に調子がいい日が続いていたとしても、
頑張りすぎないようにセーブをかけるための一つの判断基準として使ってみたらいいんじゃないかなという風に思います。
ADHDは本気を出したらすごいです。すごい結果を残せると思います。
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電化の砲塔、過集中はADHDにしか使えません。
その反動は確かにすごいですけど、一時的な、瞬間風速的な行動量や集中力は、
多分いろんなそこら辺の人を凌駕するすごいものがあると思うので、
これを使えるようにまずはきちんと体調を整えること、
うつをしっかり直すこと、それが最優先、それがADHDの生きる道、ADHDを武器にする方法だと思っていますので、
これからも体調をきちんと整えていきましょう。
僕も意識してこれからも生きていきます。
ではまた。
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