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おはようございます、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断も受けている僕が、営業職としてどのように働いているか、平日毎朝7時から発信しています。
今日も、99%の人がしていない、たった1%の仕事のコツという本から、僕が印象を受けたところを抜粋してピックアップして話していきます。
今日は、コミュニケーションに関する第8章のところから、僕が印象的だったところというか、すごく共感したところがあるので、ここについて話していきます。
それは、逃げるという手段・選択肢です。
僕は、なかなか物事をきちんとやるのが苦手なタイプです。
仕事を正確にこなすのが苦手だったり、ケアレスミスが多かったり、忘れ物が多かったり、さっき言われたことを3秒後に忘れて別のことをしているとか、そういうことが多いので、
普通の人よりは、きちっと一つ一つ確実にこなしていくというのが苦手なタイプです。
なので、仕事がバリバリできるような人が上司だったり周りに多いと、自分がすごくできない人間のように思われるし、自分自身でもそういうふうに思ってしまうし、
周りからも指摘を受け、自分でもそれは自覚があって、どんどん負のスパイダルに入っていくと、体を壊してしまう、心も壊してしまうというような感じで、
辛い状況をしばらく過ごしていました。
なので、そういう状態からは逃げましょうというのが、今回、戦略としての撤退、これですね。
逃げるというのは、逃げというとネガティブなイメージがあると思いますが、戦略的に撤退するとか、撤収するというのは、これすごく大事な選択肢です。
特に企業単位でいくと、会社単位でいくと、何か始めたことに対して辞めるというのは一番難しいというか、やりにくい、つい取らない選択肢に挙げがちなんですけど、
これが一番重要というか、無駄や無理を減らす意味では、辞めることが一番大事なんですけど、それをなかなかできないというのが現実ですね。
だから、個人単位でも何かから逃げるとか辞めるとかというのは難しいんですけど、そこをやらないと状況は変わらないというか、出血していかないといけないのに、それをやるのが難しいという現実もありますね。
例えば会社単位でいくと、有名なところでいくとソフトバンクの孫社長とか、ユニクロを創業してここまで成長させた柳井さんとか、こういう方たちが例えば何かを始めて、それについて2代目、3代目の社長がそれを辞めようというのは、これはかなり難しいですね。
創業社長が始めたことを、その2代目、3代目が辞めるというのは、かなり撤退するというのはかなり難しい。周りもやりにくい。
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個人単位でいくと、例えばTOEICで900点取るって決めて3年勉強した人が4年目で辞めるのもなかなか難しい。なぜなら3年も費やしているから、ここで辞めるのは非常に損失だと考えがち。
こういう感じで何かから撤退するというのは、得てしてかなり難しい判断になります。
同じように逃げるという意味では、上司の下から自分が逃げるというのは、かなりネガティブな印象を持ちやすいし、周りからももたれやすいと思いますが、
それをやらないと、血が止まらないばかりか、どんどん出血がひどくなってしまって、最後、再帰不能になってしまうので、これはもう逃げざるを得ない。
逃げるが一番良い手段、選択肢であります。
具体的に僕が何をしたかというと、当時の上司の下では僕はもうやっていけないと、さらに上の上司に言って所属を変えてもらいました。
これで僕は一番しんどかった状況から一旦逃げ出し、別の部署というかチームに移って、そっちで回復を図って、徐々に体が元に戻りつつあって、今に至るというような感じで、再帰をうまく図ることができたかなと思っているので、
苦手な上司とか相性というのは必ず人間同士あるものなので、どうしても合わない人とは自分が逃げるしかない。逃げないと壊してしまう体を。
なのでここは腹をくくって弱音かもしれないですけど、その時の心境としては弱音かもしれないですけど、逃げることが最大のその後のパフォーマンスにも影響するので、そこは腹をくくってそういう判断をしたり、別な人に相談したり、その直続の上司ではなく、斜め上の上司とかさらに上の上司とかに相談すると、逃げ道がおそらく用意されるんじゃないかなと思います。
ちなみに僕はこの逃げの選択肢を取る前にクリニックにかかりました。精神科に行って、精神科兼診療内科でしたけど、そこに行って診断を受けて適切な薬を処方してもらって、その薬の効果を実感するとともに、もう少し頑張ろうかなって、頑張ってみようかなと。
自分の苦手だったミス対策だとかマルチタスクに向き合おうと、そこで頑張ってみる決意をしましたが、その上司の下ではどう頑張っても無理でした。
やってもやってもダメ出しの嵐で、できてないできてないの嵐だったので、どんなに好物剤を服用してちょっとメンタルが上向きになっても、職場に行くと必ず心を殴られて帰ってくるみたいな、精神的にかなり金属バットで殴られたような感じで帰ってくる。
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だから精神面が上向いても上向いてもどん底まで突き落とされるっていうのを2回くらい繰り返して、これはもうダメだなと自分で判断して逃げ道を歩むことにしました。
そこで無事にここまで回復してこれたので、やっぱり薬を飲むっていうのは大事なうつ病だとか高ADHD剤も含めて大事な選択肢ですし、病院に行くっていうのも大事な判断だと思うんですけど、それだけでは自体は回復しないと思うので、いろんなことを少しずつ進めていかないとダメかなと。
だから薬も飲みながら生活習慣も整えながら、休むときは休んだりしながら、また上心にも変わってもらいながら、ここは会社組織なんでなかなか難しいかもしれませんけど、逃げるっていう意味では一層このタイミングで退社するとか退職するとか転職するとか、そういうのも選択肢の一つかなというふうに思います。
だから、戦略的に最大限片肘張って、かっこよく言ってますけど、戦略的に逃げましょう。これです。これしかない。これをしないと最後、自分が再起不能になってしまうんで、それだけは避けなきゃいけないし、それをやってしまうとそこから立ち直るのはだんだん徐々に苦しくなってくる。早い段階で逃げたほうがいいと思いますね、こういう場面では。
それが具体的にどういう基準かというと人それぞれなんで、ここでは言えないですけど、本当に会社行くのが嫌だとか、そういうふうなメンタルになっていったら、もうその判断をしてもいい頃合いじゃないかなというふうに思います。
ということで、取り返しのつくううちに、逃げるという判断をしましょう。そして、状況を変えて、環境を変えて、少しずつまた回復していったら、やる気も上向いてくると思うので、何か打ち込むものを探しましょうという感じで、自分の生きる道を皆さん探していきましょう。
僕は今の仕事が割と合っていると思うので、人間関係が合わなかっただけで、仕事自体は合っているので転職はしていませんけど、逃げというか弱音を吐いてチームが変えてもらったというようなプロセスはたどりました。
何かの参考になればありがたいです。
ということで、またこの本の内容から明日以降もアウトプットしていこうと思いますので、もしよかったら聞いてください。
ではまた。