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おはようございます、あさひです。
このチャンネルでは、ADHD当事者でうつ病診断を受けている僕が、営業職としてどのように働いているか、平日毎朝7時から発信しています。
今日は、効率よく仕事を進めていくための大事な考え方についてお話ししていきます。
2対8の法則、別名パレートの法則というのをご存知の方は多いかなと思います。
僕もこれは知っていたんですけど、実際に自分の経験として、この重要性をひしひしと感じたので、この度、
この重要性を改めて自分に言い聞かせるためにも、この収録を通して整理してお伝えしたいなと思います。
2対8の法則というのは、別名パレートの法則という学者のパレートという人が考えたので、この名前がついているんですけど、
もともとは社会全体の所得の8割を2割の人が所有しているということから、この2対8の法則が始まりました。
ただ、実際、多くの事象で2対8の法則が適用されるケースが多いと思います。
例えば、僕ら営業マンでいうと、100の売上があったとして、実際そのうちの80%の売上は20%の顧客によってもたらされているとか、
そういったことが往々にしてあります。
なので、8割の人、2割の売上を出す8割の人に時間を割くよりも、8割の売上を出してくれる2割の顧客に集中する方が営業マンとしては成績が良くなります。
会社としての組織全体の考え方も、この考え方に則った方がパフォーマンスは良くなります。
もちろん例外はありますが、僕自身、自分の数値でこれを確認・検証してみたところ、2対8まではいかないにしても、3対7ぐらいにはなってきました。
なので、どれぐらいこの考え方が重要かというのが、自分自身で経験値としても痛感したところです。
痛感したというのは、3の3や2、少ない方の重要な顧客を台頭にすると痛い目に遭うということですね。
だから外回りをする人間にとっては、どれだけ忙しく毎日足茂く色々な顧客に通ったとしても、
結局あまり外出していなくても、ピンポイントで大口顧客をがっちり捕まえている営業マンの方が成績はぶれにくく、かつ成績が伸ばしやすい、伸びやすいような基盤が整っているというふうに考えられます。
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忙しく頑張っていればいいというものではない。きちんとポイントを押さえて活動していかないと成績には結びつかない。
企業の業績も上がらないということです。もちろんこれは個人単位にも当てはまるので、自分が今やろうとしている仕事がどれくらいの影響力があるのかというのを考えながら進めていく必要があります。
同じような作業量であれば、もちろん8割ぐらいのインパクトのある仕事を優先すべきですし、そこと比較して8割のインパクトがあるものに対して2割のインパクトしかないものに時間を割く人は普通はいないのですが、
理屈で考えればそうなのですが、そこに重要性ではなく緊急性の要素が加わったとき、緊急度が高いあまりに重要ではない案件から片付けてしまうということがよくあると思います。
ここが一番肝の部分です。重要性か緊急性か、ここの2本の軸が判断材料になるのですが、一番重視すべきは重要だけど緊急性が低いものが一番取り組むべき優先度の高い案件になります。
それを放置していくと重要だし緊急なものになってしまいます。例えば自分の健康に関わるもの、タバコやお酒をやめたいと思いつつもずっと吸ってしまう、飲んでしまう。
これは重要な自分に健康に関わる問題ですが、緊急性は低いです。健康上の問題がないうちは。ところがあるとき健康上に何か影響を及ぼしてきます。
そうなったらどこかが痛いとか、アル中になってしまったとか肺がんになってしまったとか、そうなると重要だし緊急のことになってしまいます。
なので緊急性を帯びないうちに、重要であるうちにそこに手こ入れをするべきなんです、本当は。
でも我々は重要だけど緊急性が低いものよりも、大して重要じゃないけど緊急性の高いものばかりを追っかけてしまって、そこに日々の時間を費やしてしまうので、重要だけど緊急性がないものに割く時間がなくなってしまうわけです。
これが一番のボトルネックだということをまず認識することが大事です。
よくビジネスでありがちなのは月曜の朝出社したら社内でメールが飛んできていて、来週の金曜日までに返信くださいというような案件があったとします。
来週の金曜ということは今月曜で翌週の金曜までなのでやや2週間くらいあるので、何かと先送りしがちなADHDの私たちはまだ時間があるかなと言ってしばらく放置しますね。
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あるところでやばい、明日だと思って気づいてメール返信するんですが最終的に首があったりして出し直しになる、そして期日が遅れるというようなことがあるあるだと思います。
なのでそこは緊急性がないけど返信しなくてはならない重要な案件であると今一度認識してまずそれから取り掛かる、そして相手に返信早って思わせることが一番重要であると。
これが僕自身の何よりの過去の失敗から学んだ重要な考え方です。
相手に早いって思わせる。レスポンスにしても何にしても早いと思わせる。これが一番狙いどころというか目標ですね。
とにかくレスポンスを早く、何でも早く、速さはもう正義であるというふうに考えて取り組みましょう。
これは自分自身に言い聞かせていることです。ここまで自分で言っていても何か知らないけど先送りしがちなんですよね。
これは良くない。なので早く、とりあえず早く、まず早くお返しする、返信をする。
そこで間違っていても早いが故に後々修正が効くというそういうリカバリーもできますので、とにかく早くです。
だんだん話が逸れてきてしまいましたが、この重要な案件を早くこなしていくと緊急性が高い案件が基本的にない状態を維持することができます。
自分自身でわざわざ緊急性のある案件を作り出す必要がそもそもないので、さくさく前もって前倒しで仕事をこなしていけば緊急性を帯びる前に案件を片付けることができるので、
突発的な本当の緊急の案件に対応できるという状況に持っていける。これを目指していくと仕事をうまく遂行できると思います。
その結果、重要だけど緊急性がない案件に力を割くことができる、時間を割くことができるというこれが一番良い状態なのでこれを目指していきましょう。
2対8の法則、パレードの法則を頭に入れて仕事に向き合っていきましょうというお話でした。
ここで難しいのはどのタスクが影響力のあるタスクなのかわからない、特にまだ車歴の浅い人、若手の人は特にわかりにくいかと思います。
そういう人はとにかく速さだけを追求していけば大丈夫です。
早くサクサクこなしていけばどれが時間がかかるか、どれが時間がかからずすぐ終わるか、そういうところも嫌をなしに早くこなすことができるので、
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その経験値がはまってくるとどれが重要で、インパクトのあるトゥルーなのかタスクなのかというのも見極めがつくようになってくると思うので、
わからないときはとにかく速さが正義だと覚えてこなしていくことが重要ですね。
まずはわからないときは速さで理をこなしていきましょう。
それが経験値としてたまっていくと、そのうち2割の力で8割の成果を出すことができるタスクを見極められるようになってくると思うので、
自分が注力するところもわかるようになってくるんじゃないかなと思います。
ということで、2対8の法則が皆さんの日々のお役に立てば嬉しいです。
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また引き続き聞いてもらえれば嬉しいです。
ではまた。