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2024-12-30 00:00

#40 コスパやタイパよりも私が重要視してきたこと

栄養士的なものの考え方ですが、みなさんはどうですか?

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Taeと Kumikoの栄養カフェ。
このラジオは、私たちが日常生活で、これって興味深いなぁと感じたテーマについて、10分ほどでお届けします。
では、Taeさん、今日のテーマは?
はい、今日のテーマは、コスパやタイパよりも、私が重要視してきたことについてお話ししたいと思います。
なるほど、巷ではコスパ、タイパっていうのはね、すごい求められていることだけど、そうじゃないことなんですね。
はい、昨日ね、お祭りに行ったんです、子供と一緒に。
そうしたら、いろんな店があって、唐揚げとかポテトフライとか水飴とか、いろいろ買って食べたんですけど、子供のと一緒に。
基本的にそういうのってちょっと高い目じゃないですか、金額がね。
高いなって思うよりも、これが500円で買えるとか、これが200円で買えるとか、そういうことに対して、どこが気になるかっていうと、栄養なんですよ。
例えば、ポテトフライが1袋500円だったんですけど、マクドナルドっていう、ゲスサイズ、Mも入ってへんかなっていう、Mよりちょっと少ない目のが500円だったんですけど、
それってほとんどエネルギーしかならないけど、唐揚げを500円で買ったら、5個ぐらい大きいのが入ってたんですよ。
これ、すごい安いなって思ってしまって。
手間とかは一緒だと思うんですけど、油あげないといけないんで、熱源とか持ってきたりとか、
暑い中、扇風機かけながら、お店の人があげたりとか、冷凍のものを管理しなあかんから、材料、すごい大変だと思うんですけど、
私としては、手間とかお金よりも、栄養がどうかっていうのを、金額に対してちゃんと栄養がとれるかみたいな、
なるほど。
無意識に考えてしまうっていうところがあるから、
なんかそれは栄養士っぽいのか、みなさんはどうなのか、ちょっと変わってるのかなっていうのは、気になるなって思っていて、
なるほど。
振り返ってみると、小学生ぐらいの時もそうだったんですよ。
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自動販売機で、果汁数パーセントとか書いてある飲み物を買うんだったら、ちゃんとミルクとか果物の入っているジュースを買わないと、
ほとんど水なんか買っちゃったらもったいないなって思いながら、ジュースとかを選んでた記憶があるんですよ。
美味しいとか飲みたいじゃなくて。
なるほど。
そういうのをね、ちょっと昨日思い出してしまって、
ふみちゃんは同じ栄養士なので、どんなふうに思うのかなって、気になったんですけど、どうですか?私の話を聞いて。
そうですね。私も似たとこはあるかなとは思いますけど、
ポテトと唐揚げで同じ500円の買った時に、唐揚げやったらタンパク取れたとは思わへんなんで、
それはなんかポテト食べたい時、今の気分は唐揚げやなみたいな。
私はなんかどっちかって言ったら、そこで栄養はお祭りとかね、では出てこないかなっていうのは一つ違うとこやなとは思いましたけど、
でも無意識に高校生の時にね、なんかドラッグストアやったか、いろんなものを物色してた時に、今でも覚えてるんですけど、
ウエハースにカルシウム600mg配合って書いてあったやつがあって、
当時栄養師になりたいとも思ってなかったけど、直感的にこれ食べたらカルシウムが600mg取れるっていうのはなんか素晴らしいものやなと思って、
それをコンビニでお菓子買うんやったら、これ食べたほうが体に絶対いいやん、だって普通のウエハースでおいしいしと思っているんで、
なんかそれを思い出しましたね。
だからなんとなく栄養を重視するっていうとこは、よく似てるなとは思いますね。
逆に気をつけないとなんかね、無理矢理転嫁して、アピールして、マーケティングの力で宣伝して、買ってもらおうっていうところもあるやろうし、
そこに行きすぎてもあかんなと思ったりもするんだけど。
マーケティングと自動販売機で思い出したんですけど、最近ね、管理栄養師推薦って書いた、それこそね果汁ナンパのジュースやったと思うんですけど、あってね、
いや、私推奨製品って思ったことない。まさにマーケティング、管理栄養師が推奨推薦って書いてたら、なんか良さそうって思って、人は買うやろなって。
それ何が売りやったんですか?
何やったかな、脱水、熱中症予防とかなんかそんな感じやったかな、でもなんか果汁の清涼飲料水やったと思うんですけどね。
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それを見たときに、私は絶対これはむしろやめてっていう類だけど、そんなふうに専門家のネーミングを使ってるマーケティングが非常に嫌だなとは思いましたけどね。
そうですよね、それ思います。
私たちでも医師が推薦とか書いてたら、なんかめっちゃ良さそうなもんやと無意識に思ってしまうところ、イコール管理栄養師が言ってるんやから、絶対体に良いはずだって思われたくないものに書かれると、非常においおいおいって思うことはありますね。
そこはなんかよく似てるかもしれない。
私、20年以上前に、新聞の2面を使って、たぶんカップラーメンの宣伝広告が載ってたんだけど、2面、栄養師の顔と名前がだーって並んでて、これだけの栄養師が推奨してますみたいな。
カップラーメンを。
災害時とかには必要やと思うけど、わざわざ普段の新聞にカップラーメンを推奨のために、これだけ栄養師の顔と名前が写ってたら、価値が下がるな、栄養師の地位が下がるんじゃないかと思った記憶があって。
そういうところであんまり名前を使ってほしくないなっていうのもありますね。
ね。やっぱり栄養師が言うといいだろうっていうのをうまいこと使った戦略なんでしょうね、そういうのはね。
なんかこういう感覚はもしかしてちょっと特殊な中でも、栄養師には多いとは思うけれども、一般の人から聞いたらちょっとびっくりするところは多いかもしれないですよね。
やっぱり食べたいときは食べたいものを飲みたいときは飲みたいものを飲むっていう人相手に私たちは栄養指導するわけですからね、何が悪いのって。
普通にそういうふうに食べたいときに食べたいものを食べようっていうのが、その栄養のほうが先に来てしまって、なんかそれをおろそかになってるときもあるなって思って、それを反省するところでもあるんですよ。
確かにね。子供見てるとそこは素直ですよね、自分の欲に100%寄ってるから、でもそれのほうが幸せなときもあるんですよね。
私も長くいろんな人の健康問題とかの相談に乗りましたけど、やっぱ頭でこねくり回して考えて食べてる人で、健康じゃない人もいっぱいいたし。
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そうですよね。
でも、いわゆる栄養士的には、例えばどんぶり1品では野菜が不足してとかって言うけれども、そういうのをお昼に選んでる人がめちゃくちゃ体を動かすような仕事をしていたら、
結果その人のほうが元気やったりするようなシーンもよく見たので、どっちかに偏りすぎて、欲望だけで食べると、それは生活習慣病マッシグラになるし、
でも肩やなんか栄養とか理想をガチガチで固めると、人の食事を見たら批判しかできなくなるみたいな人の中にいるじゃないですか。
あれのほうがたぶん生きづらくなるやろうなと思うから。
そうですよね。
だから私もいろんな方にお話しするときに、例えば添加物の話をすると、たぶん全部聞くと何も物を買えなくなるから、
そうではなくて、自分の中の基準を決めたり、いい塩梅で活用できると無駄に、体にいいと思ってとってお金実はかかってたみたいなのがいらなくなったりするから、自分のいいところを見つけてくださいねなんていうのはよく話をしますね。
人によってこの感覚って違うじゃないですか。
だから人にこうしたほうがいいですよって押しつけるもんでもないと思うし、押しつけられてなんか心地いいもんでもないじゃないですか、食べることってね。
でも知らなくて間違って病気になっちゃうのはすごくもったいないなと思う。
そこではなんか専門性を生かして伝えてあげたいなと思うけど、私これやっててめっちゃいいからあなたもこれやってねとはなんか100パー思わないですね。
あなたがそれを望んでこうしてるんだったらここをなんかちょっと手こ入れしたらちょっとその悩みは解決するかもしれないですけどどうですかみたいな。
私の栄養士度はどちらかというとそういうタイプですね。
タイさんはどうですか。
そうですね。
同じ感じになるかな。
でもビシバシいう栄養士さんもねいらっしゃるしね。
えっとね、私はよく言うのは他の同じような患者さんがこんな風にされてすごくうまくいったっておっしゃってたんですけど、そういう方法ってどうでしょうかみたいな紹介するっていうのが多いかな。
それは聞き手にとっても一番こう自分とよく似た人がって言われる方がね、押し付けがましくなくてちょっとやってみようかなと思いやすいかもしれないですね。
ここで気分を悪くしても来なくなったら一番意味がないので、確かに気分を悪くさせないっていうのを最重要課題にしてる。
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そこら辺はタイさんと私はよく似てるタイプの栄養士やなっていうのはね、思いますけど。
栄養を大事にしたり、人の気分を返さなかったり、やる気を大事にしたりとか、そういうのも栄養士一人一人によって全然大事にしてるポイントって結構違ったりしますよね。
皆さんは物を買うときに栄養を考えたりされてるでしょうか。それともおいしいとか飲みたいとか、そういう欲の方を大事にして物を選ばれてるでしょうか。
ちょっとそんな風にね、物飲み方考えてみると結構見えるものがあるんじゃないかなって思います。
ではまた。
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