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Taeと Kumikoのえいようカフェ。
このラジオは、私たちが日常生活で、これって興味深いなぁと感じたテーマについて、10分ほどでお届けします。
では、くみちゃん、今日のテーマは?
はい、今日はね、やっぱり人間って感情的な生き物だなぁって感じた出来事について話してみたいと思います。
先週、短大の後期が始まったんです。
はい。
で、2クラス持っていて、同じ科目を連続で90分ずつしゃべるんですけどね。
毎年、初回っていうのは、どんな学生が来るんかな、今年の学生はどうかなと思う。
教える側としては、結構ドキドキというか、若干緊張しながら入るわけですよ。
へぇ、そうだよ。
高修行始めた時は、自分も20代だったので、学生よりも5、6年先輩ぐらいの、教授と学生の間の立場みたいなぐらいの年齢から始めて、
今やもう子供と数歳しか変わらへんぐらいに、どんどん若返っていくのでね。
そうか。
そうそう、色々と今年はどうかなとか、思いながらクラス入っていくんですよ。
そしたらね、今年は一クラス目のクラスがめっちゃ明るくて元気があったんです。
へぇ。
どんな感じだったかっていうと、ワンピース着ていたんですけど、最初入っていってね、前の机でパソコン繋いでとか、オーディオの機器の機材、スクリーンとかのセットしてたら、
先生、そのさ、今日の着てる服さ、あれに似てるわ、めっちゃキラキラしたあれで、とか言ったら、近くにいた子が、
あ、ステンドガラスちゃん、とか言って、あ、そうそうそう、教会のステンドガラスみたいやな、とか言い出してですね、
あ、なんか今年の絡んでくるタイプの、元気な感じの子おるな、みたいな。
いきなり?
いきなり。
へぇ。
そう。で、授業始まって、今期担当します、よろしくお願いしますって名前を言って、
挨拶をしたら、クラス中から拍手が起こるっていうね。
え、そうなの?
パチパチパチパチ。なかなかこういうの、大人ではあり得るけど、
ウェルカムな感じやね。
学生からは、どっちかって白い目で見られて、あんた誰よ、みたいな感じなことが多い中、
今年のこのクラスは、ちょっと雰囲気違うな、と思いながら、それがファーストインプレッションだったんです。
はい。
で、90分たって、次のクラスが始まったんですけど、もうね、全くそういうの何にもない。
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へぇ。
いわゆる、毎年のような、静かで、ちょっと相手も様子見て、誰来たんやろ、みたいに、
なんかちょっと、しゃに構えて見られる感じだったんです。
へぇ、えらい違い。
そう。で、私が何か違ったことをしたかっていうと、何にも違わないんだけれども、
やっぱりこうやって、クラスが醸し出す雰囲気とか、
まあ、言ってみたら、そこにそういう子がいるかどうかっていうのも大きな違いなんだけど、
やっぱりね、そういうなんかちょっとしたことが、話し手に与える影響ってすごく大きくて、
この子ら、ノリのいい子やっていう子がわかると、無意識にスイッチを合わせて、こっちもしゃべるようになるし、
へぇ。
それが、様子見されてるなって感じたら、やっぱり同じテンションでは、なかなかしゃべりにくいなっていうのがね、
なんか勝手にこう、子側のスイッチがこう、自動調整されるっていうのをこう、体験して、面白い。
やっぱり人って感情のある生き物で、ロボットじゃないから、同じことを2個も全くしゃべればいいはずなのに、
やっぱりそんなの全然できない生物やなって感じたなって、ちょっと面白いエピソードでした。
いや、その孔子側の細かい感情を教えてもらうことなかったからすごく、たぶん久美ちゃんだけじゃなくて、
今までたくさん先生に教えてきてもらったけど、みんな多分ありますよね、そういうの。
ない先生もいると思いますけどね、中にはね。
ない先生もいる。
相手がどんな反応をしようとも、淡々と90分しゃべれる先生っていませんでした?学生の時。
たまにいましたけど、やっぱりザワザワしたりかすると、イライラしててあるなっていうのは見えたので、
おおむね久美ちゃんみたいに影響を受けて、その時にスイッチが切り替わってされてたんだなって、
それを説明してもらえたのは初めてだったからすごく、ああそうだったんだって振り返りながらね、思いましたけど。
好意的に聞いてくれてるなっていうのを話し手が感じると、銃でいいとこ13しゃべってあげようかなって思うし、
銃準備してきたけど、なんかもう興味なくて早く帰ってって思ってなって思ったら、最低限の8話話すけど、
1話と2話ってなると、合計5ぐらい離れるんですよね、しゃべってる内容が。
5ぐらい離れる。
13しゃべるクラスと8しゃべるクラスと、
本当や5。
そうそう。
本当や。
そんな風になんか。
だいぶですね、そしたら。
教えなあかん内容に差は出しちゃいけないからね、そんなことはしないんだけれども、
ちょっとずつの余談だったりするところのエピソード1つにしても、
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もうこんなに言ったって聞いてへんわって思ったら、次どうぞ思うって思ったりもするしね。
そうなんや。
前に話されてた時に、3分の2ぐらい寝てても、
オンラインで誰の顔が見えなくても同じようにしゃべれるって言ってたのは、話す内容、教えることっていうのは同じだけれども、
プラスアルファの部分が違うっていう感じだったんかな。
基本ね、大人の人に対しての講義で聞く気ないなってことってないんですよ。
みなさん、必要があったり興味を持って受けてくださってるので、
顔が見えなかったとしても、こっちは力の限りというか、持ってるもん全部を伝えなきゃって思えるんですけど、
学生はね、やっぱり大半が受け身で聞いているし、自分もそうやったから、わかるじゃないですか。
はい。
いっぱいいっぱいいいことしゃべってあげることが、余計疲れるみたいな感じっていうかな。
どっちかというと大人の人は、そうやってプラスで伝えたことに喜びを感じてくれたり、ありがたい。
なんかそこまで教えてくれるんですねって思うことが、学生にとっては、ただ熱い人になるというか。
てことは、私がさっき聞いたのは、くみちゃん側のやる気のレベルが低い状態と高い状態っていう意味なのかと思ったけど、そうではなくて。
あ、ではなくて。
相手を確認して。
チューニングするって感じですね。
相手のキャパシティを確認しながら伝えるみたいなところで、相手があんまりキャパが狭そうだったら、それなりにある程度セーブして話してあげようみたいな。
そっちですね。
多い場合は、ちょっと多い目に伝えてあげようみたいな感じでチューニングしてるっていうこと。
そっちですね。
おー、なんかプロフェッショナルな感じ。
いやいや。
すごい。
でもね、私がテンション低いときはちょっとしか喋らなくてっていうのは、奉仕としてはって思うかもしれないけど、それはタイさんが栄養士として働いててもって考えると一緒じゃないですよ。
最低限これはちゃんとやるみたいなのが自分のテンションで変わったらおかしいじゃないですか。
あー、それはダメでしょうね。
今日の給食管理はもういいかとか。
今日はもう頭が痛いから患者さんに適当に喋っとくみたいな感じで寝てるってことですよね。
やらないでしょ。
それはないな。
そうそう。
そういうことか。
ちゃんとやることはやるけど、じゃあそれ以上とかっていう、そこら辺の話なんで、めっちゃすごいわけじゃないですよ。
でもなんか、そのぐらいやっぱり好意的に聞いてくれたり興味を持ってくれてるってわかる人に対して喋りたくなる気持ちと、そうじゃないところで相手がこのぐらいがいいかなっていうさじ加減を自分がしてるっていうのを受けて何を思ったかっていうと、
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自分が受けて聞き手だったらどういう態度を取るのが、やっぱり相手が話しやすくなるかなっていう責任はめっちゃあるなっていうのを改めて感じたっていうことですね。
なるほど。
今日は聞く人の状態によってこちらの伝え方が変わるっていうことを話してもらいました。
聞いてる方もね、お仕事の中で受け手側によって、くみちゃんみたいにチューニングしながら仕事をされている方もあると思うので、
ちょっと振り返ってみると、自分はこんなふうなところで調整しながらうまいことやってるなとか、もうちょっとできることがありそうだなっていうのがもしかしたら出てくるかもしれないので、ちょっと考えてもらえたらなと思いました。
ではまた。