教育関連法の背景
この番組は、法律ってなんでこうなっているんだろうという疑問を、日本国憲法の三大原則に鳥肌が立って法学部に入ったなあちゃんと、
法律は専門外だけど、ルールが、社会をどう形作るかについて監視を持つ本が探ります。
本です。よろしくお願いします。
なあちゃんです。よろしくお願いします。
早速本編入るか。
本編入るか。今回は、教育関連の法律ですね。
なんで教育関連の法律にしようかと思ったかは、
そうか、違憲立法審査権を実はこれの前にやっていて、
なんだっけ?違憲じゃないの?教科書検定っていいの?
教科書検定って違憲じゃないの?っていう話が出たんだよね。
これなんでできんの?っていうのがきっかけで調べ始めたら、深かった。広かった。深くて広かった。
深かったね。
意外と教育基本法がこの後出てくるけど、あれが長いんだよね。
変わってない法律の一つだよね。一回変わったけど、そこまでが50年ぐらい変わってなかったっていう。
憲法に続くんじゃないかっていうぐらい改正のない法律。
意外とね。
これから話はするけど、調べていろいろ見てみて、なあちゃん今何を思いました?
調べて感じたことはですね。
調べて感じたことを今思い起こしているのではないかしらね。
大体ですね、収録をする2週間前くらいから読んで、1週間前に読み終わり、記憶がまっさらな状態になって収録を始めるんですよね。
分かる分かる。1週間前に調べ終わるんだよね。
読み切るっていうか、資料を読み切るっていう感じなんですけど。
でもね、いろいろ細かく決めていて、教科書検定も、教科書を作って子どもたちに届くまで4年かかってるみたいなことが分かり、
現代社会の教科書とかも追いついてなくない?みたいなことを思って。
そんなに厳格にやっていってついていけるのかな?みたいなことを思ったり。
でもそれがバイブルとして学校教育で使われているっていうことがあって、
知ってました?みたいな。知ってました?そんな感じなんですよ。っていう驚きですかね。
なるほどね。あるある、それは4年かと思ったけど、4年がね、私意外と短いかなって思った。
確かに今のには追いつかないよ。追いつかないけど。
この昭和のその、できた頃から4年でやってたらすげーなって思って。
本当早くしていかなきゃいけないんでしょうけど。
あれですね、どっちかというと、2話目で教育関係の他の世界と比較もするけど、
教育の中身って人間が作ってるよねっていうのがすごい。
確かにね。
いろんな平等性とか公平性やら、今後も教育していかなきゃいけないよね、みたいな論がところどころ出るけど、
教育の法的変遷
その教育の家作ってるのは人間だからなーとか思う感じですね。
ある人間が、一人じゃないけど、ある人たちが比較的自分にちょっと都合がいい人格を作りに行くよなとは思った。
そうだね。たぶん後で触れる、教育基本法とかの一条とか。
あるある。
すごいことを書いていらっしゃるみたい。
頑張って公平性を担保しようとしているから、歯止めはかかってないわけではないんだけど、
一定やっぱ都合がいい人間を作り上げようとするなとは。
それは消せないよなと思った。
そうだね。
感じでしたね。見ていってね。
そうだね。
理想の人間像っていうのを最初に立てるんだよね、たぶんどこも。
それがどうしても、今の社会とか今のその国の世界にあった形にはならざるを得ないんだよね。
そうだね。
ならざるを得ない。
各国比較とか、でも歴史上の教育直後からの今の教育基本法の流れとかでもよく感じがする。
時代によって、国によってで。
そこからすごい外れた人間を作ればいいのかっていうと違うからね。
そうね。
何でも暴力で解決する人を作りましょうとはならないから。
その年そのところの、そのタイミングのその場所の倫理観みたいなものが色濃く反映されてしまう。
その倫理観も決して一定のものではないから、本来は今とは違うけどみたいな話が続くんでしょうね。
はい。
というわけで最初は、その1話目はこの日本の教育法の歴史、いきましょうか。
いきましょうか。
と言ってもね、法律できてるの明治時代だから、それより前の教育法はないんですけど。
それより前なんだ、なんだ、寺子屋で多分読み書きその番頑張ってるぐらいですね。
頑張ってるでしょうね。
でも自由に、藩ごとにとか。
そうそう、藩の理想を、藩ごとに大学とかあるからね。
やっていたのが日本で一国統一しましょうで、明治ですね。
でも教育着語出たの明治23年だからさすがにそこまでも手一杯やったんでしょうね。
そりゃそうかと思ったけど。
ほんとだ、23年。
ここから法律としては始まるって感じかな、日本の教育法はね。
はい、というわけで教育直後なので、法律では正確にはない。
天皇がこういった人材を人になってくださいっていうことが書いてあるやつですね。
すごい、お言葉、天皇のお言葉。
天皇が臣民に直接加持するお言葉を直後という、その形で教育直後なんで。
天皇がその時の国民イコール臣民ですけど、自分の中に皇后になりなさいっていう道徳的規範として。
教育直後は大日本国憲法や諸賞の法律の運用を事実上超越する国家の最高道徳規範使いっていうのは天皇の直接のお言葉だから、
法律とかは一応ある国会を通して。
ルールだからあれは。
だけどそんなのではなくっていうことね。最高道徳規範っていう扱いは。
秩序的な位置にいる人が、行なりなさいっていう指導をするっていう感じですよね。
なるほどね。はい、面白い。すごい。
お前たち臣民はっていう。
そう書かないといけないんでしょうね。お前たち臣民はって書かないといけないっていう。
多分そういう文章ルールみたいなとこだと思うけど。
言っても15、6行なんだよね、多分。
言葉だからね。その中に12の特目が含まれますよと。
あれかな。何て言うんだっけ、こういうの。
道教じゃなくて。
ああ、儒教。
儒教ですね。儒教精神ですよね、多分ね。
親兄弟みたいなね。
親兄弟。
あとは、夫婦前和し夫婦互いに仲良くつまじく。
ここの別に男尊女卑は書いてないんだよね、意外と。
協力し合ってね、みたいなね。
友達を信じ合って。
あれはいいことというか。
道徳的なこと。今もつながるような道徳的なこと。
夫婦から始まる順序とか言われるといいの?みたいな始まりになりそうですけど。
1個1個言ってる12個はそんなに。
11個はね。
11個は今あってもまあまあ。
クラス目標とか言ったりする感じだね。
なりそなりそ広く社会のためになる仕事に励みましょうとかね。
法令を守り秩序に
たっといましょう。
たっといましょうみたいな意味なのかな。
法令遵守しましょうねみたいなこと言ってるだけだから。
そうですね。上から12個ぐらいはあるんですが。
たぶんここの中で一番天皇の世界だったなっていうのが一番下段ですね。
一旦官給あれば義勇好に奉仕。
もって天上無給の幸運を扶慮すべし。
幸運扶慮って何か読みたいんだけど。
スメラギなのかな。天皇の能の地の幸運ですね。
国のために力を尽くして永遠の天皇の国を支えましょうと。
天皇主権ですからね。
これが戦前でした。
そんなに主権のとこだけが違っただけであって。
そこまで違和感のあることは書かれてない。直後。
そうですね。
なのでこれがあったよというところで戦後。
当然だけど戦後なんで天皇主権を除いた。
天皇主権除くと今度直後っていうものは意味なくなっちゃうから。
教育制度の現状
法律にしましょうってなるんでね。
教育基本法っていうのが立ちますと。
教育基本法を立たせた前後ぐらいに直後廃止しますっていうのが出てましたね。
なるほどね。ちゃんと廃止って言ってるんですね。
そうそうそう。
直後廃止の。
直後廃止。手書き?
教育基本法が出されるじゃないですか。
そうするとその手前に天皇がそれに署名してね。
本当だ。交付せしめるって。ちゃんと名前書いてるって。
清水機関の軸を経て、帝国議会は共産を経た教育基本法を再可し、ここにこれを交付すると。
確か交付はまだ天皇の仕事なんだよね。
そうそう。交付はね。
いまだにその多分解決してないから天皇の仕事なんでね。
で、その後ろに教育基本法が法律第25号さ。
して乗るという感じでした。
1947年。
3月31日に交付施行ってことは翌年の4月から始めなきゃいけなかったってことだよね。
3月に交付施行してて、次の学年に間に合わせたくてももうすぐやっちゃうみたいな。
発表もするし、もう始めるしみたいな。
日本国憲法5月に施行だから。
日本国憲法間違わないから。
間違わないっていう感じで出たのが教育基本法。
来ちゃう来ちゃうって。
なんでしょう。
確か戦後すぐの教科書とかってすごい黒塗りとかで始まったっていうもんね。
黒塗り、そうだそうだ。
それは間に合わんよなっていう感じの。
何を学ぶんだろうみたいな教科書ね。
すごいのは1947年に作られて、改正されたのが2006年なんだよね。
すごいじゃん。
ほぼほぼ、何歳坂ぐらいしか私もないから、
この47年の法律で我々は教育を受けたってことだよね。
そうだそうだ。戦後すぐの子も、現代を生きる私たち2人も同じ法律に基づいて。
2006年、私たぶん大学卒業するかしないかぐらいかな。
いや違う、してるな。社会人になってんな。
2002改正ね。これ愛国心教育。愛国心の話がすごいテレビで取り上げられてた。
それまではずっと戦後の教育制度のまま育ってきた大人たちが今もいるという感じですよ。
教育基本法の目的
教育法を見ましょうか。
教育。
昭和22年の教育基本法ですね。
昭和22年の第1回目から1条はこれですよ。
前文は大したあれかな。教育していかなきゃいけないってことが書いてあるだけかな。
教育基本法。
我らは個人の尊厳をもじ、真理と平和を寄与する人間の生き継いを期するとともに、
普遍的にしても、しかも個性豊かな文化の創造を目指す教育を普及徹底しなければならない。文化入ってる文化。
文化入ってるね。入れたかったからね。
民主的で文化的な国家建設って書いてあるね。前文にね。
この最初の三大原則の文化国家っていうのがまだ残ってますね。47年だから。
そうだね。
教育基本法22年の末は11条しかないのでね。
詳細は決められてるわけじゃなくて、目的方針、機械均等、平等にやりましょうってことですね。
義務教育、男女教学、ここもだから平等にっていうところでしょうね。
学校教育、社会教育、政治教育、宗教教育、教育行政みたいな感じがあるんですね。
これは文部科学省さんがちゃんと残してますね。
そうなんですね。文部科学省さんは結構ね。
教育基本法資料室っていうのがホームページで載っております。
今も実は変わってないこの昭和22年の第1条がすごいこと書いてあるんですよね。教育の目的。
教育は人格の完成を目指し、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたっ飛び、勤労の等責任を重んじ、自主的精神に満ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない。
勤労も入ってるよ。
勤労も入ってるね。
勤労は権利じゃなくて義務で入ってるね。勤労と責任を重んじって書いてあるからね。
重んじろう。
しろと。
結局これなんだよね。平和的な国家っていうのは日本の理想でもあるけど、社会の形成者として教育しますっていうのがどうしても核国でしょうね。
教育法の目的になってくるんだよね。
個性を豊かにしたいとか個人の価値をたっ飛びたいっていうのもあるけど、そこも含めてそういった社会の形成者として教育しましょうっていうのがありますよね。
一番最初のワードですよ。すごいの目指してるなと思うけど、人格の完成を目指す。
人格の完成ってすごいよね。
すごいね。今の今まで完成していいのかしらと。
人格の完成について書かれてた気がしないけれど、教科書に。
目指してたんですね。
目指して完成するかどうかまでは別ですからね。
目指すんです。
これ作った人もきっと別に自分が人格を完成してるとは思ってないでしょうからね。
そうだね、みんなでね。
みんなで人格を良くしていきましょうっていう、いいとこに持っていきましょうっていう感覚なんでしょうね。
人格すごいね。
完成するものなのか、人格っていうのは。
スキルとかじゃないんだよね。人格なのか。
そう、スキルじゃないんだよね。能力じゃないんだよね、ここのまた。
だから能力主義ではないんだよね、このタイミングでは。
社会の形成者として生きていける人にしましょうねっていう感覚なんだと。
器も広げていくみたいな。
登っていくっていうよりも、登っていくより広げるみたいな感じがする。
そんな第一条。
はい、そんな第一条。
教育機会均等の重要性
第二条がたぶん次の回戦の時に話題になるけど、そこ以外は割と今も通じるのが書いてあるんだよね。
教育機械の均等。ここも日本国権法とほぼほぼ似てるのは、人種、信条、性別、社会、身分、経済的地位、または問題によって教育上差別されない。
経済的利用によって修学困難なものに対して、奨学の方法を講じなければならない。これで奨学金ができるんでしょうね。
なるほどね。
でも手前に能力があるにもかかわらず、そういう人には講じなければならないって書いてあるから、一定資金があるのはここも根拠があるんでしょうね。
そうですね。
で、義務教育。無償って日本国権法でも歌ってるんだけど、義務教育については授業料を徴収しない。
本当だ。ちゃんと書いてある。
9年の普通教育。小学校6年と中学校3年。
あと男女教学を認めなければならない。
しなければならないじゃないんだな。教養しなければならない。
そうですね。
学校教育とはこういうものですよとか、社会教育も一応この場で書いてますね。
国及び自治体によって奨励されなければならない。
ここに何?図書館、博物館、公民館等の施設の設置。
学校の設置の利用、学校施設の利用、その他適当な方法によって実現に努めなければならない。
図書館、博物館とかそうなんだ。ここに出てくるんだ。公民館。
社会教育のための施設だからね。
そういうことね、公民館。確かにいろんなカルチャースクールとかやってるもんね。
村役場じゃないってことだよ。村の人たちが集まって会議する場じゃないってことだよね。
そうなんだね。どうだったんだね。
政治教育、宗教教育はどっちかに偏らないように、特定の政党を支持し、またこれに反対する政治教育、その他政治活動をしてはならない。
宗教も特定の宗教のための宗教教育、その他宗教的活動をしてはならない。
キリスト系とか仏教系の学校は基本、公教育ではないですね。私立ってことだよね。
国及び地方自治、地方公共団体が設置する学校は宗教活動してはならない。
あとは教育行政は頑張ってねって書いてある。
教育改革の試み
この目的のために頑張りましょうって書いてあります。
教育基本法があり、これが48年ぐらい続きましたと。
おめでとう。
このぐらいの荒さの話だったら反論することもなく48年続くってことだよね。
基本方針だもんね。別にあまり突っ込む余地もなく。
それすらも変えようとした動きが2回ぐらいある。
1回目が1980年代の朝鮮が始まりました。
中曽根首相時代ですね。
多分いろんな功績を残したかったんだろうなと思うんですけど、戦後政治の総決算でいろいろ変えたかったんですよ。
うちの一つが教育改革。
結構すごくて、学習塾も私立学校として認めようっていう。
でも今っぽいですね。自由過論。
自由過論派が多分中曽根さんの派閥だったと思うんだけど、
それと文部科学省や自民党の現場派がやりすぎだって言って、
内部対立をし、教育基本法の改正には至らなかった。
個性の重視育成というスローガンだけ挙げておりましたよって書いてますね。
個性の重視ってこの辺りから来てるワードなのかな。
個性も豊かにって書いてあるから、そんなにもともとの教育基本法と変わりはしないんだけど、
そこを個性豊かな文化創造と書いてるからね、元から前文に。
そんなに変わりはしないけど、スローガンでそこ重視しましょうよで終わったみたいですね。
うん。
1回目の挑戦ね。
2回目の挑戦が20年経った、2000年代ですと。
おぶちさん。
おぶちさん、平成を持ったおぶちさん。
基本法には障害教育や地域教育、家庭教育などの視点がはめ込まれてない。
社会教育と呼ばれてたんですよね。
はい、そうか。
で、なんでこれは何とかすべきではないか。
この時期の文部科学省、文科省大臣、中曽根さんの息子。
あ、なるほど。こういうこと。親子で。
親子で改正を目指して、教育基本を始めて、中央審議会の正式な議論の対象となったと。
ほうほうほう。はい。
で、その後森さん、森吉郎と言うんだっけこの人。
そう。
首相が、教育改革国民会議を設置。
うん。
これはさっき言った文科省とか自民党の現場派とは切り離された私的諮問機関。
はいはいはい。
森さん直下ってやつですね。
そうなんだね。
国民、教育改革国民会議というのを設置して、教育を変える17の提案っていうのを出しました。
えー、すごいじゃん。17個も。
17個も。
日本、3つに大きく分かれていて、人間性豊かな日本人を育成する。
おお、いいね。
って書いてあるんだけどさ、結構さ、結構あれだよ、なかなか。
お?って思いましたけど、教育の原点は家庭である。
学校は道徳を教えることをためらわない。
奉仕活動を全員が行うようにする。
奉仕活動。
問題を起こす子供への教育を曖昧にしない。
問題を起こす子供。
有害情報等から子供を守る。
そうだね。
ことによって人間性豊かな日本人を育成するって書いてあるんだけど、
どっちかっていうと保守的なことを書いてあると思って、私今見ましたけどね。
その次はすごいね。
一人一人の才能を伸ばし、創造性に伴う人間を育成する。
一律主義を改め、個性を伸ばす教育システムを導入する。
記憶力延長を改め、大学入試を多様化する。
栄養入試がここら辺に入ってくるんだ。
はいはいはい。
いやでも、それぐらいだったってことだね。
今もそんなに多様化してるのかな。
知ってんじゃない?推薦とか栄養とか。栄養の割合は増えたよね。
増えた。そこが増えていくってことね。
リーダー養成のため、大学大学院の教育研究機関を強化する。
あー。
あー、危ないな。常に努力してる感はあるかなって。
大学にふさわしい学習を促すシステムを導入する。
職業間、勤労間を育む教育を推進する。
あー。はいはいはい。
小中高あたりに職場見学やキャリア教育が入ってきたぐらいですね。ここら辺ね。
なるほど。
これは確かに一人一人の才能を伸ばし、創造性に富む人間を育成するために何かしようとする感じはある。
いいね。
新しい時代に新しい学校づくりを。
広いね。
教育基本法の概要
広いね。でもこれはまずできてないんだろうな。教師の意欲や努力が報われ評価される体制を作る。
あー。
どうですかって感じですね。
まだなんじゃないですかね、これはね。
地域の信頼に応える学校づくりを進める。
あー。これ頑張ってる感じするな。
地域作りだったな。
学校や教育委員会に組織マネージメントの発想を取り入れる。
え、そうなんだ。
うーん、でもこれもなかなか道半ばな気がするけどね。
授業の子供の立場に立った分かりやすく効率化的なものにする。
あー。
今更かいっていう。
それは常にじゃなかろうかっていうかね。
あれ、ここまで。
今までも頑張ってたと思うよ、それまでも。
実験やったりね。あ、まあいいよ。
で、新しいタイプの学校。
コミュニティスクールですね。の設置を促進する。
あ、もう新しい時代の新しい学校づくりかもね。
ね。
あ、もうあとはもう一個スローガンだ。
教育振興基本計画と教育基本法。
教育施策の総合的推進のための教育振興基本計画を新しい時代にふさわしい教育基本法を。
なんかスローガンみたいなやつか、これは。
塾子だった。
塾子だった。
17の星は上か。上のやっぱここら辺ですね。
はいはいはい。
といった教育基本法を改正しないかと。
一番最初の豊かな日本人像がかなりなんか、
わりかし有害情報から子供を守るとか、問題を起こす子供への教育を合間にしないとか。
法子活動をするとか。
なんかやや、ややちょっと偏ってる気がしますけどね。
14年代ですか、なんか子供がキレるとかそういうのが話題になってた時期ですか?
家庭教育と教育機会の重要性
かな?そうだね。あと少年犯罪とかしちゃった時期かな。
少年法の話であったりとかも熱かったよな、時代、時期。
そんな感じがするね。
守る子供っていうのがすごい言い方だなと思うけど、きっとそういうのを当たって。
柵原殺人とかあったやつじゃないかな。
これから数年後だと思うの、これ多分。
社会的にもその機運が上がってくる?今までのどうだったんだろうみたいな。
もっと昔厳しかったみたいな。
あるあるある。あと学級崩壊とかが。
学級崩壊。
そうですね。キレる子供学級崩壊で少年犯罪みたいなのがあった後ですね。
多分完全に私の世代だな、これ。
でもすごい、そこで教育の原点を兼ねてる。
無茶言うなって思いましたけどね。
自由っていうところに行きすぎて、学校道徳を教えていいのかみたいな話が見直されたんでしょうね。
学校は道徳を知ることをためらわない。
いいんだよ。
2000年にこれが出され、実際結果変わったのは2006年です。
今の教育基本法。
戦後の教育基本法は変わらず、59年後にやっと変更となりました。
ここで一番話題になったのは愛国心教育ですね。
教育の目標が第2条になって、
我が国と共同愛する態度を養う及び公共の精神が追加されたと。
我が国と共同愛する態度って物語みたいな文章ですね。
情緒的?
教育の目標が2つに分かれたんですね。
1条は変わらず人格の完成を目指して頑張りましょうって書いてあるんですけど。
教育の目的が第1条で、教育の目標という項目が増えたんだ。
なるほどね。
方針じゃなくて目標という項目が増えましたと。
その中に2条の5に、伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国の共同愛するとともに、
他国を尊重し国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うことが入りました。
正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、
公共の精神に基づき主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
社会の形成に向かって参画してくださいと、貢献してくださいと。
そうだよね。
勤労を重んずる態度はこっちに移動し残りましたね。
家に残りましたね。
残したいんだね。勤労ね。
残したいんだね。
しょうがないね。
日本人は働きましょうっていうのがここでも書かれてますね。
教育のところからあるんですけど。
憲法からあるから変わらないですね。
たぶんここが一番話題になったのかな。
愛国心入れるのか入れないのか問題でニュースにはなってた気がしますね。
あんまり否定なく入ったのが障害学習の理念が第三条に含まれましたね。
障害にわたって学習することができるような社会の実現。
たぶんこの高齢化社会って言葉が普通になってるから。
みんなができるからね。
ずっと磨き続けましょうって言うのはそうねと。
教育機会、勤労とか義務教育学校教育はおそらく変わってなくて。
大学にも書かれましたね。
大学は学術の中心として高い教育と専門能力を培うとともに、
研究頑張ってみたいなこと書いてあります。
大学はたぶん教育基本法の範囲外だったんじゃないのかな。
4ヶ月前のやつは。
そうだ。
明確に基本法には書かれてないですね。義務教育のことしか書かれてなかった。
私立学校も記載がありますが、
他の学校と似たように頑張ってくださいねみたいなことが書かれますね。
教員・家庭教育。
入ってるよ。さっきの家庭が第一義責任ってやつが。
その他の保護者はこの教育について第一義的責任を有するものである。
そうなんですね。
国及び地方自治体は家庭教育の自主性を尊重しつつ、
保護者に対する学習の機会及び情報の提供、
その他家庭教育を支援していかなきゃいけないんですよと。
家庭ってことは憲法なかったんだよね。
そっか。
民法も欠属つくんだね。
家庭の概念があるんだ。
ここで初めてね。
養殖教育も考えていきましょうみたいな話が入ってますね。
教育の期間が広がりましたね。
確かに。
教育からずっとですね。
境外教育なんで。
そうね。
教育振興基本計画を毎年立てましょうっていうのが出てきた。
毎年じゃないのか。立てましょうっていうのが追加されてるな。
ちょっと具体化するのと広げるのとと。
教育現場のマネジメント
されたのが基本法改正ですね。
やっぱり現代の教育っぽくなりましたね。
現代の法律っぽくなりましたね。
昭和22年の基本法は11条しかなかったからね。
だいぶ詳細増やして。
8条まで。
そうね。だから。
先ほどの愛国心と人間像が47年、昭和22年の法だと
個人の価値をたっ飛び自主的精神に満ちただったのが
国家及び社会の形成者として必要な資質ってなってから
個人中心から国家社会の形成者が中心になったと。
家庭教育初めてだからここで、父母その他保護者は
この教育について第一次的責任を有する。
これも急に2006年法から追加。
急に。
自民党政権ですよね。
家庭重視。
そうなんだ。
そういった形で日本は変わってきてます。
2006年だからもう20年前ぐらいなの?
結構経ってきたね。
19年ぐらい。これで成長してきてる子どもが社会に出ている状態。
20年前のものを今見直すと、こうでいいんだっけってところもちょっと残ってるよね。
見直し要素はあれ。
家庭教育はちょっと。
障害教育にしたかったから書いてるんだと思うけど、大学教育書く必要あったのかな。
改めて出す必要あったのかな。
揃えたかったのかな。
みたいな前例になっちゃったのかなと思うけど。
大学の自治があるから、あんまこういうところに書くっていうのが。
書いてる内容は別に尊重するだから。
抵触しないけど、わざわざ書くのかな。
法律の支配下ですよみたいな感じに見えますよね。
見えちゃうからね。
そういうものでもない。
ここに書かれてないと学校教育法だけに書けないみたいなのもあるのかもしれないけどね。
すごいね。教員の書かれてる。
教員すごいね。確かに。
第90教員。
法律に定める学校の教員は、事故の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない。
人格が形成されてるんじゃないですか。完成されてるんじゃないですか。
この後の各国の比較で、北欧とかは教員中心の、教科書中心じゃなくて教員中心の教育で比較があるけど、
専門家ですよね。日本の教育だったらクラス一つ単に持たされて、そこはその人の専門分野みたいになっているけど、
さっき見た基本方針みたいな、2000年代に出た基本方針みたいなやつ、17個のやつの中にマネジメントを取り入れて書いてあるけど、そことどうリンクしていくんだろう。
確かに。個人で頑張る予感がすごいよね。
自分中団だからさ、みんなで組織運営って、それをした方が先生たちの負担っていうのは楽になって働きやすくなりそうだけども、
求められてるものがこうだと両立の仕方がどんな形が最適なんだろうっていう。
難しいみたいですよ。自分で頑張んなきゃ感がすごい強いっていうのを聞いたことある。
隣のクラスとか、自分でなんとかしなきゃ困ったら、人に頼れないっていう文化があると。
クラスの雰囲気ってもう一国一国作られてる。
そうそう、一国一条の話になってるんだよね。
でも私も明日は行けないみたいな時に引き継ぐってすごく難しい。
あの子はちょっと今こんな感じでみたいな。
国語の勉強は今あそこで止まってる。今すごく微妙なところみたいな。
ゴンギツネのあそこだわみたいな話とか。難しい。
何校かその実験的にチーム担任生とか、あと学科担当生みたいな感じなのかな。
教育の問題意識
教科科担当生みたいな感じをしている学校もあるみたいだけど、一般的に学級担任ですね。
義務教育はね。
だから人に頼るというモデルを教わらずにみんな学校出てくるから。
担任の先生が全部頑張ってくれるみたいな。
全部自分でやらなきゃいけないんだ。人に迷惑かけちゃいけないんだ。教育がちょっと徹底されちゃってるのが日本ですよね。
そうですね。そういう大人を一日の大半見て過ごす。
人に頼るっていうことがいけないんだ。みたいな感覚に陥るでしょうね。あれは。
という問題があるものの、今の教育。
教育あふれてること。
たぶんそんな悪いことは書いてないけども。
でもずっと教育直後からそこまで変なこと書いてないんだよね。
書いてない。
ここから来る教科書検定を中心とした国際比較を第2話でいきましょうか。
はい。
一旦ここまでにしますね。
次回へ続く。