1. 暇人ラジオ(仮)
  2. hima-27 暇人RADIO 教育を考..
2024-09-01 31:43

hima-27 暇人RADIO 教育を考える回(渡辺 道治(@教え方の学校)ゲスト回) 前編 〜教育現場での信頼・交渉力・変革の大ヒントを哲学〜 

⭐GUEST⭐ 

プロフィール渡辺 道治(@教え方の学校)
(Watanabe Michiharu)ミッチー先生

2006年 奈良県天理小学校にて勤務
2013年  JICA 教師海外研修にてカンボジアを訪問
2014年 グローバル教育コンクール入選
2016年 グローバル教育コンクール特別賞受賞
2017年 北海道札幌市公立小学校にて勤務、東京海上日動より教育論文表彰
2019年 中国政府招へいプログラムにて訪中、教材開発事業の一環としてラオス・ベトナムを訪問、JICAのプログラムにて国際理解教育の教材開発を行う、PAAMEにてセネガルの教育支援に携わる

2020年 教育オンラインサロンを立ち上げる
2021年 単著4冊を出版(現在8~10冊目を執筆中)
2022年 愛知県瀬戸solan小学校にて勤務
2023年 ダラス補習校 (アメリカ)学習指導アドバイザーに就任
2024年 教員生活を終え、教え方の学校主宰

全国での講演活動は通算300回以上
学校を始め、病院、教会、企業、 私塾など多方面から依頼を受ける
Voicyパーソナリティ 北海道新聞記事執筆 SHIEN学アドバイザー 四児の父

【officialsite】https://oshiekata-gakkou.com/

【X/旧Twitter】https://x.com/firstlighter

【Books】https://amzn.to/3TmSbGv 【Voicy】https://r.voicy.jp/poKM7rJp9NQ 【note】https://note.com/hanahasaku358/ 【YouTube】https://youtube.com/@oshiekata-gakkou


内容:

・寺子屋は民間の塾

・北海道在住のミッチー先生

・アメリカは国が若い

・100%を求めて動かない

・学級通信が出せない苦悩

・足並みを揃え過ぎて身動きが取れない教育現場の先生達

・変革をするために3人の仲間づくりから始める

・交渉のために3つの選択肢を用意する

・交渉力を考えたらまずは与えることからだった話

・信頼の貯金をまず行う

・あの暇人ラジオに出演できる嬉しさ

・熊本に3人で遊びに行く約束


暇人ラジオ(仮)

暇な二人が暇な時に抽象的なことをひたすら語る番組です。

考えを発散させたい方の

一人飲みのお供や散歩のお供にお使い下さい。


第27回、28回、29回は「教育」について話してみました。「教育とはなにか?」そんな話をしています。



【パーソナリティ】

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠暇人:岡田のX/twitterはこちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠暇人:宮川のインスタグラムはこちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


【番組公式X/Twitter】

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠暇人ラジオ(仮)<公式>⁠

00:01
暇人ラジオ(仮始まりました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
始まりました、暇人ラジオ。今日はですね、実は、いつもの僕たちの適当に喋る話だけではなくですね、
先日、ちょっとすごい人に、僕、名古屋でお会いしたんですよ。
すごい人。
すごい人。でね、なんかこう、いや、めっちゃおもろいなと思って、ちょっとこれ暇人ラジオ出てくれませんかって言ったら、
お、いいっすよって、すごい軽い話で。
そんな軽く?
すごい、超多忙な話を言ってくれて、いやいや、これはちょっと是非ともしたいぞと思って、
すぐにオファーをさせていただいたら、これを開拓していただきまして、
今回の経緯になったということで、
先生、先生、先生って、いきなり先生って言ってあれなんですけど、
ちょっとですね、渡辺先生、渡辺道春先生っていう先生なんですけど、今日呼びしているのは、
ミッチー先生、ミッチーさんって言うんですよね。
で、ちょっとミッチーさんって呼ばせていただくんですけども、
今ですね、もともと学校の教師をされていて、それからなんかすごい、やっぱり教え方とかですね、
なんかとにかくすごいということで、いろんな本を書かれたりとかさせてですね、講演活動もされてて、
世界中ですね、飛び回られてるんですよね。
なんかいろいろ、JICAとか協力とかSDGsの教材開発とかされていらっしゃる方ですよね。
講演活動300回以上とかって書いてありますけど、
で、僕がちょっととあるこの間ですね、名古屋で仲間の方がサードプレイス、
いわゆる空き地じゃないですけど、学校とか家とかと違う新しい場所みたいなやつ作るっていうので、
そこはやっぱり、寺小屋なしから町小屋っていう名前で始められるんですよね、
この10月、今年2024年10月にオープン予定なんですけど。
そういうサードプレイスみたいな感じですか?
おだしょー そうそうそう、いわゆるサードプレイス空き地ね。
で、ほら寺小屋って、なんかほら昔は江戸時代とかの寺小屋って、あれなんかね、
実は学校の先生がやってたわけじゃなくて、民間の人が教えてた場所らしいんですよ、寺小屋って。
あ、そうなんですか。民間なんですね、合いの手。
おだしょー そうそうそう、らしいんですよね。
で、そのほら、学校の先生が思ってたんだけどっていうところもあるんだけど、
その他はみんないろんなものを教えれる人たちが、町民の中からね、いろんな生活の知恵だったりとかもあるんでしょうし、
勉強も教えてくれたりみたいな、そういう自由な場所だったんじゃないかなっていうところで、
まさにこの先生のね、ミッチー先生がやってるこの教え方の学校っていうですね、
素晴らしいプログラムがあって、
みんなが教える環境になっていくんじゃないかなみたいなのもあるし、
僕たち子供いるんですけど、親学校に教えるみたいなのもあるし、
03:03
学校のこととかもいろいろあるしとかで、
今日は教育とか教えるとか、そういうのについてですね、
さあいよいよミッチー先生に聞いていきたいなということで、すいません、前段が長くなりましたけども、
じゃあミッチー先生、よろしくお願いします。
ミッチー よろしくお願いします。
おだしょー ありがとうございます、よろしくお願いします。
いや、ミッチー先生、今日はどちらからいらっしゃってるんですか?
ミッチー 今日は今、北海道の自宅からつないでいます。
これ、書斎兼ゲストルームで。
すごい。
住まれてる町もなんか素晴らしいところだということでちょっとお聞きしたんですけれども。
ミッチー 面白いところでね、北海道の東川町っていった朝日川の隣町なんですけど、
そこと今、名古屋と二拠点でやってるところなんですね。
家族とかはこっちで暮らしてて、
本当にね、教育にこれだけ力かけてる町って他にあるのかなって思うぐらい、
日本の中でね、それを知って家族で会議をして移住を決定して、
この4月からね、今ここに暮らしてます。
へー、4月からなんですね。
やっぱ住み心地どうですか?
ミッチー いやー、どこから喋っていい?
ちなみに昨日もごめんなさい、ちょっと僕声枯れ気味なのが、
昨日も近くの知り合いの方とか友達たちとも家族がね、
3家族、4家族ぐらい集まって、
あと横浜からも友人家族が我が家に来ててですね。
おとついも家族の、うちの子供たちのお泊まり会とかで引っ張られて、
バーベキューを満点の星空の下で、
おとついも日変わるまでやってたんですけど、
結局、その時初対面なんですよ、ちなみに。
おとついね、招いてくれた方々と。
親同士は初めて会ったみたいな感じで。
めちゃくちゃ盛り上がってしまって、
でも星空の下でみんなサックス吹いたりとか、
花本叩いたりとか、お酒飲みながらみたいなことやってる中で、
急速に仲良くなり、
おとついの晩、僕言ったんですよ、
いつかまた必ず来させてくださいねって言ったら、
親同士の方もいつでも来てくださいっていう感じになって。
そしたら、まさかね、
昨日ね、翌日ですよ。
翌日に。
早いです。
早いでしょ。僕もさすがに遠慮しましたよ、常識が一番あるからね。
でも横浜からのお客さんが来てるから、
いや、あの星空見せてあげたいなみたいな、
とんでもない量の流れ星が流れるんで。
でもほら、妻に言ったら、
昨日の今日だしね、お泊まり会もあって、
あの方も疲れてると思うからみたいな感じで、僕は確かめられて、
まあそりゃそうだよなと思ってたら、
なんと向こうからですね、
今晩ももしよかったら来ませんかみたいな。
疲れすぎますね、すごいですね。
で、横浜から来た友人家族と一緒に行って、
みんなでワイワイ盛り上がって、
昨日僕、バイオリン持ってきてくださいって言われたから、
バイオリンも星空の下でずっと、
人間ジュークボックスみたいな感じで1時間ぐらい弾いてたんですよ。
贅沢っすね。
そしたら横浜からの友人家族が、
昨日初対面なんだって言ったら、
星ぬかそうで驚いてました。
でも街も人もね、
子供たちを育てるってとこにすごく温かくて熱くて、
06:03
日本全国いろんなとこ回ってますけど、
本当に星ぬかそうで僕も驚きました、
この街と出会って。
今のエピソード聞くと、
すごい開かれた場所だから仲良くなるみたいな、
雰囲気も感じちゃう、
想像しちゃうような、
いい場所みたいな感じしますね。
北海道めちゃくちゃいいね。
ちょっと前にね、
朝日川に行って、
すごい北海道、
初めて行ったんですけど、
めちゃくちゃいいなって思ってたんですよね。
だから今その情景が浮かんできて、
その中でバイオリン弾いてるミッチーさんが浮かんできて、
行きたい。
開かれてるマインドが、
街が全体がそんな感じがするんで、
街役場とかすごいんですよ。
役場が?
役場が。普通ね、
教育委員会とか上の方の方々って、
日本だと特に動きが遅かったりとか、
腰が重かったりするじゃないですか。
ありますね。
前例がないとか予算がないとか、
やったことがないとか、
そういうないみたいなもので、
そういう企画とかを蹴ってはいけないみたいな、
そういうマインドが街役場にすでに、
東川スタイルって本で出てるぐらいなんですよ。
この前移住してまだ、
3ヶ月か今4ヶ月ですけど、
もうすでにここで仲良くなった友達が、
僕のトークライブを企画したいって言って、
この前も街を動かして補助金も取って、
教育委員会も動かして、
1週間ぐらいでそのイベント全部作っちゃって、
野外ステージを作って、
テントを張って、
街のなんかの人気店とか、
ご飯とかスイーツとか出すお店をバーっと
軒で並べて、
僕がその前で弾いたり喋ったりみたいなことを、
午前と午後で3時間やったのかなみたいなことを。
へー。
この速度で作れるんですよ、この街が。
すごいですね。
それはやっぱりいいですね。
今なんか結構その、
速さ感みたいなやつって、
なんかやっぱ重要、
求められてるじゃないですか、
こんだけ情報が速いからね。
海外とかね、よく見るけど政治の話とかでも、
台湾とかほら、
すごい速いとかね、
日本はすごい遅いとか、
そこら辺のなんかこう、
ちっちゃくてもいいからぱぱっと始めるみたいな、
すごい大事だけど、
なかなかね、普通できないっすよね。
特に行政さんとかはやっぱり。
変わり身のなんか遅さと、
速さみたいなのがあった時に、
両方なんか一長一短あるなと思うんですけど、
変わり身が遅いってのは、
要は変わりにくいので、
決まった路線とかラインに従って、
こうやるっていうのは、
日本のお家芸とか得意技ですよね。
そういうふうに言ったら、
一昔前とかは、やっぱこうニーズとか、
市場の原理みたいなのも読みやすかったし、
こうすればこうなるっていう時代に、
一致団結して、
変わり身どころかもうね、
マニュアル通りにやってこうぜみたいな、
こういうのにはやっぱ日本でめちゃめちゃ強かったから、
一昔前の企業のランキングとかって、
そうなってると思うんですよね。
でも今その変わり身の遅さみたいなものが、
逆に出るような時代になってしまうぐらい、
その変化とかニーズが、
またたく間に変わっていくじゃないですか。
こういう時には、
09:01
変わり身が早い方が強いですよね、
どう考えたら。
そうですよね。
どっちが言われるかじゃなくて、
時代性ですよね、今の時代っていうか。
だからこの前僕アメリカでも、
講演とか授業してきたんですけど、
行って思ったのは、
それが初アメリカだったんですけど、
やっぱね、よくも悪くも、
若いなと思いました、国が。
そうですよね。
いいなって思ったら別に、
それこそ前例とかあんま関係なくて、
いいんだからやろうよみたいな、
それが僕は若さって表現してるんですけど、
日本はやっぱりよくも悪くも、
ものすごい歴史があるから、
僕この前テキサス行った時に、
連れてってもらった博物館が、
ケネディ大統領の暗殺博物館だったんですよ。
シューティングポイントみたいなところからね。
でもケネディ暗殺って言っても、
そんな昔じゃないじゃないですか。
こっちからしたら最近の話ですよね。
そう。
で、博物館にそれがバーッと提示されてて、
それ以前の歴史とかは、
何にも載ってないわけですよね。
はいはいはい。
これ一つ見てもなんか面白いな。
日本って言ったらもうだいたいね、
旧石器ぐらいから全部ズラーって陳列されたりとか。
何ならその繋がりとかも、
みんなだいたい言えたりとかするな。
そう。
良くも悪くも古さを持っているっていう国ですよね。
そうですね。確かに確かに。
いやーなんか、
よくこう、何ですっけ、
そういう起業家界隈みたいなやつで言うので、
なんかその、
何だろう、100%を求めてやろうとすると、
足がほら出ないじゃないですか。
なかなかほらもう100%するまで
準備しなきゃ、準備しなきゃってなって。
けどなんかこう、
とりあえず一歩進めてから考えようみたいな
マインドっていうか。
なんかそういうのって、
フロンティアスピリッツのある国なのか
わからないけど、
それとすごい似てるし、
起業、スタートアップみたいなのがやっぱり多かったっていう、
アメリカの出陣の感じとかも、
そういうのに合致するんだろうなと思って、
今ミッチー先生の話聞くとね、
なんか思いましたけど。
なんか教育とかでも、
そういうのすごい大切そうですね。
なんか挑戦とりあえずやってみるみたいな。
もともとね、
日本人って不安傾向が強い民族だって言われてて、
これもう脳科学的にも
明らかになってるんですよ。
セロトニントランスポーターって言って、
いわばこの安心とか安全とかを
司るその重要体のところがあるんですけど、
これL型とS型ってあるんですね。
L型の方が、
要は楽天的というか、
万能天気というか、
そういう感じ。
S型は結構不安傾向で、
ビクビクみたいな、そういう感じですね。
どっちが良い悪いじゃないですよ。
だって楽天的なことが、
よく出る場合もあれば、
そうじゃない場合もあるじゃないですか。
お二人とももしかしたら、
超楽天的なのかもしれないんですけど。
暇人ですからね。
暇人達をやってる段階でね。
それは感じるんですけど、なんとなく。
いやなんか、
不安傾向はそもそもなんで強い、
民族性というか遺伝子というか、
なってるっていうかって言ったら、
災害がものすごく多くて、
一生懸命築いた文化だとか城とか、
12:01
なんでもそうですけど、台風とか津波とかね、
もうあっという間に流されたりとか、
壊されたりとかすることを、
繰り返してきた場所なんですよね。
そういう場所においてはやっぱり、
みんなと一致団結しないと
生き延びられなかった、
そういう歴史というかDNAを
追ってるのが我々なので、
よし足だけで簡単に勝たれるものじゃなくて、
ここで生まれ育ったっていう、
何よりの何とか証でもあるとは
僕は思うんですよね。
だから不安でもあるかゆえに、
さっきの前例踏襲主義だとか、
同調圧力みたいな感じで、
長いものに巻かれてできるだけみたいな、
学校とかもまさにそうなんですけど、
隣のクラスはどうだとか、
近くの学校はどうだとか、
結局揃えないと不安なんですよ。
合わせないと怖いんですよ。
それをずっと
ひも解いていったら、
さっきの災害も多くて、
何回も何回も壊されていくのを、
体でDNAで覚えてきてしまっている
民族がゆえに、
代わりに早くしようと思ってもできないんですよね。
なるほど。
確かに。
だからこれは染み付いた我々の
アイデンティティなわけですね。
そう。だいぶ時代も変わってきてるんですけど、
だから今そういう人たちが
だいぶスポットが当たってるじゃないですか。
代わりの早い日本人みたいな。
確かに確かに。
だから僕1冊目に書いた本が、
学校の足並みバイアスを乗り越える
って本なんですけど。
足並みバイアスってそういうことなんですね。
僕が勝手に作った造語なんですけど、
足並みバイアスって。
いいですね、足並みバイアス。
今ここに1万数千冊くらいの本があって、
これが1冊目の僕の本なんです。
学習指導の足並みバイアスを乗り越える。
要はここに書いてますけど、
昔と同じとか、周りと同じとか、
他の学校がどうだみたいな、
そういうことを気にしないと
やっていけないような、
そういう根強いものがあるわけですよね。
今の時代ってただでさえ
保護者からとか地域から
みたいなことで、
先生方もブロックとかガードを固めるわけですよ。
ガードを固めるときの唯一の方策というか、
鉄板のやり方が
みんなで一緒みたいな感じだね。
なるほど。
僕学級通信ってすごい好きでね、
ずっと先生の時代も書き続けて、
合計で多分1万枚以上書いてきたんですけど、
毎日書いてたんで。
1万枚、毎日?
毎日毎日。
まとめたやつとかが、
例えばこれ。
すごい、びっしり。
これ一冊ですね。
これで200枚分です。
こんな感じでずっと書いてきたんですよ。
でも学級通信とか言葉を届けるのは、
先生方の中に好きな人もいて、
なんだけれども、さっきの足並みバイアスの
働くとどうなるかって言ったら、
例えば忙しくて、
通信が苦手で出せない人もいるから、
出してる人がいると、
出してない人が
なんで出さないんですかって文句言われたりとかするから、
学校全体で出すのはやめましょうとか
というのが議決されたんですよ。
えー。
出しちゃダメっていうのが出ちゃうんですね、それ。
15:00
出したくない人が出さなきゃいいじゃんって思うかもしれない。
そうじゃなくて、
出してない人が浮き目を見るのは
割に合わないみたいな感じで、
本当にこういう議論になるんですよ。
そして、
学校全体で出さないことにしましょう
っていう学校って山とありますからね。
なるほどね。
僕、知り合いの女性の先生が言ってたのは、
その人も学級通信を
一つの自分のクラス運営の武器に
というか、一つのツールの
柱としてた方がいるんですよ。
その人が3級でね、
お子さん生まれたから3級で入って、
戻ってくるじゃないですか、
復帰1年ぐらい経って。
戻ってくるまでの間にさっきの
学級通信、学校で出さない議決がなされて、
戻ってきたら出せなくなっちゃって。
その人からすればもう、
なんていうか、
自分の大切な武器というかね、
強みを奪われたみたいな。
そういう感じになってしまって、
結局めちゃくちゃ落ち込んでましたけどね。
いや、そうですよね。
何でもかんでもできないだとか、
やらない人に会わせたら、
それはもう学校ってどうなっていくんだってなったら、
想像に堅くないじゃないですか。
どうなっていくんだって話になってきます。
確かに確かに。どんどん簡素になってきますね。
やることが。
子どもたちにはね、めちゃくちゃ多様さを
認めるにも関わらず、
先生方はめちゃめちゃ確率さを求められるわけですよ。
確かに確かに。
女ね、血が吐くないですよね。
でも保護者側からの
そういう圧力もありそうですよね。
あっちの先生は
すごい良いんだけど、
あっちのうちもやってよみたいなね。
それってよく聞く気がするんですよ。
僕たちは保護者側だから。
あの先生いいよねみたいな。
うちはどうのとかね。
それもすごく良くないですよね。
先生自体を一人の人間としても
あまり見てないような気もしますし。
今の時代って本当に
だからそういう意味で言ったら、
先生方って魅力が、
本当だったらめっちゃ面白い、
学校みたいなものを
誰がこんなにつまらなくしたんだって
心の叫びで思ってる人は多いはずなんですよ。
でもそれがさっきのね、
内部のところのバイアスとか同調圧力とか
なっていったら、悪者を出せって言っても
もともと持ってる気質とか
そういった精神文化みたいなの
ところまで入っていったりするわけなんで
これがね、分かってるときっと
そういう学校運営とかできていったりとか
今新しい学校の動きもたくさん出てきている中で
さっきのちこやき学校で生まれてるんじゃないかな
一時先生はそれを変えるとか
変化が起きるとすれば
どうやればそれが変わるな
っていうのは感じてますか?
なんてナイスな問いをありがとうございます。
やっぱり
不安だからみんなで義決権を
持ってるとかそういう会議の場とかでは
やっぱこう、安きに流れるというか
もっと言うと長いものに
巻かれる方にその義決が
傾くことが多いんですよね。
もっと言うと
例えば一人で僕が提案したとしても
18:00
一人変わった奴が言ってんなぐらいになって
結局それって影響力がなかなか
強くならなかったりするんですよね
僕がよく言ってるのは
まずチームの中で3人仲間作りましょう
っていう話をしてるんです
これアッシュの
同調圧力の実験って言って
実はこの人ってね
いろんな意見を交わすときに
一人が言ってる意見っていうのは
特殊な意見というか
変わった人が言ってる
変わってる意見としか捉えなかったところが
それが例えば2人になったときに
どう感じるかって言ったら
一人が2人でも変わった人が
2人揃うこともあるよね
みたいな感じで人は捉えるんですね
でもこれが例えば変わった意見を言ってるのが
3人揃うと人はどう思うかって言ったら
これ3人以外にも
まだこれ思ってる人いるだろうなみたいな感じで
これは単
単数複数団体みたいな感じで
単複団の原理って言ったりするんですけど
3人以上になったときに
人ってどういう風に思うかって言ったら
大勢の人がそれを思ってるみたいな
よく言うみんな言ってるよって
大体みんなって3人以上であることが多いんですけど
私はあなただけじゃなくて
私もあなたもその人思ってるんだったら
なんとなくみんなみんな感が出てくるわけですね
だから
職場とか学校の中でも通しにくいとか
これ難しそうだなと思ったときには
まずはその3人仲間を作って
その人たちと一緒に
力を合わせて提案していくと
人はどういう風に思うかって言ったら
心理的にもそういう風になってくるわけなんですよ
みんなこう思ってるのかな
これはまずファーストステップとしてはよく言ってますね
なるほどね
ファーストステップって
3人くらいのちっちゃい仲間作りから始めるんですね
そうそれとこれだけでも通らないこともあると思うので
僕が他によくやってたのは
例えばうなぎってお二人好きですか?
好きです好きです
食べました?
うん食べましたよ
一昨日食べました
値段はどれくらいでした?
結構高かったですね
4,5千円くらいしたんじゃないですかね
いいの食べて
そうそうめっちゃおいしいところが
今度来たら連れて行きます
へえ
暇人ラジオやりながらうなぎのいいのを食べてるって
すごいこの構造が面白いな
まあでも久しぶりに食べましたけどね
いいわけじゃないけど
うなぎの例えば
松茸梅とかってあるじゃないですか
梅が2千円で竹が3千円で
松が4千円だとしたら
どれが一番よく売れるか知ってますか?
真ん中ですか?
そうなんでだか分かります?
ええなんか
下よりもいいやつが
いいなっていうのと
その高いやつは
なんかもったいないなみたいなので
なんか選んでるみたいな
感覚とかありそうですけどね
素晴らしいこれね極端性回避の法則っていう
これも心理法則の一つなんですけど
せっかくうなぎ食べに来たんだから
一番安いのもなっていう思考も
でもね特情はちょっと贅沢しすぎかしら
みたいな感じで
人の思考で極端なところを回避するみたいな
そういった傾向があったりするわけですよ
へえ
でうなぎ屋さんはちゃんとそれ分かってるから
21:00
竹が一番利益率が
取れるようにして
はいはいはい
これ面白くないですか?
確かに確かに
で僕はうなぎ屋さんのその方法を使って
いろいろ提案とか今までしてきたんですけど
例えば
皆さんが本当は先生方も
辞めたいと思っている行事とかがあった時に
でも辞めましょうとか言っても
通らないんですなかなか
でもっと言ったら
前やってたからこれ辞めたらクレームとか来そうだし
ほらさっきの道中圧力とか
前例踏襲とかに触れちゃうので
僕はその時どうするかって言ったら
こんな感じです
今回この行事に関して
三つの提案とか
プランを持ってきましたと
Aは完璧に去年のまま
Bはちょっとだけ変える
Cは全部やめる
どれにまずしていきましょうか
ってなった時に
大体Bに集中するんですよ
極端性回避の法則があったら
そしたらそのBのちょっと変えるのところの
ポイントに自分が本当にやりたかった
ポイントとかを滑り込ませる
そしたら皆さんが今選んでるんで
今年はBでいこうと思うんですけど
縮小だとかいずれこうやって無くしていく
そういう方法だとかみたいな感じで
みんなは選んでるんだけれども
選んだことによって
そういう風にやっていこうってなるんですけど
まずは覚悟を決めるって言った上で
うなぎ屋の
テクニックを使わせてもらってるなっていう感じ
へーなるほど
交渉術みたいですね
こういうのはいくつもあるんですけどね
でも結構大事なことかなと
本当そうですよね
なかなかほら
私たちも行政に
ご提案する仕事とか
あったりするんですよ
デザインの仕事
絶対これがいいよね
と思ってやってもやっぱ通らない時
とかって結構あって
ただそれの
理由は何でダメなのか
説明してくれないんだけどみたいなところで
もうちょっと
少し交渉できる余地とかできたらいいな
とかいつも思ったりするんですけど
今みたいな方法で入れたりとか
今ちょうど僕ボイシーって別のラジオ
をやってるんですけど
ついさっきボイシーで
交渉力って
収録したさっきリリースした
ばっかりなんですよ
僕の知ってる人の中で
この人の交渉力はとんでもないな
って思ってる人を
テツコの部屋なら道春の部屋みたいな感じで
呼んで
僕はずっと掘り下げ切っていくっていう
1時間さっきお届けしたとこなんですけど
そう彼の
言ってる交渉力も面白くって
その人今ベネッセ
ってとこで勤めてる主任研究員やってる
庄司博之さんっていうね
僕の唯一無二の
名優でもあり仲間でもある人
なんですけど彼はだから
小学校の先生やりながらラクロスの
日本代表の監督やったりだとか
あらゆる大手の企業とか動かして
今はベネッセに引き抜かれてて
そっちの方に行ってみたいな数々の交渉を
交渉成立やん
みたいな感じで僕は思ってるんですね
24:00
そこは成立や
で僕は
他の人って多分
庄司博之っていう男をそんな風に
交渉力の達人って見てる人は
いないと思うんですけど
彼のいろんなずば抜けた力の中でも
交渉力が突出してすごいなと思ってるから
スポットを当てに行ったんですね
彼に言ったら
面白かったのがやっぱりこう
見えない貯金の残高みたいのがやっぱり
あってみたいな感じ初めてですね
信頼とか仲の良さとか
お二人の慣れそうな面とかまだ聞いてないですけど
やっぱり相手に対する見えない貯金の
残高みたいなのあると思うんですよ
ただこう返してくれるだろうなとか
このぐらいのトークには絶対ついてきてくれるし
なんなら食いついて面白いこと話してくれそうだ
みたいなこういうのがあるじゃない
予感とか期待とか信頼とか
彼が言うには
交渉力の土台には
そういったものみたいな見えない
残高があってそれを
ない状態とかマイナスの状態で
交渉してもまず上手くいかないみたいな
だからまずは
与えるところからで相手の利
というか相手にプレゼントするところから
その残高を増やしていく
残高っていうのはその期待だとか信頼だとか
そういうやつですねその状態で
渡した状態でもうすでに相手が
返したくなるぐらいになったところで
なんかこう水を抜けてみるみたいな
そういう話になってたわけですね
なるほどね
その中で面白かったのが
彼はそうやって例えば
そのセミナーに学びに行きます
例えば交通費と参加費とかで
全部往復とか合わせて5万円とか
かかったりするじゃないですか
その5万円がなくなったって
見るんじゃなくて
セミナーに行って講師の先生と
本当に一言でもいいから喋ってみたかった
なんなら近づくことができたみたいな感じになった
ときにその人と
仲良くなれたとかその人からの
期待じゃないけれどもこういったものが
その5万円がそこに変わった
だけなんだみたいなそういうことを言うんですね
なるほどね
これをだから貯金ですよね
天への貯金と言ってもいいかもしれないですけど
彼は災害とかにあって
自分の例えば住む家とかがなくなって
じゃあもう俺本当に困ってるから
クラファン頼むみたいな感じで
みんな助けてくれるみたいな
1000万なんて簡単に集まると思うって話をしてて
事実そうだと思うんですよ
そういう風に彼が生きてるので
なるほど
いやーそれすごいよく
わかる話だなって
思いましたなんか僕
それはなんか自分もそう思って
生きてるなっていうのがちょっとあって
なんかやっぱり
なんかしたときにみんなが力貸してくれたり
したことがあるんですけどいろんな人たちが
それってやっぱそういうのを
やってきたからかなみたいな
気持ちになったときがあって
それもずっとされてるっていうのはやっぱ
すごい話ですねなんか体感的に
なんとなく僕はそんないっぱいじゃないでしょうけど
なんとなくわかるというか
宮川さん確か
コロナのときになんか
映画を上映するときで
ボランティアの方に
あーそうそうイベントとかそうそう
そうそうなんかコロナのときに
そうそうなんかやったんですよなんか映画を
ね上映するというか
27:00
ドライブインシアターみたいなやつね
そうそう前もこのラジオで話したんですけど
だからスタッフ全員ボランティアの人
っていうねそうそう
でなんかこう来る人も
全員無料
でスポンサーの人たちがもう
みんなだから全員
友達みたいなボランティアの人も
スポンサーの人も全員友達
みたいな感じで来てくれた人はもちろん全然
知らない人なんですけど
それもなんか宮川さんの貯金を
こう配ってる感じがします
確かに確かに
いろんなとこでそういうの感じたことが
あるわけではないのかもしれないんですけど
日々でもそうですよね
確かにでもそうですね
僕なんかすごい嬉しいのは今回もひまじんラジオ
あのひまじんラジオに出れるんだと思ってね
どういう貯金が楽しさが
ちょっと謎なんですけど
借金の可能性ありますね
借金の可能性ありますね
投資ですねこれ
それこそピーターさんと喋ったとき
この前初対面でしたけど
僕がすごい嬉しいなと思うのは
こういう例えばオファー出したときに
僕が面白がって乗ってくれるだろう
みたいな期待というかそういうのって
なかったら僕に多分言ってくれないんじゃないかな
もちろんもちろんそうですよね
それが僕は嬉しいですよね
対面で少し喋った中で
その風に感じてもらえたとするのが
これもう最高じゃないですか
いやいやほんとありがとうございます
言っていただいてね
そんな僕たちみたいなもんが
そんな言われるあれはないんですけど
そんなに卑下しなくても逆に
いやでもほんとねなんか僕みんなにね
聞いてほしいなと思って
ミッチーさんのお話とか考え方とかを
なんかやっぱ
僕は結構なんかすごい
青臭い話であれなんですけど
なんか一番多分したいことって
なんだろうってずっと考えたときに
結構世の中良くしたいなってやっぱ思ってるんですよ
良くなったらいいなって
なんかみんなが生きやすくなったらいいし
楽しくなったらいいし
なんかもっと世の中自分が思う良くなったら
だからあれなんですけど
良くなってほしいなって
悲しいことばっかりじゃないっていう希望を持って
悲しいこともあるけど生きてほしい
とかそういうのがすごいあって
そういうのがめちゃくちゃ詰まってる
授業だったんですよ
うわー嬉しい
いやほんとにそう思って
いやだから
街小屋のイベントだったんですけど
さっきの名古屋のね
そこで聞いてほしいですけどすごい
ブレイクするようになった人もいるだろうし
気づきチャンスなんかいろいろあると思うんですけど
ポジティブな
なんかやっぱいろんなところで講演されてると
多分その呼んでらっしゃる方たちが
みんなそれを自分の地域とか
周りの人に与えてあげてほしい
って多分すごい強く思ってるんだろうな
って思って
なんで僕熊本なんですけど
九州のね
九州にもぜひミッチーさん呼んで
なんかでいろんな人たちに
あの
ポジティブなメッセージだったりとか
なんかこう言霊をですね
届けていただいて帰りうなぎ
4,500円ぐらいするうなぎ食って
ちょっと
30:00
送り出したい
ひつまぶし?ひつまぶしがおいしい
いやすごいおいしいお店があるんですよ
でなんかほんとに
めったい行かないんですけど
なんかもうお盆休みで
忙しかったから僕も家族の時間っていうのが
あんまりちょっと取れてなかったんで
なんかお盆休みはちょっと一緒にね
どっか行こうっておいしいもの食べたい
とかなったからじゃあちょっとだったら
スペシャルなとこ行こうって言ったんですけどね
そこにちょっと連れて行きたいですね
バサシではなく
熊本でなぜかうなぎというこの
素晴らしい
いいですね行きたいですね
岡田さんもじゃあぜひ
ひまじんラジオプレゼンツ
みっちー先生
全然
岡田さんどこですか今本拠地は
東京です今
全然いいね
北と南と真ん中と
みたいな感じで
そうなんですよ
面白い
だからちょっと今30分ぐらいなったんで
ちょっと今前半というか
1話はちょっと終わらせていただいて
今日は前後編でですね
2回にわたってみっちー先生の話
聞いていきたいなと思ってますので
じゃあ一旦ここでちょっと
前半は前半戦は
終了ということで
ありがとうございました
31:43

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