アメリカからの挨拶とトークの紹介
アメリカからこんばんは、アメリカンナイトゴールド 裏方です。
このエピソードでは、第31回、32回に配信されたゲストの大崎遥花さんの回の収録の間のはみ出しトークや
32回最終ブロックでボリュームを考えて、なくなく短くした大崎さんと中村の生物学トークをフルで配信いたします。
ぜひ、第31回、32回を聴いてくださってから、楽しんでいただけると嬉しいです。
アメリカンナイトゴールド!
ありがとうございます。
お疲れ様です。ありがとうございます。
なんか、第9章オーディブルで聴いているような感じでしたね。途中。
あー、ほんとですか。
中村くんの質問も、大崎さんの回答もすごい。
あ、読んだとこだと思って。
真剣ゼミでやったやつだみたいな。
そうそう、コーティングだったりとかも。
チェックの話は出てこなかったけど。
読んでたら、たぶん全部知っちゃったから聞けなかった。
そうそうそうそう。
いや、だからすごい良い流れだったなって思って。
いやー、ほんとに。私もこう、これ本で書いたなって思いながら。
不手にしてたあたりも含めて。
そう、不手にしてた。
普通に不手にしてた話をこの前にメールでいただいて、これは確かに入れた方がいいなと思って。
一度通った時に。
いや、不手な話気になりますよ。
大崎さん、不手にしなさそうだなっていう。
なんだかんだラボ行きそうな感じするんで。
あーね、うーん。
ラボ行った方が回復は早かったのかもしれない。
でも当時は本当に毎日コーティングをしてゴキブリを見て失敗してたんだけど、
もうゴキブリ見たくないみたいな。
そこらまで行っちゃってて。
だからいつもならゴキブリを見て回復するみたいなところがあるんですけど、
それが効かなかったので。
逆になっちゃった。
そうそうそうそう。
だからもうなんかアマゾンプライムみたいな。
缶詰いっぱい食べるとか。
そうそうそうそう、ツナ缶ご飯で生き延びました。
でも結構日本のご飯と日本のツナ缶美味しいですから。
間違いないです。
こっち来て分かりますよね。
ツナ缶1個もちょっとなんか違いますね。
イオンのカツオ缶がおすすめです。
なんか最寄り5キロも離れてたんですよ。
最寄りのスーパー5キロメートル先って。
遠いな。
そうなんです。最寄りのスーパーが5キロ先にあって。
本当に糸キャンパス、九州大学糸キャンパスっていうのが新しく田舎にできたキャンパスで、
そこにでも今全部の学科が入ってるんで、
みんなそこにいるんですけども。
田んぼしかないようなところに、棒だけ立ってるんで。
だから本当に車がないとみたいな。
友人の車に乗って月1で買い出しに行くみたいな。
マジか。
そういう世界に住める。
そうなんだ。
ネットスーパーも来ないし、ウーバーも来ないしみたいな世界に。
田舎田舎とは聞いてはいたけど、ここまでとはちょっと。
そうなんですよね。
私もウーバーイーツとかそういう配達系のものに、
範囲があって来ないところがあるっていうのあんまり分かってなくて。
でも言うて福岡市内だしなって思ってて。
あそこ福岡市西区なんですよ。
精霊指定都市なんですよ。
入ってるのに。
入ってるのに何にも分かんない。
近すぎる。
だから買い出しして、イオンのカツオ缶がツナ系の中で一番安くて、
4缶入って300円みたいな。
安い。
それをひこたま買い込んで、
いろいろ醤油の日もあればポン酢の日もあって、
そこに薄胡椒をつける人、
何とかの人みたいなのがいろいろ。
糖尿とか混ぜ物をすればもっと美味しく食べる。
結構バリエーションがあって、
健康的でいいんですよ。
この本、親御さんって呼ばれたりしたんですか?
呼ばれて感想とか来たりしたんですか?
面積からは、親ももちろん人知れず買ったみたいだし、
親戚からも結構、
面白かったようもあるし、
こんなことしてたんだねみたいな。
っていうんですかね。
中身知らないから、大学院の中身なんで。
大学院にシェフがいるなんて思わないし。
同期がね。
アップルティーってこうやって作るんだ、初めて知りました。
フレッシュアップルティーってフレッシュがついてたんで、
ただのアップルティーはほしたやつなんだろうなって思うんですよね。
リンゴの皮を剥いてそのまま入れる、紅茶に入れるんですよね。
私とは、剥かれたリンゴを食べて、
出された紅茶と飲む係なんですけど。
娘や。
お嬢みたいな。
ザ・ハトルテをおねだりするとかしてるし。
バレンタインが近いねってニコニコって言うと、
しょうがないなーって言って。
コーティングの話で差し込められたらよかったなと思ったのが、
シェフとの会話の中で、最終的に選んだコーティングのUVで固まるやつ。
選定されたりって話されてるじゃないですか。
確かに確かに。シェフの功績をもう少し。
そうとか、あとラボでちゃんと一人、
わかんないですけど、一般の人って多分、研究者って一人の世界にこもりがちって思う。
そういう偏見があると思うんですけど、
やっぱ同僚とかの話の中で相手が浮かんでくるとかっていうのも、
すごくいい側面だったなと思って。
確かにそういう感想ももらいましたね。
コーティングのこれを使ったんです、あれを使ったんですみたいな話、
詳しすぎるかなと思って、
話さなかったんですけど、確かにシェフのことすっかり忘れてた。
ちょっと僕も入れるタイミングなかったので、もうあれは全然いいんですけど。
そうですね、シェフだけ入れてもあれですしね、他にもいろいろ出てくるんですけど、
でも全体的にあの本を読んでいただければ、
研究者は一人じゃ何もできないみたいなことは伝わっているみたいで、
ちょっとそこを感覚しているところですね。
そうですね、だいぶイメージ変わるかなって思いました。
本当ですか、よかったです。
最初のテーマを持ち込むところから先生がいないとできなかったし、
ポケットマネーから出してもらったり。
ポケットマネーで沖縄に飛ばしてもらったので。
普通そんな先生いないですよね。
だからなんかそれを普通な付業に書いてはいけないよっていうふうに言われて。
読者として感動的だったのは、
かすや先生そういう喋り方なんだって途中モノマネ入ったじゃないですか。
何着陸したって。
こういう感じの人なんだってちょっと思いました。
あれ実はバーベキューで行くお頬張りながら言っているかすや先生のモノマネ。
細かすぎる。
ロゴとヌーみたいな。
ちょっとモモモモしてる感じ。
普段はもうちょっと違うですね。
でも何か食べながら話すことが結構多かったので。
チーズケーキ食べながらどっかいろいろして。
小石棒みたいになっちゃう。
シェフが作ってくれた何かうまいうまいって言いながら。
先生のおやつがジムに届いてとかも書いてましたしね。
先生のおやつが虫の餌と勘違いされて。
ジムの人が虫のご飯とかだったら急がないといけないかなと思って急ぎで連絡しましたって。
電話かけてきたんで私も急ぎで行ったらポツンとドライフルーツって書かれた。
これは先生のおやつです。
はいみたいな。急いでもって行きますみたいな。
面白かったなあそこの映像。
入れといてよかった。
ゴキブリ触れるの羨ましいです。
格好良くない?
モテはしないかも。
でも今ちょっと大坂さんは素手では触れませんもんね。
そうなの?
ゴキブリアレルギーになったんです。
触りすぎて。
ありますよね。
勲章なんで誇らしくはあるんですけど。
その時はベヤッとやっちゃうんですけど。
触るとトゲが刺さったところから水膨れができるようになって。
マスクとかしなくて大丈夫ですか?
粉塵ではないのでこっちは大丈夫なんですけど。
経膚の方がちょっと。
右手の人差し指と中指だけ。
かっこいいな。
最近ちょっと薬指もなるようになってきた。
アメリカに来て酷くなったんですけど。
やっぱ蓄積ですもんねそういうのって。
蓄積もあるし生活の環境の変化のストレスとかも結構こういうのってくるじゃないですか。
だからそれでバッと渡航する前後ぐらいに酷くなったのがそのままの状態になってるみたいな感じも。
ちょっと引いたかなぁと思うんですけどね。
やっぱりストレスも慣れでちゃんと下がってきてるようでよかったなって。
よかったよかった。
生物学トークの展開
ここからは第32回後半の配信の最終ブロックのノンカット生物学トークをお楽しみください。
そう考えると昆虫は無限にいるから無限にアイデアが出てきますね。
カエルだって無限にいると思えば無限にいるじゃないですか。
種によりましてはカエルも野独ガエルみたいに父親が一匹ずつしか世話しないとかそういうのいたりとかね。
僕あれなんですよ。カエルの生態じゃなくて爪ガエル、オタマジャクシの尻尾をちょん切って再生を研究してるんで。
種に関してあんまりわかんないです。
アフリカ爪ガエルのオタマは透明だから見やすいんですね。
そうですね。比較的。
透明な生物っていうのもなかなか魅力的ですよね。なんで透明でいられるんですか?
ガラスフロップみたいなやついますよね。
グミガエルとかですか?
なんか内臓がもう見えちゃうみたいな。
そうですそうです。
ちょっと薄緑だけどみたいな感じのやつ。
あれだな。
昔広島大学で遺伝的に作ったスケルピオンってやつもいたんですけど。
そうなんですか?
生物研究の魅力
色素の3つ色素、黄色と青と黒を全部潰して白くなったカエルみたいなやつがいて。
爪ガエルだったんですよ。
若干内臓が透けて見えるみたいな。
もういなくなっちゃったもんですけど確か。
トランスペレントじゃなくて白くなるってことですね。アルビノみたいに。
アルビノとは違うことになるんですか?
アルビノとは違います。
目は見えるってことですか?
多分わかんないですけど。
黒い色素。
黒い色素だと目赤いか。
アルビノだとチロシネースに変異が入ったやつですね。
それに黄色と青の色素のやつも潰したカエルがいたんですよね、昔。
なるほどなるほど。
てか爪ガエルのあの、大体黒と茶色と白みたいな色素の中に青が入ってると思わなかったです。
確か青だったと思います。
うーん、そうなんだ。結構土ガエル好きなカエルの一つですよ。
まあ可愛い子ですよね、ちっちゃくて。
こわこわしてて、はい。
ズブラ舐めしてて。
うちの卒業生の人が土ガエルとか研究していて、
あと別の人もイモリと土ガエルのイモリ、どっちだったかな、そうか。
イモリが土ガエルを捕食したりとかするのかな。
それで別の土ガエルが出した警告シグナルを別の土ガエルが利用するかとか、
そういう研究をしたりしましたね。
そう考えると生態系は無限にありますね。
何らな行動がたくさんあるんでしょうね、探したら。
そうですね、生態学的に意義があるかっていうのを考えないといけなくって、
謎な行動っていうのがどういう風に繋がるのか、イントロをどう書くかみたいな話なんですけど、
前半の方で言った生態学は生殖か生存に関与しているものだったら、
生態学的に意義があるとしてみますみたいな話はあるので、
この行動がどういうものに影響していそうかみたいな、
羽田区では繁殖に影響しているだろうとか、
あとそうですね、さっきのカエルの警告シグナルの話だったら生存に関与しているだろうみたいな、
そういうことが予想できるものだったら、
生態学的に意義があるから研究する意義があるっていう風にみなして、
研究を開始するって感じになるんですけど、
ただ単に謎な行動っていうだけで、
子どもの自由研究みたいに始めてしまうと迷走するので、
私みたいに研究を始めるときに、先生これがやりたいですって思ってくれる学生、
時々他にもいたらしいんですよ。
なんですけど先生はその全てを受け入れたわけではなくて、
先生から見てこの研究にはちゃんと未来があるっていう風に思った研究、
その生態学的に意義があるっていう風に先生が分かる、
分からせると思った研究だけを許可していたっていう風に言ってましたね。
そこら辺は研究者としてのいかに、
腕の見せどころみたいな。
なかなか難しいですよね。
そのマインドを学部4年生で持っているっていうのはなかなか難しいと思います。
無理だと思う。だって研究の気持ちを知ったことないし。
何かでSSHとか研究経験積んできた稀な人材がいることがありますけど、
大体の学生は多分研究初めてなので、私もそうだったし、
だからそれは最初教員からある程度与えてもらうしかなくって、
だから自分が教員になった時にそれをちゃんと見抜けるというか、
ちゃんと認められる教員になっておきたいなっていうのはありますよね。
いつか大崎県ができた時に、ちょっとまたゴキブリを見させてください。
これがあのゴキブリですよって。
早く動かないんだったらなんかいけそうですよ。
かわいい。
そうですね。脅かせばうわーってなって走り出しますけどね。
でも家に出るゴキブリみたいに次どこに来るか分かんないとか、飛ぶとかそういうことはないので。
楽しみです。まず教科書に載るのが楽しみですね。
教科書に載って大崎県が発足。
10何年後とかになるんですかね。
いろんな昆虫がラボにいるっていうのは楽しそうなラボだな。
いろんな昆虫もいいし、トカゲとかヘビとか。
パチューライとかになると、飼育に申請が必要なんで、
やっぱり妖精類くらいがちょうどいいと思う。
その辺をいっぱい飼ってるラボみたいな。
めちゃめちゃ余談ですけど、西海岸にどっかのラボにカタツムリの目の再生をやってるラボがあるんですよ。
確かに西海岸だと思うんですけど。
目。
目をちょん切ると再生するんですけどカタツムリって。
へー。
それを研究してる人が確かどっかにいるんですよ。
そういうのも面白いかもしれないです。
再生という観点で。
なるほどね。
研究の難しさと意義
足とかそういうの、ヒッポとかってまだこう、長さが出ればどうにか再生してるよねって見なせる期間ではありますけど、
目ってそれより複雑な期間じゃないですか。
カタツムリの目だとどのぐらいの高層なのかちょっと今一応わかんないですけど、
カメラがあるのかなとかわかんないし。
だけどそれは一応複雑だと思うので、なんかそういうところに注目して多分やってるんでしょうね。
そういう点ではなんか面白いなーって思いますね。
マウスとかよりかは、リッチの無限の可能性があるというか。
無限の可能性。
動物っていうのがやっぱりいるじゃないですか。
完全に元通りに戻ったり。
そういうアニメで描くような能力を持った昆虫とかたくさんいると思うんで。
昆虫か動物かわかんないですけど。
そうですね。人間の普通では考えられないような特徴を持った生き物っていうのはたくさんいますよね。
だからこんなに研究者が長つなぎしてるんですよ。
やってもやっても不思議が出てくるみたいな。
そうですね。カタツムリとかもっと無脊椎動物の方が、
だって種数としては無脊椎動物が90%以上占めているので、
だからそれに伴う多様性も高いし、
我々ともっとかけ離れた生物がより面白いっていうのはあるでしょうね。
すごい楽しみです。
ありがとうございます。
モデル生物ではないっていうところに探索の楽しみはあるかもしれないですね。
やっぱりマウス、アプリカツメガエル、ゼブラピッシュ、
ショウジオオバエ、シエレガンス、
その辺をやっているのとはちょっと違う楽しみはあると思います。
でも、その代わりに狙えるうちはできないので、
成果が出るかは分かりません。
それは怖いところですね。
特に学生は最悪結果が出なくてもなんとかなりますけど、
僕らはなりませんからね。最悪の状況になります。
論文は成果が出ないっていうのは。
私の場合はだいぶそうだったんですけど。
あははは。
けど今ね、徐々に分かりつつあるっていうのが。
徐々に、はい。
障害性を見込まれてCPDまで取らせてもらっているので、頑張っているところです。